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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    四ツ谷三丁目から新宿に歩いて行こう…、とテクテクとする。

    takoyaki.jpg空は青空。
    ただ歩くのじゃなく、歌うたいながら上を向いて歩きたくなるそんな気持ちの良い天気。
    両手を振って、腹突き出して歩いていたらばたのしい看板発見いたす。
    新宿御苑の駅近く。
    小さなたこ焼き屋さんのドアのところに貼られてたモノ。
    店長あいさつ。
    私は独身女性です!って明快にして気を引くたのしいメッセージ。
    この店の主力商品はこの店長のゴキゲンな笑顔…、なんでしょうネ、オモシロイ。
    人と人がつながることで出来上がってる飲食店という商売。
    なんだかこの店、応援したくなっちゃった。
    それはそうと四谷三丁目の交差点にできた築地銀だこの店。
    ビックリするほど流行ってる。
    たこ焼きって便利でたのしく、財布に負担にならぬ料理というコトなんでしょう。
    今の時代にあっている?

    昼にどうしても食べたい料理があって、ぼてじゅう。

    boteju.jpgお好み焼きを食べたくなった。
    理由は朝の連続ドラマ。
    はじまって2ヶ月ほど経つ「てっぱん」をみてるとなぜだかお好み焼きが食べたくなるのネ。
    主人公の女の子の家業は鉄工所。
    父さん手作りのお好み焼き用の鉄板があり、何かあるとみんながそれを囲んでお好み焼きを作って食べる。
    その女の子が縁があってお世話になってる下宿の女将さんは、かつてお好み焼き屋さんを営業してた。
    職を得た場は鰹節屋と、番組ぐるみでお好み焼きを推奨しているみたいな具合。
    食べるというコトを通して、人がシアワセになってく物語り。
    毎回うるっときながらみつつ、番組終わるとお腹がぐぅぅぅ…、ってそんな番組、オキニイリ。

    大昔、「おやじ太鼓」ってドラマがあった。
    絶対君主的親父が君臨する家を舞台にした人情ドラマ。
    必ず事件が起こって家族が仲違いする。
    けれど誤解はいつしかとけて、めでたしめでたしとなるその直後、親父が一言、こう発するのです。
    「よし、うな重の出前をとってみんなで食べよう」。
    おいしいモノをみんなで一緒に食べるというコトのステキを教えてくれたドラマで、そのうな重とこのお好み焼きがとっても似てる…、オモシロイ

    8182959a.jpeg今週末から来週にかけ、多分、大きな山がある。
    それでシッカリ見入って終わり、絶対、今日はお好み焼きを食べてやる…、って思ってそれで新宿に出る。
    仕事の前に腹ごしらえ。
    地下街の中に出店している大阪出身のこのお店。
    今でも東京にかなりのお店があるけれど、昔はもっと沢山目立つ場所にお店があったように記憶している。
    ちょっと小ぶりの店であります。
    お店の外までソースが焼ける匂いがしてくる。
    大阪系のお好み焼きは、基本、お店の人が焼いてくれる。
    だからテーブルに鉄板はなく昼も気軽に、匂いや汚れを気にせずこれる。
    東京流は、もんじゃを食べなきゃいけないからか、自分で焼くようにお店ができてて、それが昼には面倒臭い。
    開店同時にお店に入り、なのにいきなり4組ほどがお店の中になだれ込んでくる。

    dde401f9.jpegメニューは多彩で大阪風のお好み焼きの他、広島風やねぎ焼き、モダンと選ぶたのしさがあっていい。
    ネギ筋焼きが気になった。
    ドラマのてっぱんで今朝食べてたのは広島焼きで、それにしようかと思いもしたけどやっぱり混ぜ焼き。
    大阪風の豚玉をとり、ご飯と汁をもらって食べる。

    ザックリ切ったキャベツをタップリ。
    粉物とはいえ、フックラ軽くてしかもシャキシャキ。
    分厚い豚バラ肉を表面ガリッと焼き上げて、脂を粉に移して焼いた。
    玉子の風味や出汁の香りも濃厚で粉っぽさがまるでない。
    つまりあくまで主役はキャベツ。
    キャベツをタップリ、健康的に味わうための料理でだからご飯と一緒に食べても決して不自然じゃない。
    甘めのソース。
    酸味おさえたやさしい味のマヨネーズ。
    ご飯のおかずに笑っちゃうほどピッタリとくる。
    他の人達の注文見てると、ネギ筋焼きか、広島焼きが人気のようでなんだか不思議。
    ボクの隣のおじさん達は「ほぉ、これが広島焼きか」って感心しながら食べていた。
    「今朝、テレビで見ててどうにもこうにも食べてみたくて」みたいな話をしながら食べてる…、なるほどココにもてっぱん効果なお客様。

    adc54af5.jpeg鰹節をタップリかけ、食べる。
    湯気とあおられ、ユラユラ揺れる削り鰹のおいしげなコト。
    目から味わう、熱々感。
    テーブルの横の器に用意されていて、好きなだけ使うことができるのがありがたい。
    一緒に青のりと思ったのだけど、テーブルの上には用意がない。
    お店の人に聞けばお昼は、青のりつけずにだしてるんです。
    女性のお客様が多いもので、青のり入れると嫌がる方がいるんです…、って。
    なるほど確かに、ニッコリ笑った歯に青海苔ってのはちょっと厄介、恥ずかしい。

    固めにたけたご飯にパラリとごま塩かけて、それだけ食べてもおいしく感じる。
    出汁はシッカリ。
    けれどお店の風味は最小限のやさしい味のお味噌汁。
    具材はねぎ焼き用のネギと千切りキャベツと使った、お好み焼き屋さんらしい風情のお汁でそれが、ソースで疲れた舌をやさしくリセットさせる。
    今度は自分でお好み焼きを作って食べるか?…、って思ったりした、満足す。

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    今日は酉の市の前夜祭。

    sugajinja.jpg明日は一の酉の日でありまして、だから新宿の花園神社では屋台が並びお祭り騒ぎ。
    どこでもそうかと思ってそれで近所の神社。
    須賀神社にまでやってきて、祭り風情をたのしもう…、としたのだけれど、おやまぁ、どうして。
    祭り提灯はぶら下がってる。
    参道入口と境内の鳥居の上には「酉の市」の看板はある。
    けれど屋台の一個もなくて、しかも人っ子ひとり参道を歩く人はない。

    そうか、酉の市は酉の日にのみするもので、前夜祭なんて商業趣味なイベントは普通はしない…、というコトですか。

    折角だからかしわ手たたき次の機会にお預けとする。
    今年ももうあと50日とちょっととなった。
    今年は特に一年過ぎるのが早かった…、ってそんな気がする、もうひと頑張り、ガンバロウ。
    テクリと歩いて四谷三丁目の駅の近くの和食のお店…、「すずな食堂」にやってくる。

    2f2bf65a.jpeg2年近く前にできた店。
    おんなじビルの、同じフロアには、かつてカレーで有名な「オーベールジーヌ」ってお店があった。
    そこは今ではデリバリーの専用店舗になっていてあるのはココだけ。
    気軽な雰囲気でありながら、料理は割烹料理屋レベルのとても行儀いい料理を作って売っていた。
    美味しくって、けれどちょっと値が張っていい店だけど、ココにはちょっと不釣合かなぁ…、とちょっと心配していたお店でひさしぶり。

    お店に入ると厨房の中の板前さんが変わってた。
    若くて元気な調理人。
    メニューをみると、居酒屋的な料理が増えて、しかも値段がこなれてる。
    営業の方針をかなり変えたんだなぁ…。
    気軽にこれて、しかもお酒を思う存分たのしめる。
    そんなお店になったとしたら、かなりいいこと…、この場所、この店、このお客様にはこうしたやり方の方が多分いいに違いない。
    そう思いつつ、料理をいくつかとってためすことにした。
    dd589c47.jpeg生の牡蠣。
    たのむとその場で殻を開いて使わぬ殻を壊して土台にしてのせる。
    ポン酢は自家製…、酸味おだやか、もみじおろしにネギをのっけて生の牡蠣ってこうして日本じゃ食べるモノって言ってるみたいな優等生ぶり。
    ぶり大根をたのめばこれも、キレイに下処理をしたブリのうま味と酒と醤油。
    ただそれだけで出来上がっている滋養に満ちた上等な味。
    面取をした大根も、中にタップリ、ブリのうま味を吸い込んでクチャっと舌でつぶれるなめらか、やわらかさ。

    383c8b73.jpeg若いけれどもいいお料理を作る人。
    けれど、こなれた値段のたのしい料理も同時にキチンと作れる人で、例えばスジ煮。
    よく煮込まれてホロッと崩れるほどやわらかい牛のスジ肉。
    クニュクニュ、もつ独特の風味とうま味と食感を殺さぬように下ごしらえした内臓肉。
    大根。
    ニンジン。
    それからゴボウ。
    香りの強い食材を上手にきれいに組み合わせつつ、味噌ですべての味と風味をひとつにまとめる。
    脂がキラッと表面に浮き、けれど決して油っこくはない酒の肴にもご飯のあてにもピッタリとくるいい料理。

    白玉コンニャクを醤油で煮込んだモノなんか、おばぁちゃんの料理とでもいいますか。
    ぷにゅんと奥歯にたのしくて、しかも醤油の味がコンニャクの芯までシッカリ入ってる。
    気が効いているとでもいいますか、食べてて緊張しないおいしさ。

    多分、この場所、このお店にはこうした料理がピッタリで、それが証拠にお店は結構、流行ってる。
    しかも男の人が一人でフラッとやってくる。
    カウンターにつき、お酒の杯を飲みかさねつつ、料理をつまんでニッコリとなる。
    こんな使い勝手のお店が、この近所には他にあんまりなくってそれが、繁盛している理由のひとつでもあるんでしょう。
    昔のとても丁寧で、技を尽くした料理も好きでちょっとなつかしく思いもするけど、今の料理もまた悪くない。
    すべての料理にたった350円でご飯に汁に漬物、そして小鉢まで付く定食セットもあるという。
    一人で食事をするためくるのも悪くないか…、と思ったりした。
    さてさておうちで原稿書きつつDVDを見流ししましょう…、キリッと寒い土曜日の夜。

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    天丼食べたい。
    そう思ったら、居ても立ってもいられなくなりそれで夜を天丼にする。

    b66e8fa7.jpeg天一さんのゴチソウ天丼。
    天丼と天ぷらご飯といえば、「天ぷらプラスご飯」という、ほとんど同じモノ使いつつ、まるで違った結果が生まれる。
    料理と料理の組み合わせ方って大切なんだってコトがわかってオモシロイ。

    天ぷらといえばサクッと揚がった衣が命。
    天つゆ浸して濡れてしまうのを嫌う人は塩で食べたりするほど。
    ところが天丼。
    揚がりたてのをまずはタレにジュジュっと漬ける。
    折角揚がったサクサクが、ここでまずはしんなりしてくる。
    それをご飯の上にのっけて、蓋して蒸気で軽く蒸らしてそれから食べる。
    だからフンワリ、シットリしてて天ぷらご飯のサクサク天ぷらとはまるで違った食べ物になる。
    天ぷらとしての特徴を台無しにして、なのにそれがおいしい理由という不思議。
    甘辛いタレの味わい。
    油の風味。
    それらがご飯にしっかり染み込み、どこを食べても美味しいステキ。
    丼の蓋をあけるとおいしい香りの湯気がフワッと上がってくるのもオゴチソウ。
    なかでもココのゴチソウ天丼には、ボクの好きなものばかり、ギッシリつかっているのがウレシイ、オキニイリ。

    8171919a.jpegエビと小柱を使ったかき揚げ。
    タレを吸い込み衣がフッカリ、まるで揚げたパンケーキみたいな食感でなんておいしい。
    穴子にキスもフックラ、ムチュンと粘りつくような食感がいい。
    アスパラガスに才巻海老。
    あじわいさまざま、どれもおいしく、けれど中でも一番ボクが好きなのは「しいたけしんじょ」。
    分厚いしいたけの傘の裏側。
    くぼんだところにエビのすり身をギッシリ詰めて、それをサクッと揚げたモノ。
    噛むとムチュンと、しいたけの身が歯切れて肉汁ジュワリ。
    それと一緒にエビのすり身がプチュリとちぎれる。
    しいたけ独特の香りとエビの甘みがたのしい。
    ところで今日は油がちょっと苦く感じた。
    まだ舌が健康体になってないのか?って思ったりした、気をつけよう。

    65481ec8.jpegそれにしてもココの天丼のお供についてやってくる汁にサラダにお新香の、それらすべてがおいしいコトに今更ながら感心します。
    生姜風味の味噌ドレッシング。
    天丼のコッテリとしたタレにまけない濃厚な味。
    かなりトロミが強くてそれで、葉っぱにシッカリ乗っかり口にやってくる。
    だから野菜が水っぽくなることもなく、シャキシャキするのもステキなところ。
    一時期、普通の和風ドレッシングに変わったことがあったんだけど、すぐに戻った。
    かなりのファンがいるんだろうなぁ…。
    酸味がスキッと後味たのしいシジミ汁。
    そのくせドッシリ、八丁味噌のコクあるうま味がシジミの出汁と一緒になって、これまたタレにまけずおいしい。
    タクワン、しば漬け、芥子菜漬けと決して変わったものはない。
    けれど油で疲れた舌をサラッとさせる漬物もまたゴチソウの、今日の夜。

    ところで今日は「柿の日」だったんだそうな…。

    tsurushigaki_L.jpg由来は、1895年の今日の日に、正岡子規が「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだコト。
    柿と言う食べ物。
    その状態でこれほど味や食感が変わってしまう果物はない…、って思います。
    若い時はコリコリしてて、それが徐々にやわらかになる。
    グズグズすると同時に甘みが増してきて、最後はゼリーみたいになっちゃう。
    干したら干したでネッチリとした食感と咳き込むほどの風味と甘みのかたまりになる。
    若くてエグい、歯茎に渋みがたまってしまう柿はどうにもこうにも苦手で、それであまり食べない。
    だから今日の柿の日はスルっとパスして、過ごしましょう。

    ちなみに同じカキでも「牡蠣の日」は、11月23日なんだそう。
    牡蠣がおいしくなる季節。
    しかも、この日は勤労感謝の日でもある。
    働く人の元気を牡蠣の豊富な栄養でひねりだして頂戴な…、って、そんな意味もあってのその日なのでしょうネ…、オモシロイ。
    柿じゃなくって牡蠣を食べたい、そんな秋でございます。

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    新宿御苑をテクリと歩き、オキニイリのそば屋にきます。

    3814149a.jpeg友人に教えてもらって、たちまち好きになった店。
    名前は「武田」。
    商店街になる一歩手前の、ちょっとにぎやかな小さな通り。
    近所まできて、いつもココで良かったんだろうか、って大通りから曲がって道に入るときには迷ってしまう。
    近所に大きなビルがあったり商業施設がある訳でなく、ただただ地下鉄の駅に向かって伸びる道だから。
    それを理由に飲食店がちょっと密集している場所で、繁盛店と呼べるお店はこの店含めて、数店だけ。
    そのどの店もが、手軽な値段で小奇麗で、料理がキチッとしているお店。
    繁華街にはない正直と、実利があってボクは好き。
    ちょっと遅めの時間でござった。
    まだやっているかなぁ…、とおそるおそる駆け足で、やってきたらばまだOK。
    お店に入って食券を買う。

    bd3276a3.jpegお店の一番目立つ場所。
    入り口入って目の前の角に、ズラリと天ぷらが並んで置かれる。
    海老天、竹輪に茄子の天ぷら。
    かき揚げ何週かと、コロッケまでもが並んでて、値札がついてこれだけ買いに来る人もいる。
    小さなお店で売上上げようと思ったら、テイクアウトをしてもらえるように工夫するのが解決法のひとつでもある。
    蕎麦はテイクアウトに適さない。
    けれど天ぷら。
    おいしく、値段がこなれていれば主婦がご飯のおかずに買いに来る。
    事実コノ店。
    夕食前の時間に来ると、ズラリと主婦が並んで天ぷら買ってる姿に遭遇できる。
    今日は時間が遅くもあって、いくつかの人気の天ぷらが売り切れていた。
    ボクの目当てはまだありますか?とみれば一個、残ってた。

    f360fba3.jpegイカとたまねぎのかき揚げもらう。
    ツルンと甘いタマネギと、ムチュンと歯ごたえ見事にたのしいイカの切り身がサクッと揚がる。
    衣の端はバリッと音をたてて壊れる。
    かなりカリッと揚がってて、それがユックリ出汁を吸いこみシットリしてくる。
    そのフワフワでプルンとやさしい食感も、またオゴチソウ。

    麺は太めでズッシリしてる。
    歯ごたえ抜群。
    喉越しなめらか。
    なにより特徴的なところが、ここの蕎麦のかけ汁。
    昆布のドッシリ、うねるような強いうま味と甘みがベースをなして、そこに鰹や鯖の節のうま味に、風味に酸味が彩り添える。
    かなり強めに使われた醤油のコクと味醂の甘みが深さを汁に与えてる。

    ゴクゴク飲むには強すぎる。
    けれどゴクゴク飲んでしまいたくなる衝動を、抑えるコトに難儀する。
    味がシッカリしてるクセに、塩辛くはないのが不思議なトコロ。
    この蕎麦おかずに、丼飯をワシワシかき込みたくなるような、そんな味わい。
    やっぱり大好き、オキニイリ。
    今日は竹輪の天ぷらつけて、天ぷらまみれにして食べた。
    お腹いっぱい、さてさてこれから散歩して、歩いて家に帰りましょう。

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    さて西新宿での朝となる。

    16b04575.jpeg天金で朝。
    新宿駅の西口から、テクリと歩ける距離にある昼は天丼、夜は居酒屋。
    そして朝は気軽な定食をたのしめる店。
    ずっとココには、おじさんサラリーマンがやってきていた。
    ご飯に汁に納豆、豆腐とおじさん朝食に適したメニューばかりで、だからおじさん朝食のメッカのような場所だった。
    …、のだけれど、最近、ココに来るたびに女性の、しかも若い女性のお客様がちょっとづつだけど増えてるようなそんな気がする。
    朝からガツンとご飯する人。
    お腹いっぱいになって仕事に元気に立ち向かう人。
    男の人でも女の人でも、ゴキゲンな朝をむかえる場所と時間を持つ人は好き。
    ステキだなぁ…、って思います。

    夏の間、休んでた豚汁定食がはじまった。

    466e9d87.jpegちょっと前まで秋刀魚の塩焼き定食が季節のメニューとしてあった。
    二ヶ月ほどでそれもなくなり、スパッと豚汁になっちゃった。
    大きく切った絹ごし豆腐。
    一緒に煮込んでしまうと崩れてしまうからなんでしょう…、豆腐だけを熱々にしてあとのせしてる。
    だから豆腐だけを食べるとまるで湯豆腐。
    ご飯にのっけて醤油をかけて、崩してご飯と混ぜて食べると不思議とおいしい。

    具材は他にコンニャク、にんじん、大根、ゴボウ。
    よく煮込まれた豚バラ肉でかなりタップリ、具沢山。
    汁というより、煮汁の多い味噌煮込み。
    そんな感覚。
    コッテリ味の味噌の風味もかなり濃厚。
    さすがにメインで定食をなす、十分、おかずになる一品。
    ご飯に漬物。
    ココの定食に必ずついてくるのがシラスおろしと味付け海苔で、それに奴を追加した。
    絹ごし豆腐を半丁たっぷり使った、朝になぜだか食べたくなるツルンと喉を冷たく撫でるボクのココでのオキニイリ。
    だけど今日は、豚汁の中にも同じくらいの豆腐があって、豆腐な朝になっちゃった。

    0ef682e4.jpegそれにしてもココの豚汁。
    クタクタになるまで煮込まれ系の最高峰の一つじゃないかなぁ…。
    レトルトパックの豚汁レベルに、透き通った大根に繊維がほぐれたゴボウの食感。
    どれも口に含んだ途端に、ホロッとほぐれてクチャっと旨みをほとばしり出す。
    中でも感心するのがコンニャク。
    味がシッカリ染み込むように、お椀の蓋か何かでプチュンと削りとるように小さくされてて、それがクニュッと歯茎にまとわりつく食感。
    コレを貰ってうどんを煮たい。
    とてもおいしいけんちんうどんになってくれそう。
    あるいはココにご飯をぶち込み、グツグツ煮こんで最後に玉子で閉じたなら、味噌雑炊になるんだろうなぁ…、試してみたくなっちゃった。

    この時期にして珍しい、甘みの強い大根おろしと、大きさがキチンとそろった釜揚げシラスに、醤油をちょっとだけかけて、ザブザブ食べるとお腹がスッキリ。
    タカジアスターゼで気持ちがちょっと明るくなるよな気持ちがします。
    豚汁半分食べたところで、七味をタップリ、かけまわす。
    タカジアスターゼでなだめたお腹をカプサイシンでまた刺激する。
    なんて贅沢…、ワガママな朝のオゴチソウ。

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