忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    10 2024/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    昨夜、父から電話があった。
    今、名古屋にいるんだけれど雨がスゴくて動きがとれん…、と。
    ニュースを見ると確かにスゴい状態で、今朝、電話をかけてみたらば雨の音の圧迫感であんまり昨日は眠れなかったと。
    その雨が、これから関東に向け近づいてくる、皆様、おかわりございませぬよう。
    bd173b0e.jpg朝を新宿駅の西口、「天金」にてする。
    いつも来るよりちょっと早めの時間帯…、おそらくここが一番忙しいピークタイムなのでありましょう。
    ひっきりなしに人がやってきては帰ってく。
    それにあわせてお店の人も、小走りするようにテーブルと厨房を行ったり来たり、活気があってにぎやかで良い。
    のんびりとした朝も良いけど、活気に満ちて少々せわしない位の元気な朝も気持ちいい。

    豚汁定食をたのんでみます。

    c5358d05.jpgまだ蒸し暑い。
    雨が降ってはいるけれど、雨になり損なった湿気がジメジメとして汗になる。
    とはいえ少々、肌寒くもある。
    蒸すのに寒いというなやましさ。
    お洒落泣かせの朝であります。
    お腹もちょっと迷う朝。
    最近冷たいものばかり、飲んだり食べたりしているようで、それでお腹を温めてやることにした。

    ご飯に漬け物。
    味付け海苔に小鉢代わりのシラスおろし。
    味噌汁がつき、それにメインを一品選ぶというのがココの朝の定食。
    メインの一つに豚汁があり、それを選ぶと汁がなくなり、その分、丼一杯のタップリとした豚汁が来る。
    あまりにタップリ。
    だから一体、どんな具材がどれほど沢山入っているのかわからない。
    箸を突っ込む…、そしてササッと底を撫で、箸動かすと具材がゴロリと浮き上がる。
    寄せて上げ~るって感じでござるか?

    それにしても豚汁という料理。
    当然、汁で、とはいえ鍋のようであり、豚肉料理を名乗ってもいいではないかと思うコトもある。
    野菜もふんだん、これにおむすびで十分、一食分の体をなす。
    パンとそれだけで必要十分な食事をなしちゃうグラムチャウダーに似た存在?…、って勝手に思う。

    dce759aa.jpg大根、ゴボウ、人参に豚のバラ肉。
    それかた豆腐。
    できればジャガイモが入ってくれてたら言うことなしなんだけどなぁ…。
    不思議と和食の調理人って、ジャガイモ嫌いな人が多い。
    煮くずれるから。
    請われて汁を汚したり、他の素材にこびりつき自己主張をやめないからと、目の敵にする人がいる。
    それがよかったりするのだけれど…。
    ホロホロ崩れて汁にとろみがやってくる。
    それこそグラムチャウダーをジャガイモ抜きで作ったら、ただのアサリのクリームスープになってしまう。
    豚の味噌汁が豚汁に変身するにはジャガイモパワーが必要なはず。
    ちょっと残念、でも,旨い。

    汁で充分おかずにはなる。
    シットリとしてサイズの揃ったシラスがたっぷり入ったシラスおろしもご飯のおかず。
    大根おろしが甘くてしかもみずみずしくて、ご飯にかけるとザブザブ旨い。
    それから奴を追加でたのむ。
    豆腐が本格的に好きなのですネ…、しかも朝のお腹にスルンと忍びこんでくるやさしくとてもやわらかな、滋養に満ちたステキなゴチソウ。
    七味をパラリとタップリかけて、醤油かけずにそのまま食べる。
    すると豆腐の甘みがひきたち、香りもよくてウットリとなる…、ほどよき満腹、いただいた。
    今日はこれからちょっと移動で日帰り出張…、雨が降ります、荒れ模様。
     

    拍手[0回]

    PR
    三連休のちょうど真ん中。
    郊外へ行楽にゆく人が沢山いるのでしょうか、新宿の街は少々静か…、夏の日差しがなおさら厳しく感じるようで、それで涼しいモノ食べる。

    dd814326.jpg新宿にある「安芸路酔心」というお店。
    広島に本店を持つ、瀬戸内料理の専門店。
    まもなく旬を迎える牡蠣の季節には、牡蠣の土手鍋、牡蠣釜飯と牡蠣三昧がたのしい店でおそらく夜の宴席で使い慣れたおじさん達でしょう。
    昼からお酒を飲みながら、瀬戸内海の魚の刺身をたのしんでいる。
    とは言えさすがに新宿伊勢丹の近所のココ。
    おばさまたちのお食事天国。
    買い物ついでにきたのであろうおなじみさんが次々お店にやってきて、かなりの混雑。
    ピークタイムに一度きたらば行列で、それでちょっと時間を潰して1時過ぎ。
    やってきたけどちょっと待つ。
    少々、待ってテーブルに付き、メニューをみながら、うーんっと唸る。
    食べたいものがありすぎて。
    ここの昼の名物の、小鰯だけを使ったお重。
    牡蠣釜飯や魚の煮つけと、どれもボクが育った地方の料理でなんだかなつかしく。

    9ebe439b.jpg結局、鯛ソウメンのセットにします。
    鯛の煮付けを使って作る、瀬戸内海を挟んで上下。
    広島と、ボクが生まれた松山で同じように名物のモノ。
    お客様へのふるまい料理の代表で、本当は鯛を丸ごと一尾。
    醤油とお酒、それに水だけ使って煮付ける。
    田舎の醤油はうま味がシッカリしていてそれで、味がきちんと整うのです。
    煮汁に出汁を少々くわえ、ほどよき濃さにととのえる。
    大きなお皿に煮つけた鯛。
    茹でたそうめんをクルンクルンと波立つ水面を模して鯛の周りに盛りつけて、そこに煮汁をササッと流す。
    鯛の身せせってそれと一緒に素麺たぐり、煮汁と一緒にズズッと食べる。
    そんな贅沢料理をこうして気軽に味わえる。
    なんだかちょっとうれしくなっちゃう。

    キチキチとした鯛独特の噛みしめ感と、噛んでるうちにネットリしてくる魚の繊維。
    風味ゆたかで、なによりうま味がドッシリしてる。
    そこにツルンとそうめんの、やさしくしかもハリのある冷たいうま味が混じってからむ。
    まだまだ夏の真っ最中のごとき今日には最高の味。
    鯛の煮汁を煮含めた分厚い椎茸、プルンと茹でたエビも上等、オゴチソウ。

    1968f3c4.jpgそこに和風のサラダがタップリ。
    それにも茹でたエビが彩り添えていて、とても贅沢。
    おむすびに汁がついて一膳、一揃え。

    穴子の煮汁で炊き込んだもち米混じりのモッチリとした、まるでちまきのような味わいのおむすびひとつ。
    上には穴子がはりついている。
    スベッとすべるようなもち米、フックラとしてとろける穴子が相性がよくこれまた瀬戸内らしい味。
    カリカリ梅を刻んでまぜて作ったおむすび。
    歯ごたえ軽快、サッパリとする。
    どちらも袴のように四角い海苔を履いてる。
    味付け海苔。
    甘くて少々しょっぱい海苔に、田舎のおむすび思い出す。
    お汁はおすまし。
    立派なハマグリが2個もはいって、貝のうま味がスキッと味わいうつくしい。
    ほどよい分量、とても丁寧な仕事ぶり…、思わずニッコリ、笑顔になった。

    ところで私見。
    アダルト層を表現する言葉である、おじさん、おばさん、おじさま、おばさま。
    それぞれプラスマイナスのイメージがある。
    そしてアダルト向けの飲食店も、おじさん、おばさん、おじさまそしておばさま的に分類するコトができるような気がするのです。
    うんちくがましいおじさま的や、値段以上に得するコトに注力をするおばさん的はどっちも苦手。
    気軽にたのしくなれればいいんだっておじさん的や、背筋が伸びてほがらかなおばさま的がボクは好き…、そしてこの店、見事におばさま的な店。
    背筋を伸ばしてニッコリとお行儀よい昼、たのしんだ。



    関連ランキング:郷土料理 | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅



    それから食後に冷たいオゴチソウ…、グロムに来ます。

    8d2af0f8.jpg今んとこ、一番オキニイリのイタリアンジェラートの専門店。
    アイスクリームとジェラート。
    どちらが高級に感じるか…、っていうとやっぱりジェラートでせう。
    ハイカラ感が一際強くて、しかもヨーロピアンな語感が上等。
    そんなジェラート界の、プレミアブランド。
    ちょっと高めではあるけれど、値段の分だけの価値がある。

    ユックリだけど店数増えてて、先日、ここの表参道のお店にいった。
    今日は新宿。
    マルイの中に入ってる、かなり行列ができがちな店。
    今日は静かで、スルッと入り、すんなり注文できたりします。
    ミディアムカップに2種類の味。
    ヨーグルトジェラートにピスタチオ。
    もらって手にして、ちょっとビックリ。
    この前、表参道の店で同じカップにいれてもらった、それとは違ってペッタンコ。
    お店によって盛りが違うのでありましょうか?
    これからコレを食べるなら、表参道で食べなくちゃ…、って思ったりした。
    とは言え味はやっぱりおいしい。
    とても上等なきな粉の味がするピスタチオ。
    濃厚、コッテリ、なのにサラッとくちどけやさしい。
    スッキリとした酸味が消えると、お乳の風味がコッテリ鼻から抜けていくこのヨーグルトは見事なおいしさ。
    食べ終えるのが勿体無くて、またこなくっちゃってウットリします。
    やさしい甘さを味わって、さてさて移動といたします。

    拍手[0回]

    夜を歌舞伎町の居酒屋にくる。
    np.jpg魚と心の居酒屋「のだぴん」っていうお店。
    実は、ちょっと前までスタジオアルタの近くのビルの地下にあった店なんだけど、ある日突然、なくなっちゃった。
    閉店しちゃったのかなぁ…、と思ってちょっとさみしい気持ちになっていた。
    それが先日、西武新宿の駅の近所のライブハウスでライブをやった友人に、景気づけをしにいきましょう…、とそこの近所をブラブラしてたら、偶然、ここの看板見つけた。
    移転したんだなぁ…、こなくっちゃって思ってそれでやっと今日。

    86f0ed30.jpegビルの3階。
    昔の地下のお店に比べて空気がきれいで、その空間もかなり伸びやか。
    場所は昔のところがずっと便利だった。
    駅から近くて、お店の前の通りの人通りもすごく多くて飲食店には一等地。
    それに比べてココはいささか町外れ感の漂う場所で、けれどこっちのお店の方がずっといい。
    おなじみさんで出来上がっているこうしたお店は、立地じゃない。
    居心地の良い空間がありさえすれば、少々不便で遠くてもおなじみさんはやってくる。
    お店の奥にオープンキッチン。
    前にカウンター。
    テーブル席とお座敷があり、場所は変わっても前のお店と雰囲気がちょっと似ていて戻ってきたって感じがします。

    まずは焼鳥。
    ココは大串焼鳥で有名な店。
    一本で普通の焼鳥なら3本分はありそうなボリュームで、和風バーベキューって感じ。
    串を持ってそのまま口に運ぶというより、箸で串から肉をはずして食べる食べ方。
    フックラとした肉が口を満たすおいしさ。
    オモシロイ。

    bf014198.jpeg鶏肉以外にも例えば豚肉。
    軽く茹でてて下ごしらえをしたばら肉に、塩をふってガリッと焼く。
    自分の脂で表面カリッと、揚がるように焼けている。
    脂が炭に当たって出来た香りが肉にこびりつき、なかりのおいしさ。
    鶏と違った噛み締め感にちょっとウットリ。
    それから牛筋。
    関西風のおでんよろしく、スープの中でトロトロになるまで煮込んだ牛筋肉を串にさす。
    リボンをおりたたむようにして、串にまとめたその牛すじをコンガリ焼いて食べるのだけど、煮ただけでなく焼いて煙を吸い込んだ香りがおいしい。
    コリコリ、クニュクニュ。
    そしてトロリとゼラチン質が口に広がり、酒がすすんでしょうがない。
    あらかじめ火が通っているからたのめば、そんなに待たずにやってくるのがまたうれし。

    それから揚げ物…、ココは焼酎の品揃えが結構充実していてしかも、気軽な値段。
    銘柄焼酎をお湯やお水やソーダでわって、ガンガン飲んでってコンセプト。
    だからそれにあうよう、油がおいしい料理も結構、充実してる。

    b02a3ccc.jpeg例えばチーズのフライ。
    カマンベールチーズに細かなパン粉をギッシリつけて、サクッと揚げる。
    パン粉が浅いキツネ色になるくらいまで軽く揚げてる。
    油切れがとてもよくって、揚げ物って感じがあんまりしないのですネ。
    よく焼いたカサカサトースト。
    あるいはクラッカーの上にチーズを溶かしてのっけたみたいな感じ。
    サクサクしていて、しかも中から出てくるトロンととろけたチーズがまぁ、おいしい。

    それからかき揚げ。
    エビのかき揚げってメニューがあって、それをたのむと、やっぱりココは和食のお店。
    見事な仕上がり。
    玉ねぎとネギ。
    それからエビが具材のかき揚げ。
    衣がフックラ。
    エビがプチュンと甘くておいしくはあるけれど、こうしたかき揚げの主役は衣。
    風味豊かで玉子の味わいがほんのりとして、まるで揚がった玉子焼き。
    衣でまもられ、かなりの長時間、中の具材が熱々なのもステキなところ、抹茶の塩をつけて食べると味わい豊かで、酒、たのしめる。

    実はこの店、お寿司が名物。
    「魚と心の居酒屋」っていうのがサブタイトルでもあるように、鮮度の高い魚が揃っている店で、刺身も当然、売っている。
    けれど刺身で魚を食べるより、寿司で食べればお腹もふくれる、変化に富んだ味をたのしむコトもでき、酒をたのしむ店としてはいいんじゃないか、という趣向。
    d25b59e0.jpegにぎりもかなりの品揃え…、けれどココで力を入れているのはロールで、まるでアメリカのスシバーで売ってるみたいなかなり多彩な品ぞろえ。
    にぎりは出てきたらすぐ食べたくなる。
    けれどロールなら、お酒をのみつつユックリ、自分の食べるペースでたのしめる。
    だからこうしたお店にはにぎりよりもロールの方がいいのでしょうネ…、ここで一番のオキニイリなのがドラゴンボール。
    穴子にアボカド、クリームチーズ。
    シャリでクルンと包んでそこに甘辛タレをたっぷりかけて食べるというモノ。
    ムッチリとした穴子の食感をネットリとしたアボカドが引き立て口の中がトロンとなめらかになる不思議な食感。

    8b73dff9.jpegガリさばロールは、分厚い鯖をガリのベッドに見立てて巻いた一品で、ガリをマヨネーズであえてあるので醤油をつけずにそのままおいしい。
    シャキシャキとしたガリの歯ごたえが、脂ののった鯖の食感やさしくさせて、酸味おだやか、とまらない。
    トロたく巻きも普通、細切りにしたたくわんと一緒に巻くとこ、ココのはキンパに入れるみずみずしくてコリっと硬いたくわんいれて、歯ごたえたのしくさせている。
    寿司屋ではない。
    でも寿司屋にはないたのしい寿司の食べ方ができるところがいいところ。

    オモシロイのが沖縄料理をリスペクトした料理がいくつか揃うとこ。
    ゴーヤチャンプルだとか島ラッキョ。
    中でもこのポーク玉子。
    薄焼きにした玉子の上に、炒めたランチョンミートをちらしてスイートチリソースで食べるというモノで、これがなかなか。
    ご飯をモリモリ食べたくなるような、味わい、食感、たのしんだ。

    ワイワイしながら飲み食べしてたら、お店の人が近づいてきて、こちらのお店にははじめてですか?って。
    えぇ、そうなんです…、って言ったら何の告知もしないで移転したから、ご迷惑をかけましたって。
    偶然見つけてこなくっちゃって思ってたんですって言ったら、どうもありがとう…、と。
    電話番号も変わってしまって、インターネットで一生懸命探してやってきてくれるおなじみさんが多くて感謝していますって、そんなコトをいっていた。
    お腹いっぱい食べて飲み、寿司をつまんで割り勘したらひとり3000円にもならなかった、つくづくいい店、また来なくっちゃって思う夜。



    関連ランキング:居酒屋 | 西武新宿駅新宿西口駅新大久保駅

    拍手[0回]

    美味しいご飯を食べたくなった…、それで新宿、かまどめし。

    e825d6da.jpeg駅から直結した商業ビル。
    ルミネの中にある和食店。
    「大かまどめし寅福」っていうお店で東京に何軒かある。
    炊きたてご飯がテーマのお店。
    しかも羽釜で炊いたご飯が売り物。
    お店の中に、だから大きなおクドさんが作られていて、羽釜が3つ。
    そこの前には職人さんが立っていて、火の面倒をずっとみている。

    一段上がったまるで舞台のような厨房。
    そこの前にはズラッと大きなテーブルが、規則正しく並んでてその客席に座るとまるであちら側。
    つまり厨房のある側が家の中。
    こちらは土間で、大きく伸びる軒下を借り食事をしているような気になる。
    なんだかたのしいしつらえで、とてもたのしくオモシロイ。

    一時期、こうした「羽釜でご飯を炊く店」が結構、増えた。
    ブームだったのでありますね。
    けれどなかなか定着しない。
    定着しないというよりも、ほとんどの店がやりきれなくてご飯を炊くのをやめてしまう。
    羽釜で炊けばおいしいコトは分かっているけど、おいしい状態を維持してずっと炊き続けるのは大変なコト。
    それをキッチリ実現している、ココは今では本物の店。

    ご飯をおいしく食べる工夫もいくつかあって、例えば惣菜。
    701bf31e.jpegテーブルの上に常時3種類のおかずが用意されている。
    いつも普通の家庭料理の惣菜で、野菜をメインの素材としてる。
    今日は、菜っ葉とお揚げのおひたし、きゅうりの浅漬け、それにヒジキと練り物の炒め煮という組あ合わせ。
    大テーブルには大きなお鉢、小さなテーブルだとほどよきサイズの取皿にタップリ用意されていて、自由に食べてなくなったらば、お替りたのめば持ってくるというそんなシステム。
    どれも味がひかえめで、とてもやさしく、いくら食べても飽きず体に良い感じ。

    8f3b8e73.jpeg昼は定食類が充実してる。
    一番人気は5種類の今日の料理から2種類選んで組み合わせる。
    プリフィックス的と言えばそんな感じがするモノ。
    魚にお肉。
    揚げ物あるいは野菜の料理と選ぶにたのしい商品構成。
    今日は魚と生姜焼き。

    ココの生姜焼きはちょっと独特。
    厚めの豚肉。
    脂の乗ったばら肉を、まずは軽く茹でて脂を落としておく。
    生姜醤油のタレを沸騰させたところに、茹でた豚バラ肉をおき、生姜醤油の味をからめて出来上がり。
    体にやさしく、しかも前歯にプルンと歯ざわりたのしい。
    噛むとサクッと歯切れてネットリ、舌にからんでとろけてく。
    ご飯のおかずにピッタリしてて、しかもご飯のうま味を邪魔せぬほどよき味わい。
    千切りキャベツもタップリと。
    ありがたいのがマヨネーズ。
    プチュンとタップリ。
    それが生姜焼きのタレと一緒になるとコッテリ、それそのものがご飯のおかずになりそうな濃厚ソースになっていく。

    ca9f9f4e.jpeg今日の魚はサバのみりん漬け。
    味醂で甘みをつけた醤油のタレにササッとくぐらせた、鯖の切り身をコンガリやいたの。
    皮がパリッと。
    味醂の甘みをタップリ含んで、まるでパイが焼けて剥離していくようにめくれて焼けている。
    身はフックラと。
    そしてシットリ。
    青魚独特の、脂の匂いが味醂で全部中和され風味豊かなうま味にかわる。
    ご飯がこれまらいくらでもたのしくお腹に入る味。

    ちなみに今日の3種のご飯。
    発芽玄米、白米、それから炊き込みご飯。
    今日の具材は秋刀魚とシメジという秋のご飯で、まず一杯目は発芽玄米を選んで食べた。
    お替り分を何にしようか…、と思ってかなり悩んで結局、白米選ぶ。
    理由はココの白米ご飯がおいしいから。
    お惣菜をおかずにおいしく食べるにはやっぱり白いご飯がおいしい。
    それからココには自家製の、じゃこのふりかけが用意されてて、それを一緒に食べたくて。
    コストパフォーマンスのことだけ考えれば、炊き込みご飯が一番得をしそうなモノで、けれどやっぱり白米ご飯。
    お店の人のどの順番にでるのですか?って、聞いたら発芽玄米と、白米ご飯がほぼ半々で炊き込みご飯はそれらそれぞれの半分くらいの出数です…、って。
    シンプルなのがおいしくて、シンプルだから価値がある。
    そう思ったら、なんだかちょっとうれしくなった、結局、白米ご飯を2回、お替りをした…、腹いっぱい!



    関連ランキング:和食(その他) | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

    拍手[0回]

    「志な乃」で夜。

    shinano2.jpg四谷三丁目という街に引っ越してくるその前から、その近所には結構、渋めでいい飲食店がたくさんあるんだ…、とわかってた。
    わざわざ食べに来ていたお店も数多く、けれど不思議と実際、ココに引っ越してからそうしたお店にはそんなにいかなくなった。
    遠くにあって輝くお店と、近くにあって気づく店。
    それってやっぱり違うんだなぁ…、ってかなり実感。

    例えば喫茶店のグレースだったり、ベトナム料理のティンフック。
    中国料理の南昌飯店もそうだった。
    そしてこの店。
    ワザワザくるには迫力不足。
    しかもわりと早じまい。
    近所にいても、ボヤボヤしてると閉まってしまう。
    店の表もとっても地味で、実は前を何度も何度も通っていたのに2年気づかず、やっと先日。
    ためしてみようとたまたまお店に入って、あたりを引いた。
    とは言えいつもお客様はいるかいないかという状態で、とってものどか。
    近所の人がぽつりぽつりといる程度。
    そもそも、蕎麦屋とかうどん屋っていうのはそんな程度の愛され方が、一番普通で心地良さげに思えますもん。
    それにしてもココにきて、いつも感心するのがこけし。
    かなり大きく立派でしかも年季の入ったこけしがゾロゾロ、飾られていてなんだか田舎の旅館にやってきたみたいな気持ちになるのも、またのどか。

    495095f7.jpegそろそろ閉店間際という、中途半端な時間帯ということもあったのでしょう。
    お客様はボクひとり。
    お店全体がみわたせる一番奥の席に座って、ぼんやりしながらのんびり料理が出来上がるのを待つことにする。

    お茶に薬味にそばのタレ。
    フカフカとした分厚いタオルのおしぼりがくる。
    ここの薬味は種類豊富で、てんこ盛り。
    胡麻に海苔。
    削ったかつお節に、刻んだ大葉。
    タップリのネギ。
    大根おろしに生姜、それからわさびがひとつ皿からこぼれ落ちそうなほどにタップリ。
    一体、どれをどの順に。
    どの組み合わせで使って食べるか、いつも悩みます。
    大盛りたのむと、そば猪口が二つやってきて、蕎麦用のタレとうどん用のタレを仕立てて味わえる。

    970655c5.jpegけれどここのそばやうどんは盛りが良い。
    オキニイリの蕎麦とうどんの合い盛りたのむと、それぞれおそらく普通の店なら一人前ずつやってくる。
    普通の盛りでもゆうに大盛り。
    あるいは特盛り。
    だから今日も普通盛り。
    そば猪口ひとつくださいな…、ってお願いすれば多分、ひょぃっとくれるんだろうけど気が弱いかたのまない(笑)。
    …、っていうか、いろんな味が混じってむしろたのしかったりするのです。

    むっちりとした蕎麦の食感。
    太くてところどころがよじれて、タレをタップリすくいあげては口でバサバサあばれるような男性的な噛みごたえ。
    噛むとトロトロ、蕎麦独特の粘り気発して、しかも香りがとっても高い。
    だから最初は薬味を入れず、蕎麦をツルンとたぐって味わう。
    それからうどん。
    ツルツル、スベスベ、とてもなめらか。
    しかもかなりのハリがあり、食べ応えのある固めの仕上がり。
    生姜を溶いたタレにトプンと漬け込んで、そば猪口を唇につけてタレと一緒にズルズル食べる。
    かつおと昆布の風味、味わい、かっ
    ちりとしたおいしいタレと一緒にうどんを味わうシアワセ。
    3口ほどもそうしてうどんを食べると猪口の中が空っぽになる。
    そこで新たにタレをトプっ。
    わさびを蕎麦にのっけて味わう。
    タレはタップリ、大きな徳利に満杯でだからなんどもそば猪口の中を飲み干してリセットしながら味わえる。
    最近、ちょっとうれしいのが、顔を覚えていただけたようで「毎度、ありがとうございます」ってホールのおばさんだけじゃなく、厨房の中からご主人が、顔のぞかせて言ってくれるようになったコト。
    近所にあって、ステキなお店…、こうしてどんどん好きになる。

    ところでワールドカップ予選でにぎやかな今日この頃に、これ、やってみたいなぁ…、って思ったイベント。
    バドワイザーが、自社のビールを取り扱ってもらうためのプロモーションとして企画した「プールボール」ってパッケージ。
    実際、アルゼンチンのバーで開催されたときの動画を御覧ください…、ワクワクします。



    プールはスイミングプールのプールじゃなくって、ビリヤードのプールの方。
    7メートル×3メートルというサイズのプールテーブル(ビリヤード台)を作って、そこにプレイヤーがまずは乗っかる。
    色違いのサッカーボールを15個用意して、それをキックとヘディングでポケットの中に沈めていくという、ルールはサッカーとビリヤードの複合型。
    こりゃ盛り上がるに違いないです。
    「夜遊び」+「サッカー」+「ビリヤード」。
    男の子の大好きなモノの複合エンターテイメント。
    実際、一晩で300人弱がプレイしたそうで、その成功に、世界中のバーでこうしたイベントをこれからしていくというのです。
    日本にこないかなぁ…、って思う、オキニナリ。

    拍手[0回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]