友人と一緒に昼を…、なぜだかみんな揃って「肉!」ってコトになる。
場所は新宿。
焼肉みたいな気軽なお店がいいね…、ってコトになってそれでお店を探す。
食べ放題でも、安売りでもない、ほどほどに良い焼肉店。
新宿にはあんまりなくって、それでしばらくウロウロしてちょっと気になるお店を発見。
「土古里」っていう焼肉レストラン。
つい最近まで「おいしい野菜とスンドゥブチゲ」がおいしい焼肉ダイニング…、みたいな感じのお店だった。
ところがそのコンセプトがあんまり人気がなかったようで、それで最近リニューアル。
「山形牛がおいしい焼肉レストラン」として仕切りなおした。
焼肉の店なんだから野菜よりも、やっぱり肉が美味しくなくちゃ…、って当たり前のコトにやっと気づいたのでしょう。
割りと今日は流行ってた。
ランチタイムはバフェがついてくる。
チヂミやキムチ。
ナムルにチャプチェとみんなが知ってる韓国料理のオカズがあれこれ。
どれも結構、クオリティーが高くってしかもそうした料理や素材だけじゃなくコチュジャンだったりごまや海鮮類のうま味を加えた味噌のような調味料が多彩に揃う。
昔とった杵柄の野菜があれこれ、紅芯大根やアイスプラントのような今が旬の野菜が揃っているのがたのしくて良い。
そうそう、韓国の調味料に混じってバーニャカウダのソースがあった。
今、野菜のおいしい食べ方にうちは感心と工夫をしているお店なんです…、ってメッセージとして有効なモノのひとつにバーニャカウダがあって、それは洋食、中華、当然、韓国料理を問わずどんなお店でも重宝するのでありましょう。
なんだかちょっとオモシロイ。
肉もほどよくおいしくて、何よりタレがシッカリしてる。
甘くてスキッと醤油の風味も肉の香りを邪魔せぬ程度にまとまっている。
焼いた肉をタレにタップリくぐらせて、ご飯にのせる。
周りにナムルやキムチをそえて肉でご飯と一緒にくるんで、パクリと食べる。
タレだけじゃなく味噌やサムジャン。
いろんな調味料を使って味をためしてみるのも、またオモシロイ。
中でもバーニャカウダソースをはらみにつけて食べると、イタリア料理のような感じがするのがたのしい。
そうそうこの店、バフェカウンターが厨房の前にしつらえられてて調理スタッフがバフェの料理や野菜の説明をとても丁寧にしてくれる。
韓国系の人たちがほとんどなので日本語自体はたどたどしいけど、なんだかそれがウレシクて結構、いいんじゃないかと思った、オキニイリ。
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焼肉食べて、ほどよくお腹を満たしてしばらくテクリと散歩。
次の予定までをお茶でもたのしみましょう…、と最近、新宿でオキニイリの店「ブルックリンパーラー」にきてボンヤリします。
今日の新宿3丁目のこの界隈はスゴイ人出で、みんな新宿御苑に向かって行ってる。
お花見シーズンがスタートしたというコトなのでしょう…、伊勢丹のショッピングバッグを持った人たちがぞろぞろ川の流れのごとく。
週末はいつもにぎやかな新宿の、そのにぎやかさとはちょっと違った喧騒じみた街の空気もこの地下にあるお店の中には届かない。
お店に入ってアイスティーをまずたのみ、ランチメニューはどうなんだろう?
そう思ってメニューみたらステーキがある。
リブアイロールのフレンチフライ添えというコト。
みんなで一枚くらいなら食べることができるでしょう…、と。
それで一人前だけたのんで分けてパックリ。
赤みのシッカリした肉で、それほど厚くはないけれどしっかり中がレアにやけてる。
噛むとクチャっと、歯茎にまとわりついてくる。
脂のおいしく甘いコト。
歯ごたえガツンと力強いコト。
ツヤツヤ、脂でテカった肉の表面にキレイな焼き色。
脂が燃えた煙が肉にまとわりついて、風味豊かに仕上がっている。
ランチに食べた韓国的なる肉もおいしく、けれどこちらのパリ的に焼いたお肉もなかなかの出来、おやつにするのは勿体ない。
なによりサイドについたフレンチフライがかなりおいしい。
カラっとコンガリ。
ジャガイモの中の水分を、キレイサッパリ油の中に手放して、それでサクサク。
塩の風味が油の香りをなだめてパクパク、食べはじめると手が止まらない…、「やめられない、とまらない」のは揚げたお芋があまねく持ってる魅力なんだと認識します。
お茶を終え、お店を出ようとしたらばココにも花見を終えた人たちが、浮かれ気分をココの地下まで持ってきた…、ボクらのお花見は多分来週、たのしもう。
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