昨日、土曜日…、朝から夜までほぼ一日を東京の街を西に東にと移動する。
東京の街のにぎわいはなかなかなモノ…、どの街も人がでていて特に銀座の歩行者天国の人でのスゴさにびっくりします。
天気が良くて、それほど空気が湿っておらず散歩日和というコトもあったのでしょう。
歩くスピードもユッタリで、街の空気もとても穏やか。
外国の人もかなり多くていろんな国の言葉がゆきかう…、特に中国の人はやはり多く感じるし、なにより彼ら、グループをなしゾロリゾロリと歩いているので人数以上に多く見えます…、昔の日本の人もこうして見えていたのか?って思ったりもする。
かなりの距離をテクテク歩いたからでしょうか…、昨日の食欲はかなりのモノで、朝ご飯にお昼に鰻、かき氷たべ焼肉で夜。
そのあとにどこかで〆をしようよと、それでラーメン。
食事を終えた西武新宿駅の歌舞伎町側。
そこから線路の反対側の、小滝橋通りに面した「龍の家」ってお店に来ます。
久留米ラーメンの名店で本店は久留米にあってその支店。
とんこつベースのスープがポッテリ、なめらかで極細麺にやさしくからんで口の中へと忍びこむ。
ハリがあって細いくせしてコシのある。
バサッと口の中で歯ぎれる食感もとてもたのしい麺も上等。
味玉、チャーシュー、ザクザク固いきくらげとどれもがおいしく、オキニイリ。
ラーメンの味がおいしいというコトもある。
けれどお店が清潔で、とんこつ臭さがまるでない。
お店の人も元気でとても親切で、おいしいだけじゃないゴキゲンな空気、雰囲気がボクは好き。
髪の長い女性のために紙を束ねるゴム製のヘアーバンドが置かれているのも、こうしたやさしく清潔な店なら自然で様になる。
高菜に生姜、胡麻や胡椒と薬味を次々投入し、自分の味に変えられる。
不機嫌で偉そうな人がやってる味にこだわるラーメン店では、胡椒すらをも入れるコトを嫌がるところが多かったりする。
九州とんこつラーメンって、そんなこだわりなんてまるでなく食べる人がおいしく食べればいいじゃない…、ってそのサービス精神旺盛なとこが今の流行りの理由かも。
それにしてもこの店のある小滝橋通りに集まるラーメン店の中にかつてワザワザ客で行列できてたお店があって、ところで最近、いろんなところにお店を作りすぎ、ラーメン自体の作り方すら変えてしまったからでしょう…、まずくなったと評判でまるで行列できなくなっている。
商売が「うまい(上手い)」というのと料理が「旨い(うまい)」は別儀というコトでありましょうこと、しんみりじんわり思い知る。
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そして長い一日のしめくくりにと、解散前にお茶をとる。
セガフレードザネッティ。
西武新宿駅の下。
ずっと前からココにお店があったということは知っていた。
何度か昔使ったコトがあって、当時はとても小さな、カウンターだけのお店だった。
ところがなんと。
ひさしぶりに来てみれば、大きな客席持ったお店に大変身。
電車に乗る前。
移動途中の人たちが、お茶を飲んだりパスタで食事の代わりにしてたり。
とてもおしゃれで都会的なる空間をもつお店になっていた。
なんだかびっくり、そしてお茶。
季節限定でやっているバッビのアイスクリームを使ったデザート。
アフォガートをやっているのでそれをたのんだ。
バッビのバニラアイスクリーム。
乳脂肪分が若干すくなく、ラクトアイスのようなサッパリした食感。
その分、冷たく凍っているのでありましょうネ…、熱々のエスプレッソをかけるとそれが凍ってアイスクリームの表面にシャリシャリとした氷のような膜を作ってそれが壊れる。
コーヒー味のシャーベット。
アイスクリームと一緒に食べると、優しい甘みに苦味が混ざりユックリとろけてシェイクのように終わっていきます…、ビスケットまでバッビ製。
いろんなモノを沢山押し込み、どっしり重たいお腹に蓋する今日一日のシメククリ。
[2回]
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