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2025/04/21 (Mon)
つばめキッチン、成城石井
昼、ハンバーグ。
東京駅前のオアゾという商業施設の中にある
「つばめキッチン」
。
銀座に本店のある「つばめグリル」。
JRの駅ビル、ルミネを中心にかなり手広くお店があって全部で20軒ほどですか。
中でも「キッチン」という業態は、ここのオアゾと品川にあるアトレの中の2軒だけ。
ハンバーグがあくまでメインの「グリル」と違って、ハムやソーセージ、あるいは豚肉料理が充実してる。
ハンバーグ屋さんが、ちょっとビストロっぽいお店を作った。
開業当初は、業界的にも話題になって日本全国から視察にきたりしていたお店。
ここにしかないかなり冒険的なメニューも結構あったりして、料理の勉強にもなったりしたものでありました。
ただ今では随分、当たり前のメニューばかりになっちゃった。
ランチのメニューも、メインはやっぱりハンバーグ。
来ている人も半分以上の人がハンバーグ類を食べている。
やっぱりここの名物ですから。
ボクらもここの名物中の名物の「ハンブルグステーキ」をたのんで食べる。
ハンバーグじゃなくハンブルグ。
ドイツのハンブルグに果たしてハンブルグステーキがあるかどうかはかなり微妙なところだけれど、まぁ、それはそれ。
合い挽き、荒挽きの肉をキッチリまとめて焼いて、ビーフシチューをかけてアルミホイルで包んで仕上げる。
これを作った当時、一番人気があった料理を合体させて作ったんだというモノで、ガッチリとした食感が、肉を食べてる気持ちにさせる。
オールビーフの歯ごたえ系でも、ふっくらとした肉汁系でもない、昔ながらの洋食屋さん系。
それがご飯のおかずにピッタリするんでしょう。
バターをタップリ乗っけたベークドポテトもしっかり皮付き。
皮と一緒にサクッと切って、口に運ぶと最初はホクホク、のちネットリになっていく。
ポテトコロッケ(マイナス)パン粉の衣…、みたいな食感。
ハンバーグにかかったソースにベークドポテトを混ぜて食べると、ビーフグラタンみたいな味にもなってくる。
ここのもうひとつの名物といえば「トマトサラダ」。
完熟の甘いトマトを丸ごと一個。
皮をキレイに剥きあげて、トマトを煮詰めて裏ごしにしたピュレをタランとかけまわし、下にはキャベツの酢漬けを敷いた。
バジルの葉っぱをチョコンとあしらい、お皿にトマトの絵を描いたよう。
それ以外にもいろんな料理があるはずなのに、この2商品でずっと繁盛し続けている。
飲食店ってワザワザそれを食べにくる名物料理があればシアワセ。
その名物をずっと名物ならしめる、頑固があればなおシアワセ…、っていうことなのでありましょう。
それにしてもビルの中…、節電中だからなんでしょうネ、空調がゆるめになってて蒸し暑いく、食べてるうちに汗がダラダラ噴きだしてくる。
みんなスーツのジャケットを脱ぎ、腕まくりして食べる人まででる始末。
窓をあけることもできない超高層ビル。
こうした緊急事態にはとても無力な存在だなぁ…、って思ったりした、大変だ。
夜は自宅で。
実は午後の打ち合わせが、もしも伸びたらと用意していたお弁当。
成城石井のフォーをもって帰って食べる。
思ったよりも早く仕事が片付いたのでござります。
酸辣湯麺とフォーの2種類の麺が用意されていてちょっと迷った。
今日は寒くてだから熱々の酸辣湯麺もいいかなぁ…、って思いもしたけど、ここのフォーはなかなか旨い。
スッキリとした鶏ガラスープ。
とてもクリアー、透明でなのにうま味がシッカリしてる。
シットリとした蒸した鶏。
ニュクマム風味で味ととのえた鶏挽肉に、モヤシにパクチー、レッドオニオン。
茹でたエビまで入ってて、かなり具沢山でなにより野菜がタップリしてる。
胡麻の風味と、レモンを搾ると酸味もスキッとサッパリ味になったりもする。
スベスベしてて、噛むとムチッと粘り気のあるフォーの食感もなかなかによい。
けれど中華麺やうどんや蕎麦と違って、一旦、口にはいってしまうと風味や味の存在感があんまりなくて、麺というよりスープの料理っていう感じなのが軽くてステキ。
電子レンジでチンしてできるという手軽なのもありがたくって、オキニイリ。
それからおむすび。
鮭を散らしたご飯の上に、イクラをのっけた親子おむすび。
アサリをタップリ入れて醤油の味で炊き上げた炊き込みご飯のおむすび2種類。
プチッとイクラがはじける親子むすびは、みずみずしくって仄かな塩味がやさしくおいしい。
一転、醤油がドッシリとした濃いめの炊き込みご飯のおむすび。
一口食べるとアサリのうま味が口に広がる。
貝独特の渋味と生姜の香りが漂う。
フォーを汁のかわりにし、夜のお腹をやさしく作る。
それにしても余震がまだまだ続いて気持ちが休まらない。
昼ご飯を食べてるときの余震には、超高層ビルならではの揺れを感じてかなりビックリ。
ちなみに今日は「国連水の日」。
人の命を育む水も、人の命を奪う水もどちらも同じ水というのが感慨深く、水で被害を受けた被災地が、生活水の不足に悩む。
なんてなやましいコトだろう…、って思ったりする、今日は早めに寝ることにする。
[0回]
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2011/03/22 (Tue)
丸の内コア:洋
Comment(4)
七條、それから別腹の昼
昼、
レストラン七條
にくる。
神保町駅からほど近く。
小学館のビルの地下。
周辺のビジネスマンや出版関係の人たちばかりか、この店を目指してワザワザ遠くからやってくる人がいるほどの、名声店でしかも繁盛しているお店。
だから早めに行かなくちゃ…、と。
できれば開店と同時にこようと思ったのだけど、さすがに平日。
仕事でドタバタしていたらちょっと出遅れ。
それでもお店についたときにはまだ11時45分。
ランチタイムのはるか前。
なのにお店の外にはもう行列。
あらら!と思う。
女性ばかりのグループ客が二組、だからそれほど待つことも無いだろうと思って行列の最後についた。
お店の人に「何人ですか?」と聞かれて二人と答えたら、もし相席ならばすぐご案内できますから…、って。
助かりますと案内されたテーブルにつき、おじゃましますとランチがはじまる。
ボクと友人二人で料理を分け合うつもり。
ボクの前にはサラダとスープがやってきます。
サラダはシャキッと冷たくパリパリしてて、スープは熱々、具沢山。
基本的なところがシッカリしているお店はやっぱりいいです。
そしてメイン。
一つはココの一番人気のミックスフライ。
ピンッと尾っぽを上にして、天突くようにそそりたっているエビフライ。
かなりの長さ。
しかも姑息にエビを伸ばして長さばかりを稼いでるようなことなんかせぬ、正真正銘、立派に育った大きなエビ。
カチッとパン粉をまとってパリッと揚がってる。
ナイフなんかで切るのも勿体無いほどで、カプッと噛みます。
プチュンと歯切れる。
エビの香りが湯気と一緒に口から鼻に抜けていく。
ムチュンとやさしくたくましい、エビの身を噛むと甘みがドッシリ、口に広がる。
細かなパン粉がラード混じりの油でカリッと揚がってて、前歯でカサカサ。
エビと一緒に噛んでくと、油の甘みがエビの甘みに混じっておいしい。
タルタルソースをタップリのっけるようにして、食べると酸味が甘みに混じり、けれどエビのうま味は決して損なわない。
ベシャメルソースが濃厚なクリームコロッケ。
そろそろ最後の牡蠣のフライもムッチリ、ジューシー。
フライでありつつ、衣でかっしり包み込まれた素材の持ち味が活き活きしてておいしく感じる。
やっぱりコレはオゴチソウ。
それからもひとつ。
ハヤシライスをもらって食べる。
牛のテイルを煮込んだソース。
テイルといえば、筋張っていて手を加えないとおいしくならない。
ジックリ煮込む。
アクをとりつつシッカリ煮込んで野菜やハーブ、スパイスの香りと共に風味を整えやわらかくする。
もともとおいしい要素を持った貴重な部分。
ゼラチン質がふんだんで、脂は良質。
ずっと動かし続けている筋肉質な肉は上等、うま味がギッシリつまってる。
そんなテイルを赤ワインの風味とともにコトコト煮込み、肉のうま味と一緒に煮詰めソースにしてく。
カラメル的な焦げた香りが香ばしい。
大きなテイルの塊がゴロゴロしてて、それをご飯にのっけて食べる。
スプーンの背中で押しただけで、ホロッと崩れるほどにやわらか。
なのに口にほうりこみ、噛むと最後までムッチリ、ハラハラ、抵抗しながら消えていく。
この充実感。
具材はオニオン、それからマッシュルーム程度で残りはみんなテイル。
なんと贅沢。
ご飯の粒をソースが覆って、スベスベしていてウットリします。
ハヤシライスを食べながら、ミックスフライをおかずに食べる。
主従関係というよりも、どちらも主役。
ダブル主演なゴージャスな昼…、ほどよくお腹が膨れます。
今日はまるで春のごとき暖かさにて、次の仕事に向かう時間を神保町でブラブラ歩く。
古本屋街に中古CDのレンタルショップ。
文化に満ちたしおれた街をブラブラ歩くとなんだか気持ちが明るくなります。
それでちょっと小腹がすいたよな(笑)…、そうだ、うどん屋さんを覗いてみよう。
やってきたのが丸香という店。
香川県の小麦粉使い、讃岐的なるうどんを真面目に作る店。
もう昼休みも終わる時間でまだまだ行列。
すごいなぁ…、と思いつつ、ちょっと並んで二度目のランチ。
冷たいかけをたのんで食べる。
あめ色をしたうつくしい麺。
透き通ったツユの中でやさしく揺れる、そこにネギとすり生姜。
一味を少々、それから胡麻をガリガリすって風味をそえてズルンとたぐる。
一口、汁をすすった途端にお腹がグーッと唸って食欲湧いてくる、見事な別腹。
うどんそのものが旨いのですよネ…、小麦の風味に塩の味わい。
それを支えるように、いりこの出汁が見事にからんで無心にすすってお腹に収める。
ボクの隣で冷たいカケを食べてた女性。
それを片付け帰るのかって思っていたら、なんとカレーうどんをお替りしてた。
ボクももしもココが一軒目だったら、肉うどんを〆にしたろうって思いますモノ…。
ズズッとすすって、お店をでたらばなんとまだまだ10人ほどの待ち客、やっぱりココはスゴイ店。
[0回]
2011/02/25 (Fri)
丸の内コア:洋
Comment(0)
タベルナ・タベタ・雪の昼
昨日から、今日、具合が盛り返したら絶対、昼に来ようと思っていたお店。
「
ラ・タベルナ
」という洋食屋さん。
市ヶ谷駅から麹町に向けて坂道、登った途中。
かつて日本テレビの本社のあった向かい側。
昔、近所に住んでいた頃、かなりの頻度でお世話になってた。
基本、イタリアンレストランのような顔をしているけれど、本場的への偏屈なこだわりのないたのしいお店。
グラタンがある。
ドリアが旨い。
パスタとピラフを盛り合わせにする。
イタリア風にこだわる人がみれば卒倒するような「たのしくお腹いっぱいになる」料理に結構、定評がある。
イタリア料理がメインの洋食屋。
あるいは、イタリア的な食堂とでもいいますか…。
日本人のお腹や食べ方にあった自由がとてもいい。
でも味は本格的で手抜きをしない。
特に、トマトソースやブイヨン、フュメやベシャメル。
料理の基本をなすソースや出汁をしっかり一から作ってる。
厨房の中にはいつも、コックコートを来た調理人が3人、4人と働いている、昔ながらの専門店って感じがステキでだから好き。
ちなみにこの店。
本年度から値下げしました!って、告知の貼り紙。
品質を考えるなら、決して高くはなかったけれどたしかに同じような料理を出してる普通の店に比べれば、かなり高額。
時代に合わせて…、というコトなのでありましょう。
ほんの少しだけ安くなってた。
しかも時間帯別価格システム。
例えば、ランチタイム、ティータイム、ディナータイムと同じ料理やセット商品がちょっとづつ値段を変えて提供される。
今日は遅めのランチタイムにて、一番安い値段で料理をたのしめる。
雪の中。
さすがに今日はそんなに人がきてないだろう。
そう思いながらやってきたらば、ほぼ満席。
ご近所さん風の人たちが、たのしそうに食事をしている…、繁盛店。
今日、ココで食べたかったのがこの料理。
「むき海老たくさんのバターライス敷グラタン」という料理。
ドリアじゃなくて、ライスグラタン。
実は、他にミートドリアとかシーフードドリアとかって商品がある。
けれど、これはドリアじゃなくてグラタンという位置づけで「なんでグラタンって言うんですか?」って、お店の人に一度、聞いてみたことがある。
答えは明快。
ドリアはご飯を食べるお料理。
グラタンは、具材とベシャメルソースを味わう料理。
これは後者の料理なんですって教えてもらった。
たしかにたのむと、その通り。
プリプリとした海老が全部で30尾分ほど。
サイズが見事に揃ってて、ほどよく熱が入ってプチュンと歯ごたえたのしい海老がゴロゴロ入ってる。
海老だけ食べてもつまらないから、ホツホツとしたバターライスの食感で、口の中をにぎやかに…、ってそんな感覚。
ここの来るときは、かならずコレをたのむボク。
というか、コレを食べるためにココに来る…、そんな料理で、今日もコレ。
そういえば、この料理に限っては、時間帯別価格じゃないのね…、知らなかった。
だから定価で、それでもたのむ。
熱々です。
大きく深いコキール皿にズッシリタップリ。
器から溢れ出しそうなボリュームで、その表面にコンガリ、キレイな焼き色がつく。
フォークを置くと、タプンと表面、波打ちます。
なめらかで、やわらかく、モッサリとなんか絶対しないベシャメルソース。
中からゴロンと海老がでてくる。
キレイなピンク。
フォークで刺して海老だけ口に運ぶとシッカリ、海老そのものに塩味ついててうま味が強い。
次の一個を、ベシャメルソースと一緒に味わう。
海老だけ食べても十分おいしく、けれどやっぱりソースと一緒になるとただの海老が「海老の料理」に変わるんですネ。
ウットリします。
モグモグムチュンと、海老の食感、味に風味を味わいながら、バターライスと一緒にソースを口に流し込む。
ホツホツ、固めのご飯が歯ごたえオモシロイ。
中に細かく刻んだ玉ねぎ、それからエリンギ。
ツルツルスベスベ、コリサクと食感、いきなり多彩でにぎやか、華やかになる。
あぁ、食べに来てよかったなぁ…、気持ちが明るく元気になってく、ありがたい。
付き合ってもらった友人が食べたココの名物セット。
バターライスととスパゲティーを盛り合わせにしたモノにドサッと料理をのせた不思議な料理。
ご飯も食べたい。
パスタも食べたい。
でもタンパク質もなくっちゃネ…、ってこれ一皿でお腹いっぱいの欲望がほぼ満足できるステキな商品。
バターライスはサフラン風味。
スパゲティーはバジリコたっぷりの塩の味。
シンプルな味で、それが逆にいくら食べてもおいしく感じる。
上にのっかる料理は、鶏、ハンバーグ、ビーフステーキなど、いろんなモノから選べるのです。
今日はなんだか魚がいいね…、と、それでツナの薄切りステーキ。
薄切りにしたカジキの切り身に、粉をはたいてバターで焼いた、ムニエル風のカリッとステーキ。
シットリとしたやわらかな身。
脂とうま味がジュワッと口に広がっていく。
パラパラとしたサフランライス。
クニュッとしっかりアルデンテに仕上がったパスタと、食感いろいろ。
かなりの量がお腹の中にはいってくるのに、歯や顎に単調でない刺激がたのしく決して飽きぬオモシロさ。
パスタもカジキも基本的にバター醤油が基本の味で、だからなにをどう口の中で組み合わせても統一感があっておいしい。
お腹も一杯…、元気が出たのを再確認してニコニコしながらお店を出ます。
麹町から番町界隈。
ながらくずっと再開発待ちだったところが次々更地になっている…、風情ある街が普通の街になっていくのも新陳代謝というコトかしら、さぁ、帰ろ。
[0回]
2011/02/11 (Fri)
丸の内コア:洋
Comment(6)
A16
丸の内でランチとします。
「A 16」
というイタリアンレストラン。
「カリフォルニアで最高の人気を誇るレストラン」という、誰が言ったか的な称号を、恐れ多くもいただいた店。
店名は、ナポリからイタリア半島を横断してアドリア海側にあるカノーザという街につながるハイウェイ…、アウトストラーダ16番にちなんでってコトらしい。
サンフランシスコという、アメリカの中でも料理がおいしい街で生まれて愛された店。
しかも、女性オーナー。
エグゼクティブシェフのひとりも女性と、繊細な感覚と家庭料理っぽさを残した素直な料理が特徴で、それをそのまま日本にもって来ましょうと。
場所は丸の内の中でもひときわ緑の多い三菱本館。
鬱蒼と木が茂る中庭に、面して大きな窓をとり、とても開放的な店作り。
オープンキッチンに大きなピザ窯。
壁はすべて明るい色合いのレンガで覆われアメリカの海っぺりにある倉庫やあるいはワイン倉庫のような雰囲気。
シンプルなデザインのテーブルと椅子が整然と並ぶ、抜けがよくって気持ち良い空間がたしかに、ほのかにカリフォルニア的。
それにしてもこの店から眺める景色。
丸の内が一丁倫敦と呼ばれていた時代の、クラシックで風格のある三菱本館の建物を借景にして圧倒的にうつくしい。
東京の、都心のビルの中にいるというコトをすっかり忘れさせてもらえる見事な風情で、この設えだけで得した気持ちにしてくれる。
ランチメニューもあるけれど、グランドメニューの料理の方が魅力的で、そこからいくつか選んで食べる。
まずはサラダ。
ルッコラとリンゴとナッツ。
アメリカ人が大好きなウォールドーフサラダのなぞり。
シャキシャキとしたリンゴの歯ざわりと、甘みと香り、それにやさしい酸味がとてもさわやかで良い。
ナッツがカリカリ奥歯で潰れて油を滲ます。
野生っぽいエグ味がかなり強烈なルッコラにはオリーブオイルをドレスさせ、塩味は上にちらかるフェタチーズからかりてくる。
口の中でドレッシングが仕上がるようなレシピがなかなかオモシロイ。
ココの料理は量もアメリカンサイズですからと、言われてたのんでみたものの、二人でわけあって食べるのに、ちょうど良いサイズというのが日本的。
味は完全にアメリカなので、出来ればもっとタップリと量があればよかったのに。
アメリカ料理が大量に食べ、お腹を満たしてはじめておいしく感じる。
そういうふうに出来ている。
ピザをたのみます。
店のインテリアの象徴的にも扱われている薪窯を見れば、ピザをたのんでみなくっちゃって、それでピザ。
ほどよく大きく、コンガリ焼けたマルゲリータ。
端がふくらみ、表面パリッと焦げている。
アバタがいくつも。
薪窯の中で沸騰するように焼きあがっている証拠。
食べると生地はちょっと固めで、ザクッと歯ごたえたしか。
噛むたのしみが次から次へとおそってきながら、小麦の香りや生地に移った炭の香りがとても鮮やか。
塩がちょっと強いでしょうか?
アメリカ料理は「塩をうま味」にする料理。
だからこれはここの特徴。
残念なのが、ソースがちょっとビシャビシャしてしまってるとこ。
トマトをそのままみずみずしさを残して使ったレシピなんだろうけど、多分、日本のトマトとカリフォルニアのトマトの水分含有量がまるで違って、こうした結果になっちゃったんでしょう。
手で食べようとするとベタンと流れてしまう。
ナイフフォークでは切れないほどに頑丈な生地。
日本のピザのクオリティーはカリフォルニアをはるかに超えてしまってる…、って言うことなのでありましょう。
それからメイン。
アメリカのイタリア料理といえばまず、間違いなくミートボールでございましょう。
ココのお店にきたかった、一番の理由がこのミートボールを食べたかったから。
コロンと丸い肉の塊。
トマトソースとチーズをいただき、オリーブオイルで輝いている。
細かなメッシュで惹かれた牛肉。
中にはナッツ。
それからハーブ。
胡椒にチーズが風味をそえて、コンガリ焼かれて外はカリカリ。
中はフックラ。
けれど肉汁がドバッと感じじゃないのネ。
ホロホロ、口の中を転がりちらかる肉の小さなかけら。
ソースとオリーブオイルと混じると、ミートソースのようになってく。
こりゃ、おいしい。
ホツホツが、徐々にトロトロ、なめらかになるその食感の変化がたのしく鼻から抜けるスパイシーな香りも極上。
味わってるのがたのしくて、喉の奥へと受け渡すのが勿体無くてしょうがなくなる。
これを食べに、また来よう…、って思えるおいしさ。
アメリカ的に溺れちゃう。
ミートボールをたのむと一皿、サイド料理がサービスでつく。
サラダかあるいは豆の煮込みが選べるシステムで、まよわず豆の煮込みをたのむ。
白いんげんをブイヨンでやさしく煮こんで、オリーブオイルで風味をつけたイタリア料理の野菜料理の定番のひとつ。
ホツホツとした豆の食感。
やさしい甘みとほのかな塩味。
体の中に大地の命が流れこんでくるような、そんな味わい。
堪能す。
メニューの値段はさすがにちょっと高めな感じ。
本店のメニューと比べると、いまどき$1=¥200近い換算レート。
日本の食材が高いというコト。
丸の内というこの場所の家賃がこれまた高いというコト。
それにコンセプトが太平洋を飛んできた、その輸送量が多分に含まれていての結果に違いない(笑)。
それにしてもこの店、かなりの繁盛店。
ランチタイムを前にして、ほぼ満席になってそのままずっとお客様が出ては入ってにぎにぎしくて、決して安い店ではないのにみんなニコニコ、パスポートいらずの海外旅行をたのしんでいる…、そんな感覚。
悪くはないなぁ…、って思うなり。
[1回]
2011/02/01 (Tue)
丸の内コア:洋
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夜シズラーに昼家パスタ
ライブを終えて、5万人が一度に表に流れだしてくる、東京ドームの周りの街はもう大混乱。
どこかで夜をまずはとりましょう…、とそれでお店を探して入る。
東京ドームのお膝元。
ドームホテルの中に入ってる、シズラーに来た。
サラダバーとグリル料理のカジュアルな店。
まさか空いてはいないだろう…、と試しにみたけど覗いたときにはまだガラガラ。
あたかも灯台下暗し。
みんなまずはこの街離れて、別のところで食事でも…。
あるいは帰りを急ぐ人が多かったのでありましょうか?不思議なほどにすいていて、それですんなにテーブルに付く。
確かにこの場所。
ホテルの中に一旦入らなきゃ、お店があるってわからない場所。
だからココに、こうしてレストランがあるってコトをみんな気づかず通りすぎていくのでしょうか?
さすがにボクらが入ってから、続々、お客様がやってきてやがてほぼ満席になっていったけど、それでも大混雑って感じじゃなかった。
駅にいっても混雑をして電車にのるのも一苦労に違いない…、ってそう言いながら、さて晩ご飯。
当然のコト、サラダバーにて最初のお皿を仕立てて食べる。
今日の気持ちは豆でござった。
お皿の真ん中にご飯をおいて、周りにたっぷりのまずは枝豆。
スイートコーンにベビーコーンにアルファルファ。
パプリカ、それからシュレッドハムに、タコミート…、ドレッシングの代わりにチーズをタップリ食べて、グシャグシャ混ぜてサラダのような、タコライスのよなそんな食べ物にしてまず食べる。
そうだ、ちょっとカレーも食べたいなぁ…、と二皿目を取りにいくけど、やっぱり豆が気になってご飯に豆にポテトサラダにカレールー。
チリソースやらパスタ用のアラビアータのホットソースやチーズにハラペニョ。
辛味系のソースをあれこれ混ぜてカレーの味を複雑にして、ハフハフ食べた…、結構、これがおいしくて笑ってしまう、オモシロイ。
メインにラムを今日は取る。
肉厚、骨付き。
お皿がやってきたとたん、ラム独特の匂いがホワンと漂ってくる。
甘くてしかも草の匂いが混じってそれがまずおいしい。
程良く焼かれて、しかもジューシー。
肉のうま味を味わうのなら、牛より羊、あるいは鴨とヨーロッパの人がよく言うけれどたしかにこうして上手く管理されたラムはなかなか旨い。
ミルキーで、噛むとジュワッと肉汁が出る。
なにより脂がやわらかで、しかもサッパリ、後口が良い。
サイドについたフレンチフライがラムの脂を吸い込んで、一層、濃厚。
コッテリとした味わいになるのがまた美味しくて、これは正解。
それにしてもココのシステム。
夜はすべての料理にサラダバーが付いていて、ちょっと高く感じるけれど、結局、必ずお腹いっぱいになるコトかなう。
サラダバーにはご飯やパスタ、飲み物までが付いているので、結局、安いコトになる。
もっとアピールすればいいのに…、って思ったりする、もったいない。
ココのサラダバーでボクが好きなの二つ。
ひとつは食後のソフトクリーム。
もうひとつはクラムチャウダースープでそれを、まずはフルリとスープとして飲む。
それは当然。
今日のクラムチャウダーはかなりポッテリ、クリーミー。
貝の風味がシッカリしていて、これならソースの代わりになるかも。
それでパスタを皿に盛り、かるく塩を施しそこにチーズソースをタップリかける。
さらにクラムチャウダー、トロンとかけて粒こしょうをガリッガリ。
見た目はまるでカルボナーラのようになり、試しに食べるとクリームソースのボンゴレみたいな味がする。
おおっ、こりゃ、おいしいね。
茹で上がってからちょっと時間がたってしまったパスタもこれなら生き返る。
ムッチリとした麺にトロンとクリームソース。
体を中からあっためる…、そんな味わい、堪能す。
お店をでたらもう10時過ぎ。
それでも水道橋の駅はかなりの人で賑わう…、駅がジンワリ、興奮している様子がステキ。
ちなみに昼はおうちスパゲティーを作って食べた。
東三河地方のご当地風とでもいいますか…、「ツナおろしスパゲティー」。
東京ではあんまり作っているところがなくって、だから自分でつくらなくっちゃって、それで今日。
タマネギ炒めて醤油と昆布茶で味付け。
麺を茹で、茹で上がる寸前に一口大に切ったホタテを炒めたタマネギの中に投入。
軽く火を入れ、そこにザザッとパスタを合わせる。
ザップンザプンと鍋を揺すってあわせつつ、薄切りかまぼこ放りこむ。
冷蔵庫の中の在庫一掃セールのような具合であります。
塩と胡椒で味ととのえて、お皿にザザッと盛りつける。
おろして搾った大根おろし。
ツナの缶詰を飾ってそこになめたけ…、タップリ大葉ともみ海苔ちらして出来上がり。
ぐるぐるかき混ぜ、ズルンと食べる。
麺そのものには強めに味をつけておき、大根おろしで辛味を薄める。
なめたけ舐めるとコクが広がる。
ツナと大葉はよき組み合わせ。
かなり多めに作ったパスタが全部お腹にすんなり収まっていく。
この国でしか食べれぬパスタ。
なんだかお腹もたのしくなった。
[0回]
2010/11/04 (Thu)
丸の内コア:洋
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