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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    東京駅で朝、人にあう用事ができてそれで朝食。
    d4cd9d8e.jpegマダムブロっていうお店にしました。
    東京駅の中でも外れ…、京葉線のホームに向かう途中にあって気持ちいいけど、あんまり混んでいないのですね。
    大抵いつでも座れる…、それで待ち合わせするのによかったりする。
    会ってちょっと打ち合わせをして、受け取るものを受け取ったらば再び電車にのって移動をするコトになる、だから改札の外に出ないで会って、食事も仕事もすませたかった。
    そんな時にいい店なのでありました。

    796b1ba8.jpegデンマークカフェ「マダムブロ」っていうのが正式名称。
    だから北欧風の店作り。
    テラスっぽくって開放的で、白木を使った明るいイメージ。
    厨房と客席部分を仕切る壁には屋根に窓。
    厨房への入口部分は家の扉のようになっててそこが家、客席部分を家を眺める庭って感じのしつらえで、なんだかたのしい。
    北欧的な椅子が並んで、ところどころに明るい色のペンキや生地でアクセント。
    ポップで快適。
    冬が長くて厳しい北欧ならではの、気持ちを明るくする工夫。
    朝にピッタリ。

    トーストセットをたのんで食べる。
    トースト二枚に、バター、それからプリザーブにオレンジがつき、飲み物一杯ついて400円。
    コストパフォーマンスなかなかに良し。

    しかもステキなところが食器。
    デンマークを代表する食器メーカーのカジュアルラインを使ってくれる。
    お皿はかわいいロゴ色の陶器のプレート。
    アイスティーをたのむとコロンと、丸いグラスでやってくる。
    これでセルフサービスでなければ普通にカフェと名乗っておかしくないほど、テーブルの上が豊かでたのしく、贅沢になる。
    04f39d8e.jpegパンは空気をタップリ含んで焼けた軽い仕上がりのパン。
    それをコンガリ、トースターの上でかなり強めに焼いててだからカサカサ、乾いた感じでボクは好き。
    パンも甘みが少なめで、小麦自体の甘みをたのしく味わえる。
    他にもトースト、あるいはサラダや卵料理のセットもあってどれも丁寧…、朝の時間を丁寧にたのしむコトができるのがいい。
    お店の中がいくつかの違ったイメージのエリアにわかれて、それぞれ違った椅子がおかれているのもうれしく、それらをためして座りたくなる。
    たまには足を伸ばしてココにまた来ようかなぁ…、って思ったりした、さて移動。



    関連ランキング:カフェ | 東京駅大手町駅日本橋駅

     

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    今日はカフェが続く一日…、遅めの昼食のような時間をドトールコーヒーで過ごしたあと、神保町をぶらぶら歩いて次の目的地まで向かう途中。

    ppbc.jpg見慣れぬお店に遭遇しました。
    お洒落から程遠い、垢抜けしないすずらん通り商店街の中にまるで英国のパブかティーハウスみたいな感じの建物が突然、出現。
    なんだろうと思って近づきみてみると…。

    ペーパーバックカフェって書いてある。
    窓から中を覗くと確かにスタバみたいなセルフサービスのカウンターがある。
    その向かい側には電子書籍のビュアーを置いたカウンター。
    けれど奥には本の書棚が並んでて、本屋とカフェが融合してる。
    つまり「ブックカフェ」の体裁をとってるようで、そのどちらもが中途半端じゃない造り込み。
    ついさっきまでお茶を飲んでたというのにどうしても、その空間に身をおきたくてそれで入って、お茶にした。

    ワンフロワーがかなり大きなビルの1階、2階、3階部分の窓側が全部カフェ。
    1階、2階は禁煙で3階部分は喫煙席という造り。
    くつろぐためのスペースや、仕事や勉強ができそうな椅子やテーブルが並んだコーナー。
    どこも居心地良くって時間が経つのを忘れるステキな空間。
    無料でWi-Fiがバンバン入る。
    BGMはジャズですよ、ジャズ。
    アメリカのバーンズアンドノーブルだってこれほど格好良くはないだろう。
    そう思えるほど、出会ってたちまちオキニイリ。
    8af1614f.jpegブックカフェで読める本がかなりの種類用意されてて、中に「160種類のサンドイッチのレシピ」なんて洋書があったりしてもう大変。
    ココに住みたい。
    住むのが無理なら、ココをオフィスの代わりにしたい…、そんな具合に思うほど、ステキな場所です。
    店じゃないのネ、かけがえのない場所。
    本屋さんは今大変な時期にあって、けれどこうした工夫で人を集めてもてなし、たのしませ、生き残るコトもできるのかもねって思ったりした…、仕事に向かう。

    仕事を終えて食事をします…、エチオピアって言うお店。

    097e3643.jpeg御茶ノ水から神保町にかけてのこのエリアはカレー専門店の激戦区。
    本とカレーの相性がいいからなのかもしれません。
    あるいは学生街でもあるこのエリア。
    若い人達の腹ペコをおさめるためにカレーは便利だからかも…。
    しかもフランス風じゃなくて、インド系のエキゾチックなカレーのお店が多いのも特徴かなぁ…。

    中でもココのカレーは強烈。
    お店に入った途端にまるで漢方薬みたいな匂いがしてくる。
    龍角散の匂いにお線香の香りを加えたみたいな不思議な香り。
    そしてサラサラ。
    一口目には酸味が強く、ザラッといろんな素材が溶け込んで喉に軽く引っかかる。
    それがじわじわ、辛味を発する。
    喉に来る辛味のカレーって他になく、はじめて食べたときには本当にビックリしました。
    学校を卒業してすぐくらいの頃かなぁ…、大食いでならしたボクは「カレーは飲み物」って豪語していて、けれどここのカレーはゴクゴク飲むように食べることはできなかった。
    一口、そしてまた一口。
    時折、サービスでついてくる蒸したジャガイモを口に含んで、辛味を拭い次の一口。

    ひさしぶりに食べたカレーもやっぱり辛くて、けれど食べる経験を積んだ今では痺れや痛みや熱さといういろんな辛味を構成している要素を食べ分けられて辛味を味わうコトできなんだかうれしくなった。
    体を芯からあっためて、汗ぬぐいつつ家にユックリ帰ります。



    関連ランキング:カレー | 神保町駅新御茶ノ水駅小川町駅



    動画を一枚…、ビートルズのペーパーバック・ライターを貼っておきます。
    今日、はじめて出会ってたちまちオキニイリになってしまった「ペーパーバックカフェ」にちなんでのこの一曲…、ビートルズの曲の中でも好きな曲。



    ポールマッカートニーの曲なんですネ…、リードボーカルもポールマッカートニー。
    ただキャッチーなサビのリフレインの「ペーパバックライター♪」っていうフレーズにかぶさるインドっぽい音がどこかレノン風。
    このB面が「レイン」でそれはまさにレノン節爆裂な感じの曲でどちらもオキニイリ。
     

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    メゾンカイザーがカフェを作った…、場所は丸の内の永楽ビル。

    3d638416.jpegというので来ます。
    先日、「iiyo!」って言うフードコートみたいなランチ使いができる飲食施設が地下にあるビルのその1階。
    隣のビルには「Dean & Deluca」があってニューヨーク的を発信してる。
    ココはパリ?
    入り口開けると目の前にパンの対面販売のカウンターがあって奥にはカフェレストラン。
    ペパーミントグリーンに、パープルがかったコーヒー色。
    それにオレンジと、モダンなアールデコな色彩。
    ほどよくオシャレで、でも気取りすぎず気軽な感じがくつろげる。

    丸の内の中通り。
    かつて銀行や証券会社の支店がならぶ殺風景なオフィス街的通りだった。
    そこが今ではこんなお洒落な通りになった。
    銀座の中央通りが「オノボリサン向けユニクロ顔」になったのに、比べてココはマディソン街のような感じでボクは好き。

    それにしても朝からパンの焼ける香りがするのはステキ。
    小麦の焼ける匂いは切ない。
    日向でボンヤリ居眠りしているときの匂いにボクは感じる。
    バターが焦げる匂いはゴージャス。
    空気が金箔をまとってネットリ、体にまとわりついてくるような気持ちになれる。

    e5f22638.jpegここの朝食セットは当然、コンチネンタル。
    朝からタップリいろんな料理をお腹にたくわえ、一日シッカリがんばりましょう的、英国風ではございませんで、パンに飲み物。
    だって毎晩、夜中近くまで食べて飲んで唄って愛しあい…。
    お腹が空く暇もなく朝がやってくるラテンな国の朝食ですからスッキリ軽くすませましょうと。

    勤勉をなにより美徳としたイギリスの人。
    夜はお腹にたまらぬモノを軽く食べ、早くねむって朝を空腹と共に目覚めて仕事をする。
    ランチをとる時間だってとれるかどうかわからないから、本当にタップリ。
    今、世界各地で「アメリカンブレックファスト」とよばれる玉子にハムにポテトにトースト…、この組み合わせが産業革命を生み出したと言っても過言じゃないのでござる。
    朝の食事をしないからアドレナリンが放出されず、昼にお腹がガンッと空き、タップリ食べると今度はお腹に血が回る。
    眠たくなって昼寝をし、目覚めてちょっと仕事をしたら今度は晩餐。
    昼寝してるから宵っ張りにて、睡眠不足で朝はお腹が空いてない。
    これを前近代的というのは簡単…、でも本当はそれが人間的な生き方なのかもしれないなぁと思ったりする。

    b9a80a08.jpegそして今朝。
    クロワッサンかパン・オ・ショコラが選べてそこに飲み物つける。
    これで十分。
    別に昨日夜ふかししたわけじゃないけれど、たまにはこうしたミニマムな朝食とるのも悪くないでしょ…、とパン・オ・ショコラとアールグレイを選んで食べる。

    こりゃ、おいしい。
    メゾンカイザー的なるパン。
    パリなバリバリして上顎ザクザクつっつくような、硬くてバリバリしたパンもおいしいけれどココのはおだやか。
    シットリしてて朝の口にはやさしくていい。
    ワタクシ的にはもうちょっとバリバリしててもいいかなぁ…、と思いはするけど、まぁ、これはこれ。
    噛み締めるとジュワッとバターのうま味が口に広がって、トロトロ、とろけてなめらかになる。
    チョコはビターで、パン生地の甘みとうま味の引き立て役に徹してる。

    ステキなとこが、どこを噛んでももれなくチョコが口に入ってくるようにチョコが練りこまれているというところ。
    こういう工夫と熟練っていいなと思った。
    パリ的クロワッサンに比べてお皿にちらかっていくパンくずが、細かなところにニッコリします。
    アールグレイの横についてやってくる、自家製フィナンシェも甘くてシットリ。
    朝のシアワセ…、オゴチソウ。



    関連ランキング:洋食・欧風料理(その他) | 大手町駅東京駅二重橋前駅

     

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    神保町のミロンガヌオーバーでココアを飲んだ、冷たい雨のふる東京。

    26518890.jpeg昼食を丸の内で終えてそれからちょっと気になるお店があって、神田淡路町まで移動をしました。
    実は、さみしいニュースを聞いた。
    神田の「フルーツパーラー万惣」という店。
    東京を代表する老舗フルーツパーラーのひとつ。
    特に本店にある喫茶室で食べることができるフルーツサンドとホットケーキがおいしいというので有名な店。
    ところがそこが、今月末に閉店してしまう。

    人気がなかったわけじゃないです。
    丸ビルなんかにも出店していて、傍目には順調に経営しているようにみえた。
    閉店のキッカケは、本店のビルの耐震性に不安があって建て替えなくちゃいけないんだけど、経済的な余力がないから。
    本店だけじゃなくて支店も全部一斉に閉店してしまうというコトだった。
    いろんな意味であまりにさみしい。
    ココのパンケーキが食べられなくなるコトが哀しいと同時に、この会社。
    おそらくすべての店舗の赤字を、本店ビルの家賃収入でまかなっていたのかもしれないなと、そう思うとなおさら切なく、今の日本の外食産業がおかれた危うい立場のコトを思ってしまう。
    せめてあのホットケーキを食べて気持ちを落ち着けさせましょう、と思って行ったらなんと長蛇の行列で、とてもじゃないけど待ってまでもと、それでテクリと神保町まで歩いていった。

    ミロンガヌオーバ。
    38329fd1.jpeg時代を超えて生き残った、しなやかにしてしたたかなアルゼンチン・タンゴとコーヒーのお店であります。
    静かでひっそりした小さな路地で、雨の降る日は一層シットリ。
    歩く人すらまばらでけれど、ドアをあけるとお客様が食事をしたりコーヒー飲んだり、いつも通りの空気が流れる、ホッとする。
    ニュースはたちまち行き渡り、それまでまるで無関心な人までひきつけ一瞬ブームを作るのだけど、しばらくするとそんな熱狂があったことすら誰も思い出さない時代。
    ニュースと無縁であることが飲食店にはシアワセなコトなのかもしれない。

    8455a647.jpeg雨を歩いて来た靴の中。
    ジットリ冷たく、綿のソックスがグッショリ濡れた。
    考えれば考えるほど釈然とせぬ閉店ニュースに、気持ちもグッショリ濡れちゃった。

    お店の隅っこ。
    ストーブが置かれた横の椅子に座って、体も気持ちもあっためましょう。
    そしてココアを飲みましょうか…、といつもはコーヒー飲むのだけれどポッテリ甘い飲み物にする。
    ホットケーキを食べようと思って開けておいたお腹に、シナモントースト。
    空気をタップリ含んでやけた田舎風のフランスパン。
    薄切りにしてバターをタップリ。
    コンガリ焼いて、そこに砂糖をシナモンたっぷり。
    やってきた途端にシナモンの切ない香りが鼻をくすぐる。
    齧るとサクリ。
    トーストとラスクの間のような食感。
    一口分がサクッと歯切れて、サクサク口の中でこわれる。
    一緒にザラッとグラニュー糖が歯茎をくすぐり、たちまち溶ける…、後には焦げたパンとシナモンの香りが残ってニッコリとなる。
    ココアにトプリとシナモントーストひたしてパクリと食べる。
    舌に乗っかるポッテリとしたカフェモカみたいな香りのトースト…、まるで即席パンペルデュのようでお腹の疲れがフワッととれる、気持ちも明るくなりました!



    関連ランキング:喫茶店 | 神保町駅新御茶ノ水駅小川町駅



    夜は家で作って食べる。

    c108a20e.jpegステーキ焼きます。
    オージービーフのサーロイン。
    ほどよい品質のお肉を売っていて、それを使って夜のステーキ。
    調理する1時間ほど前に冷蔵庫の中から出しとく。
    温度をちょっと上げて、外気となじませておく。
    それから塩。
    胡椒をタップリ。
    ほどこしたらばそこを下にして、チンチンに熱したスキレットの上におく。
    しばらく動かさず、軽く煙が出てきたら肉を動かし焼き目を直角に付けていく。
    塩を再びほどこして、ひっくり返して同じようにガンガン焼いて、休ませる。
    うま味を含んだ肉汁が、完全に安定したらザクザク切って、ガツガツ食べる。

    顎においしい。
    脂をあんまりもたないかわりに、肉のうま味がシッカリしてて、あぁ、牛肉を今、食べているんだって気持ちになれる。

    付け合せには季節の野菜…、菜花を炒める。
    買ってきたのを水にしばらく活けるようにして、水飲み込ませてシャキシャキさせる。
    塩水くぐらせ、それをオリーブオイルをひいたお鍋に入れて蓋してコンガリと焼く。
    バチバチ音がしてそれで、焦げ目がついたら出来上がり。
    菜の花も茹でるのと違ってうま味が凝縮されて、持ち前の苦さがビリッと強調される…、「もうすぐ春!」の味がする。

    e804ecd1.jpegそれから貝の刺身をあれこれ。
    年中、安定して手に入る貝ではあるけど、春から夏にかけておいしくなるのが多い。
    水がまだまだ冷たくて、けれど徐々にあたたかくなり栄養分が増えてくるとき。
    今がまさに貝の正月。
    それでかデパ地下で安く売っていた刺身。

    赤貝。
    ミル貝。
    北寄にホタテ。
    どれも身厚でプリプリしてて、貝によって歯ごたえ微妙に異なっている。
    プルンとハリのある赤貝に、ホッキはサックリ。
    ホタテはムッチリ、ネットリとしたミル貝は軽い渋みを発揮する。
    歯ごたえ、味わいそれぞれ違って、けれどどれもが海のうま味を吐き出していく。
    そのおいしさがドッシリ舌に居座る感じがオゴチソウ。

    それからカニ。
    ズワイガニの浜茹で。
    一度も凍ったコトがないというのが売り文句で、なるほどフックラ。
    殻からの身離れもよく、口の中でシットリほぐれるカニ独特の繊維がおいしい、テレビをみながらカニの身せせってかに酢に浸し、パクパク食べるとなんだか気持ちが華やかになる。
    冷たい雨も部屋に入ればあたたかい。
    明日にはちょっと用事があって、だから今晩、明日の分までユックリしましょう…、のんびりと。
     

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    丸の内で朝を迎える…、それでDean & Deluca Cafes 丸の内。
    89199c09.jpg都内にいくつもあるディーンアンドデルーカには、カフェと名前のついてるところとマーケットと名前のついているとこがある。
    ココはカフェ。
    食料品はそれほど種類はないけれど、高い天井、座り心地の良い椅子となにより大きな窓からやってくる朝の光が今の季節には特にゴチソウ…、にっこりします。
    それにしても修復途中の東京駅の駅舎の頭がちょっとづつ、姿を見せてはじめててなんだかワクワクしてきます…、東京駅の周りの景色は風格がありしかも同時にダイナミックで歩いていると背筋がしゃんと伸びてくる。

    a54dab31.jpg店に入ると真正面に注文をするカウンター。
    奥にはキッチン。
    朝からおいしい匂いがしてくる。
    カウンターに辿りつくまでの通路の両側に食料品やらデリフード。
    サンドイッチがズラッと並び、色とりどりのキッシュにラップ。
    それからケーキやビスケット。
    ここに来るといつも何を食べようか?ってたのしく迷う。
    同じ「迷う」にも、辛い迷いとたのしい迷いがあってココは、どれもおいしそうにみえてしかも食べたくて、選ぶコトがなかなか出来ないたのしい迷い。
    最近、ハマっていたのはキッシュ。
    スモークサーモンとアスパラガスのキッシュが彩り豊かでおいしそう。
    それにしようか…、と思ったけれど、それの隣にあって目に入ったケークサレ。
    いくつか種類があった中。

    ツナとパプリカのケークサレっていうのがたったひとつだけ残ってた。
    色合いキレイで、しかもそれがたった一個というのに気持ちが引っ張られちゃう。
    ボクが食べて上げなくちゃ…、って。
    それでそれを選んでたのんで食べるコトにする。
    ケークサレ…、塩のケーキでございまして、たしかに形はドライケーキの形をしている。
    けれど甘くはなくて食事の代わりになるというモノ。
    特にコレ。
    あっためてもらうとツナ独特の魚の匂いがポワンと漂い、やっぱりこれはケーキじゃないのネって感じ入りつつヨダレがでます、お腹がグーッ。

    5cee4706.jpg赤いパプリカ。
    黄色いパプリカ。
    ブラックオリーブと彩りゆたか。
    生地自体がサーモンピンクに染まってて、見た目がサーモンパテのようにもみえなくもない。
    お菓子じゃなくて料理だよ!って、匂いだけじゃなく体一杯を使って主張しているようでオモシロい。

    フォークを当てて力を入れるとザクッと切れる。
    切れるというか、ゴソッと崩れて散り散りになる。
    乾いてしまったカステラみたいな崩れっぷりに、ちょっとビックリ。
    食べると最初はボソリとしてる。
    けれどすぐさま、唾液を吸い込みシットリしてくる。
    そもそもツナのシットリとした食感と、健康的な油っぽさがバサバサ感をおさえこんでて、口の中でどんどんトロンと湿ってとろみがついてくる。
    この食感の変化が意外で、オモシロイ。
    塩はほのかで、パプリカの甘みがとても自然でおいしい。
    しかも野菜の焦げた香りが、鼻から抜けて香ばしい。

    一緒にたのんだ飲み物は「ゆずジンジャーアップル」って言う冬の飲み物。
    お店の前にもプロモーションのポスター貼ってて、コレにしようとお店の入る前から決めてて、初志貫徹でコレにした。
    酸っぱい、そしてやさしく甘い。
    柚子とりんごの香りに紛れて、生姜の風味は最小限でけれど飲んでるうちにぽかぽか、お腹がジワンとあったまってくる。
    これこそ生姜効果でござろう…、冬の体にありがたい。
    それにしても去年からずっと続いている生姜のブーム…、まだまだしばらく続きそう。



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