丸の内で朝を迎える…、それでDean & Deluca Cafes 丸の内。
都内にいくつもあるディーンアンドデルーカには、カフェと名前のついてるところとマーケットと名前のついているとこがある。
ココはカフェ。
食料品はそれほど種類はないけれど、高い天井、座り心地の良い椅子となにより大きな窓からやってくる朝の光が今の季節には特にゴチソウ…、にっこりします。
それにしても修復途中の東京駅の駅舎の頭がちょっとづつ、姿を見せてはじめててなんだかワクワクしてきます…、東京駅の周りの景色は風格がありしかも同時にダイナミックで歩いていると背筋がしゃんと伸びてくる。
店に入ると真正面に注文をするカウンター。
奥にはキッチン。
朝からおいしい匂いがしてくる。
カウンターに辿りつくまでの通路の両側に食料品やらデリフード。
サンドイッチがズラッと並び、色とりどりのキッシュにラップ。
それからケーキやビスケット。
ここに来るといつも何を食べようか?ってたのしく迷う。
同じ「迷う」にも、辛い迷いとたのしい迷いがあってココは、どれもおいしそうにみえてしかも食べたくて、選ぶコトがなかなか出来ないたのしい迷い。
最近、ハマっていたのはキッシュ。
スモークサーモンとアスパラガスのキッシュが彩り豊かでおいしそう。
それにしようか…、と思ったけれど、それの隣にあって目に入ったケークサレ。
いくつか種類があった中。
ツナとパプリカのケークサレっていうのがたったひとつだけ残ってた。
色合いキレイで、しかもそれがたった一個というのに気持ちが引っ張られちゃう。
ボクが食べて上げなくちゃ…、って。
それでそれを選んでたのんで食べるコトにする。
ケークサレ…、塩のケーキでございまして、たしかに形はドライケーキの形をしている。
けれど甘くはなくて食事の代わりになるというモノ。
特にコレ。
あっためてもらうとツナ独特の魚の匂いがポワンと漂い、やっぱりこれはケーキじゃないのネって感じ入りつつヨダレがでます、お腹がグーッ。
赤いパプリカ。
黄色いパプリカ。
ブラックオリーブと彩りゆたか。
生地自体がサーモンピンクに染まってて、見た目がサーモンパテのようにもみえなくもない。
お菓子じゃなくて料理だよ!って、匂いだけじゃなく体一杯を使って主張しているようでオモシロい。
フォークを当てて力を入れるとザクッと切れる。
切れるというか、ゴソッと崩れて散り散りになる。
乾いてしまったカステラみたいな崩れっぷりに、ちょっとビックリ。
食べると最初はボソリとしてる。
けれどすぐさま、唾液を吸い込みシットリしてくる。
そもそもツナのシットリとした食感と、健康的な油っぽさがバサバサ感をおさえこんでて、口の中でどんどんトロンと湿ってとろみがついてくる。
この食感の変化が意外で、オモシロイ。
塩はほのかで、パプリカの甘みがとても自然でおいしい。
しかも野菜の焦げた香りが、鼻から抜けて香ばしい。
一緒にたのんだ飲み物は「ゆずジンジャーアップル」って言う冬の飲み物。
お店の前にもプロモーションのポスター貼ってて、コレにしようとお店の入る前から決めてて、初志貫徹でコレにした。
酸っぱい、そしてやさしく甘い。
柚子とりんごの香りに紛れて、生姜の風味は最小限でけれど飲んでるうちにぽかぽか、お腹がジワンとあったまってくる。
これこそ生姜効果でござろう…、冬の体にありがたい。
それにしても去年からずっと続いている生姜のブーム…、まだまだしばらく続きそう。
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