今日はカフェが続く一日…、遅めの昼食のような時間をドトールコーヒーで過ごしたあと、神保町をぶらぶら歩いて次の目的地まで向かう途中。
見慣れぬお店に遭遇しました。
お洒落から程遠い、垢抜けしないすずらん通り商店街の中にまるで英国のパブかティーハウスみたいな感じの建物が突然、出現。
なんだろうと思って近づきみてみると…。
ペーパーバックカフェって書いてある。
窓から中を覗くと確かにスタバみたいなセルフサービスのカウンターがある。
その向かい側には電子書籍のビュアーを置いたカウンター。
けれど奥には本の書棚が並んでて、本屋とカフェが融合してる。
つまり「ブックカフェ」の体裁をとってるようで、そのどちらもが中途半端じゃない造り込み。
ついさっきまでお茶を飲んでたというのにどうしても、その空間に身をおきたくてそれで入って、お茶にした。
ワンフロワーがかなり大きなビルの1階、2階、3階部分の窓側が全部カフェ。
1階、2階は禁煙で3階部分は喫煙席という造り。
くつろぐためのスペースや、仕事や勉強ができそうな椅子やテーブルが並んだコーナー。
どこも居心地良くって時間が経つのを忘れるステキな空間。
無料でWi-Fiがバンバン入る。
BGMはジャズですよ、ジャズ。
アメリカのバーンズアンドノーブルだってこれほど格好良くはないだろう。
そう思えるほど、出会ってたちまちオキニイリ。
ブックカフェで読める本がかなりの種類用意されてて、中に「160種類のサンドイッチのレシピ」なんて洋書があったりしてもう大変。
ココに住みたい。
住むのが無理なら、ココをオフィスの代わりにしたい…、そんな具合に思うほど、ステキな場所です。
店じゃないのネ、かけがえのない場所。
本屋さんは今大変な時期にあって、けれどこうした工夫で人を集めてもてなし、たのしませ、生き残るコトもできるのかもねって思ったりした…、仕事に向かう。
仕事を終えて食事をします…、エチオピアって言うお店。
御茶ノ水から神保町にかけてのこのエリアはカレー専門店の激戦区。
本とカレーの相性がいいからなのかもしれません。
あるいは学生街でもあるこのエリア。
若い人達の腹ペコをおさめるためにカレーは便利だからかも…。
しかもフランス風じゃなくて、インド系のエキゾチックなカレーのお店が多いのも特徴かなぁ…。
中でもココのカレーは強烈。
お店に入った途端にまるで漢方薬みたいな匂いがしてくる。
龍角散の匂いにお線香の香りを加えたみたいな不思議な香り。
そしてサラサラ。
一口目には酸味が強く、ザラッといろんな素材が溶け込んで喉に軽く引っかかる。
それがじわじわ、辛味を発する。
喉に来る辛味のカレーって他になく、はじめて食べたときには本当にビックリしました。
学校を卒業してすぐくらいの頃かなぁ…、大食いでならしたボクは「カレーは飲み物」って豪語していて、けれどここのカレーはゴクゴク飲むように食べることはできなかった。
一口、そしてまた一口。
時折、サービスでついてくる蒸したジャガイモを口に含んで、辛味を拭い次の一口。
ひさしぶりに食べたカレーもやっぱり辛くて、けれど食べる経験を積んだ今では痺れや痛みや熱さといういろんな辛味を構成している要素を食べ分けられて辛味を味わうコトできなんだかうれしくなった。
体を芯からあっためて、汗ぬぐいつつ家にユックリ帰ります。
関連ランキング:カレー | 神保町駅、新御茶ノ水駅、小川町駅
動画を一枚…、ビートルズのペーパーバック・ライターを貼っておきます。
今日、はじめて出会ってたちまちオキニイリになってしまった「ペーパーバックカフェ」にちなんでのこの一曲…、ビートルズの曲の中でも好きな曲。
ポールマッカートニーの曲なんですネ…、リードボーカルもポールマッカートニー。
ただキャッチーなサビのリフレインの「ペーパバックライター♪」っていうフレーズにかぶさるインドっぽい音がどこかレノン風。
このB面が「レイン」でそれはまさにレノン節爆裂な感じの曲でどちらもオキニイリ。
[6回]
PR