忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2025 . 04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    03 2025/04 05
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    昼を日比谷のかに料理…、「蟹工船」という店にくる。



    日比谷に昔から大きなオフィスビル。その最上階。
    入り口の暖簾をくぐるとここがビルの中だということをすっかり忘れてしまえる空間。川がせせらぎ、日本家屋が建ち並ぶ。
    ビルの中に日本の田舎町をまるごと移したように、作りこまれた空間で外国の人を連れてくると、写真撮影で盛り上がる。
    空間だけが作りこまれているわけじゃなく、その空間に感心するのを忘れてしまうほどに料理もシッカリしてる。



    大きな御膳にみめうるわしきお皿がキレイに並ぶお昼のもてなし膳。
    いろんなものを少しずつ味わうたのしみが、日本の料理のたのしみでしかもすべての料理にもれなくカニが使われている。
    例えばサラダ…、糸状にしたかぼちゃを揚げてそれをフワリとサラダの上に。葉っぱ野菜の上にはタップリ、カニのほぐし身。ドレッシングの代わりに三杯酢というゆでガニ食べてるみたいな味わい。
    カニの旨味で深みを出したベシャメルソースのグラタンは、ふっくらとしたカニ肉と、プチプチはぜるトビコが口をニギヤカにする。
    茶碗蒸しにもカニのほぐし身…、とてもなめらか、喉が喜ぶオゴチソウ。



    タラバの足に焼いたモノ。肉が乾かぬようにと蒸し焼き。だからふっくら。手でつかみ指をあてるとホロリと肉が見事にとれる。
    それから刺身。マグロの赤身にアオリイカ。カニは松葉で、ネットリ舌にからみつくよな肉感的な食感がいい。
    きゅうりをバネのように丸めたあしらいや、擦ったばかりの上等わさび。ひとつひとつが丁寧で、隅々までに気持ちが入った料理の数々。



    メインはカニの釜めしで、これもふっくら。全体的に料理がフワリとみずみずしくて、香り高いからボリューム以上の充実感に満たされる。
    一緒についてやってくる汁もカニ汁。しかもワタリガニを使った白味噌仕立ての味噌汁で、香り、うま味がなかなか深い。
    料理に合わせてカニの種類を自由自在に使い分ける。味わい多彩なカニの世界を堪能します。よきお店。


    関連ランキング:かに | 日比谷駅有楽町駅銀座駅

    拍手[4回]

    PR
    東京駅ではじめる一日…、寿司清のグランルーフのお店に来ます。



    いつもの寿司清は東京駅の改札の中、グランスタっていう商業施設の中にあり、ところが先日、改札を出て八重洲地下街を歩いていたらもう一軒の寿司清発見。
    グランルーフという飲食だけの施設の入り口。
    見ればそこも朝食やってて、しかもエキナカ寿司清とは違ったメニューがいくつかあった…、それでいつか来なくちゃって。
    思ってそれで今日の朝。
    やってきまして、朝ご飯…、「特上朝ご飯」なる名前も立派な定食にする。



    ちなみにこの店…、エキナカのお店と同じく鯛茶漬けとか刺身定食とかはあるのだけれど、一番人気の「マグロの漬け丼+豚汁」っていうセットはない。
    代わりに山芋とろろの定食と、この特上朝ご飯が用意されてる。

    大きなお膳にお皿がズラリ。
    メインの場所には魚のあらと大根を煮合わせたもの。玉子焼きに大根おろしに醤油漬けしたイクラがパラリ。
    マグロの山かけ、漬物に汁、それからご飯でひと揃え。
    エキナカ寿司清の料理はどことなく「寿司屋のまかない」みたいなイメージがあるのだけれど、この店の料理は「日本料理店の料理」のように感じて贅沢。
    見た目がにぎやかで華やかで、なんだか気持ちがあがってく。



    まずはあら煮をと食べてみる…、深い飴色に染められた黒鯛のアラに大根に。
    魚は脂がのってムッチリ、コトコト煮こまれ中の中まで味が入ってなんともおいしい。箸で触るとブリンと崩れて、皮と身の間に脂をタップリ抱いていたからでしょう…、皮がペロンとめくれてくれる。
    皮が嫌いな人じゃなければ、ココをおいしく食べるんだろう…、と思いながらも鱗が目立つ魚の皮はやっぱり口に入ってくれない。
    身だけをせせって、皮は残した、罰当たり。
    芯まで味のキレイに入った大根は噛むとクチュッと繊維がほぐれ、中からおいしい出汁のうま味が滲んでくる。
    噛んで味わう醤油出汁…、なんておいしい、オゴチソウ。



    玉子焼きは寿司屋の玉子焼きであります。
    ズッシリしててだし巻き卵に比べて若干硬めの仕上がり。甘めでしかも中にタップリ出汁を含んで、プチュンと歯切れる。
    醤油いらずでそのまま旨い。
    山かけとろろがついてはいたけど、単品として「とろろ」が用意されていてせっかくだからそれもたのんだ。
    若干歯ごたえ残った粗めのとろろ。
    イクラにオクラ、それからもずくが彩りそえて、トロンと喉をかけおちる。
    多彩な味わい…、朝からお腹がたのしく満ちる。これはかなりのオキニイリ。


    関連ランキング:寿司 | 東京駅京橋駅大手町駅

    拍手[3回]

    仕事でお茶の水界隈を歩くことがあり、それでランチを「すばや」にします。



    神保町の裏の路地道…、周りのビルで一日、日陰になるような場所。
    すばやの「すば」は沖縄の言葉でそばで、つまり沖縄そばがメインの気軽な沖縄料理のお店なんだけども、ロケーションはまるで沖縄的じゃない。
    けれどお店の中の雰囲気、あるいはそこで働いている人ののんびりした空気感が沖縄的で、気持ちがほんわかあったかになるのがなんだかうれしい。

    自慢の沖縄そばをメインにいろんなセットが20種類ほど。



    沖縄ちゃんぽんセットというのを選んでたのむ。
    ちゃんぽんといえば、野菜や肉をタップリ炒めてスープと合わせた汁そばのようなものを思い浮かべてしまうのが、沖縄以外に住んでる人のサガでありましょう。
    ところが沖縄のちゃんぽん。
    麺じゃない。
    ニンジン、キャベツ、モヤシのような野菜にランチョンミートを炒めて、玉子で閉じたものをご飯に乗っけた丼。スプーンでワシワシ食べる食堂の代表料理。
    ここのは豚ひき肉がスパムの代わりに入ってて、豚の脂がご飯の表面をまんべんなく覆ってスベスベ。
    カツオの出汁の旨味や野菜の風味がおいしくて、ワシワシ食べて笑顔がもらえる。



    これにソーキそばがついてくる…、ちょっと小さめサイズだけれど具材タップリ。
    フックラとした錦糸玉子にかまぼこ、ニンジンシリシリと刻んだネギと煮込んだソーキ。
    麺はムチムチ、歯ごたえのある典型的なる沖縄スバで、カツオの出汁がよく効いたスープが見事に透き通ってる。
    チュルチュルすすって食べるには麺は頑丈、太くてグルンと捩れてる。
    モグモグ箸で送り込むようにして味わって、にもかかわらず口の中においしいスープの旨味や香りが満ち溢れていく。
    コーレグースをちょっと多めにタップリかけて、泡盛独特のハッとするような香りと一緒に辛味をビリッと味わった。



    それにしてもココのソーキのおいしいコト。
    醤油の味がシッカリ染みて、その表面は濃いこげ茶色。噛むとムチュンと歯茎をくるむように肉は滑らかで、それがプチュンと歯切れてく。
    歯切れると同時に脂がジュワッと滲む。
    滲んで唇、ヒヤッとさせる…、断面のぞくと肋を構成するゼラチンがトロンとキレイに透き通ってる。
    スープ、麺も上等で、東京で食べるコトができる沖縄すばの中でも、最高峰のひとつと思う…、1000円弱という値段が東京プライスというコトだけを除いてこれはオキニイリ。


    関連ランキング:沖縄そば | 小川町駅新御茶ノ水駅淡路町駅



    お勘定をしたら、どうぞ!とお土産もらう…、ココナツフレーバーのちんすこう。



    ラードと小麦と砂糖でできた、とても単純。けれど味わい深い沖縄のお菓子であります…、なんだか気持ちがあたたかくなり、すぐにどこかで食べたくなった。
    お店の近所にあるコーヒーの店。
    これをもらってエスプレッソと一緒に食べてみたいんだけど、いいですか?って聞いたらどうぞ。
    ちんすこうってビスコッティみたいなお菓子ですもの…、エスプレッソと相性いいに違いないですって、ニッコリしながらエスプレッソを作ってくれた。
    エスプレッソを苦味、香りを膨らまし、口の中でやさしくとろけるオゴチソウ。沖縄気分を堪能しました…、さぁ、仕事。

    拍手[4回]

    東京駅から出発の今日…、週末出張でございますなり、それで朝。
    東京駅の駅ナカ施設「グランスタ」にある寿司凊に来る。
    一時期熱狂した店で、ひさしぶりでも、来るといつもと同じ人たちが笑顔で元気に働いていて、いつもの料理が用意されてる。
    なつかしいというよりも、ゴメンね、しばらくほったらかしてしまったネ…、って気持ちになってしまう店。



    それにしても間も無く封切りになるのでしょうか…、東京駅を舞台にした多分、ラブアクチュアリーのような映画なんでしょうネ、
    開業当時の姿にめでたく戻った東京駅の丸の内側…、周辺の再開発ビルも次々竣工をして、旅の中継地点ではなくワザワザここに来るための旅する人の目的地にまでなっちゃった。今年の話題のひとつでござろう。

    だからか週末の朝もにぎやかに、いつものマグロの漬け丼と豚汁セットをたのんで食べる、



    今年の前半、くるたびマグロの切り身の数や厚さがどんどん貧しい方に下がっていって、それで気持ちも下がってそれがここにあんまり来なくなってしまった理由。
    いろんな事情があるんでしょうから、大変だなぁと思いもするけど、その大変がボクに乗り移ってしまうと困るからって、思いもするけど、その一方で、嫌いになりきれない好きなメニューでもあるワケでして、なやましいったらありゃしない。
    今日もほどよいレベルにて、おひさしぶりです!またまたちょっと痩せちゃった?って心配しつつ、それでもたのしくパクリパクリと味わい、食べる。



    一汁三菜というのが日本料理の基本。
    間も無くめでたく世界文化遺産に登録されるだろうと言われる日本料理の、登録理由のひとつがそうした食習慣で、この料理。
    器二つをじっくりみると、たしかにこれも一汁三菜の変形かもね…、と。
    ご飯の上のマグロの漬けが一菜目、魚の刺身の代わりをはたす。
    横にあしらわれた干した大根の醤油漬けと貝割れ菜には、野菜の料理の役目を果たさせ、豚汁の中に沈む大根、人参、ゴボウ、あるいは豚肉、厚揚げは煮物の代わりをしてもらう。
    ドッシリとした味噌の風味がおいしい汁とあわせて見事、一汁三菜。
    そう思いつつハフハフ味わい、旅にでかけるお腹をやさしくあたためる。


    関連ランキング:寿司 | 東京駅大手町駅二重橋前駅



    それから食後のお茶を飲む。
    ドリップマニアっていうコーヒースタンド…、注文してから一杯、一杯、ペーパードリップでコーヒーを落としていくというスタイルの店。
    東京駅という人を忙しなく歩かせるムードのある場所にあってここだけ、ユッタリとした時間が流れるところがステキ。
    お店の人もこれ見よがしに大きな声を上げて元気ややる気を押し付けないのが、今時ちょっとうれしくて、旅を始める前の一杯、買ってみようと立ち寄った。



    一杯700円っていうちょっとお高い豆があって、どんなんですか?って聞いたら香り高くて酔っ払っちゃうくらいですよ…、っていうからためしに試した。
    安いものは250円、これは3倍近くの値段というのに、どれもが同じカップに入ってやってくる、平等主義にちょっと笑った。
    ちなみにその味。
    たしかにおいしい…、香り豊かで何もいれてはいないのに、甘くて旨味がシッカリしてる。なにより後に残るやさしい酸味が、頭をスッキリしてくれる。
    酔っ払いはしないけれど、このコーヒーが手元にあるってなんだか豊かな気持ちに浸れる、ココロのご馳走。
    時間が経つといかにもコーヒーらしい香りに混じって花の香りがほんのり漂ってくる…、旅を明るく彩るご馳走。西に向かって驀進です。


    関連ランキング:コーヒー専門店 | 東京駅大手町駅二重橋前駅

    拍手[3回]

    さて晩ご飯。



    熊谷で仕事を終えて、実は大宮で行きたいお店が一軒ありはしたのだけれど、たのしい仕事で時間を重ね、しかも東京に戻って軽い約束があったため、泣く泣く新幹線で東京駅に驀進をした。にもかかわらず、その約束がドタキャンで、ギャフンといいつつやるせなさにて、やけ食いしようと丸の内。
    新丸の内ビルディングの中にある「かつ吉」なる店を選んで入る。
    こういう時は体に悪いものに限ると、揚げ物選んで飛び込んだ。
    昔、会社のあった水道橋に本店を持つとんかつの店で、その頃からオキニイリにてたまに食べたくなって今日。いい言い訳をみつけたモノでございます(笑)。



    かなり上等なとんかつの店。
    定食をドンッと出してオシマイじゃないのであります。まずは漬物、三種類。今日は大根の糀漬けにラッキョウ、それから白菜キムチ。この大根の漬物がシャキシャキおいしく、食欲誘う。
    それから千切りキャベツをベースにしたサラダが大きな木鉢できます。
    お替わり自由というサービスで、シソの風味のドレッシングをかけて食べるといくらでも食べられるのがウレシイような、困ったような。
    だって野菜を食べてるうちに、やさぐれ気分がどんどん静かに穏やかになる。
    肉を食べると怒りっぽくなり野菜を食べると気持ちが落ち着く…、ってことなんでしょう、シャキシャキ顎を動かしながら体の中が潤っていく。
    それで気持ちが潤され、やけ食い気分が吹っ飛んだ(笑)。



    そして今日のメインの料理…、ヒレかつ、エビカツ、牡蠣フライの3点盛りを選んで食べる。
    普通とんかつのお店で千切りキャベツと一緒に提供されるカツ…、ココでは先にサラダが提供されているから揚げ物だけの盛り付けになる。
    それでも決して貧相じゃない。揚げ物自体のうつくしいコトにウットリすると同時にココの器が見事。
    陶器のお皿に竹のすのこを敷いたモノ…、特注品なのでありましょう。そういうところにも手間ひま惜しまずお金を使ってもてなす上等。ニコリとします。
    どっしりとした大きなお椀になめこ汁。八丁味噌の濃厚味でカツの油に負けぬおいしさ…、ご飯もピカピカ、炊きたてで細部に魂宿る一品。



    なによりカツが上等です。小エビを集めて筒状にしてパン粉衣で揚げたエビカツ。
    口の中でハラリとほぐれて散らかって、プリプリ奥歯で潰れて甘みと風味で満たすオモシロイ味。
    牡蠣フライは小さな粒の牡蠣を集めて、それを一個の大粒牡蠣に見立てて揚げる。
    これまた口の中で散らかり、揚がった牡蠣のサックリと、衣の中で蒸されたように仕上がる牡蠣のムッチリ感のその両方がたのしめる。
    ロゼで仕上がるヒレカツは、ネットリ奥歯にまとわりついてクチャっと潰れる見事な味わい…、ご飯をお供にするのがもったいないほど、繊細にして深いおいしさにめくるめく。
    お腹を満たし気もないで、家に帰って風呂にする!


    関連ランキング:とんかつ | 大手町駅東京駅二重橋前駅

    拍手[5回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]