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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
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    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    今朝は少々涼しく感じる。
    基本的に青い空、けれどときおり雲が傘になりほどよい影を落としてくれる…、そうだ、一駅歩いてみようとそれで四ツ谷までテクテク歩く。
    04762e4c.jpegそれで朝をおむす人…、ちょっとひさしぶりにてなつかしく、やってきたらばいつものおかぁさんたちが3人仲良く、働いている。
    生業店というわけじゃない。
    けれどこうして働く人が変わらぬお店ってボクは好き…、お店にくる、食べに来るっていうのもいいけど「会いに来る」って感じでこれるお店はステキ。

    dc3d99a3.jpegそしていつものおむすび貰う。
    キリッと酸っぱい梅干しと、おかかをタップリ具に入れた梅とおかかのおむすび1個。
    イクラと鮭のほぐし身をたっぷり使った、親子むすびを1個もらって、それからオカズにソーセージ。
    いつものような注文で、お金を払って席につく。

    注文通りにテキパキやさしくおむすび作る。
    ご飯どうしがしがみつくちょっと湿った音が聞こえて、できあがってく気配がしてくる。
    お腹がなります。
    注文してから作ってくれる、おむすびってその作ってるさまをみてるとお腹が空いてくると同時に、胸がやさしく満たされる。

    できましたって言われて立ってとりにいく。
    みるとなんと、鶏の唐揚げ1個余分にのっかている。
    あれっ?ってお店の人を見るとニッコリ。
    「いつもブログを拝見してます」って。
    あぁ、ウレシイなぁ…、おまけをサービスしてもらう。
    ちょっとたのしく、でも気恥ずかしくいつも以上にテキパキ無言で味わった(笑)。
    プチュンと歯ぎれる揚げたウィンナ、噛むとムッチリ歯ごたえがあり、タレに使った肉がネットリ奥歯を撫でるオキニイリなる唐揚げの食感たのしくありがたい。
    a8e8fab6.jpegそれにしても手にするとほんわかあったか、口に運ぶとハラッとほどけていままでおむすびだったというのを忘れてしまうほどにやさしい結び方。
    キュンと酸っぱい梅干しがお腹の入り口広げてくれて、イクラが潰れてシットリ魚卵で濡れたご飯が鮭と一緒にやってくる。
    やっぱりおいしい、オキニイリ。
    冷たいお茶をゴクリと飲んで、また参りましょうとさて移動。



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    水道橋の駅を降り、なんだか今日のシアワセ気分をもっとユックリ味わいたくて、それでラインで一休み。
    e83f828f.jpeg始業の時間に余裕もあって、それでのんびり、アイスコーヒーたのんで飲んだ。
    ごめんなさいネ…、今日は朝を食べてきたのっていうボクに、「ワザワザお越しいただいて、ユックリされてくださいね」ってニッコリとするお店の人の笑顔がうれしい。
    いつもは貰う朝食セットって、一体どれほどサービス価格なんだろう…、って今日はコーヒー飲みながら改めましての感謝とします。
    氷でキリッとひやされて、手にも涼しいアイスコーヒー。
    なのに気持ちがあったかになる…、さてさて仕事にまいります。



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    ひさしぶりにホテルのバフェで朝としました。

    niwa.jpg「庭のホテル」というホテル。
    水道橋の御茶ノ水寄り。
    周辺にはオフィスビルが並んでて、およそホテルがありそうに思えぬ場所に数年前にできたばかりでありまして、気になっていた。
    庭のホテルという名前。
    もともと旅館があった場所で、同じ敷地の中に東急ステイっていう滞在型の別のホテルが建っていて、建物だけを遠くから見るとまるで高級マンションが二棟並んで建ってるようにみえる風情。
    なのに日本庭園の中にはいってくようなアプローチをみるとまるで旅館のようで、一体、どんなホテルなんだろう…、って。
    オープン半年にして、いきなりミシュランのホテル部門に載ったりもした。

    そして先日。
    「ここの朝食はとても気持ちがいいですよ」と、書き込みもらって後押しされた。
    かつて「山の上ホテル」の朝が大好きで、けれど2年ほど前にそこが台無しになり、会社の近所で気持ちいいホテルの朝食がとれるところがあればいいのに…、って思ってた。

    たしかに空間、気持ちいい…、庭の緑に囲まれて、まるで軽井沢みたいな高原リゾートのホテルレストランにやってきたような気持ちがします。
    広い通路にユッタリしたテーブル、座り心地の良い椅子と、飾りッ気のない客席ホールの隅々に朝日が注いでしかも木々の緑がやさしい影を落としてくれる。
    833101f7.jpegその客席の真中にバフェカウンターが設けられてて、程よき料理が程よき分量並んでる。
    サラダ野菜…、ハーブ野菜が中心で、ニンジン、セロリやパプリカと葉っぱ以外の野菜が種類豊富なところをいいなと思う。
    生ハム、サラミにスモークサーモン…、朝を軽くすませる人にはサラダコーナーだけで十分、満足できる品揃え。
    ドレッシングは全部で3種、それに塩とオリーブオイル。
    温かい料理もそこそこ充実していてベーコン、ハムにソーセージ、ハッシュブラウン、それから春の野菜のラタトゥイユ、クロワッサンにパン・オ・ショコラとパンも充実。

    ed1456a8.jpeg野菜のスープがあるのがボクは気に入った。
    白いんげん豆がゴロゴロ入ったスープ。
    トマトにパプリカ、キャベツにニンジン、ベーコンと具沢山にてそれにバジルペーストとオリーブオイルが自由に使えるようになってる。
    パルミジャーノがあれば完璧。
    けれどやさしい味わいと、野菜のうま味が朝の体に染み入る感じ。
    バフェの料理にはアツアツ感が足りないことがほとんどで、だからこうしてスープでもてなす…、いいなと思った。

    それから一品。
    卵料理を好みでたのんで作ってもらえる。
    目玉焼きかスクランブル、或いはオムレツ。
    迷わずオムレツ選んで待ちます。
    バフェのカウンターで作ってくれるところは結構あるけれど、そのために設備を持つより厨房の中で作って熱々をもってくる。
    悪くない工夫って思った。
    やってきたのは見事な形の見事なオムレツ。
    中までキッチリ焼けていて、けれどフンワリ、しっとり感を失わない。
    ただケチャップが袋に入ったモノなのが、ちょっと残念。
    お皿をもってバフェのところまで行ってベーコン3枚もらって彩りつける…、フルフルフワフワフックラをフォークですくって味わうシアワセ。

    d7768cd9.jpegそうそう、和食コーナーも小さいながら設けられてて、そこにはご飯。
    漬物や味付け海苔が置かれてて、メインはイワシ。
    太ったイワシの醤油煮で、それとキャラブキご飯にのっけて、日本の朝を満喫します。
    和朝食がなくてもこうして、ご飯に汁が揃えばなんとか気持ちがなごむ。

    それにしてもこのホテル。
    外国人のお客様が多いようで、しかもほとんどの人が個人旅行で利用しているみたい。
    決して知名度の高いホテルじゃないのにね…。
    ミシュランガイドに載ったというのが大きかったのかもしれないけれど、でも個人がこうしてやってくる。
    インターネットがあればこそ…、って思いもします。
    たまたま隣に座ってた、ドイツから来たって夫婦にどうでした?って聞いてみたらば、とても良かった。
    西洋人の自分たちにはホテル的な施設はとてもありがたく同時に日本の旅館のようなムードもあって「自分たちは今、日本にいるんだ」ってどんな瞬間にも思えるところが良かったと。
    国に帰ったら友人に、東京にきたら絶対ココに泊まりなさいって薦めるつもりとも言っていて、日本でよりも海外で有名になるホテルがあってもいいのかもね。
    それが今の東京という街の魅力のひとつだろうって思いもしました、オモシロイ。



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    この春、身内にめでたいコトがあってそれで家族集まりたのしい会食。
    ニューオータニホテルの「ザ・スカイ」ってレストランをお祝いの場にするコトにした。

    f7cf8741.jpegかなり上等で贅沢なバフェレストランでございます。
    「ビュー&ダイニング」ってサブタイトルがついてる通り、東京の空を間近に感じることができる眺望が、この店一番のゴチソウなんじゃないかと思う。
    ホテルの一番上にある「ストローハット」のような丸いフロアー。
    30分ほどでグルンと1回転するようになっていて、東京駅から丸の内、銀座、汐留、赤坂、新宿と東京のスカイラインをすべてもれなく眺めることができる楽しさ。

    周りは緑豊かな都心で、ここから外をみてると「東京って公園の中にある街」みたいに見えてくるのがステキに不思議。
    17階という、今となっては決して高いとは言えぬフロアー。
    もっと高いところにあって、もっと遠くまでも見渡すことができるレストランや展望台は他に沢山あるけれど、見下ろす景色じゃなくて目線に現れ消えていくやさしい景色。
    リアリティーと臨場感をもっているのが、ボクは好き。

    この円盤状のフロアーの窓に面したところは客席。
    芯の部分は建物本体にくっついていて、だから回らず、ずっと同じ場所に固定される。
    そこに料理がおかれてる。
    サラダや冷たい前菜が並んだバフェカウンターもあるけれど、オープンキッチンがぐるり半円形に作られている。
    寿司カウンター。
    鉄板焼きのキッチンや、中国料理の鍋がふられる厨房などなど、専門店的キッチンが回り舞台のようにやってきては消えていく、その様相もまさに「ビュー」。
    外の景色と、中の景色の両方をたのしみながらの、さてランチ。
    3ed03108.jpegまずは前菜…、キュウリの中国風の甘酢漬けやカプレーゼ、スモークサーモンと冷たい料理を色鮮やかにお皿に盛ってまずは目から満たす魂胆。
    実は、このとき、目の前に実はお寿司のカウンターがあったのだけど、やっぱりまずは前菜から、そして徐々に重たいものへと…、だって料理は逃げていくものじゃないんだものネ。
    と、言っていたらどんどん寿司キッチンが向こうに逃げてく。
    急いで前菜、お腹におさめて寿司をもらってゆっくり食べる。

    06ff31cc.jpeg蒸したホタテにマグロにかんぱち、そしてエビ。
    好きなモノをたのんで握ってもらう。
    まるで立ち食いの寿司をつまんでいるような粋な食べ方にニッコリとなる。
    しかもココ。
    ネタの種類はそれほどないけど赤酢を使った江戸前風のシャリがおいしく、食べれば食べるほどに口がさっぱりしてくる。

    鉄板焼きのカウンターで、松阪牛を焼いてもらってパクリと。
    上等な肉を分厚い鉄板でコンガリとやく。
    中は見事なバラ色で、食べると気持ちもバラ色になる。
    ソースはグリーンペッパーソース。
    ピリッと辛くて胡椒の香りが食欲そそる。
    付け合せのかぼちゃや空芯菜の炒めたモノもまたおいしくて、鉄板焼きのコーナーの横で配ってたサワラと筍の煮物をサイドに添えて味わう。
    自分のための一皿を作ってたのしむ…、上等バイキングの醍醐味ですな。

    サラダのような前菜に、寿司にステーキ。
    全部頭文字がSではじまる…、上等バフェのスリーS。
    他にも料理がありはするけどこれら3つのSの料理をかなりのヘビーローテーションにて何度もお替り…、好きなモノを心おきなくって感じがたのしい。
    寿司はお腹を整える。
    鉄板焼きは、牛肉以外に地鶏にハンバーグ、ホタテやキングサーモンとネタもさまざま。

    cb31f5be.jpegホテルのバフェというコトもあり、ホテルが自慢の専門店の料理もあれこれ。
    大観苑っていう中国料理のお店の料理だったり、コーヒーショップの洋食だったり。
    どれもキッチリ、風味整い丹精な味。
    例えばチャーハン。
    目の前で大きな中華鍋をあおってジャジャっとできてくるのが臨場感も抜群で仕上がり時間にあわせて行列ができたりするのであります。
    そのチャーハンに麻婆豆腐をかけてサイドにエビのトースト。

    「牛肉」と「エビ・蟹」の充実具合がバフェレストランの贅沢感を決定する。
    だからココはかなり上等。
    パスタのソースにエビとムール貝のトマトクリームがあったりもして、チャーハンだってかにチャーハン。
    その贅沢を堪能します。
    天ぷら、とんかつ、あるいはズワイガニがこれでもかって入ったコロッケ。
    テーブルの上にまるで回転寿司かのごときお皿の山ができてはなくなり、食べるにつれてみんなの笑顔が明るくなってく。
    会話もはずむ。
    ひさしぶりにあったみんなも、美味しいモノを食べておんなじ時間を一緒にすごすと、会えなかった時間がググッと埋まってく。
    おいしい料理がテーブルを彩る時間の魔法の力!

    おじさんたちは料理でお腹一杯なれど、女子はケーキで別腹埋める。

    f376f4b6.jpegホテル自慢のパティシエが作ったふんわりロースケーキやシュークリームにプリンカラメル。
    アイスクリームにイチゴをとってテーブルの真中あたりに置いてみんなで分けあい食べる。
    うーん、たのしい、腹一杯。
    それにしてもこのお店。
    料理をとりに行ってるうちに、座っているテーブルはグルグル回ってどこかに行ってる。
    だから自分の席を探してさまよう、おじさま、おばさま続出でその右往左往を見るのもたのしい…、オモシロイ。

    ちなみに母。
    実は今回、富士山だとか御苑の桜を撮影しようとそれも旅の目的だった。
    しばらく休んでた写真撮影を最近再開…、自慢の機材でつま先だったりかがんだり、体を使った撮影スタイルでみんなタジタジ。
    あいかわらずに元気そうにてホッとする。



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    丸の内で行きたい施設ができまして、そこでランチをとる今日のコト。
    東京駅と皇居のお堀に挟まれて、南北に長く広がる三菱村の北の端。
    永楽ビルっていうオフィスビルの中に新しいレストランの集合施設ができたというので、やってきたのであります…、名前は「iiyo!」
    iyo.jpg10軒近くのレストランが地下にズラッと並んでる。
    和洋中とバリエーションも豊富でどこもが、夜は気軽にお酒が飲める…、つまりビジネスマンやOLにとって使い勝手がよさげなお店。
    お店の造りが特徴的で、通りに面した壁がほとんどないも同然でエントランスも広くとられてまるで、フロアー全部がひとつのお店のような不思議な一体感をもっている。

    1eb59d87.jpegでもってここがランチタイムだけフードコートのようになる。
    とは言え共通の客席の周りにキッチンとカウンターがあるってわけじゃなく、他のお店の商品を持ち込むなんてワガママができるようになっている。
    何人かで連れ立ってランチに来たとき、ボクはラーメン、私はパスタなんて食べたいモノが違うときでもこのシステムならみんなハッピー。
    なかなかたのしくオモシロイ。
    ルールがあって、まず必ず座ったお店の商品をひとつはたのまなくちゃいけない。
    それから他のお店の料理を食べたときには、食器をそのお店まで戻さなくちゃいけないってコト。
    たったそれだけ。
    レストラン街を作ると当然、人気不人気のお店が出てくる。
    けれどこのシステムなら、お店同士が空席とお客様を融通しあえる。
    よきライバルであると同時に、助けあいつつ共に戦う仲間でもあるチームのようなテナント関係。
    それがどんな効果を上げているんだろうと、行ってみたら…。

    残念ながら、このシステム自体が周知徹底されてなかった。
    開業してから一週間というコトでまだ慣れていなかったのかもしれないですが、それにしてもお店の一軒一軒がてんやわんやの大騒ぎ。
    他のお店のことまで考える余裕なんてないよな状況。

    69ae9e71.jpeg陣取ったのはご飯がおいしいレストランとして積極的に展開している「かまどご飯寅福」の食堂業態。
    3種類のご飯かをお替り自由で、お惣菜も食べ放題というそのシステムはそのままで、けれどテーブルの上に惣菜を置きっぱなしじゃなくて従業員がお盆にのせて、いかがですかと配って歩く。
    オフィス街のおじさんたちはお行儀悪いから置きっぱなしじゃバクバク食べて原価を圧迫するって考えなのかしら?
    そのくせ大量に従業員を投入してて、料理もなかなか出てこない。
    オジサンたちはみんなイライラしてらっしゃいます。

    ご飯はおいしい。
    けれどオカズは貧弱で、たのんだサワラの西京焼きは身薄で、焼きたてとは思えぬほどにバッサバサ。
    豚のしょうが焼きはまぁ、こんなものではあるけれど熱さにかける。
    こんなコトなら、まいどおおきに食堂みたいに全部セルフにした方がずっとたのしい。
    場所柄いいかもしれないんだけど、そうはいかぬ事情があれこれあるのでしょうネ。
    もひとつもらったしらす丼…、ご飯を雑穀米にしたんだけれど炊き上がったばかりでホジホジ…、こんなところもドタバタしててこりゃ大変だと笑っちゃう。

    そのお店の向かい側にある「四国味遍路88屋」って言うお店。

    e193069f.jpeg六本木に本店があって、その支店。
    四国4県のおいしいモノをたのしんでという趣向の店で、昼は気軽にセルフうどん。
    ただココも厨房の中が回らない。
    ポケベルわたしてテーブルで待ってもらわないと間が持たないほど。
    お向かいの店で食べたいんですけど…、と言ったらテイクアウト用の容器に入れてわたしてくれた。
    それでもかなり待ったのだけど、向かいのお店の方がずっと時間がかかった。
    良かったんだか、悪かったんだか分からぬトホホ。

    うどんは旨い。
    本店でも感心したんだけど、出汁が本当の讃岐風。
    いりこの風味がふんわり漂う、力強くて風味があってしかもうどんがスルンとスベスベ。
    東京風のゴジゴジとした歯ごたえのある「讃岐風うどん」じゃなくて、噛む必要なくスルンとお腹に飛び込んでいく喉で味わう「讃岐的」。
    肉をのっけて、愛媛のじゃこ天追加した。
    このじゃこ天も揚げたてで、噛むとジュワッと魚のうま味と脂が口に広がっていく。
    うどんの出汁にそれが混じってコクとなる、これは上出来、グッドジョブ。

    さすがにどこも大人気で、お店の前には行列だらけ。
    けれどその行列のほとんどが商品の出が遅いから、お店の席が回転しないからの行列…、まともにお客様が動いているのはつけ麺の店、あるいはカレーのお店くらいじゃないのかなぁ、慣れて来た頃も一度やってこようと思った、そんな昼。

    ところで「iiyo!」で検索してもココじゃないところが一番上に候補に挙がってきちゃう。
    お店一軒一軒も、当然なのかもしれないけれどまだウェブ状にほとんど情報がない状態で食べログページもひとつもなし。
    これからのデベロッパーってこうしたところまで丁寧に対応しないといけないのになって思ったりした、いろいろ残念、もったいない。
    88屋さんは本店ページをだから掲載しておきました、ボクは好きな店、オキニイリ。


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    後楽園あらため、東京ドームシティーなる都心のリゾート集積エリア。
    収益性が悪化する中、不幸な事故が相次いでそれでしばらく元気がなかった…、それが今年の夏のコト…、さまざまな遊具施設が営業再開。
    それに合わせてフードコートができたのですネ。

    gofun.jpg「GOーFUN」と書いて、ゴファンと呼ぶ。
    ファンと飯をかけたつもりの、広告代理店的一昔前な感じのネーミング(笑)。
    白山通りに面して急降下+360度でんぐり返り型ジェットコースターが設置されてた人工地盤の一階部分。
    ずっとファミレスがあった場所。
    時代を流浪し何度も改装、ロイヤルホストのような店からスタートし、デニーズみたいになって気づけばサルバトーレ風。
    サイゼリヤみたいになったかと思ったら、最後はジョイフルみたいになってそしてとうとう、こうなった。

    遊園地の中の飲食店は、セルフサービスが一番よい。
    だってみんな、遊ぶことに一生懸命。
    サービスを待つより自分でとりにいけば短時間でしかも合理的に食事ができる。
    ディズニーランドだって基本はセルフサービスですもの…。
    ただこの場所は表通りに面してて、だから外のお客様のためテーブルサービスをずっと守っていたのだろうけど、今の世の中。
    街場のお店もどんどん合理的でタイムコンシャスなセルフサービスが増えている。
    それでとうとう…、というコトなのでありましょう。

    全部で6店舗のテナントが一直線にカウンターを並べた構造。
    テナント構成がちょっと面白くって、ラーメン「せたが屋」。
    ハンバーグの「びっくりドンキー」。
    創作お茶漬け「こめらく」や、鉄板焼そば「ぼてぢゅう屋台」。
    そして、最近、こうした施設に必ず顔をだしてくる讃岐うどんの「丸亀製麺」、それになぜだかフローズンヨーグルト「ゴールデンスプーン」とちょっとたのしい店揃え。
    3b762e49.jpeg実は今週月曜日、思い立ってちょっと顔を出したのだけど、さすがに夏休みの最終の週。
    ファミリー客でおどろくほどに混んでいた。
    人が多いだけじゃなく、子どもが走る、子どもが笑う、子どもが泣いて子どもがはしゃぐと、ボクの日常にまずない景色と迫力に、気後れがして写真だけを一枚撮った。
    そして這々の体にてお外に退散しました。
    それからちょうど一週間…、そろそろ落ち着きもしただろう…、と思ってやってきましたけれど、やっぱり子供連れが結構いるのネ。
    それにランチタイムというコトもあり、近所のOL、サラリーマンまで混じってかなりの混雑でした。
    これが正解だったのでしょう…、やっぱりネ、って思ったりする。

    9ea8c447.jpegさて、ためします。
    まずはびっくりドンキーにする。
    フードコート店舗ということもあって、メニューはかなり限定的。
    まん丸の木のお皿にご飯、サラダ、ハンバーグまでが一つに盛られたここの名物。
    ディッシュバーグが全部で5種類。
    ソースやトッピングが違うコトで出てる、それだけ提供時間優先でメニューを決めてきたんでしょう。
    とは言え、注文を受けてからハンバーグを焼きあげる。
    バイブレーター内蔵の呼び出しベルを手渡され、しばらく席でお待ちください…、って。

    立ったまんまの待ちぼうけよりもマシかと思い、しばらく待ちます。
    そして待ちます。
    まだ待ちます。
    かなり待って、やっとブルッと震えます。

    あんまり仕組みが良く出来ていないのでしょう。
    ボクの隣のテーブルの、同じようにハンバーグ待ちのオジサンたちはイライラしてた。
    ランチタイムでございますゆえ、ちょっとの遅れは致命的。
    開業をしてまだ二週間程で、不慣れなこともあるのでしょうネ。
    味は当然、びっくりドンキーの味であります。
    ココのハンバーグは本当に不思議。
    何もつけなくても十分おいしく、ご飯のおかずになっていく。
    サイドの大根サラダにかかった胡麻ドレッシングもまたおいしくて、これでご飯が食べられるのが悔しいけれど、オキニイリ。

    42acf536.jpegどこも混雑しているけれど、人気不人気は当然出てくる。
    一番人気はやっぱり丸亀製麺。
    かなりスピーディーな商品提供がなされているのに、それでも行列ができている。
    次はラーメン「せたが屋」で、若い人達がむらがっている。
    微妙なのがびっくりドンキー、それからお茶漬けの「こめらく」ですか。
    特にこめらく。
    食欲なさそうなおじさん達が並んでいると、まるでかげろうみたいにユラユラ揺れてみえてくる。
    飲んだ後の〆ならいいけど、いくらなんでもランチにはねぇ…、と。
    思ってお店に近づいたら「お子様茶漬け」ってセットがあった。
    なんてこったい…、お子様向けのお茶漬けランチ?
    かなりビックリ、思わずたのむ。
    ココはちょっと待ったらすぐ出てきます。
    ご飯を盛ってトッピングのせ出汁の入った急須をつけるだけ…、ってオペレーションですから案外こうしたフードコートにあった商品なのかもしれない。

    小さなお茶碗。
    そこにほぐした鮭の身と、鶏のつくねのお団子のっけてそのまま食べてもいいし、出汁をかけてもおいしいですよ…、って提案たのしい。
    しかも案外、おいしいのです。
    ホツホツとした固めのご飯が出汁にまみれて、サラサラ口を滑って消える。
    甘い鶏のミートボールもフックラおいしく、紅しょうがだけが余分でちょっと残念。
    冷たいゼリーとオレンジジュースがついて480円。
    少食さんや、二日酔いで食欲のない人向けランチにいいんじゃないか…、って、お茶漬け見直す、そんなコレ。

    49973811.jpeg個人的にうれしかったのがゴールデンスプーンができたトコ。
    ハイクオリティーでカロリー控えめ、フレーバーも自然でおいしい。
    六本木だとか、あるいは八重洲の地下街だとか一等地に積極的にお店をだした。
    けれどどこもが撤収で、結局、ショッピングモールの中に活路を見出す。
    東京にはほとんどないのに、不思議なコトに広島には3軒もあるなんともアンバランスな状況に、ちょっと凹んでいたのだけれど。
    東京都心に戻ってきました。

    さすがにフレーバーは限定的。
    4種類が選ばれていて、けれどそれでも十分でしょう。
    ストロベリーを選んで食べる。
    トロンとなめらか。
    冷たく、けれど力強くて口の中でもなかなか溶けない。
    ドッシリ舌の上にのっかり、ユックリ、しかし確実にイチゴの風味を発散しながらやさしくとろける。
    イチゴの風味に混じってミルク。
    そしてヨーグルト独特の自然な酸味がやってきて、そしてスッキリなくなっていく。
    甘くてなのに、決して喉がかわかない…、冷たいお菓子の最高峰の一つがコレってボクは今でも信じてる。

    300席というかなりの大箱。
    けれどランチタイムにはその300席もかなり小さく思えてしまう。
    小さな子供を連れたファミリー専用の、子供サイズのソファや椅子を備えたキッズテーブルコーナー。
    普段はそこがガラガラで、ちょっと恨めしく思えたりする。
    それからこの店…、その向かい側に昔、オフィスがあったんだよね。
    その時、こうしたお店になってくれてたら、もっと何度も日常的にやってこれたに違いない…、それもちょっと恨めしくって、テクリテクリと駅に行く。

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