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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    ひさしぶりの街に来て、昔きたことのある喫茶店でひと休み…、と目論んだ。

    8b56f60c.jpegこの辺りって見当つけて、探してみたけどその店はない。
    フーディーニが魔法をかけてどこかにパパっと消し去ったっていう、そんな感じの景色違いにちょっと戸惑う。
    喫茶店が生き残りづらい世の中ですから。
    ゆったりとした空間で、まるで商売っけがなさそうな、鷹揚にしてのどかな商売。
    むつかしいに違いない。
    その場所のほど近く…、Cafe Di ESPRESSOって店を見つけてすべりこむ。
    スタバスタイルのコーヒーショップで、ここにしたって珈琲館って昭和スタイルの喫茶店のやってるお店。
    彼らもこうして変わらなくっちゃ生き残れないって思ってのコト。
    本当にそうか?って言うと決してそんなことはない。
    どこかに脅迫観念があり、うまくやってる人のやり方を真似たくなってしまうんでしょ。

    アイスラッテをショートでもらう。
    このスタイルのお店で一番、当たり外れがない商品。
    ミルクのうま味でなんとか味ができあがるので、チェーン店ではたいていがコレ。
    とは言え、豆の焙煎具合にそれぞれ、お店ならでは流儀があって風味がちょっと違って感じる。
    ここの焙煎はちょっと浅めで、豆の若さを感じる仕上がり。
    色でたとえると緑色。
    普通のラテがまるでソイラテみたいになるのがオモシロい。

    夜をやよい軒。

    27242cea.jpegちょっと気になるコトがあって、それで勉強かたがたやってきた。

    気軽に定食を楽しむコトができる、チェーン店。
    このやよい軒と、「大戸屋」、それから「おはち」の3社。
    やよい軒は男っぷりの良い店で、他の2店舗はユニセックスな感じがする。
    オモシロイことに、それぞれ出店立地があまりかぶらない。
    大戸屋とおはちは同じ街にあることがたまにあるけど、やよい軒と大戸屋はわりと住み分けがなされてる。
    競合を避けるため…、というよりも、おそらくそれぞれ期待するお客様が違ってそれで立地が変わったというコトなんでしょう。

    それぞれのお店がある場所を、他の業態に例えてみるとわかりやすいかも。
    「おはち」はカフェ。
    「大戸屋」はマクドナルド。
    「やよい軒」は喫茶店があるような場所を好んで選んで出店してる。
    なるほどなぁ…、って思ったりする。
    千代田区にあるやよい軒が水道橋の外れと神田。
    どちらも喫茶店的立地というのがオモシロイ。
    お客様も、カフェにはいかず喫茶店でモーニングセットを食べていそうな人がメイン。
    ボクもカフェより喫茶店が好きでだからか、大戸屋よりもやよい軒の方が好き。
    おしゃれをバッサリ切り捨てた、実用的に徹したところ。
    とは言え、どこかやさしい感じがあっていい。

    843a1a3f.jpegチキン南蛮とエビフライがセットになった定食にする。
    今だけこの組み合わせが200円お得な値段というキャンペーン中。
    これだけじゃなく、二種類のハンバーグにエビフライがセットになってお得な値段って商品もあり、エビを安く仕入れたのかなぁ…。
    エビフライ用の小さなサイズのエビがどこかでダブついた?
    加ト吉という会社が財をなしたきっかけも、天ぷら用には小さすぎ、かき揚げ用には大きいサイズのエビを安く仕入れてそれを使って家庭用のエビフライを作ったことだって言われてる。
    ちょっと衣で太っているけどエビのぷちゅんとした食感も、甘みにうま味もしっかりとしたサクサクフライ。
    しかもそれが二本付け。
    悪くないなぁ…、って思ったりする。

    それからココのチキン南蛮。
    ほかほか弁当のロングセラー商品のひとつでもあるオリジナル。
    がっしり衣の付いた鶏の天ぷら風の揚げ物に、甘酢のソースがたっぷりかかった、一時期これが好物でボクが太ったオキニイリ。
    けど宮崎のチキン南蛮の元祖の店で「本物のチキン南蛮」というモノを食べてビックリ。
    まるで別物。
    ひさしぶりにココにきて、食べなおしてもやっぱり別物。
    これはこれでおいしんだけど、これをチキン南蛮って名乗ることを許しているのはちょっと勿体無いかもしれないなぁ…、って思ったりして、それでも食べる。
    美味しんだもん(笑)。

    66d24f23.jpeg追加で玉子焼き。
    期間限定と自動販売機のボタンに書かれた商品で、けれどずっと売られてる。
    どの位の期間が期間なんだろうって、ちょっと不思議に思うけど、でもありがたい。
    味醂を加えて甘くしたモノ。
    もう少し焦げ目がつくまでコンガリ焼いてくれると香りもよくなるんだど、まぁ、しょうがない。
    しっとりしていて、箸を添えるとぷちゅんと切れる。ご飯のおかずにいい感じ。

    そう言えばココはご飯もおいしくなった。
    つやつや、スベスベ、炊きあがり方も程良くて、お替わりするのがたのしくなる。
    それにしてもこのチェーン店。
    お店によってサービスの仕方や雰囲気にずいぶんバラつきがあるんだなぁ…、って今日は思った。
    ボクがよく行くお店はとても気持ちいい。
    時間帯もあるのかもなぁ…、だって明るい時間に行くとお店の人のメインはシニアのおばさんたちで、彼女たちは気配りシッカリしていてとても明るくたのしい。
    けれど今日はボンヤリとした若い多分、アルバイトの人たちなんでしょう…、笑顔を作っちゃ損とばかりの無愛想。
    「エビスあります」じゃないけれど、「オバサンいます」って看板があるといいのにって思ったりした、そんな夜。

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    業態開発の打ち合わせをしていて、果たして外食産業の適正価格って今、どうやって決められてるんだろう…、という課題で喧々諤々。

    546760c3.jpegおなかがすいたこともあり中華食堂日高屋にくる。
    安売りレストランでお勉強。

    ちょうど値引きキャンペーンをやっていてここの主力商品の醤油ラーメン味玉のせが70円引き。
    そもそも490円という低価格ものが420円になる。
    コンビニエンスストアで売っている、チルドのラーメンが400円オーバーであるってコトを考えると、いかにも安い。
    コンビニラーメンは売れ残りリスクを含んだ値段。
    飲食店にはそのリスクが無いからとはいえ、向こうは並べて売っているだけ。
    温めるのもお客様の仕事というのに、こちらはいちいち鍋ふり作る。
    サービスもつく。
    しかも年末の押し迫った、普通ならばサービスの値段が一年で一番たかくなるこの時期ににもかかわらずのこの値段。
    あぁ、なんてコト?って思ったりする。

    ラーメンそのものは良く出来インスタントラーメンのような麺の食感、スープの味わい。
    魚の匂いがプーンと香る節系スープで、メンマに海苔にネギ、味玉と具材もそこそこシッカリしてる。
    厨房の中の作業をみても別にはちゃりきになっているわけじゃなく、従業員に負担がかかっているわけじゃない。
    この会社にとってこれは適正価格というコトなのでありましょう。
    シッカリ煽ってできたチャーハンも程よいレベル…、悪くない。

    da54517f.jpeg追加で餃子をとってみる。
    このチェーン店がが低価格路線をとれた最大の理由が餃子。
    工場生産のスケールメリットを活用し、コストダウンがはかりやすい料理のひとつがこの餃子。
    190円という圧倒的な価格を実現したのですね。
    しかも餃子を素早く、誰が焼いてもキチンと焼けるよう専用焼き機まで開発をして待たせず提供できるようにした。
    それでほとんどのお客様が追加注文で餃子をとって、結果、客単価が上がるという「安く価格づけして高く売る」という営業戦略があたったという。
    今日はちょっと餃子が遅れた。
    厨房の中がちょっとゴタゴタしたのでしょうか…、それでもコンガリ色づくよき焼き上がり。
    甘めの味で誰が食べてもおいしいと思う味付け。
    これまた別に悪くない。
    ここまで安く売れる仕組みを作らなくっちゃ、外食産業で勝てないの?って思う気持ちを収めるために、食後にちょっとスタバによった。

    hstbegt.jpgラベンダーアールグレイティーラテを飲む。
    カップに入れて作ってもらう。
    トールサイズでこれがちょうど420円。
    ちょうど今まで食べていた、味玉ラーメンの値引き価格とおんなじ値段。
    向こうはお腹いっぱいになる。
    こっちはお腹にたまらぬただの飲み物。
    なのにどちらも同じ値段というのに笑う。
    お腹の満足。
    ココロの満足。
    どちらに人はお金を払い安いのか…、ってそう思ったらたしかにこうした値段設定。
    当たり前かもしれないな…、って。
    体にとっての適正価格と、ココロにとっての適正価格。
    なんだかちょっと、いい勉強。
    ポッテリとした泡の喉越し、鼻から抜けるアールグレイのスッキリとした香りがたのしい。
    さてもう少し、がんばろう。

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    サイゼリアにてランチをとった。

    313825ff.jpegちょっと仕事が忙しく、打ち合わせと打ち合わせの間にどこかでと、周りをグルッと見渡した。
    それですんなり目に入ったのが、このサイゼリア。
    東京都心のかつて銀行の支店であったり、携帯電話のショールームだったりがかなりの勢いでサイゼリアへと変わってしまった。
    ロイヤルホストが大量撤退した後も、ほとんどサイゼリアが店舗を引き継いだというコトもあるのでしょう。
    えっ、こんなところに?って思うような場所にお店ができた。
    特に西新宿を中心としたエリアのココの充実ぶりは眼を見張るほど。
    まぁ、便利な店でありますからして…。
    とはいえランチにやってくるのはもしかしたらば初めてかもネ。
    いつもは夜。
    居酒屋使いにするコトがほとんどで、今日は手っ取り早く腹いっぱいを求めてきます。
    メニューはいつもとおんなじメニュー。
    サラダとパスタを選びます。

    シュリンプサラダ。
    セットに小さなグリーンサラダもあるのだけれど、ちょっと野菜不足を感じてそれでフルポーション。
    大きなボウルにタップリ、葉っぱ…、小さなエビのカクテルがこれまたどっさり。
    かなりのボリューム。
    しかもサラダ野菜がシャキシャキ、新鮮、歯ごたえ、歯ざわり抜群で食べてて体が潤うようなそんな味わい、悪くない。

    メインをシーフードのトマトクリームスパゲティー。

    d4f884ee.jpegココのパスタの中で一番、濃厚味でコッテリしてる。
    エビやイカの具材もふんだん。
    だからメインにするのにふさわしい、スパゲティーとこれを選んだ。
    クリームベースのトマトソースは酸味、うま味、風味もしっかり。
    しかもパスタがソースに泳いでるようなボリューム感がかなりのモノ。
    これならこれをおかずにし、ご飯を食べるコトもできるネ。
    バサバサとした食感にぎやかな独特の麺。
    タバスコばしゃっとかなり多めにほどこしてヒーハーしながら食べていくのも、またゴチソウ。

    それにしてもココのメニュー。
    サラダもスープも、パスタもピザもあるいはハンバーグのようなメインディッシュもどれもほとんどおんなじ値段。
    今までのファミレスは、サイドディッシュは安めの設定、その分、メインはお値段シッカリちょうだいしますヨ…、って価格設定だったのだけど、ここのこうしたスタイルはとても新鮮。
    例えば数人でテーブル囲み、それぞれ違った料理をたのんで、割り勘にしてほとんどみんなが同じ値段になるという計算しやすく分かりやすい。
    そんなところが流行ってもいる理由かな?って思ったりもした、さぁ、仕事。

    ところで…。
    ココ数日で、ボクの周りの人達が次々、iPadを買いました…、って連絡、あるいはつぶやき相次いだ。
    そのほとんどが、買おうかどうしようか迷っていたけど、プレゼンテーションや外での打ち合わせをするときに必要になってしまったから…、という理由で購入しているのです。
    「面白そうだから」から「便利そうだから」を経由して、とうとう「必要だから」まで到達しちゃった。
    ボクもどうしようか…、ってかなり真剣に考えている、どうしよう。

    マイクロソフトが予想する、10年後の電脳生活をヴィジュアル化した動画を貼ります。



    10年前にこうした動画を見せられても、SF的とか絵空事とかって思って当然だったのでしょうけど、今から10年って言われると、逆に10年かけてもここまでしかいけないの?って思ってしまう。
    それほどすべてが「今」の延長線にしかないという、そんな未来じゃつまらない。
    特に後半。
    テクノロジーと人と自然の共生をやさしく描けば描くほど、ターミネーターを作ってしまったサイバーダイン社のプロモーションのビデオのようにみえてしまうのが哀しいところ。
    ユックリ未来を待ちましょう。

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    やよい軒で朝をとる。

    33ecbe79.jpegチェーン店系定食屋。
    かつては大戸屋って言うのが唯一無二の選択肢。
    ほどよくお洒落で清潔で、けれどお洒落すぎない日常的なココロの贅沢。
    その時分の大戸屋には、そんな気持ちの良さがありけれど売ってた料理はガッツリ、馴染みの定食屋風。
    それでかなり重宝しました。
    そのあとフレッシュネスが「おはち」を作ってあとを追い、なぜだかどんどん、その両方が乙女路線を爆進してく。
    定食屋っていうより、定食レストラン、あるいは定食カフェみたいな感じになって、そこにやってきたのがこのやよい軒。
    弁当屋さんが母体だから、乙女系ではなくってあくまで男子系。
    ご飯お替り自由っていうのがなにより「自由な感じ」でかなり重宝いたす。
    今朝もかなりのお客様。
    ご飯もりもりバンザイ系の男子だけじゃなく、シニアな顔がちらほら見えて、朝から元気でいい感じ。

    4b76aa81.jpegここの朝食用の定食は全部で3種。
    納豆定食、目玉焼き定食、そして焼きシャケ定食。
    納豆と焼きシャケの定食には生卵がついていて、それはボクは食べられない。
    必然的に目玉焼きの定食しかたのめない。

    カスタマイズを試みます。

    まずは味噌汁を豚汁に、アップグレード。
    それからサイドの単品いくつか。
    納豆、それから冷奴。
    ココのサイド商品は昼や夜にくるとちょっと物足りない。
    けれど朝。
    朝定食のサイドを飾るにほどよい感じ。
    目玉焼きはよく焼いてください…、ってお願いをした。
    はてさて、どんな良く焼き具合か?ってワクワクドキドキ、待っていたらばお店の人がお膳をもってやってきて提供しながらボクの顔を見つめつつ「玉子の焼き方はこれでよろしいでしょうか?」って聞く。
    なんだかとっても気持ちイイ。

    bcbbf8ed.jpegココのお店の朝の時間の従業員さん。
    大人のおばさまが多くてステキ。
    ボクに一声、かけてくれた店員さんもおそらくアラカン。
    だからこうした気配りが、できるのでしょうネ。
    朝の時間は大人の時間。
    チェーン店でも他の時間とちょっと違った空気が流れる。
    だからボクはちょっと好き。

    奴をたのんでみはしたけれど、実は定食にそもそも小さな奴がついてた。
    「ごめんなさいネ」って頭を下げられ、なんだかそんな心遣いがとてもウレシイ。
    パックを剥いてそのままパコンとお皿に移して盛りつけた。
    だから納豆が、立方体のまんまに姿を残しててちょっとニッコリ。
    余計なことには気を使わない、こうした潔さは大好き…、オキニイリ。

    そうそう豚汁。
    ここしばらく、かなり豚汁に執着しててどこで食べても芋抜き豚汁ばかりに出会った。
    ところが今朝。
    ココの豚汁は里芋入りでこれまたウレシイ。
    ヌルンと濃度のついた汁…、冬のおなかにはこれでなくっちゃって思って食べる。
    味噌の風味もたっぷりで、ちょっとゴキゲン、オキニイリ。

    77c79705.jpegココの茶碗は小ぶりで上品。
    お替り自由ということもでもあり、だから小ぶりの茶碗というのが、よいサービスでもあるのでしょう。
    ボクの隣のおばぁさまが席をたち、ご飯をお替りしにいった。
    80ちょっと手前じゃないかな。
    矍鑠とした足取りで、背中もピンと伸びていて、ご飯をキレイによそってそして席に戻って軽く両手を合して会釈。
    そしてお替りご飯を食べた。
    朝を一人で食事するコト。
    それが決して寂しそうでなく、明るくそしてシアワセそうに見えるコト。
    ステキだなぁ…、って思ったりした。

    ところでココ。
    すべてのテーブルの横の柱や衝立の目立つところに「通話お断り」のシールがついてる。
    タバコ、携帯。
    どんどん禁止になっていく。
    それそのものが悪いことじゃなく、みんなが助け合いながらたのしくおいしい時間と空間作っていこうと、思う気持ちが痩せている。
    だから禁止と無粋な札をださなきゃいけなくなってるんでしょう。
    なんだかちょっと、悩ましい。

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    羽田に向かっていく途中、浜松町の世界貿易センタービルで打ち合わせ。

    koti.jpg世界の景気はどうなるの?って近い未来のコト、考える。
    決して、明るくはないんだろうなぁ…。
    そろそろ人の気持ちが明るい方に向かっていくかもしれないと我慢に我慢を重ねてた、あんな会社やこんな会社が我慢の限界迎えそうな、切ない気配がひしひし伝わる。
    企業の痛みを少しでも、やわらげることはできないか?と、いうのが今朝の会議のテーマ。
    気合いが入る。

    モノレールで羽田に向かう。
    途中、あらたにできた国際線のターミナル駅に初めて止まる。
    かなりの人が、降りていくのにビックリ。
    一時騒がれた見学客とは違ってみんな、スーツケースをもった人たち。
    まだ本格稼働と言うわけでない今でこんな状況で、このにぎわいはやっぱりスゴい。
    ボクらの知らぬ大人の事情でできたあれやこれやが改善されてもっと便利になればいい。

    羽田についてフライト時間の前にタップリ、時間ができて折角だから早めの昼をすることにした。
    とは言え時間は昼の前。
    ほとんども店が営業前で、ロイヤルホストを選ぶことにする。

    royho.jpg朝から夜までフルタイムにて営業している、数少ないお店の一つ。
    10時半からランチのメニューになるとも言うので、それでココ。
    それにしても施設内の飲食店の案内ボード。
    ほとんどの店の営業時間の表示の上に、訂正シールが貼られてる。
    もれなく時間短縮の訂正シールで、どこも大変なんだろうなぁ…、ってしんみり思う。
    そもそも飛行場に本格的なテーブルサービスレストランを10軒以上も用意するコト自体にムリのあること。
    未だにバブルが残ってる。
    ところで入ったロイヤルホスト。
    中途半端な時間なのに窓際席がビッシリ満席。
    しかも全員女性客…、みんなカメラを構えて窓の外を見つめてる。
    なにごとかって聞いたら嵐のラッピング飛行機を撮影するため朝からスタンバってると言う。
    日本は平和だ…、笑っちゃう。

    4d8b2dcc.jpeg昼を託したパイクー麺。
    ロイヤルホストが昔っからこだわっている中華麺。
    かつて彼らはホテルのコーヒーショップのような、クオリティの高さを目指していたことがあり、中でもヒルトン。
    今のキャピトル東急ホテルのコーヒーショップを必死にベンチマークして真似ていた。
    その頃からの名物料理。
    たまに食べてみたくなる。

    スッキリとした醤油スープにコッテリとしたコクを与えるネギ油。
    カレー風味の豚バラ肉を揚げたパイクー。
    どれも昔の名残はあるけど、肉を揚げる衣は変わった。
    バリッと堅く、乾いた感じに仕上がる揚げ粉じゃなくて普通の唐揚げ粉。
    食材数を減らして管理をしやすくしたか?
    それともコストを下げたのか?
    残念だなぁ…と思って麺に箸をかけたら、スルンスルンと逃げていく。
    冷凍麺。
    それも給食用に使う安くて頑丈で、伸びないけれどとっかかりのない麺がスープに沈んでる。
    おいしくないね。
    マズいと思う。
    スルスルしてて、なのに哀しく喉の奥に入っていかない。
    ボクは残した。
    もったいないと思いはしたけど、こんなモノでお腹を満たすコトがはるかにもったいなくて、なによりこんな料理を出して平気なロイヤルホストになってしまったもったいなさにボクは麺だけ半分残した。

    59b54202.jpeg塗り箸入れた箸袋。
    企業スローガンめいた言葉が書かれてる。

    みんなで止めよう温暖化。

    いやいや、そんな高邁なコトを言う前に、あなたたちが止めるべきは客離れ。
    みんなで止めよう客離れ!とキャッチフレーズを変えた方がいいのじゃないかと思ったりする。
    やるべきコトは他にある。

    そして出発。
    到着機材の遅れのために、30分も出発遅れ。
    急ぐ旅ではないのでボンヤリ、出発ロビーでTwitterのチェックをしてた。
    こんな時間もたまにゃいい。
    今の時期には珍しく、空に湿気がたまってて、それで富士山のご尊顔は今朝はおあずけ。
    クリームソーダ味のアイスキャンディーみたいな色の、空に向かって飛んでいく。

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