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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
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    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    おやつどきと夕方のちょうど中間くらいの時間…、打ち合わせをかねてお茶を!と。
    9b055816.jpeg代々木ビレッジっていう不思議な施設にやってきます。
    都心の駅前、代々木ゼミナールのビルの横に突然、姿を表す木々に囲まれたのびやかな空間…、ずっと長らく大きな工事囲いにかこまれていて、そのうちマンションかオフィスビルになるんだろうなぁって思っていたら、庭ができてそこにポツンポツンとカフェやレストランができていた。
    女性だけで運営しているパン屋さんや、イタリアンレストラン、どこもこだわりがあってココにしかないお店になろうって一生懸命がんばっているのが、なんだかステキ。

    エスプレッソバーでエスプレッソを買って飲みます。

    700f7e06.jpeg「ルーツ&ビートコーヒー」って店。
    Roots and Beatの頭文字は「R&B」。
    リズム・アンド・ブルースの頭文字とおんなじなのがなんだかステキ。
    お店自体は小さな小屋…、こじんまりした箱の中にギッシリ、エスプレッソマシンにカウンター。
    キッチンなんて人が一人たったらそれで一杯になる狭さだし、客席だってテーブル3つ。
    お店の前の庭に面したところにガーデンチェアが置かれてて、天気がいいからそこでゆっくりお茶をしながら打ち合わせ。

    エスプレッソをドッピオで。
    スティックシュガーを2本、底に沈めて上にエスプレッソを注いでください!
    そうお願いして、作ってもらった。

    トロンとトロミを感じる、香り高い見事なエスプレッソ。
    苦味がスキッと鮮やかで、酸味は最小。
    だからお腹にもたれない。
    一口すすってお水を飲むと、口の中でアメリカーノになっていく。
    軽くカップを揺すりながらひと舐め、ふた舐めしているうちに、徐々にエスプレッソに砂糖が混じって甘みが滲む。
    不思議なコトに甘みが入ると苦味がピリッと引き締まる。
    半分ほども飲んだところでスプーンでグルグルかき混ぜて、溶けたコーヒージェラートのようなコッテリ味の味わい深い飲み物、味わう…、オキニイリ。
    コストパフォーマンス抜群の、カプチーノやラテも見事で贔屓にしようと思う昼。



    関連ランキング:コーヒー専門店 | 代々木駅南新宿駅北参道駅



    それからひとつ、また打ち合わせにて家に帰ってボンヤリとした。
    昼はスッキリ青空で、ひなたにでるととてもあったか…、けれど雲がなくって地面近くのあったかをすぐに手放し、夜になったら急に気温が下がってきます。
    春の嵐に春の空、そして春の花冷えと春らしきこと、この上なき今日。
    f1500c4c.jpeg夜を友人たちと一緒にご飯…、家の近所の「紅とん」に来る。
    比較的早い時間にやってきて、いつもだったらのんびりとした雰囲気のはず…、ところが今日はほとんど満席、しかもおじさんサラリーマンたちが4人、5人と連れ立ってやってくるからお店の色が濃い灰色で、ココは新橋?って思うほど。
    メニューが一新されていまして、新商品をあれやこれやとためしてみました。

    59bde41e.jpeg蒸した豚足、豚バラ肉を塩焼きしたもの、それから豚串。
    今年の春のここの売り物素材は豚肉。
    なんと昼間に続いて夜も豚肉料理で今日は豚の日となった(笑)。

    串焼き類は相変わらず一本単位でたのめるところがありがたく、ササミにしろ、それから皮とあれやこれやとたのんで試す。
    でも一番、おいしくってオキニイリなのが赤ウィンナの揚げたモノ。
    プチュン、ムチムチ、食感たのしくナツカシイ。
    感心したのがジャガイモとチョリソを油で煮た料理。
    スペイン料理の代表的な料理の一つ、アヒージョってオリーブオイルでマッシュルームやエビを煮込んだ料理があるけど、それをなぞった居酒屋料理。
    オリーブオイルに塩をタップリ、ニンニク、それから鷹の爪。
    そこにジャガイモの水気が混じってトロンと乳化したオリーブオイルが素材にからんでなんともおいしい…、お酒がすすむアイディア料理になっていた。
    サラリーマンのおじさん比率が高いと空気が煙たくなってくるのがつらい…、ほどよくお腹に料理を入れて失礼しますと店を出る。

    それから〆をお好み焼きで。
    744af1af.jpegワイワイっていう四谷三丁目に昔からあるお好み焼きのお店に来ました。
    どこにしようかとちょっと悩んだ。
    最初に思い浮かんだ店は「キッチンタカ」…、ポークジンジャーかオムライスで気持ちよくと思いもしたけど、頭の片隅にカツ丼がチラッとちらつく。
    それで「鈴新」に向かうもやっぱり、油のモノは避けましょうと。
    それで広島お好み焼き…、野菜でお腹を満たす〆ならなんとかなるかとやってくる。

    54b48bee.jpeg来ればお店は貸切状態。
    来てあげて良かったなぁ…、と思ってまずは豆腐を焼いてもらいます。
    普通の豆腐。
    絹ごし豆腐を鉄板の上に並べてそこにタップリごま油。
    塩と胡椒でよく焼いて、アルミホイルのお皿に移してポン酢をかけて出来上がり。
    この上もなく簡単なレシピでありつつ、フックラなめらか。
    お好み焼きができるまで、豆腐をつまんでここのお店のご主人の、芸術的なる手際をニッコリ、眺めてたのしむ。
    ベテランなのにとても初々しくて今日も、何度か素材をスリップしたりカウンターの中を右に左にと行ったり来たり…、愛嬌たっぷり愛らしい。

    とは言え、出来上がったお好み焼きは一流です。
    シンナリとしたキャベツにほんの少しの生地、魚粉とソースと豚肉とうま味をもらってフックラ仕上がる。
    なによりココのそばが細くてバッサリ食感軽快で、お腹にもたれぬ夜のゴチソウ。
    だから焼きそばにして食べると麺の爽快にして軽い食感が際立って、モヤシのシャキシャキした歯ざわりを思う存分たのしめる。
    これは粉物なんかじゃなくて、野菜をタップリたのしむ料理。
    そんなふうに思い聞かせて、それでお腹を満たして帰る…、明日は出張、早く寝る。



    関連ランキング:お好み焼き | 四谷三丁目駅曙橋駅四ツ谷駅

     

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    友人のお宅でお誕生会をかねたホームパーティーがあり、お呼ばれします。

    omiyage.jpg奥さんの誕生日。
    お子さんが生まれたばかりということで外食じゃなくて家でおいしいモノをみんなで食べて祝おう。
    一人一品持ちよって、ワイワイみんなでたのしみましょう…、と。
    何を持って行きましょうか…、と、まずは知り合いのシェフにお願いをする。
    チーズを作ってもらいます。
    ミルクに酸を少量くわえて、ボコボコジャバジャバ、攪拌する。
    乳脂肪分が酸の力で固まってホロホロ、塊になってきたのを布でこし水気をしぼると、カテージチーズのようなモノができあがる。

    このまま食べると、味はほのかでけれど口の中でミルクの味がじんわり再び蘇る。
    しかもそれが濃厚で、風味豊かで純粋で。
    これにオリーブオイルや塩をほどこし、食べるとチーズ独特の味わいになる。
    お酒をお供の軽い食事にぴったりだよねとそれでタップリ。

    それとドライトマトのオリーブオイル漬け。
    太陽の力だけで乾かしたトマトは甘くて、噛めば噛むほど味をにじますまるでスルメのようなゴチソウ。
    ガチガチ固く乾いたものをオリーブオイルと揚げたニンニク、それから乾燥バジルの中に漬け込んでフックラさせたモノであります。
    これだけ食べてもおいしくて、しかもチーズと一緒に食べるとそれだけで十分イタリア料理を堪能できるゴチソウ。
    それをメインにあれこれ諸々とりそろえ、さてまいりましょう…、ニッコリと。
    b3467a28.jpegトートバッグの中にギッシリ詰め込んで、表に出るとなんとキレイな青空でしょう。
    お誕生日のお祝いでもあり、友人のお子さんをはじめて拝見する日でもあり、だからワインコレクションの中から一本、イタリアワインを突っ込んでいく。
    暗くて涼しく、しかも乾燥をあまりしない場所で保管してはいたけれど、ドタバタ引越しした際にかなり揺らして保存状況がどうなっているかかなり心配したのだけれど、抜いてみたらば、あぁ、素晴らしい。
    色合い深くて香り華やか、豊かで芳醇、見事なワインでありました。

    テーブルの上を飾るゴチソウ。

    282208a4.jpegふかしたジャガイモとひき肉をコロンと丸くまとめた手作りコロッケ。
    ホクホクジャガイモ。
    そこにカサッと揚がった細かなパン粉が混じって口が騒々しくなる。
    ソースじゃなくて塩をパラリとかけて食べると芋の甘みが力強くなる。

    それから手羽揚げ。
    新宿京王百貨店の地下催事売り場で圧倒的な人気のあるのがこの商品。
    百貨店の人もこれはお薦めと言う商品で、たしかに美味しい。
    油っこくなくさっぱりとして、皮がパリパリ、しかもうま味がジュワッと滲み冷えてもおいしいのがうれしいところ。

    今朝のサンドイッチに使ったブルーチーズを挟んだ、シンプルサンド…、香りと歯ごたえ、そしてチーズの風味がワインに合うかと思ってもってった。

    テーブルの上がにぎやかになる…、すると会話もたのしくなって食事の時間がにぎやかになる。
    お腹を温かくしてくださいって、ホスト役の友人が用意していたカレーも旨い。
    魚のうま味をベースにし、何種類ものスパイスをあわせて作ったサラッと喉越したのしくてピリッと辛くてお腹がポカポカあたたかくなる…、なんてステキなオゴチソウ。

    それからもひとつ、広島県の福山市からたのしいいただきものをしてそれも。

    f4e73519.jpegキムチ美人本舗」って言うキムチ作りで定評のある会社のキムチを使って、福山の「サンエトワール」っていうパン屋さんの作ったキムチバゲットとキムチピザ。
    キムチピザって今では市民権を得た料理。
    けれど最初はなんでこんな具材をなんて怪訝に思った。
    けれど考えてみればキムチもチーズも同じ発酵食品。
    互いのコクやうま味を引き立て膨らませ合うよい組み合わせだったんでしょう。
    ただ匂いの強いチーズと発酵しすぎたキムチをあわせてしまうと互いを殺しあったりするから、相性のよいモノを選ぶ必要はある。

    ココのピザは、クセのないチーズとうま味がシッカリとして辛みが強いキムチを使っているのでとってもいい感じ。
    しかもゴマ油と韓国のりが風味を添えるチーズの入ったフッカリチヂミを食べてるみたいな気もする一品。

    一方、キムチバゲットは未知の味。
    焼きあげるときに中に水気が溜まり過ぎぬよう、ということなのでしょう。
    切り目の入った生地の間からキムチがのぞき、ちょっとベーコンエピのように思えてたのしい。
    パン生地自体がしっかりしているからなんでしょう…、個性的なる具材を全部支えてすべてをおいしくさせる。
    今までなんでこんなパンが無かったんだろうってウットリしました、ありがとう。

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    カレーの試食をしたのだけれど、もうちょっとだけお腹に何かを入れたいなぁ…、と。

    tzkanban.jpg打ち合わせが一段落して、渋谷の街にでて寿司にする(笑)。
    天下寿司っていう、回転寿司のオキニイリ。
    時間は3時ちょっと過ぎ。
    おやつ時でありますな。
    さすがに空いているだろうなぁ…、って思って行ったら、なんとほぼ満席という状況。
    しかも客層。
    渋谷らしき雑多でしかも若干、若め。
    外人客が結構混じっているのがなんだかたのしい雰囲気。

    確かに雨というのに渋谷の街はスゴい人出。
    東京中の繁華街の中で、ここほど道路が狭くてただでも人があふれる街はない。
    そこが雨。
    みんな傘をさしてまっすぐ歩けぬほどの混雑だった。

    あれこれたのんで2人で分けることにする。

    漬けのマグロにアオリイカ。
    茹でたエビはムッチリ甘く、ウニにホッキ、あるいはつぶ貝。
    どれもおいしく何よりしゃりが人肌で、口に入れるとホロッとほぐれる。
    甘み控え目、酸味がスキッと際立って魚のうま味を引き立てる…、アボカドとマグロを巻いた「ハワイ巻き」なるここオリジナルの中巻で、〆にしました。
    2人で11皿を平らげて、一人600円強というおやつプライスにニッコリします。
    ラーメンよりも安い寿司ってステキでござる…、アリガタイ。
    8b164b53.jpegそれにしても間口の狭いうなぎの寝床のようなビルの、半地下にあるこのお店。
    そこの上には「東京チカラめし」の店舗が入って、そこにもタップリお客様。
    そっちの方はつけ麺なんかが大好きそうな、おにぃさんたちがすずなりで「渋谷=ファッショナブル」って図式は嘘ってコトがわかってオモシロイ。
    次々できるこの「チカラめし」、去年の夏にスタートしたばかりというのに今や、東京のどんな街にいっても目に付く。
    今がチャンスとばかりの攻勢…、動きはじめると止まらぬチェーンの意地でござろう。
    メンドクサイ!

    おいしいおやつで気持ちを明るく盛り上げて、そして軽く打ち合わせ。
    0d3e5530.jpeg人間関係ってお店にきます。
    平日でも、渋谷でお茶飲みながら打ち合わせをしようと場所を探すと結構、難儀する。
    街にやってきてそのまま滞留している人の数に比べて、喫茶店とかカフェの絶対数がそもそも少ない。
    ファストフードのお店もたくさんあるのだけれど、みんなお客様が長っ尻。
    時間を持て余している、にもかかわらず懐具合が寂しい若い人達が多く集まる街だからでしょう…、商品提供がファストな店も、お客様がこれほどスローで本当に利益がでるのかしらって心配しちゃうほどの状況。

    ec6c0623.jpegなのに今日は土曜日で、しかも雨。
    ちょっと高めの価格帯でいつもは空いてるお店も満席。
    行く店、行く店、ふられてそれでしばらく街をさまよい歩く。

    あそこはどうだ…、とダメ元で、この人間関係ってお店にきたら奇跡的に入り口近くの席が空いてた。
    この店、好きな店なのです。
    セルフサービスのドトールコーヒーみたいなシステムの店なんだけど、居心地がいい。
    にぎやかなのに、うるさくない。
    やってくるお客様がみんな大人というのが理由のひとつでしょう。
    しかも働いている人の笑顔がキレイで、みんなニコニコ元気よく、仲良く働いているからこちらも気持ちが明るくなってくる。
    ブラッドオレンジジュースをもらい、ローズマリーポテトをとっておやつの〆といたします。
    ココは料理が結構おいしい。
    クロックムッシュやホットドッグはわざわざ食べにくるだけの価値ある品質。
    自家製のマフィンやパンもおいしいし、夜はお酒もたのしめておつまみ的なこうした料理もシッカリしてる。
    サクッと揚がった細めのジャガイモ。
    揚がったところにローズマリーと塩をほどこし、鍋で煽って余分な油を蒸発させて味と香りを纏わせる…、会話も進むたのしいゴチソウ、たのしんだ。

    家に帰って、テレビをみながらまとめモノ…、夜を軽く済ませて寝ます。
    yoru.jpg焼鳥弁当をもらってかえって、それをメインにしようと思う。
    ただどうしても、スープっぽいものが食べたくて、それでラーメン、作って食べる。
    熊本にある日の出製粉っていう会社の作っている「本場ラーメン」っていう乾麺で、ことラーメンに関しては日本中がご当地ラーメンの本場という中、これほど正々堂々と本場を名乗ったモノって他にないんじゃないか…、と。
    作って食べると、これがおいしい。
    コッテリとしたとんこつ系のスープではある…、けれどとんこつの香りというよりマー油のような焦げたニンニクの香ばしい匂いがポワンと鼻をくすぐる。
    後味スッキリしてて夜のお腹にやさしい。
    極細麺でありながら、時間が経っても伸びぬ頑丈…、ストンストンとお腹の中にスープをたぐって収まっていく、ウレシイおいしさ、堪能す。

    今日Twitterでフォロアーさんがアップしていた動画がとっても愛らしく、しかもたのしく寝る前に見たらステキな夢をみせてくれそうで、シェアいたします。



    こんな指揮をしてくれる人を、客席に座っていると後ろ側からしかみれないなんて、なんて不幸で勿体ないの…、なによりこれをみながら尚も、笑わず演奏できるのってプロってスゴいって思います。
    明日は遠足…、早く寝ましょう、ニッコリと。
     

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    昼をまい泉のお弁当…、会議のお供のランチとします。
    最近、まい泉は積極的にお弁当の店を出店しはじめている。
    特にエキナカ…、今日のコレもどこで買ったの?って聞いたら、東京駅の中のお店というではないの。

    ae81ac92.jpegボクも先日、上野に行って駅の中をブラブラしてたらまい泉のお店に遭遇。
    かつて、デパ地下ブランドとして名前を馳せた、だから強気な値段でも売り切ることができる高級とんかつだったのに…。
    1000円以下で今では平気で手に入る。

    それも企業戦略だからいいんだろうけど、料理というものからありがたみを引いたら一体、何が残るのだろうって思う。
    とはいえ、おいしいからいいんだけどネ。
    サックリとして香ばしいパン粉。
    今日はエビとコロッケ、それからヒレかつが一個づつ入った弁当で、その3種類がそれぞれキチンとおいしいところにまずは関心。
    ムッチリとしたホワイトソースにエビとホタテがプリプリ混じる。
    エビフライのエビもブリン。
    ムチュンと歯ぎれるヒレ肉の繊維をまるで感じさせぬ、パン粉衣との一体感。
    冷めてもおいしいようになってる。
    ご飯のオカズに最適化されてもいるのがお弁当にはピッタリで、なによりソースが甘くて旨い。
    粘度がかなり強くてトロンとカツの上にのっかって、弁当箱やパン粉を決して濡らさぬところがまた絶妙。
    ご飯もプルンとおいしくて昼のお腹をほどよく満たす。

    弁天庵で今日は夜…、ネバネバそばで腹こしらえする。

    019a1690.jpeg外から家に戻る途中に、空いたお腹を満たしてやろうと…。
    鍋焼きうどんを、と思いもしました。
    あいもかわらず寒い一日。
    だから体をあっためるのも悪くない。
    ただ温度的にあっためるより、元気が溢れてくるような具の組み合わせで滋養をもらって家に帰ろう。
    そう思ってメニューをみたら、直接的に体に効いて元気になりそうなネバネバそばが眼に入る。

    冷たいぶっかけ蕎麦なのだけど、これが結構いいのです。
    まずは具材が豊富でニギヤカなのがちょっとうれしい。
    納豆、とろろ、それからオクラ。
    どれもネバネバ。
    ココの朝ご飯についてやってくる、納豆・山芋とろろという「2大ネバネバ」が夜もこうしてがんばっている。
    それが健気でニッコリします。
    ネバネバものの他にはワカメ、ネギに焼き海苔、大根おろし。
    天かすパラリと風味を添える。
    一人暮らしで自作ご飯を作っていると、いろんな種類の食品を一度に食べるコトがちょっと難しくなる…、だからこうしていろんな食材を目にすると、ただそれだけで健康的になれたみたいな気持ちにもなる。
    それでこれ。

    cc660a1a.jpegやってきたらば、まず混ぜます。
    ネリネリ、ネバネバ。
    最初は納豆の香りがポワンと鼻をくすぐる。
    オイラ、これから納豆食べるぜ…、みたいな感じで体が軽く身構える。
    ところがそのうち、徐々に納豆の匂いが消えて代わりに大根おろしの匂いがやってくる。
    大根の持つ独特のひねた香りとでもいいますか。
    それが蕎麦と納豆がほどよくまざって、タプンと粘り気でた合図。
    天かすも、ネギも海苔も蕎麦に絡んでくるのだけれど、厄介なのが山芋とろろ。
    ブリンと他を寄せ付けず、なかなか混ざってくれないのです。
    箸を突き刺し切るようにして、蕎麦にからめて混ぜあわせ、早く食べたいとヨダレを垂らす口をなだめて3分ほど。
    やっと食べる状態になる。
    七味をパラリ。
    そしてズルンと麺をたぐって味わいますれば。

    どう言えばいいんだろう。
    蕎麦は冷たい…、だって水で晒してシャキッと冷えた蕎麦なんだから。
    けれどお腹に入ってく、ネバネバとした総体は決して冷たく感じない。
    モッタリしてて喉をユックリかけおりていく、間に体温吸い込んでお腹の温度になじんでく…、そんな感じがオモシロイ。
    大根おろしのみずみずしさと、ホツホツ乾いた食感発する天かす、それからシャキシャキ歯ざわりたのしい白いネギ。
    味わい複雑、しかも食感多彩でニギヤカ…、夜のお腹が満たされる。
    カウンターの前に鎮座まします七福神の、ほがらかにしてやさしい笑顔に今日もしたたか元気をもらう…、そっとおうちに帰ります。

    家に帰ってまとめもの…、ちょっと小腹が夜中にすいてそれでパン焼く。
    toasts.jpg先週末のサンドイッチ用に買ったアンデルセンのトーストブレッド。
    端もつけて切りましょうか?と聞かれてお願いしますと…、それでついてやってきた一番端の部分をコンガリ。
    そもそもコゲがついてて風合い豊かなところが、焼けてサクサク、けれどムッチリ歯ごたえたのしいトーストになる…、バターの香りも豊かで濃密。
    噛めば前歯をくすぐって、パン粉のような焦げた表面が口にちらかる。
    鼻からぬける甘い小麦の香りが切なくて、こめかみ動かし頭もスッキリ動きはじめる…。
    明日もいい日でありますように、おやすみなさい、また明日。
     

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    冷たい雨で体だけじゃなく気持ちもかじかむ…、朝からやっぱり食欲がなく、それでなんにも食べずに会社の近くまでやってきた。
    でもなにか食べないと体がへたってしまうよなぁと、それでお蕎麦を食べることにした。
    asoba.jpg嵯峨谷という先日、見つけたそば屋さんで注文のたび、麺ダネを玉に丸めて突き落とし茹でて仕上げるという韓国冷麺みたいな作り方をしているそばの店。
    突き落とすときにゴツゴツ、麺に傷がはいってそれが出汁をタグって口に運んでくれる。
    スッキリとした鰹節系の出汁の風味がおいしくて結構、最近、オキニイリ。
    タンパク質をとらなくっちゃって、それで納豆ご飯がセットになったの選んでたのんでみたらばなんと…、ひきわり納豆がやってきた。
    ツブツブが若干残って残りはほとんどトロミという、この形状がちょっと苦手で、でもそば屋で使う納豆は、確かにひき割りの方が麺に絡みがいいからなんでしょうネ…、これも薬と思ってズルンとたぐる。
    朝の元気が体にみなぎる…、さてがんばりましょう、一仕事。

    841cd381.jpeg不思議なほどにお腹がすかない。
    昼が近づいても、昼がすぎても。
    冷たいみぞれみたいな雨が降ってるということもあり、外にでたくなくもあり…。
    それで気づけば、何も食べずに夕方になる。

    打ち合わせのため外にでて、スタバに入って甘いモノでも口にいれようとショーケースをみつめていたら「おすすめの甘いものは桜シフォンなんですよ…」と。
    実は桜の香りがあまり好きでなくって、そう言ったらば、ならオレンジフロマージュはどうですか?って。
    すすめる彼女の笑顔がとてもキレイでそうしましょうと食べるコトにした。
    そして飲み物。
    コーヒーではちょっときついかもと、ミルクを選ぶ。
    スティームミルクにキャラメルシロップを入れてください。
    カップの底にシロップ沈めて、そこに熱いミルクを注ぎ混ぜずにそのままくださいな…、って。
    「甘い夕方、たのしんでくださいね」って手渡されたそれはとてもあったかく、今日の仕事の疲れがほぐれるような香りが漂っていた。

    最初は普通のホットミルク。
    泡がタップリ浮いていて、ふんわり、トロンと喉を撫でつつお腹を満たす。
    それが徐々に甘みを増して底に沈んだキャラメルシロップのビターな香りがやってくる。
    キャラメルミルクのこってりとしたうま味と一緒に、レアなチーズケーキを一口。
    ジュワっと舌の上で潰れて、のどかな酸味とバニラの香りを吐き出していく。
    ケーキの上にはシロップで煮たオレンジスライス…、齧るとクチュっと潰れて酸味を帯びた明るい苦味が口に広がる、お腹もキュッと喜ぶ感じ。

    yoruudon.jpg家に帰ってうどんを煮よう。
    昨日の夜から今朝の朝までずっと麺を食べているけど、食欲なくてもスルンとお腹に入ってくるのがありがたい。
    しかも母が送ってくれた荷物の中に、牛肉煮込んだモノがあった。
    それを使って肉うどん。

    鍋に出汁をはり、そこに牛肉の甘辛煮。
    クツクツすると出汁に肉のうま味がうつる。
    甘めのすき焼き風に作った牛肉の脂や甘みがうつった出汁に、ネギをタップリ。
    家に帰る途中の八百屋で買ったツヤツヤした太いネギを、小口にタンタン刻んだモノを入れてクツクツ煮込んで風味と甘みをうつす。
    醤油で軽く味と香りと整えて、うどんを入れてグツグツグツグツ。
    麺が飴色になってしまうくらいまで良く煮込み、かまぼこと胡麻をちらしてすった生姜をタップリ混ぜる。
    ネギと生姜で体を中から温める…、そんなレシピをズルンと食べる、軽く汗かくオゴチソウ。

    それはそうと今日、ネギを買おうといつもと違った帰宅ルートを使ってそれで、坂道テクテク上がるコトになったのだけど体が弱っていたからでしょう…、ゼイゼイ、息があがって喘いでしまう。
    ちょうど前には若い女性が歩いてて、大きく息をつきながらついてくるオジサンをみて全速力でスタスタボクから遠ざかっていく。
    なんてさみしい風邪の夜(笑)。

    ところで昨日、パンナムネタで動画を2本貼りました。
    そういえば、飛行機モノの動画が一本、あったなぁ…、と思ってみたらばありました。
    飛行機が離陸する前に行われるセイフティーデモンストレーション。
    最新機材ではビデオになってる、けれど古い機材ではキャビンアテンダントが実演しながら説明するのだけれど、どこかやる気のない風情にて見ている方も恥ずかしくなる。
    でもこれ…、セブパシフィック航空でときおり行われるらしい、キャビンアテンダントがダンスしながら説明しますって感じの動画、たのしくってスゴいです。



    これなら見ちゃう。
    そもそもビデオになったモノが流れても、全然、見ないですもんネ…、もしものためには本当は観なくちゃいけないんだろうけど、あれは「間もなく離陸しますよ」って合図ぐらいにしかなってない。
    でも、こんなカワイイ女性たちが一生懸命踊ってくれたら、見ちゃいますよね。
    画像を撮ってる人もいるくらいで、ただどこを見ているかって思うと、ちょっと不安になることもありはするけど(笑)、いいんじゃないかなぁ…。
    日本でも古い機材のローカル路線で、こうした試み。
    でもまずキャビンアテンダントの採用基準を変えなきゃいけなくなるんだろうなぁ…、って思ったりもする、オモシロイ。
     

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