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2025/06/22 (Sun)
中国料理に禁断の味
夜。
空の様子がドロロンドロロンデロデロバー!な感じで、ちょっと遠くには出たくない。
雨に降られて往生せぬよう、それで近所でご飯にしよう。
南昌飯店にやってくる。
うちの近所に気軽な中華料理屋が2軒あって、その一軒は厨房の中が元気で料理に勢いがあるお店。
もう一軒は、中国系体当たりおばさんのサービスが情熱的なお店で、それがこのお店。
今日は週末。
陽気な気持ちになりたくて、それでココを選んできます。
入り口のドアが開いた途端に、店長らしきここで一番情熱的なおばさんが奥からバアァンと飛んでくる。
いらっしゃいネ。
おひさしぶり…、っていいながら開いたテーブルの椅子を引きつつ手招きをする。
ああ、これこれ!って思います。
飲み物たのんで、まずは餃子。
薄皮のプルプルとした肉餃子。
焦げたところはパリっとしてて、でも肉汁がジュワッと出てくる。
日本の餃子を真似て一生懸命、中国の人が作った餃子…、って言う感じがしてボクは好き。
ハフハフしながらかぶりつき、次は何をたのもうかなぁ…、とメニューをみながら注文をする。
これ下さい…、とそういうと、さっきのおばさん「あれもおいしいからどうかしら?」という。
いやいや、今日はそれはいいです、代わりにこれを…、ってそうたのんだら「こっちのもおいしいんだけど?」ってまた聞いてくる。
おすすめ上手で情熱的で、それいりませんって言っても堪えず次の料理をまたすすめてくる。
要らぬと断り続けてもめげることなく、ニッコリしながら注文をとる。
自己主張しあうことこそコミュニケーション…、みたいな感じ。
まるで香港や台北の日本人慣れしたレストランにやってきたみたいな感じが、かなり好き。
セロリと揚げ豆腐の炒め物。
おいしい塩味の炒め物って、プロの仕業だなぁって思う。
セロリ独特の青くて鮮やかな風味がまるで損なわれない。
味噌や醤油で味ととのえるのは結構、楽で簡単で、でも塩とスープだけで味をピタっと決めるのってスゴいなぁ…、って。
シャキシャキとした力強い歯ごたえそのまま残った状態。
セロリもネギもピーマンも、不思議なことに生よりフレッシュに仕上げる火加減、調理加減もまたプロっぽい。
揚げた豆腐のカシっとした表面と、中のフワッとなめらかなこと。
それから唐揚げ。
鶏の胸肉を一口大に切ってカラっと揚げたのに、酸っぱいタレをかけまわしたの。
中国料理の鶏の唐揚げ。
流儀は二つ。
皮付き鶏をバリバリに水分飛ばして揚げるスタイルと、分厚く切った皮なし鶏をフックラやわらかに揚げるスタイル。
ココのは後者でボク好み。
なんでこんなにフックラ、シットリ、揚がるんだろう。
そもそも中国の人たちは肉の繊維をボロボロにして、ふんわかやわらかにして食べるのが大好きで、好きこそモノの上手なり。
そのために揉む。
揉んで中に玉子の白身や酒やスープを肉の壊れた細胞の中に押し込んで、それから熱を加えてふんわり仕上げる。
まるでひき肉にせずつくねを作った…、みたいな感じ。
おもしろい。
海鮮固焼きそばと銘打ってるけど、まるで長崎皿うどんのごときコレ。
野菜炒めの代わりにとった。
もやし、キャベツ、空芯菜にキクラゲと、野菜タップリ。
タコに小柱、エビ、ホタテ。
海の幸もそれに負けずにタップリで、塩味スープであんかけになる。
パリパリに揚がった極細玉子麺にそれがトロンとかけられて、最初はサクサク。
他のありとあらゆる素材の食感抑えて、自己主張する。
それが徐々に、スープを吸ってしんなりなって、それに変わって野菜のシャキシャキ、シャクシャクが奥歯、前歯を叩き始める。
〆というより、炭水化物が混じった肴。
炒め料理のたのしさ満載、お気に入り。
本当の〆をチャーハンにしよか、それとも天津飯をたのんでみようか、と思いもしたけど、ちょっと気になることがあり、それで一旦、店を出る。
また来てねぇ…、の情熱的な女将さんの声、ふりほどくようにズンズン歩いて、なか卯に来ます。
親子丼。
しばらく前に、友人が「親子丼はトロトロにして提供するように決められたから、玉子固めではお売りしかねる」って言われたんだよ…、って言っていた、果たして今でもそうなのか。
たしかめたくて、それで来る。
夜の時間は日本語たどたどしいスタッフばかりで運営してる。
ホールに一人、厨房にも一人いる、どちらも多分、中国系。
たのんでみます。
玉子によく火を通してほしいんですけど。
ちょっと困った顔をして、それでも「はいっ」とうなずいて、その注文を聞いたスタッフが調理する人に耳打ちをする。
ボクの親子丼が出来上がるまで、彼はずっと鍋の前に貼り付いて、よし!このくらいと合図しながら出来上がる。
ボクの思った加減より、まだまだちょっと半熟だけど、多分、これが精一杯。
だから、ヨシといたしましょう。
かつて好みのあの親子丼。
今となっては禁断の味。
雨に降られず無事に部屋までたどり着く。
[0回]
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2009/07/24 (Fri)
はしご飯
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Comment(4)
甘太郎に串家物語
居酒屋チェーンの「甘太郎」。
ボクが生まれて初めて、居酒屋というモノを街角で見たのがたしか、この甘太郎。
神奈川県の逗子のなぎさ商店街。
高校生のボクがその商店街を歩く時間には決してお店の扉があくことはなく、一体、この店、どんな店なんだろう…、って。
不思議に思って母にどんなお店なんだろう?って聞いてみた。
答えは簡単。
仕事をすませたおじさんたちが、お酒を飲んで憂さを晴らす場所。
なるほど、ボクには縁のないところなんだ…、ってそのとき思った。
まだまだ「居酒屋」なんて名前がそれほど浸透してなかった時代のコト。
ましてやその後、20年もすればその居酒屋なるところに子供を連れたファミリーがやってきて、食事をたのしむ時代がくるとは、まるで思いもせぬ頃のこと。
その甘太郎が一部店舗を焼肉居酒屋に転換してる、というので来ます。
歌舞伎町。
確かに何かを食べながらお酒をたのしむ。
その「何か」のひとつが焼肉である…、って理にかなってる。
ココは居酒屋だから…、ってその割り切りがあれば「肉がおいしくなくちゃ」ってそんなこだわりがなくなって、一気にハードルが下がろうというもの。
肉の種類はそれほどはない。
牛肉よりも、豚肉、鶏肉の種類が多くしかもそれが不思議とおいしい。
理由は「タレが旨い」から。
一人前が200円台の肉が決してまずくないのに、ビックリします。
ただ、それでお腹いっぱいにしようとは思わないけど、まあ、これも酒飲み業態の進化形のひとつと思えば、これもよし。
ついでにもう一軒、前から行ってみたかったところにはしご。
串家物語
というお店。
セルフで串揚げを揚げ放題…、というコンセプト。
お店の中に寿司屋のネタケースみたいのがあって、そこにいろんな具材を串に刺したのが陳列されてる。
そこから好きなものを選んで自分で、パン粉をつけて自分で揚げる。
牛肉、豚肉、サーモン、エビと串カツらしい素材に混じって、餃子や竹輪、ハッシュポテトやたこ焼きなんかまで串に刺さって並んでいるのが、なんともたのしい。
テーブルの上には細かくおろしたパン粉と、それを素材に貼り付けるための付け粉が用意されていて、でもそれ以外の例えばソースはバフェカウンターから取ってくる。
甘いソースや辛いソース。
ポン酢やケチャップ、チーズソースといろんなソースが揃っててあれこれそろえてやろうと何度も、テーブルとバフェの間を行ったり来たり。
準備整え、さあ、揚げましょう…、とやっとなる。
四角い箱が二つ並んだフライヤー。
ちょっと浅めで、だから串をそっと沈めてやると程よい場所で串が止まって、しばらくそこに留まっている。
こうした部分が多分、ノウハウなのでありましょう。
テーブル囲むみんながそれぞれ、好きなものにパン粉を付けてトプントプンと油に投入していくと、どれが自分の何なのか。
わからなくなり、おやおや、どうする?っていう風になる。
引き上げ、ヒックリ返してみたりパン粉の中を透かしてみたりするのだけれど、どれがどれだかわからず結局、食べてみようよ…、と。
まるでちょっとした闇鍋状態のようになるのも、またたのし。
注意して、耳を澄まして目を凝らし、串が揺れる様子をみたり、カラコロ具材が揚がっていく音を聞いてれば食べごろだってわかるのだろうけど、そんなコトより次、揚げる串にパン粉を付けて準備するのに忙しく、まあ、せわしなく、次から次へと揚げては食べる。
勢いがよい。
それにしても結構、上手く揚がるもの。
パン粉を具材に固定させる粉を溶いて作った糊状のモノの出来がいいのでありましょう。
どんな素材にもピタっとパン粉が貼り付いて、それがしっかり立った状態できつね色になる。
家ではなかなかこうはいかない。
しかもピチパチ、油がはぜてみるみるうちにテーブルが油とパン粉で汚れてく。
ああ、これ、絶対、自分のうちではしたくないよなぁ…、って思ったりする。
家で出来ない。
家でしたくない。
家で作るのが難しい。
これらが全部、飲食店を流行らせる要素であったりするわけで、そう考えるとこの店、結構、理にかなってて感心をする。
この揚がってるのが実は「ニラチヂミ」でありまして、これとかたこ焼き。
粉物にパン粉を付けて揚げると中がトロトロになり、旨いもんだ…、って新発見。
次々、串を揚げているうち、結局、自分が食べたい物だけお代わりするようになってくる。
ボクの場合はそれがエビ。
天ぷらにするにはちょっと小さく、かき揚げ用にはちと大きい。
そんな微妙なサイズの小さなエビだから、安く仕入れることが出来るのでありましょう。
それが揚がるとプリっと甘くおいしく、プチュンと弾力のある食感たのしく、何尾食べても飽きることがないご馳走。
昔、数寄屋橋の天一にきたテニス選手のジミーコナーズが、エビの天ぷらばかりを100本、食べたことがあるんですよ…、って。
お行儀しらずのコナーズらしいエピソードとして、紹介されてたことがあるけど、でもただひとつの美味しいものを心置きなく食べて誰にもしかられぬ。
これこそ、ステキな大人食い。
いくら食べても太る心配をすることがないのであろう、若い人たちのグループや、ファミリー客や外人カップル。
雑多な人が集まるお店。
ご飯のおかずに串カツ揚げる人もいる。
ただただビールのつまみに串にかぶりつく人。
中にはデザート用のケーキをお皿に山積みし、串カツとかわるがわるケーキを食べる女性客までいたりする。
作り手の予想を見事に覆す、自由な食べ方万歳な店。
ボクはおじさん、コンサバ的にご飯に胡麻やお茶漬け用の昆布を混ぜて、みそ汁と共に〆ご飯。
ひさしぶりにキュウリのQちゃん食べたら、あらら、美味しくってビックリしちゃった。
おもしろい。
デザートにコレ。
バゲットパンに串を刺したのが用意されてて、それを油でかりっと揚げる。
きつね色にこんがり色づき、パンの中から水分が出る。
それでサクサク。
熱々ラスクのようなモノが出来上がり、それをソフトクリームをどっぷりつけてパクッと食べる。
油まみれが、またおいしい。
お店の窓から見える、夜の新宿。
歌舞伎町の入り口に2度ほど救急車が横付けになる。
どこかで誰かが酔いつぶれ、夢の世界にさまよってこちらに戻ってこれぬような、コトになっているのでしょうか…。
そんな飲み方、最近、せずにすんでる幸せ。
明日は東京都議会選。
[1回]
2009/07/12 (Sun)
はしご飯
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Comment(8)
渋谷の魚力…、のち博多
先週までのミートウィークにピリオド打とう…、と渋谷に来ます。
魚力という店。
魚屋さんが経営する、昼は魚でご飯をたのしみ、夜は魚で酒を飲む…、という店。
ひさしぶりにやってきます。
渋谷とはいえ、渋谷の街の北の一番はずれから、歩いて10分ほどもかかる場所。
しかもどんどん住宅地の方に向かって行くので、夜は真っ暗。
ほんとにこんなとこにお店があるんだろうか?って思うような場所にポツンと姿を現すまさに隠れ家。
しかもお店の入り口部分は魚屋で、ドアをあけると魚が一杯陳列されてる。
4人です…、っていうと二階へどうぞと。
お店を一旦でるようにして、狭くて急な階段をとんとん上がって二階にいくと、ほどよく大きな気持ちよい食事の空間。
ご機嫌なおにいちゃんの説明を聞きつつ、注文します。
刺身、煮魚、焼いた魚に丼と、どれも魚が主役の料理。
まずは定食。
生鮭のブラックペッパー焼きがメインの夜の定食。
やってきた鮭。
まずは分厚い。
切り身の切り方が分厚い上に、身そのものがそもそも厚い。
かなり丸まる太った鮭の、脂がのってひときわ太ったところをスパッと切ったのでしょう。
そこにタップリ、黒胡椒を押し付けるようにまぶして焼いたの。
自分の脂でこんがり焼けた証のあばたが、なんともおいしい表情で、しかも皮までパリパリ焼けてる。
食べるとシットリ。
身離れがよく、脂の焼けた匂いがおいしい。
回転寿司なんかでは、最近、鮭を生のまま食べる握りがはやってるけど、やっぱり鮭は焼くか揚げるかに限るなぁ…。
独特の脂臭さが「おいしい脂の香り」にかわり、水気が逃げて旨味がギュギュっと凝縮するのがとてもうれしい。
おご馳走。
ここの名物のひとつの丼。
いくら丼やら、中おち丼やらいろんな海鮮素材を乗っけた丼があり、中でも気になった「ホタテとうにの丼」食べる。
トロンとなめらか。
しかも噛むと前歯にシャキッと軽く歯切れる感触がホタテ独特。
歯茎や奥歯にマッタリ、ネットリ、まとわりついてなでまわすよな肉感的に、身もだえる。
ウニも渋みをほとんど持たぬ、甘みが勝った新鮮なモノ。
海鮮丼って、これからまだまだ伸びる可能性を秘めた料理じゃないのかなぁ…、って思ったりする。
健康的。
鮮度一番のちょっとグルメな感じもあるし、といって刺身に使えぬ半端素材を上手に使えば安く作ってたのしんでもらうことも出来る。
賢くたのしい料理じゃないか…、って思ったりする。
まさにこれ。
とりあえず…、な料理もいくつか。
寿司屋のネタそのままの卵焼きだったり、たらこをブツブツ、ぶった切っただけのものとか、メインの料理以外に余分な手間をかけるのは粋じゃない!
…、って居直りに近いほどのシンプルなもの。
けれど卵焼きはしっかりあっため、ホカホカだったし、たらこはプリプリ新鮮で決して間違ったことをしている訳じゃない。
定食につくマグロの刺身も、ぶつっぶつっと角切りにした飾り気のない仕上がりで、むしろそれが「魚屋さん風」を演出してる。
悪くない。
そうそう、シジミの汁がとてもおいしい。
おいしい汁は、出汁と味噌とのバランスの上にはじめて出来る。
ココのはどちらも見事に旨い。
腹一杯がたのしく出来る。
今度は昼にまた来よう!
食後の運動しませうか…、と散歩しながら渋谷に向かう。
湿気もとれて、風もすゞやか、気持ちよい。
昔の日本の夏はこんな夏だったよネ。
昼がどんなに暑くても、夕立一つで涼しくなって日がとっぷりとくれたなら、ひんやりするほど風がなんとも気持ちよかった。
今日はそんな昔風の夜。
ご機嫌になり街を突っ切り、渋谷の街の南の端でこの店、見つける。
博多天神。
名前の通り博多豚骨ラーメンの専門店。
街を歩く人の人通りだけが多くて、はやっているお店が多そうには見えぬ界隈で、この店だけがひときわ混んでた。
明るい店内。
元気なおじさんがニコニコしながら働いていて、その雰囲気に吸い込まれるように近づいた。
運良く4人がけのテーブルひとつが空いていて、気づけばそこに座ってた。
お店を選ぶということは、こうした勢い。
ほんの少しのきっかけを信じてそれにすがること…、ってそんなことを思ったりする。
厨房の中をみると壁に大きな張り紙。
「凛とした職場環境を作りましょう。」
そうそこには力強い文字で書かれてて、食べ手のボクも凛とした気持ちになった。
ネギらーめん。
博多の青いネギを刻んだ青々が、真っ白なスープの上にタップリのってる。
キクラゲ。
海苔とあらかじめ丼の上に飾られているのは最小限。
テーブルの上に胡麻や高菜に紅ショウガ。
博多の定番がドカっと大量に用意されてて、それをパッパと好みであしらい、ズズっとすする。
細い麺。
固めにパキっと仕上げた麺が、スルスル、スープを口に運んで、おお、旨い。
濃厚、ポッテリ、クリーミーでけれど後味が不思議とスッキリ。
喉に負担がかからない。
風味を変えるか、と振った胡椒が普通の白い粉胡椒。
特別こだわった胡椒ではないけどそれがむしろ、博多ラーメンにはぴったりとくる。
普通に旨いが、こうしてはやっている理由…、ってそんなことを実感いたす。
飲んだ後の〆にはピッタリ。
さすがに焼き魚定食に丼を食べたご飯の〆にはちょっと重たくはある。
けど完食。
せっかく肉から離れて魚の夜になったとおもったら、結局最後は肉のスープで終わりを迎える。
まあそれもよし、月曜日。
明日は七夕。
やさしい天気になるといい。
[0回]
2009/07/06 (Mon)
はしご飯
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Comment(2)
テング・魚串・蕎楽亭
今日は午後から食べる勉強。
居酒屋の繁盛店を勉強しましょう…、って社内の企画。
いくつかの気になるお店をピックアップして、見て回ろうという趣向にて夕方早々、まだ日の高いうちから次々、はしご。
その店の中から何軒か…。
まずは最近、お気に入りのテング酒場を開店早々、のぞきます。
夕方の4時。
10分ほど過ぎの早い時間に、もう先客が一組飲んでる。
ボクらが入って間髪入れず、10人ほどのグループ客がなだれ込んできて、まだほとんどの会社が営業中であること、忘れさせてもらえるにぎわい。
お店が開くのを待ちかねたようにお客様がやってくる店って、本当に魅力があるんだろうなぁ…、って改めて思ったりする。
飲み物たのむ、そのときに冷たい緑茶をいただけますか?って。
聞いたらメニューにはないらしく、担当の人がちょっと困った顔をした。
それならウーロン茶でもいいですよ…、って他の人たちと注文あわせる。
なのにしばらくしてやってきた、その担当の手には茶色のお茶のジョッキが2つ。
それと一緒に緑のお茶の入ったジョッキが1つある。
わざわざ作ってきてくれる。
こんなところが、贔屓にしてもいいよなぁ…、ってしみじみ思わせてもらえるところ。
さい先がよし。
早速料理をいくつかたのむ。
卵焼き。
出汁タップリのフワフワで、けれど料理屋さんの出汁巻き卵のようにはきれいにクルンと巻かれてはない。
たのむたび、違った形でやってくる、今日のは四角いまるで絹ごし豆腐の一丁丸ごとみたいな姿。
素人臭いというよりも、まるで料理上手のおかぁさんが作ってくれる料理のような、そんな素朴と単純が、ここのお店の料理の持ち味。
その分、安くサービスしますから。
その分、パパっとお待たせせずにテキパキ料理をだしますからネ、と。
それが多分、今の時代のサラリーマンには一番うれしいおもてなし。
ハムカツ、あるいはポテトサラダも素朴なできばえ。
決して上等ではないハムを、細かにパン粉をつけ、揚げる。
塩味。
脂。
どれも結構、強烈ででも多分、だからおいしい。
だって上等で美味しいハムなら、揚げたりしないでそのまま食べるか、ササっとグリルして食べればいいもの。
肉屋さんのサービス品…、みたいな味わい。
わるくない。
シットリとしたポテトサラダも肉屋さんで売ってるみたいな風合いで、昭和な味が漂っている。
だってこのお店のお客様って、ほとんど昭和の人たちで、だから料理も昭和の料理がぴったりとくる。
理にかなっていると感心します。
とはいえ、ちょっと面白い料理も揃ってて、例えばピッツァ。
ペペロンチーノのピザというモノ。
薄焼き。
ほとんどパリパリで、チーズをのぞいて具と言えば、細かく刻んだ赤唐辛子とカラっと揚げたニンニクチップ。
つまりペペロンチーノのパスタをそのままピザにしたこれがたったの180円。
ほとんどの人がまずはこれをたのんで、ビールを煽る…、ってくらいに人気のある料理。
薄い生地の端からはみ出るチーズが焦げて、パリパリせんべいみたいになってる。
チートス味のおせんべい…、みたいな感じがたしかに酒にぴったりとくる。
キャベツやネギをたっぷり仕込んだ自家製さつま揚げであったり、アスパラガスのチーズ焼き。
キャベツのペペロンチーノ風味のオーブン焼きなど、あれこれたのんで、お勘定。
なんとお一人1500円というほどよき値段。
ありがたい。
ちょっと移動して神楽坂。
魚串
っていう店。
魚の切り身に串を刺して、炭火で焼く…、という趣向のお店。
串焼き。
炭焼き。
どちらもブームのまっただ中で、好きなものをちょっとづつおなかに負担をかけずにたのしむ「お腹いっぱいにならないことをたのしむ」食事にピッタリとくる。
この店、立ち飲みバーのような体裁の、食べるというより、たのしく飲むことを提案している。
だから大きい魚を一匹丸ごと焼きましょう…、っていう料理よりも、箸も使わず手づかみでちょっとづつ味わう串焼きの方がしっくりとくる。
しかも普通の切り身だけじゃなく、しめ鯖やしめたコハダに串を刺しレアに焼く。
おもしろい。
おいしい…、というよりおもしろい、アイディアをたのしむそんな店。
ココもまた、早い時間にほぼ満席で、そのほとんどが何かを食べにくるのじゃなくって仕事終わりを仲間と一緒にたのしく騒ごう。
そんな気持ちでやってきている。
串を適度に何本か、つまんで飲んで、ここもなんとお一人1500円。
なんたる偶然、おもしろい。
〆の一軒。
蕎楽亭(きょうらくてい)。
蕎麦の店。
とはいえ夜にはほとんどの人が、なにかをつまみ酒を飲み、蕎麦であがる…、という楽しみ方をしてる店。
これもある意味、居酒屋的ということができるのでありましょう。
カウンターに陣取って、料理ができる様をみながら、つまみをまずかいくつかもらう。
ここの名物のひとつが牛すじ煮。
丁寧に煮込んだすじの肉の部分を休ませ旨味を閉じ込めたのを、注文のたび、一口大に切り分ける。
それをゼラチン分と脂をタップリ含んだ筋と一緒に出汁でグツっと煮上げ、タップリのネギとごまを散らして出来上がる。
肉の旨味。
脂の香り。
そして出汁の味わいがひとつになって、なんとも濃厚、とても上等に仕上がったコムタンスープのような味わい。
ああ、これで白いご飯を食べたらどんなにおいしいだろう…、って。
熱々の酒の肴と、〆の蕎麦。
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まだまだ続く、神楽坂の夜。
[0回]
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2009/07/01 (Wed)
はしご飯
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中野のクスクス、それから第二力の夜
前から来たくて、でもなかなか機会に恵まれず、先送りにしていたお店。
ビストロ・クスクス
。
中野の駅から歩いて10分。
東京の九龍城、中野ブロードウェイを横目にみながらテクテク歩いて、すっかり住宅街の中に突入しようかというその寸前の、ビルの一階。
ふらっとこれる場所ではなくて、だからみんなワザワザ、テクリテクリと歩いてここまでやってくる。
不思議な店です。
なにしろ
ぐるなびのページ
を見ると、メイン商品のところにはご主人が魚を両手にもってにこやかに笑う顔。
お勧めメニューのところには、パーティーでくつろぐお客様の様子の画像が乗っけられてる。
何を食べよう…、って思っていく店じゃない。
何、食べさせてくれますか?…、ってワクワクしながら行くお店。
お店のどのテーブルに座っても、厨房の気配が素直に伝わってくる。
小さな店のステキなところ。
料理はひねりが効いてて、どれを食べてもキチンとおいしい。
たとえば前菜のカルパッチョ。
生の牛肉を普通は薄くそぎきって、野菜やソースと一緒に丁寧にお皿に飾る。
肉で作ったふぐの薄作り…、みたいな料理を見慣れていると、ここのはかなり分厚くて、無造作なつくりにちょっとビックリ。
けれど、この肉の分厚さこそが旨さの秘訣。
ヒヤッと舌にピットリ貼りつく肉の存在感がまずはステキ。
噛むとほどよく奥歯が沈む。
そして歯茎にまとわりついて、肉そのものを食べてるっていう実感があって、なかなかによい。
その肉の存在感に負けぬよう、ゴマの風味のソースがこれまた独特で、イタリア料理というよりも創作和食のような味わい。
悪くない。
シーフードのトマトソース煮っていうのがあって、まるでスープ少な目のブイヤベースみたいな料理。
白身魚に貝にイカ。
ガーリック風味のトマトソースでしっとり煮込まれ、それをムール貝の殻を使って食べてください…、って。
メニューにそんなコメント付の、つまりたのしい食べ方までもが提案されてるたのしい料理。
バゲットを薄く切ったラスクみたいなトーストが、タップリ一緒についてくる。
それをソースに浸して食べる。
トマトの甘みと魚と貝の旨みが一緒に、口の中にて花開く。
いい料理です。
ごちそうです。
イカげそ揚げであったり、生ハムをメロンじゃなくてアボカドとあわせて作ったオードブル風の料理であったり、お酒をねだる料理をいくつかおなかの中に放り込み、そして〆。
サーモンクリームのスパゲッティ。
ここのスモークサーモンは自家製の、だから分厚いサーモンの半身をそのまま燻製にする。
その分厚いのを、そのまま使ったソースが麺にしっかり絡んで、風味豊かで香ばしい。
しかもおもしろいのがパスタの横に野菜がゴロゴロ。
ジャガイモ丸ごと一個であったり、ナスににんじん、サツマイモ。
それら野菜のひとつひとつがしっかり下味つけられた、立派な料理になっている。
パスタだけではどんなにそれがおいしくっても、味の変化に乏しくなっちゃう。
それをこうして野菜と一緒に提供すること。
これ一品で十分食事が完結しそうで、なんだかとってもおもしろい。
ほどよく満足。
残念なのはサービスが少々、行き届かないとこ。
ご主人の気持ちが厨房の中にあるから、それは多分、しょうがないこと。
まあ、それもよし。
仕事絡みの話をまだまだ続けたく、それで、はしごで、もう一軒。
第二力に腰、おちつける。
中野の夜…、といえばやっぱりここに寄らなくちゃ終わらない。
時間は9時のちょっと過ぎ。
ガラガラッと引き戸を開けると、まだほとんどの満席で、座敷にひとつ、テーブルもらう。
ボクらの周りは、平均推定年齢60歳というシニアな景色で、みんな近所の人たちなのかなぁ…。
のんびり、のびやか。
くつろいだ姿と笑顔がボクらにまでも乗り移る。
水茄子もらって、手でさきながら芥子をつけてサクッとかじる。
噛んだ瞬間、青い香りの水が口に飛び込んでくる。
まさに「水」茄子。
それと一緒にじゅんさいもらい、夏のはじまりを寿ぐ夜に期せずしてなる。
煮豆腐もらう。
時間が時間でよく煮込まれていたのでしょう。
いつも以上に豆腐に穴がプスプスあいてて、つまりタップリ、煮汁を吸った色黒豆腐。
箸でひとかけ持ち上げると、想像以上に重たくて、その重たさのほとんどが魚の旨みの出汁の重さであるという、その幸せにニッコリとなる。
これ一品で、今日一日の煮魚全部の旨みを全部、味わえる。
しかも450円と、安くて賢く味わえる。
そう思ったらありがたくって、たまらなくなる、おごちそう。
えびのかき揚げ、おつまみに、ズンズン話が盛り上がる。
たのしい中野のはしご飯。
[0回]
2009/06/25 (Thu)
はしご飯
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