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2025/06/22 (Sun)
ビアガーデンに天狗をはしごする土曜
梅雨入りはした。
けれど、梅雨っぽさの実感もないままに、中休みというにはあまりにあっけないほど、ここしばらくは雨と無縁のよい天気。
来週からは本格的に雨になる…、ということもあり、よっしゃ、土曜日。
ビアガーデンでビールを飲もう!
そう思って新宿に来る。
京王百貨店の屋上にあるビアガーデンで、プハーッといきます。
それにしても東京のビアガーデン。
随分、減った。
ビアガーデンのデータベース的サイト
があって、それで調べても数えるほどしかビアガーデンが残っていない。
たとえば新宿。
かつては、ここにあるほとんどすべてのデパートの屋上に、夏になったら提灯ランタンがぶら下がり、ビアガーデンになったのに。
今ではここ、京王百貨店。
あるいはルミネエストの屋上だけになっちゃっている。
しかもルミネエストは、メキシコ料理にコロナビールという、ビアガーデンにあるまじきお洒落が売り物。
サラリーマンが仕事を終えて、家に帰る前、会社の近くの駅近く。
ビルの屋上でビールを飲もう…、ってそんな付き合い、習慣がなくなっちゃったからなのかなぁ…。
ちょっとさみしい。
さて、乾杯!
数年前に改装し、ウッドデッキになった気持ちよい床。
間近に西新宿の超高層ビル。
空は高くて、気持ちよい。
曇り空ではあるけれど、お外ビールのおいしいこと!
焼きそば。
唐揚げ、枝豆といわゆる昔ながらのビアガーデンの定番メニューをいくつかたのむ。
不思議な程にこうした場所で食べる焼きそばはおいしく感じる。
鶏の身よりもボッテリとした衣の方が主張する、決して出来が良くない唐揚げも空を見ながらビールと一緒につまむとおいしい。
周りをみれば、土曜出勤のサラリーマンや買い物ついでの友人グループ。
子供をつれたファミリー客まで、みんな笑顔でニコニコしてる。
たしかに昔からビアホールには笑い声と、元気と笑顔が満ち溢れてた。
なんだかたのしい。
ただ、この場所にいることそのものがたのしくて、もっとユックリしたかったのに雨が降りそうな空模様。
それで場所を移すことにする。
天狗を選ぶ。
土曜の夜の西新宿は、おどろくほどににぎやかで目当てのお店が満席だった。
しかも入り口のところにたってるレセプションの人が要領を得ず、ちょっと迷惑そうな応対でもあり、ちょっと気持ちがさがちゃった。
どうしよう…、ってビルの中を上に下にと動きつつ、とても元気に勢いもよく、今すぐご案内できますヨ…、と、まるで地獄に仏のような親切さにてテーブル、一個、準備してくれたのがこのお店。
近くのテーブルでは学生たちの何かお祝い事があったのでしょう…。
乾杯、乾杯と空気が震えるほどににぎやかで、まあ、これも肴のうちだよね…、って腰を落ち着け酒を飲む。
メニューを見ると、骨付き鶏のスパイス焼きって料理がとびこむ。
昨日、赤坂でも同じように骨付き丸鶏をこんがり揚げ焼きしたのを食べた。
焼き鳥じゃない。
唐揚げでもない、鶏の旨みをなるべく外に出さぬよう塊のまま調理する、こうした料理が多分、これからはやるんでしょう。
たのしい偶然。
大げさに言えば運命的なるものを感じて、それでたのんだ。
ここのは皮がパリパリで、多分、最後に熱々油をジュジュッとかけて仕上げたんでしょう。
甘み控えめの塩と風味豊かなスパイス味で、中はしっとり。
かなりジューシー。
いい感じです。
もち明太のチーズ焼き…、っていうのがあって、興味ひかれてたのんでみます。
陶器の鍋にまずは餅。
その上に、明太子のほぐし身をタップリのっけてとろけるチーズで蓋をする。
後はオーブンで焼くだけという、簡単レシピで、なのになんともこれがおいしい。
お好み焼きのようでもある。
けれど、ヌルンとなめらかなところはまるでもんじゃ焼き。
端のカリッと漕げたところはちょっとピザのようでもあって、鮭がすすむことこの上もない。
おなかにやんわり、ちょっと溜まって、その充実感がまたまたお酒を呼び込む味わい。
レモンの風味ですっきり食べる、さいころステーキ。
焼き鳥含めた何種類もの串焼きが、今、限定で値引きセールになっている。
飲食店の6月はお客様を呼び込むことが難しい、厳しい季節と呼ばれてて、だからこうした工夫をするのでありましょう。
安さもご馳走と、それらもとって、そして〆。
上海風の焼きそば…、ってのがあってこれがなんともたのしい料理。
器の一番下に「あん」。
豚肉、もやしにたまねぎ、しいたけ。
醤油ベースのスープで煮込んでとろみをつけたのをタップリしいて、それを麺で蓋をする。
パリッと焼いた玉子麺を、溶いた玉子でちょっと固めてそれでパカッと。
あんかけ焼きそばが上下逆になったような、その分、あんがさめることなく、最後の最後まで熱々のまま食べられる。
アイディア料理…、って思います。
土曜の夜のはしご酒。
ところで…。
週末気分が盛り上がるような、この動画。
ハイネケン・ウォーキング・フリッジ。
つまり「歩く冷蔵庫」というタイトルなのでありますが…。
ご覧の通り、ハイネケンのテレビコマーシャルにて、これ面白い。
ガチャコンガチャコン、ちょっと不器用にやってくる「歩く冷蔵庫」の造形が愛らしくって、なんだか話しかけてやりたくなるよな気持ちになります。
こんな子が、もし家の中にいてくれたらば、毎日ビールパーティーしたくなるかもしれないなぁ…、って。
あるいはこんなのがいるパーティールーム、貸し出しましょうか?なんて、もし言われたら、飛んでいきたくなるでしょう。
ビールは陽気に飲むお酒。
ビールそのものの味をとやかく言うよりも、たのしく飲める雰囲気づくりがまず大切だよ…、っていうことなのでありましょう。
気がきいてます。
おもしろい。
[0回]
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2009/06/21 (Sun)
はしご飯
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Comment(4)
餃子に始まり坦々麺で〆る赤坂、金曜の夜
刺身。
あるいは浜茶屋をテーマにしたような居酒屋が次々できはじめている…、ようでありますが、これからのお酒は「刺身で粋に」じゃなくて「ガツンとたのしく」の方に向かっていく。
…、ような気が最近してる。
刺身と一緒でおいしいお酒は日本酒であったり、ドッシリとしたビールや焼酎。
けれど今のお酒の傾向は、シャキッとしていてビシッと苦い、たとえばハイボールであったり酎ハイであったりの方向で、そんなものと刺身は合わない。
むしろ、揚げ物だとか串焼きだとかが、これからはもっと売れるようになるんじゃないか…、と思っている、ワケであります。
そんなこんなで、ちょっと面白そうなお店を赤坂にみる。
「よ志多」
っていう店。
もともと鶏料理がおいしい居酒屋としてスタートして、さまざまな試行錯誤の末、鶏餃子の専門店として活路を見つけた。
おもしろい。
鶏はまさに今の素材。
その上、餃子はこれからもっと売れるようになるんじゃないか、と注目されてる料理でもある。
その良いとこどりのコンセプトにして、こりゃこなきゃ…、と思ったワケです。
週末、ということもあるのでしょうけど、しっかり満席。
サラリーマンあり。
若い人たちのグループあり。
落ち着いた管理職風の人たちの会食もあり、アラフォー女性ばかりのグループ。
老若男女、入り乱れての賑わいの中、さていただきます。
まずは前菜。
枝付きトマト。
ゴルフボール大ほどの小ぶりなトマトを枝付きのまま。
砕いた氷に乗っけてそのまま、もぎながら食う。
単純にしてわかりやすくて、しかもスキッと空いたおなかのあり場所を、思い出すようなよき一品目。
甘すぎず。
酸味もさわやか。
みずみずしくて、なにより青い香りがスッキリ、鮮烈。
生のトマトのブジュッとつぶれるたよりなさげな食感を好まぬボクも、この頑丈でシッカリとした実の歯ごたえはちょっと好き。
ここの自慢の鶏料理。
丸の若鶏。
骨付きのまま半身にし、甘辛のタレにしばらくつけて味をくわえる。
それを低温の油に沈めて、ジンワリ中まで火を通す。
出来上がってから、スパンスパンと包丁で、ほどよきサイズに切り分けて、お皿に盛ってさぁ、どうぞというモノ。
体を縮め、お辞儀するようにお皿に乗っかる、鶏の姿がなんだか滑稽。
手づかみにしてパクッといきます。
油の温度が低かったから、皮までしっとり。
これが中国料理の丸鶏ならば、最後に熱々の油をかけて皮をバリバリッとさせてから食べるのだけど、まあ、それもよし。
シットリとした身の食感に体をゆだねる。
骨の周りのひときわ旨みを保ったところを、シャブシャブしながら骨だけ残して、ぜぇんぶお腹に収まってゆく。
鶏を丸ごと食べる食べ方に、いろんな流儀があるけれど、この食べ方はなかなか上等。
脂をほぼ完璧に落としてしまって、身のおいしさだけを味わう。
鶏のもってる水分を、ほぼ完璧に放り出し、だから旨みがギュギュッとつまって、確かに鶏を食べてるんだ…、って実感もある。
焼き鳥じゃない。
唐揚げでもない。
食べ手に無口と夢中をくれる、たのしいご馳走。
お気に入り。
それからメイン。
鶏の餃子をいただきます。
形は博多風の一口大の小さな餃子。
ちょっと集めの小麦の皮で、細かく挽いた鶏肉と、韮をくるんで小さくまとめた。
にんにく抜きと、にんにく無しを選べるようになっていて、さすがに夜はにんにくタップリでいきましょう…、とにんにくありでお願いをして、だからお待たせとやってきた瞬間に、もうおいしい匂いが漂ってくる。
焼けた皮目はパリパリで、反対側の皮はしっとり。
中はふんわり。
豚肉じゃなく鶏で作ったとことで、旨みは強くなのに脂っこくはない。
四人前をたのんだのだけど、もういくらでも食べられる。
しかもお酒もしっかり進む。
鶏で餃子もいいんじゃない…、ってそんなことを思ったりした。
鶏以外にもおもしろい料理がそろってて、たとえばコレ。
かにみそコロッケっていうのがあって、普通のクリームコロッケのクリームの中にかに味噌を混ぜて揚げた、名前の通りのかにみそコロッケ。
で、これが不思議においしい。
細かいパン粉がギッシリはりつく、だから噛んだ瞬間の歯ごたえはかなり頑丈。
ガリッとしてて、続いてトロンとクリーミーな中身がとろける。
その瞬間に、口の中がかに味噌の風味で包まれて、おおっ、すごい…、ってびっくりしちゃう。
お酒が飲める大人のコロッケ。
このアイディアはいただきかなぁ…、って、いろいろご機嫌。
ごちそうさん。
〆をもとめてはしご飯。
同じ赤坂の路地裏にある坦々麺屋で麺、たぐる。
青山のおしゃれな創作中国料理のレストランとして有名な「希須林」が、坦々麺だけの専門店を作ったのがここ。
カウンターだけ。
食券をまずは買ってから椅子につく…、というまさにラーメン店のしつらえ、システム。
けれど厨房の中で働いている人たちは、中国料理店の調理人のユニフォームを着て仕事する。
怒鳴りつけるような空元気でなく、お客様の目をみながらいらっしゃいませと静かに言う、その程よさがボクは好き。
売り物は「排骨坦々麺」でありまして、当然、それを大辛にしてもらっていただきますです。
ゴマやピーナツの風味をあまり強調しない、スッキリとしたスープの中に、パキッと強い歯ごたえ感じるストレート麺。
最近、ポタージュスープのようにトロンと重たいスープを麺に絡めとりつつ食べる坦々麺にはまっていたけどここのは真逆。
そうしたスープそのものを味わうのでなく、麺の旨みをたのしもう…、という日本のラーメン専門店的な味のバランス。
しかもにんにく醤油でササッといためたばかりのモヤシがタップリのってて、これ一品で、堂々、食事のメインにどうぞ…、というサービス精神も悪くない。
カレー風味の豚のてんぷら。
薄く叩いて平べったくした豚のロース肉をパリッと揚げた、その熱々をそのまま食べるとサクッと衣の食感軽やか。
しばらくそれをスープにつけて、しんなりさせて食べるととても香ばしい、チャーシューのようになるのもたのしい。
お腹いっぱい。
腹、ゆすりつつ地下鉄にのる。
今日は金曜、夜更かしの夜。
[0回]
2009/06/19 (Fri)
はしご飯
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四ツ谷で勉強、中華に蕎麦
会社の仲間と一緒に食事。
四谷のHOT CHINAを選びます。
半分、たのしみ。
半分、勉強。
うちの会社にはかつてホテルの総料理長を経験した、商品開発のスタッフがいて、彼も一緒に食べに出かけた。
料理を作るプロと一緒に食事をすると、いつもと違った目線でお店の料理がみれる。
それがとってもたのしくて…。
それとあわせて、これからの新しい中国料理のあり方を、みんなで一緒に考えましょう…、ってそんなちょっとしたお仕事上の目的もあり。
それでみんなで、テーブル囲む。
いつもの料理と一緒にあれこれ。
いつもはたのまぬ、でもずっと気になっていた料理をたくさんたのみます。
たとえば前菜。
キャベツのペペロンチーニ風というもの。
今、レストランでは何はなくてもおいしい野菜の提案が、できなくっちゃ、なかなかお客様の気持ちをがつんと鷲づかめない。
気がきいていて、野菜の素材感を殺さずに、しかも安くたのしめるもの。
たとえばこんなのいいよねぇ…、って。
茹でたキャベツを塩ダレでしっかり下味つけて、オリーブオイルと揚げたスライスガーリックと唐辛子にて風味をつける。
まさにイタリア料理のペペロンチーニで、でも味わえばしっかり中国料理の味わいがする。
イタリアと中国。
シルクロードでつながっている…、ってそんなことをジンワリ思う。
もひとつ野菜…、ゴーヤチャンプル。
ベーコン、ゴーヤ。
パプリカ、豆腐とひとつひとつの具材はきちんとあの沖縄のチャンプルで、でも料理の仕方はしっかり中華。
たとえば豆腐。
絹ごし豆腐を湯通しをして、余分な水分を追い出してやる、そのやり方は麻婆豆腐。
溶いた玉子にタップリ油を飲み込ませつつ、ふんわり仕上げるそのやり方はまるでかに玉。
塩と鶏の出汁で仕上げる、しっとり、ふんわり、ゴーヤしゃきしゃき。
たしかに沖縄。
東京なんかより台湾にずっと近くてだから料理も、どこか似ていて当然だよね…、って。
沖縄料理の中華料理的翻訳作業なんて、してみりゃ多分、おもしろい。
茄子のジンジャーソースなるこれ。
魚香とかいて「ユイシャン」と呼ぶ、中華独特の醤油ダレ。
魚をまるで使ってないのに、それをかけるとまるで魚を隠し味につかったような、不思議な風味を生むソースにて、たまり醤油の甘みとコクもまたおいしい。
このタレだけをご飯にかけても十分たのしく味わえる、まるで日本のウナギ蒲焼のタレみたいだね…、って。
このタレ、ひとつ、作ってみましょう。
蒸した豆腐にかけてやっても十分商品になるでしょう…、ってそんな感じで、箸、進む。
それにしてもやっぱり野菜。
これほど多様で豊富な味わい、しかも食感にぎやかな素材はなかなか他にはなくて、多分、これからの料理の主役は彼らになっていくんだろうね…、って。
体のためにもそう思う。
辛い料理をいくつか食べる。
麻婆豆腐。
ここの豆腐は小さな石鍋でぐつぐつしながらやってくる。
韓国料理のスンドブチゲをよくいれる奴。
蓋付きで、厨房の中から目の前にやってくるまではそのグツグツを感じない。
テーブルの上にそっと置かれて、一呼吸おき恭しくも笑顔とともに蓋が開く。
するとグツグツ、ブクブク沸騰をするまるで坊主地獄のようなそのさまに、体が少々、緊張をする。
スプーンですくって食べるとこれが、確かに辛い。
けれど最近、流行の本場の麻婆豆腐が持ってる痺れ。
山椒の痺れはほんの少々。
だからとっても食べやすい。
本場の本物を作るより、日本の人が期待しておいしいと思うものを作ること。
それがやっぱり大切なこと…、って襟を正したくなるような美味。
それからスープ…、スーラータン。
そろそろボクは麻婆豆腐という料理は終わりに向かっていく料理じゃないか…、ってそう思ってる。
辛い。
けれど辛いと同時に濃厚なコク。
だからそれほどたくさん食べることができない、ちょっと重たく感じる料理。
それに比べてスーラー味は、「酸味と辛味と旨み」という、これからの日本の料理に必要なおいしい要素が過不足なく含まれている。
しかも唐辛子の辛味じゃなくて、黒胡椒の味というのが新鮮でよい。
スキッとしてる。
舌の上では辛味を発揮し、けれど喉にはやさしい辛さ。
しかも甘みを含んでて、食べれば食べるほどおいしくなってくる辛味。
黒酢の酸味も、今の気持ちにぴったりで多分これから、麺とかスープの世界でこれがブームになる…、ってそう思うのです。
ここのは見事なスープのできばえ。
しかもそこに水餃子まで浮かんでる。
辛いと思えば、餃子をほおばりそっとリセットさせてやる。
そんな工夫がうれしい料理。
勉強になる。
他にもあれこれ。
豚肉、野菜に〆のふかひれチャーハンを食べ、それでもちょっと物足りぬ。
そうそう、最近、ボクがはまってる弁天庵でそばでも食べよう…、とそれで一駅。
移動する。
9時をはるかに過ぎた時間の弁天庵。
見事に満席。
サラリーマンがお酒をあおり、近所の家族がそばをたぐって楽しいうたげと、今までずっと通ってて、今日のここほどにぎやかにしてたのしい様子は見たことなかった。
しかもそのほとんどがお馴染みらしき振る舞いで、ああ、この店もここにすっかりなじんだな…、って。
あると便利なお店から、なくなってもらうと困る店になるってなんて、ステキなんだろう。
そう思いつつ、さて〆のそば。
梅おろしそば。
ツンと角のたったここの蕎麦はやっぱりおいしい。
甘めもぶっかけダレもボクの好み出し、削り鰹に海苔に梅。
ボクが多分、ぶっかけ蕎麦を作って食べるとしたらば、こんな組み合わせにするに違いない…、って料理がなんともうれしく感じる。
そうそう、この蕎麦。
メニューには「梅おろしうどん」が載っていて、無理を言ってそばで作り直してもらった。
だからなんでしょう。
薬味でついていたのは生姜。
わさびじゃなくて生姜で蕎麦を食べるという、ちょっと不思議なサプライズ。
決して悪くございませんな…、むしろボクにはお気に入り。
いろんなアイディア、みんなの頭と心にしみこむ。
たのしき会食。
天気予報では夕方あたりから雷雨になる…、って言われていたけど、天気が持った。
それも今日のステキでたのしいサプライズ。
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2009/06/08 (Mon)
はしご飯
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ヨツサンの夜
四谷三丁目という街。
実は焼肉激戦区のひとつなんだ…、ってコトに最近、気づく。
地下鉄の駅のある交差点を中心に、徒歩5分以内に知る限りでも10軒超える焼肉専門店がひしめいている。
叙々苑一軒を除いては、いわゆるチェーン店然としたお店ではなく知る人ぞ知る系のお店がたくさん集まっているというのが、また面白く、多分、便利な割りに家賃が安い場所だから?
あるいは、芸能プロダクションのバックオフィスが集まってたり、新人芸能人が住むのに程よい地域であった…、からかもしれない。
東京のソウル。
大久保から程近い、ということもあるのでしょうし…。
それぞれの店がそれぞれ個性を発揮して、一生懸命、がんばっている。
たとえば
牛禅
という店。
「食べ放題」で、かなりの人を集めてる。
予約もなかなか取りづらく、やってきてみると近所の会社の人たちでしょうか?
サラリーマンのおじさんたちが、メートル上げて乾杯、乾杯。
食べ放題に飲み放題というこのシステムは、割り勘宴会にはど真ん中。
誰が何を食べようが、誰が何を注文しようが幹事さんが「ドキッ」とすることもないでしょうから。
しかもこの店のステキなところ。
お店の人が「お替り、必要ありませんか?」ってわざわざ聞きにきてくれるとこ。
追加をお願いすると笑顔で、かしこまりました…、って厨房に行き、ほどなくそれがやってくる。
スマイリーでスピーディー。
だからお替りするのがたのしく、後ろもめたさを微塵も感じぬ。
網の交換も的確で、食べ放題はサービス受け放題なんだったんだなぁ…、って思ったりする。
いいお店。
それからここで食べ放題になるモノが、肉とご飯とサンチュというのがまた面白い。
キムチやナムルは追加でネ…、ってことなのだけど、食べたい人は追加でお金を払っても食べたいそうしたなじみの料理はたしかに食べ放題からはずしてもいい。
その分、安くしてあげるのがサービスだろう…、って思いますよね。
代わりにサンチュ。
おなかに負担になりもせず、口がさっぱり、お肉がおいしく食べられる、でも追加では絶対注文しないであろうモノがこうして食べ放題。
いいなぁ、と思う。
考えている。
みんなで肉をバリバリ食べて、おなかはほぼ満タンなれど、やさしいもので〆たいねぇ…、と。
地下のお店から地上に上がると、ビルの1階になか卯がある。
うどんとそばをズルッとたぐる。
なか卯がそばを売ってることはずっと前から知っていた。
けれど食べる機会もなくて、それで初めて。
甘めのタレに冷たいそばが漬かってる、そばの形はしていてもそばの香りがするわけでなく、ちょっと残念。
やっぱりここはそば屋じゃなくて、うどん屋なのネと、きつねうどんの汁をズルッと。
いりこの香りと昆布の旨みが、焼肉疲れの喉にやさしい。
ありがたい。
冷たい雨の夜のコト。
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2009/06/05 (Fri)
はしご飯
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居酒屋・そば屋にシュウェップス
さくら水産。
どんな場所のお店に行っても、見事にサラリーマンでにぎわっている大衆的なることこの上ない居酒屋チェーン。
だから定番料理がほとんどのメニューの中で、「えっ」と思う商品ひとつ。
とってみれば、これであります。
生キウイハイ。
生グレープフルーツや生レモンを自ら搾って仕上げるタイプの酎ハイは、居酒屋のもうすっかり定番になっちゃったけど、これ。
まさかとは思ったけれど、本当に半分に切ったキウイがそのままやってくる。
それを搾り器に押し付けて、搾るとクチュッと実がつぶれ種と一緒にジュースが出てくる。
それをあらかじめキウイフレーバーの酎ハイに注いで混ぜて、それで飲む。
かなりアヴァンギャルドな飲み物です。
見た目、強烈。
かなり青臭くって酸味と一緒にエグ味も残る、ちょっとおじさんには厳しいかなぁ…、ってちょっと思った。
でも面白い。
この延長戦上で、生みかんハイだとか、生デコポンハイだとか、いろんなバリエーションがあったりするといいかもしんない。
パーティーメニューで「生バンペイユハイ」なんて、搾るという作業そのものがもうお祭り騒ぎになるんじゃないか…、ってそんなたのしいコト思う。
さくら「水産」と名乗るだけあって、魚関係の料理が多い。
ただ、刺身にこだわるのでなく魚を加工した料理が多い…、というのが安くたのしむための工夫なんでしょう。
鯨カツ…、であったりたとえば、マグロのさいころステーキなんて料理があって、それぞれキチンとできている。
マグロの赤身をそのまま焼くと、身が崩れたりしておいしくならない。
そこでさいころ状に切った赤身にから揚げ粉をはたいてから焼く。
だからカチッと身がひきしまり、しかもセロリやカレーっぽいエキゾチックな風味がくわわる。
いい工夫。
もやし炒めと一緒に丸い鉄板に乗る。
もやし…、今、売れてるんだそうであります。
安くておいしく、栄養タップリ。
今の時流にぴったりなのに違いない。
揚げ出し豆腐。
居酒屋に来るとなぜかたのんでしまう料理。
不思議と家で作らない、作ったとしてもなかなか衣がしっかり馴染まず、やっぱりこれはお外で食べる料理だよね…、ってそう思う。
逆に、居酒屋で冷奴を食べてる人をみると、勿体無いって思いもします。
おもしろい。
ゲソまでついたイカの刺身。
皮ばかりじゃなく身までもガリガリになるまで揚げた、まるでチキンチップスみたいなから揚げなど食べて、ぼんやり1時間ほど、時間をたのしむ。
ボクたちの横で一人でタバコくゆらせながら飲んでたおじさん。
つまみはオニオンスライスだけ。
瞬く間に、緑茶ハイをジョッキでゴクゴク、2杯飲む。
しかもほんとに旨そうに。
なにかこだわりがあるのでしょうか…、愉快になった。
〆を歩いて、弁天庵。
さくら水産にも食べ勝手のいい〆ご飯が結構そろう。
鮭のはらすを焼いた切り身がそのまま一緒に添えられたお茶漬けだとか、深川丼とか。
えびフライカレーや、定食メニューまである。
…、のだけれど、今日は〆を弁天庵の鍋焼きうどんにしてやろう…、ともう居酒屋に入る前から決めていた。
お店に勇んで入って「鍋焼きうどん下さい」って言ったら、申し訳ありません。
もう鍋焼きうどんの季節、終わっちゃいました…、って。
うーん、悲しい。
それで天ぷら蕎麦にする。
熱々のかけ蕎麦と、揚げ立てのかき揚げ天ぷらが別々に盛られてやってくる。
天ぷらの揚げ立てサクサク感がたのしめるよう。
しかも、そのかき揚げを蕎麦にのせれば、汁を含んで衣がシットリ、出汁を吸い込みなめらかになる。
いろんな食感、味わいをたのしむことができる食べ方。
それにしても料理というモノ。
ひとつのお盆や、ひとつのお皿にいろんな料理が一緒にのる。
それらの料理を、お客様が口に運ぶそのタイミングから、逆算しながら計画的に手順を踏んで作っていかないと、すべてが出来たてにできてこない。
それを易々こなしてしまう、そんなプロの手順にウットリします。
ご機嫌です。
ところでこれ。
炭酸飲料が口の中ではじけるさまを、とてもよく表現していると思いませんか?
スーパースローモンションで撮影された、水を入れた風船がはじける瞬間ばかりを集めた、このコマーシャル。
ステキです。
それにしてもこのコマーシャルを作ったシュウェップス。
ここのトニックウォーターは本当においしかった。
ビターソーダとか、レモンジンジャーとか、ちょっと癖のある大人味のソーダドリンクをたくさん作っていたのだけれど、最近、めっきり目にする機会が減りました。
好きだったのになぁ…。
ちょっと残念。
もったいない。
[0回]
2009/05/14 (Thu)
はしご飯
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