ポールに来ました、朝ポール。
先日、夜にやってきて料理のしっかりしていることにビックリしながら〆の〆をたのしくみんなで味わった店。
けれどやっぱりここのお店は朝がたのしい。
明るく、しかも女性スタッフがメインの営業…、白く清潔なユニフォームがまるで昔の看護婦さんのようで凛々しく、キビキビ作業をする手もステキに見えてくる。
お店の中に降り注ぐ、朝の光もキラキラしてて、朝の気持ちが明るくなってく。
朝食メニューというのがあるわけじゃないのがちょっと変わったお店。
メニューは飲み物メニューだけ。
飲み物一杯お願いすると、パンが1個、サービスでつく。
パン・オ・ショコラかクロワッサン、あるいはパン・シュクレという3種類。
それがお皿に入ってくるのじゃない。
テイクアウト用の紙の袋に入れてどうぞ、とやってくる。
そのまま持って帰ってもよし。
お店で朝のご飯の代わりとして食べてもいいよ…、という趣向。
四ツ谷の駅の近所にはお嬢様系私立学校がある。
おかぁさまが一緒に朝は通学するのが一般的で、だからおそらくそのお見送りを終えたおかぁさま達でしょう。
何人かづつ連れ立って、お店に来てはお茶を飲む。
当然、朝は家をでる前に食べているから、パンはお土産。
その日のおやつになるのでしょうネ…、ほとんどの人がパンが入った袋を飲み物の横に置き、ニコニコしながらお茶を飲んでる。
朝の時間はご婦人方の笑顔の花園。
ただ今日は、学校が夏休みというコトなのでしょう、お店も静か。
アイスコーヒーをたのんで一緒に、パン・シュクレ。
シュクレは砂糖…、だから「砂糖パン」って直訳すればそうなるんでしょう。
まさにそのとおり。
グラニュー糖がギッシリパンの表面にこびりついてて、噛むとジャリッとそれが潰れる。
パンはブリオッシュ生地を潰したモノで、中にはたっぷりバターを含んで、押すと濡れたようにバターがにじみ出る。
それをオヤツにあとでいただくことにして、朝は売り場でサンドイッチを。
カフェに併設しているパンの売り場で売ってるものをカフェで食べられる。
いつもは細焼きバゲットで挟んだサンドイッチのするのだけれど、今日はシットリ。
柔らかなパンの食感に満たされようと思ってそれで、クロワッサンのサンドイッチ。
具材はツナを選びます。
バターをタップリ含んで焼けた、シットリとしたクロワッサン。
パリパリ、落ち葉のように壊れてちらかるドライなクロワッサンもいいのだけれど、サンドイッチで食べるときには、若干シットリ。
濡れたような焼きあがりのがおいしく感じる。
ココのクロワッサンがちょうどそんな感じでござって、しかもこうしたクロワッサンにはツナがよく合う。
噛むとネットリ、ツナとパン生地が一体化してとろとろクリーム状になっていき口の隅々みたしていくのがなんともおいしい。
ソースは使わず、パンのうま味でグイグイ、具材をおいしくさせる、パンを味わう朝のゴチソウ…、お腹がやさしく満たされる。
トマトとレタスは風味と食感くわえるほどよくアクセントにて、みずみずしいほどのトマトが壊れて潰れても、口の中が水っぽくなっていかない。
それほどクロワッサンの生地がしっかりしているという証拠でしょう。
アイスティーを一緒にもらう。
ココのアールグレイのアイスティーは、フレーバーがしっかりしていて、苦味もほどよく口の中をスッキリさせる。
飲みおわった後口もサッパリしてて、お腹の中が綺麗になったような気がする…、朝の喉にはよき相棒で、さてさて仕事とまいります。
カバンの中にパンを一枚、今日のオヤツにそっと納めてカバンを持つと思わず笑顔が浮かんできます…、ほんわかシアワセ、週末、金曜、朝のコト。
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