仕事でぼやぼやしてまして、気づけばランチを食べ忘れてた。
朝ごはんを食べたポールにもらったパンも、お茶と一緒にお腹に入り頭の栄養になってはくれた。
お腹が空いたと思い始めるとどんどんお腹がすいてきて、本格的なランチをどこかで食べましょう…、と、そうだ、あそこにいってみよう。
一軒お店が頭に浮かぶ…、場所は新宿、「ゲウチャイ」というタイ料理のお店があってたしかそこのランチは4時まで。
時計をみれば3時半で大急ぎにてお店に向かう。
新宿の街の中でも緑が多い遊歩道のような通りに面してあるビル。
中国料理のお店がずっとあった場所。
タイ料理の店ってこうした木が茂ってる場所にあると雰囲気がでる。
もともとこの店、この新宿で長らくやっていたお店。
場所を変えて存続してはいたのだけれど、ひさしぶりにこうして街に戻ってきたのをよろこぶ人も結構います。
汗をかきかき倒れるようにやってきたらばまだお客様が何組もいる。
かなり繁盛しているようです。
ランチはまだ、大丈夫ですか…?って聞いたら、はい大丈夫。
メニューを見ながら、注文決める。
たのしいお店でありまして、麺とご飯、あるいはおかず料理が沢山揃ってて、それらを自由に組み合わせセットを作る。
そういうシステム。
食べたかったのは、ぶっかけご飯。
鶏挽き肉とバジルを炒めたモノをご飯にぶっかけたのがメニューにあってまずはそれ。
麺はトムヤンクン麺を極細卵麺で作ってもらってセットにしてもらう。
大きな窓から外の光がタップリ入ってやってくる、ビルの中なのにまるで表で食べてるみたいな開放感がたのしくて、厨房の中には女性のシェフがキビキビ料理を作ってる。
ホールサービスを担当している人も笑顔で気持ちいい。
料理はきっちりしています。
トムヤンクン麺のスープはスキッと酸味さわやか、辛みがピリッとこれまた爽快。
エビの玉子が透明スープの上にスゴい魚介のうま味が後からじんわり、舌に広がる。
トムヤンクンは世界三大スープのひとつ。
そう言われるのもわかるような、鮮やかにして豊かな味わい。
具材のエビもプリップリ。
フクロタケが何個も入って、クニュクニュプリプリ…、極細麺のバッサリとした食感を引き立てとてもおいしく感じる。
ぶっかけご飯の方も、味がやさしい。
バジルの香りはもっと強くてもいいとは思いはするけど、原料費のことを考えればしょうがないのかもしれません。
代わりにタケノコが香り豊かでひと口ごとに口がやさしくなっていく。
汁がタップリ、だから混ぜるとご飯全体がシットリしてきて、お腹の中が潤う感じもまたたのしくて赤唐辛子の酢漬けをのっけて好みの辛さにして食べる。
豚ひき肉を団子にして衣をつけて甘酢でいためたオカズが一皿。
それにデザート、お茶がつく。
このデザートがパイナップルとマンゴー味のゼラチン寄せで、その食感がとても独特、寒天でもなくゼリーでもなく、水ようかんのようでもあって口の中が涼しくなっていく。
コーヒー、あるいはお茶が選べてどちらも熱い。
口の中が辛みで熱くなってるときには、熱い飲み物をユックリ飲むと辛みがとれて楽になる…、だからでしょうね、しかもとっても甘くてほのかに酸っぱくて。
お茶と言うよりジュースをお茶で薄めたモノをあっためたようなやさしい味がとてもたのしい、すべてに渡って的確でなによりおいしくいいお店。
感心しました、また来よう。
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