表参道で仕事があって、それで朝を表参道。
気になるお店があって、どんな具合がとのぞきがてらの朝としました…、モスがやってるモスカフェという店。
10年くらいも前になりますか…、ファストフードを越えた居心地の良さと野菜や体に良いモノでお腹と同時にココロも満たせる業態として生まれたお店。
通常のモスのラインナップを絞り込んだメニュー+オリジナルメニューという商品構成がオモシロくって、新橋のお店なんかにはよく行った。
半年くらい前かなぁ…、表参道のビルの二階にあったカフェがモスカフェに変わって、何度も前を通っていたけど来ていなかった。
今日は来ようと…。
やってきたらばお店の雰囲気はまるで普通のモスだった(笑)。
ちょっとオシャレを装ってはいる。
けれど、ファストフード感バンバンで、なにしろ最近のファストフードの店造りだけは洗練されて、カッコ良くなってますもん。
拍子抜け。
朝食メニューはここ限定。
というのだけれどどれもモスの通常商品を組み合わせプレートモノにしてるだけ。
ホットドッグプレートを取る。
ホットドッグにフレンチフライ。
野菜サラダにミニオムレツ。
まぁ、とりあえずお皿の上はにぎにぎしくはなっているけど、「厨房の中のありモノを見繕って形だけは整えてみました」的なやっつけ感が漂っている。
陶器のお皿にカフェ飯的に盛り付けて、逆に料理が貧弱なのがバレちゃった。
そんな感じに哀れをもよおす。
にもかかわらず、冷たい飲み物はプラスティックのカップに入ってやってくる…、普通のモスでもガラスのグラスでやってくるところがあるのにネ。
ホットドッグはほどよくおいしく、野菜サラダの千切りキャベツや、レタス、トマトはモスクオリティーにて新鮮、シャキシャキ、悪くはない。
それにしてもこのミニオムレツ…、凍ったのをチンした奴よね。
こういうのって安い弁当屋が「とりあえずもう一品欲しいからぶち込んどけ」っていうとき重宝されるモノ。
それを表参道で売ってやろうとおもった根性…、スゴいです。
乙にすましたアオヤマ族に対する嘲笑じみたメッセージだとしたらヨクデキ(笑)、真面目にやっているんだとしたらば大笑い…、商品開発している人の生活レベルに、ヒンヤリします。
ハンバーガーを焼くグリドルがあるんだろうから、せめてそこで目玉焼きを焼いてみようとは思わなかったの?って不思議を覚える、わからない。
一貫性と夢をなくしてしまったお店はさみしげで、そこにしばらく身をおくとこちらの気持ちも縮んでしまう…、さてさて仕事にいこうとお店をあとにしました、そそくさと。
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と、危うく不機嫌になりそうになってしまった今朝ではあるけど、モスカフェを出て街を歩いていたらどこからかオキニイリの曲が聞こえて機嫌をなおす。
シェール姐さんのビリーブ…、1998年のグラミー賞のベストダンス賞を受賞した名曲でござんす、今日一日のテーマソングにいたしましょ。
[5回]
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