「セガフレード・ザネッティ」で小腹を満たす。
新宿の町中にして、いつも比較的空いている店…、近所のスタバやドトールはどこもいつも混雑してて、知名度があまり無いからなのかしら…。
商品自体は決して悪くないのにネ…、というかクオリティ的にはココのエスプレッソやパニーニはかなりレベルが高くてちょっとしたレストラン以上だと思うんだけど。
流行る、流行らないはいろんな条件が整わなくちゃというコトなのでありましょう…、なんだかちょっと悩ましい。
お店の雰囲気もヨーロッパ的に突き放したところがあって、ボクは好き。
パニーニ食べます。
最近登場したというクアトロフォルマッジョを選んでたのむ。
そしたらビックリ。
コン・ミエーレだった。
波型プレス機で挟んで焼いてコンガリ焦げた表面が、テカテカ。
キラキラ光ってる。
なぜか?と指でつまんでみたらネットリ、何かが貼り付く感じ。
舐めてみたらば、なんとはちみつ。
チーズとはちみつの組み合わせって、大人ドルチェな感じのゴチソウ。
これもはちみつのコッテリとした甘さと風味が、チーズの塩味とうま味を見事に引き立てる。
しかもチーズがこれまた上等。
4種類のチーズの一つが青カビ系のゴルゴンゾーラで、特徴的な切ない香りがフワッとただよう。
ピザなんかでもチーズだけを具材に焼いたクアトロフォルマッジョには、はちみつかけて食べたりします。
スパークリングワインや赤のサッパリ系のワインにこれがピッタリと来る。
あぁ、これは絶対ラッテじゃなくてお酒をあわせてみたかった。
そう思いながら写真をパチパチとってたら、外国からの観光客でありましょう…、ビールをグビリと煽りつつこれとは違ったパニーニぱくりと頬張っていた。
ワインやビールが似合うコーヒー専門店ってなんだかステキで特別だなぁってウットリ思う…、ボクはこれから仕事にて、お酒は我慢でございます(笑)。
それにしてもココのパニーニ。
前歯にさっくり潔く、歯切れて口にやってきて噛めば噛むほどムッチリとした肉感的な食感になる。
それにチーズがネットリとしたおいしい粘り気、与えてくれて、これはかなりのゴチソウレベルといつもながらに感心します。
ほのかに甘く塩辛い、指に貼り付くはちみつをペロンと舐めると、このまま仕事にいかないでボンヤリしたくなっちゃうおいしさ。
スッキリとした苦味がたのしいラッテをゴクリ…、口と気持ちをリセットさせてさてさて仕事といたしましょう。
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ところで朝ご飯を食べ終えて、お店を出たら雪がチラホラ。
そういえば、ボクの成人式の日も前日からの雪で寒い朝だった…、なんだか当時のコトをボンヤリ思い出し、甘い気持ちになった朝。
私はピアノ…、ボクが20歳になった年、つまり1980年にヒットした数多くの曲の中で今でも時折歌いたくなる思い出の曲。
歩幅を小さく、地面を足の裏でつかむようにしてユックリ歩く、今朝のコト。
[3回]
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