最近、ビスクを食べてないなぁ…、と四谷に向かう散歩の途中でぼんやり思った…、それで四ツ谷の駅を通り過ぎ、まずはおむす人にておむすびを買う。
おむす人さんもそういえば、最近ご無沙汰、「おひさしぶり」って挨拶をして、今日はテイクアウトでお願いしますと。
一個作ってもらって、ごきげんようとお店をあとに。
四ツ谷の駅の上にある、アトレの中のスープストックにやってくる。
季節に合わせてスープの種類が変わる店。
けれどビスクだけは年中。
ここの定番でありますからして、それがなくては始まらぬってことなんでしょう。
メニューを見れば冷たいスープがはじまっている。
小さなサイズでビスクと冷たいスープでも…、て思って聞いてみたらばなんと、小さなサイズのスープはご飯をとセットにしなくちゃたのめない。
単品メニューはレギュラーサイズとラージサイズの用意しかない。
なんと不思議なことでござろう。
よほどセットのご飯なしってたのんでやろうかと思いもしたけど、モッタイナイし大人気ない…、それでビスクとで我慢する。
ぽってりしていてクリーミー、なのにサラッと喉越し軽くエビの風味にトマトの酸味、そしてすべての旨味が上等…、ファストフードのスープの中では出色のできにて、レストランでもこれだけのビスクをだせるお店はそうそうないに違いない。
ホツホツ舌に残る食材のおいしい欠片が、飲むというより食べるスープって食感作ってくれるのも贅沢感に拍車をかける、やっぱりこれはオキニイリ。
おむす人にて買ったおむすびは「鮭とイクラの親子むすび」…、これもいつものオキニイリ。
揺らさぬようにそっと持ってきたのだけれど、おむすびの上を飾るシャケのほぐし身とイクラがちょっと散らかって、ごめんなさいねって感じになってた…、ごめんなさい。
ふっくら軽めにむすばれて、だからパラリと前歯ででほぐれる。
中にはギッシリ、シャケとイクラがとじこめられてて、どこを食べても具材の味がやってくる。
しっとりした海苔、ほどよき塩味でご飯自体もおいしくて、そのおいしさとビスクの旨味が一緒に口の中にある。
なんとステキでシアワセな朝…、ニッコリしました、アリガタイ。
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初夏の喉を潤しましょうと、それで上島珈琲店。
好きなお店のひとつであります…、コーヒー専門店というよりも喫茶店がこざっぱりして近代的になったようなそんな感じがやさしいお店。
昔ながらのドリップコーヒーを中心にバリエーション豊かなメニュー…、カフェオレじゃなくミルク珈琲っていうのがなつかしくもあり、黒糖ミルク珈琲をアイスでもらう。
真鍮製のマグでやってくるのがまたなつかしく、唇に貼り付く冷たいその食感がキリッと冷たいコーヒーのおいしさひきたて、首から上を涼しくさせる。
そして仕事といたします。
ところで…。
ブラジルの「Spoleto Restaurant」っていうファストフードチェーンの、すごくステキなプロモーション…、毎年3月8日の「国際女性の日」に来てくれた女性が対象というキャンペーン、まずは動画をみてください。
この日にやってきたお客様はみんなもれなく鏡を手渡されて、「あなたはうつくしいですか?」って質問される。
それに対して「はい、私はうつくしい!」と答えた女性は料金を一切払う必要がなく、つまり無料で食事をたのしむコトができるという内容。
当然、最初はとまどう。
けれどそのうち、ニコニコしながら中には「私はビューティフルで、ゴージャスで、ホットで、パワフルだ!」とまで言い切る女性もでてきちゃう。
「私はうつくしい」という言葉の力とでもいいますか…、いった直後の女性が本当にきれいに見えるのがとてもたのしい。
この日、500人の女性がこのキャンペーンの恩恵を受けそのときの気持ちを素直にウェブで発信したという…、本当にステキ、オキニナリ。
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