おむす人にて朝としました。
昨日とうってかわった天気の良さで、それでブラブラ散歩をし四ツ谷の駅の向こう側。
女心と秋の空。
…、っていうと、世の姫君にしかられましょう。
もともと浮気っぽい「男心と秋の空」って言葉の方が先に生まれた。
まぁ、どちらにしても「人の浮世は秋の空」ということなのでありましょう。
けど。
そんな言葉の通りの天気。
今日はあったか。
けれど明日から、寒さがどんどんましてくるという。
こういうときには美味しいモノで元気をつけて、とオキニイリの店。
今朝も元気でほがらかで。
いつものおかぁさんたちがニコニコ、おむすび作ってくれる。
世間話にカラコロ、転がるように笑ってお店の人が仲良いことが、ココのお店の一番魅力的なところでございましょう!
梅とおかかのおむすび一個に、おかずセットをつけてたのんだ。
甘い卵焼き。
揚げウィンナさん。
それから鶏の唐揚げと、このままお弁当箱に詰めてぶらりと散歩の続きをしたくなるお弁当さんの定番中の定番おかずが、熱々、フックラ、なんともおいしい。
どっしりとしたおむすびも、当然、むすびたてにて目にうつくしい。
出来ました!ってやってきたときにはまだ海苔が、パリッと乾燥してみえて、それがたちまちご飯の茹ででシットリ、シワが入っていくのにわくわくします。
やさしくむすんだおむすびは、口に含むとホロッとほぐれてこうしてむすぶ前のご飯にたちまち戻る…、そのはかなさをおいしく感じる。
キリッと酸っぱい梅干しを、鰹節のうま味がなだめておだやかにする。
大きなおむすびのどこを食べても具材の味を感じるところが、とってもうれしくありがたく、今日も気持ちが明るくなった…、さて移動。
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水道橋についたところで緊急メールが入ったようで、オフィスに向かう途中でちょっとメールチェックをとプロントにくる。
駅前にスタバやドトールコーヒーがないのが不思議な水道橋の西口界隈。
いつもは使わぬプロントに来た。
一番安いコーヒーが、なんと200円という驚愕プライス。
いつの間にかココはこんなに安売りショップになっちゃった?
プシューッと蒸気を吐き出す音がしたかと思うと、やってきたのがこのコーヒー。
下皿もつかない分厚いカップ。
ロゴもなくって、見事なる匿名性になんだか清々しさすら感じる。
他のサイズのコーヒーのカップをみるとロゴ付きで、なるほどこれは「ノンブランド商品的」なる安さなのかと、合点する。
ボタンひとつで出てくるコーヒー。
泡がたってて、ドリンクバーなんかに置かれたマシンで出したモノでしょ。
これならいっそ、セルフサービスにしてもっと安くすればいいのにって、ちょっと意地悪気分になっちゃった(笑)。
とは言え、気持ちのよいお店。
夜はバーになる店だから、働いている人たちがどことなくファストフードっぽくないところが、嫌いじゃないなぁ…。
朝から大人の気持ちになれる。
それはそれでいいコトだって思うことにする、そんな朝。
そして今日の気分の一曲…、ベルディのリゴレットの中の有名な曲「女心の歌」を貼っておきましょう。
VIDEO
実はこの曲、中学校のとき、独唱コンクールで歌いましょうと練習したのだけれど、さすがに子供が歌うにしては歌詞が大人な内容で、結局、別の歌にしたってそんな思い出、ナツカシイ。
ラドンナエモビレ(La dona e mobile)。
風の中の羽のように、いつも変わる、女ゴコロ、涙ころし、笑顔つくり、嘘をついて騙すばかり…、って、なんてステキな女ゴコロ。
今日は陽気にこの歌うたい、スキップしながら頑張ろう!
[2回]
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