銀座でランチ。
銀座というのはお気軽ランチの宝庫であります。
夜は銀座らしく高級な店が、昼には手軽な値段でランチを提供している。
特に平日。
銀座というのは街周辺のサラリーマンの癒しの場でもあるわけです。
和食にしようか。
ビストロランチもいいよなぁ…、と思いながらもこのお店。
天龍の餃子が頭に思い浮かんでそれでお店にやってくる。
開店直前。
もう10人ほど並んでて、その人達が11時半と同時にお店の中に飲み込まれていく。
ランチはレジのところで食券前払い。
メニューがいろいろあるのだけれど、お客様たちほぼ100%「餃子ライス」を下さいなと。
ここの餃子はかなり大きい。
バナナ餃子という人もあり、確かにモンキーバナナくらいの大きさがある。
それが8本。
それだけ食べても十分おいしく、皮に中の肉汁がタップリ染みこみシットリおいしい。
発酵した漬物かなにかが混じっているのでありましょう…、爽やかにしてほのかな酸味がスパッと広がり豚肉の脂っぽさを穏やかにする。
醤油にお酢、ラー油もあるけどそこにタップリ練り芥子を溶いてつけて食べると、すべての味がスッキリまとまり飽きずに餃子を味わえる。
たださすがに大きな餃子であります。
ご飯と漬物がつくのだけれど、ご飯を食べなくっても十分、お腹にたまってく。
もともと餃子の本場、中国では、餃子は主食…、麺と同じく粉物料理でだからそれと一緒にラーメンだったりご飯を食べる日本人って不思議だネって言われるくらい。
8個はちょっと多かもネ…、って思っていたらボクの向かい側のテーブルに座った紳士が炒飯と餃子をたのんで、餃子がやってきたらば2個をつまんで取り皿の上におき、残りはお土産に包んでちょうだいって言うではないの。
かっこいいなぁ…、その手があったかと思って思わず膝を打つ。
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そして夜…、近所まで来た友人と一緒に食事をとティンフック。
うちの近所の、ベトナム料理のお店であります。
お互い今日はお酒を飲むような気分じゃなくて、まず腹一杯になりましょう…、と。
それでここの名物カレー。
鳥カレーをたのんで食べる。
スープカレーのようなカレーで、見事にサラサラ。
しかも脂や油をあまり使わずただただ鶏を煮込んで風味やコクを出している。
ベトナム料理は体にやさしい料理だといわれるけれど、その代表的な料理のひとつがコレじゃないかと思うほど。
鶏のスープのうま味がズッシリ。
そこにスパイス、唐辛子。
玉ねぎがトロトロ原型をなくすほどに煮込まれていて、それが甘みを与えてくれる。
鶏のむな肉、それからドラム。
骨をつまんで持ち上げるだけで、ハラッと肉がほぐれて落ちるほどにホロホロ。
それをそのままスープと一緒に口に含んで、味をたしかめご飯をスプーンで放り込む。
カレーライスというよりも、スープをおかずにご飯を食べる…、とそんな感じが独特で最初は味わいやさしくて後からどんどん辛味が体に滲んで火照る。
崩れてスープにとろみをくれるジャガイモと、大きなニンジンがクチャっと潰れて野菜の香りを発散するのもまたオモシロイ。
もひとつココの名物料理の春巻きそうめん。
米粉で作ったベトナム風の素麺を茹でて冷まして、それをスイートチリとチキンスープで味をととのえどっさりレタス、揚げ立て熱々の春巻きをのせてザクッと味わう。
ボソッと食感たのしい素麺に、噛むとジュワッと油が滲む揚げ春巻き。
口の中が一瞬にしてにぎやかになる、ヌードルサラダのような食べ物…、空芯菜をにんにく醤油で炒めてもらっておかずにし、夜のお腹を満たす夜。
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