ドトールコーヒーで朝にします。
ちょっとひさしぶりのドトールコーヒー。
割りとオキニイリのお店だった。
けれど、同じくオキニイリだったジャーマンドッグのソーセージがちょっと変わったような気がして、へそ曲げ、それでご無沙汰してた。
最近、ファストフードのチェーンストアは値段を下げるためでしょうか。
それとも利益を出したいためか、食材をダウングレードしてしまうところが結構多い。
仕入れの工夫くらいでは利益を出せない。
だから素材を変えてしまう。
中にはサイズを小さくしちゃうなんて姑息な手段をとるとこさえもある。
同じチェーンの同じ名前の料理も5年前と今ではまるで違った料理になってしまっていたりして、なやましいことはなはだしい。
どこも大変なんだろうなぁ…、って思うと気持ちがさみしくなっちゃう。
さみしくなってばかりじゃどんどん不機嫌になる…、だからちょっと我慢をします。
それで今朝。
やってきたらば、お店の人は昔のまんま。
ニコニコとても元気な女性店長。
作業的確、丁寧に料理をいつもつくってくれる女性スタッフといつもの顔が待っていた。
へんてこりんな工夫を必死に試行錯誤している本部の努力はそれはそれ。
店舗に罪があるわけじゃなし。
それでニッコリ。
おはようございます!…って挨拶をして、メニューをみます。
本当はジャーマンドッグの状態をたしかめようと思ってた。
けれど新商品を発見します。
ホットサンド・ハムチーズ。
とろける2種類のチーズを挟んだ、トーストサンドでちょっとためしてみましょうか…、と。
たのんでみます。
そして待つ。
ボクの前には3人先客。
みんななぜだか同じセットをたのんでて、新商品というキーワードって魅力的に見えるんだろうなぁ…、って思ってだからかなり待つ。
一つづつしか作れぬ調理器具のようで一つ、それからまた一つ。
やってきたのはほどよきサイズの朝のお料理。
トースターの網目がとても鮮やかで、カサッとパンが焼けているのがステキなところ。
焼けた小麦がコンガリ香ばしく、カサカサ前歯がくすぐったくなるトーストブレッド。
そこにネットリ、チーズがからむ。
二種類というチーズの種類のひとつは多分、チェダー系。
ちょっと苦味があってネロンと粘る食感。
もう一つは白めのチーズでモッツァレラ系じゃないかなぁ…。
溶けても粘らずスルンと滑るような感覚。
どちらも風味ゆたかでハムの旨みをひきたてる。
トマトにバジル。
それにチーズという組み合わせが、ピザトーストのような味わい生むのがたのしい。
ただ、どうかなぁ…。
トマトがちょっとみずみずしすぎ、ちょっとべチョッと濡れた食感。
チーズが水気をすいこまないのでトマトの水気がデロンとたれて、せっかく焼けたトーストを濡らしてしまう。
いささか残念、勿体ない。
カフェラテの上のミルクの泡。
料理ができる間にプチプチ、爆ぜて壊れて飲むときにはその食感をなくしてしまう。
マシンが作った泡ははかない。
蒸気とピッチャー、ポンポン叩いて作った泡はドッシリしててきめ細かくて少々のことでは壊れぬ力をもっている。
なんだかちょっとモノタリヌ朝、さて移動。
赤坂見附で打ち合わせ…、場所をクリスピークリームドーナツ選んでやってきました。
赤坂見附の駅の上。
東京メトロが経営しているベルビーっていう商業ビルの一階の奥。
これほどの好立地はないだろうっていう場所にありつつ、いつもガラガラ。
待ち合わせするにこれほど適した場所はありますまいて…。
もしこの場所にスターバックスがあったらどうか?
あるいはドトール。
同じドーナツのミスタードーナツのお店だったらと思えばいかにクリスピー・クリーム・ドーナツが置かれた状況が特別で、大変かってコトがわかります。
新宿に一軒だけあったときにはあれほどの行列ができたこの店も、どこにでもあるお店になった。
そしたら魔法がとけちゃったのでしょう。
コーヒーだけでも気軽に飲めるお店であったはずなのに、「行列もできないドーナツ屋」になりさがってそれでこんな不人気ブランドになっちゃった。
勿体ないなぁ…、って思います。
最近、ずっとココにきてコーヒーたのむたび、無料でドーナツもらえるチケットくれるんだけど、得した気持ちになるよりも、本当にこれで大丈夫なの?って心配の種になったりもする。
繁盛店を作ることより、繁盛店であり続ける努力の方が大切、大変、重要なんだって勉強します、さて仕事。
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