さてさてドトールコーヒーで朝にしました…、木曜日。
ホットドッグを食べに来ました。
不思議なほどに、定期的に食べたくなるゴチソウ。
そういや、ココのホットドッグはホットドッグじゃなくてジャーマンドッグ。
ドイツにこんなホットドッグがあるかというと、そんなコトはないだろう…、と思うんだけど「ソーセージ=ドイツ=ジャーマン」。
って、連想ゲーム的に名前が決まっていったのかなぁ…。
なんだかちょっとオモシロイ。
けれどたしかにジャーマンドッグは、どこのホットドッグとも違って独特。
パンがフッカリ。
モッチリ、サックリ。
ソフトなバゲットのような食感。
塩の風味がちょっと強めで、それだけ食べても十分おいしい。
そこの熱々ソーセージ。
プチュンと噛むと皮がはじけて、中からジュワッと肉汁が出てパンを汚しておいしくさせる。
プチュンと感も肉汁も昔のジャーマンドッグと比べると弱々しくて、ちょっと物足りなく感じるけれど、それもまたよし…、ノスタルジ。
粒マスタードがいつも以上にタップリはいっていたのにニッコリ。
こんなマスタードをファストフードで当たり前のように使ったお店は、ココがはじめて。
それまで粒マスタードなんてフランス料理のお店でなくちゃ出会えぬモノだったのに、ただそれだけでジャーマンドッグがゴチソウみたいに感じたモノです。
不思議とココのジャーマンドッグにはアイスラッテが似合うような気がしてそれで、今朝もアイスラッテをもらう。
ビターでけれどミルクの甘みが喉をおいしく潤した。
移動の途中にディーンアンドデルーカにより、ちょっとお茶をと…。
ショーケースの中に、おいしげなお菓子をみつけて趣旨変更、お茶ではなくて、お菓子を食べる。
カンノーリ。
薄い生地でクリームくるんだイタリアの古典的なるお菓子のひとつ。
葉巻状の形状で、手づかみできる気軽さがいいのでしょうネ…、イタリアにいくとバールでおじさんたちがモグモグ食べてたりする。
ザクザクとした重たい生地。
ラード混じりの脂でしょうか…、脂の甘い香りがただよう。
バリッとしてるも、口の中では即座にトロンととろけていくのも揚げた脂のなせる技。
中のクリームは純白で、リコッタチーズにバニラ、それから柑橘っぽいフレーバー。
そのクリームが軽やかで、生地の重さをやさしく包む。
カスタードクリームを中に充填するお店も多くって、ネットリコッテリ、それはそれでおいしんだけどボクは軽いクリームのが好き。
そこにリキュール漬けにして真っ赤に染めたドライチェリーが彩り添える。
この色合をみていると、これからユックリ、けれどたしかな確実性でホリデーシーズンに近づいてるんだってしんみり思う。
白い雪に負けぬ南天。
あるいはポインセチアのように思えてニッコリ。
もともとリコッタチーズの原料の山羊のお乳の脂肪分が増える冬に作られていたお菓子でだから、こんな色合いになったんだっていう。
冬に向かってより濃厚な甘さを求める気持ちにシッカリ答えるような、深い味わい、体に染み込むやさしい甘さ。
エスプレッソをもらってゴクリ…、苦さと酸味で口をリセット、さて仕事。
関連ランキング:パン | 新宿駅、新宿三丁目駅、新宿西口駅
[2回]
PR