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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    友人から「表参道のウェンディーズが白旗あげてます」ってメールを貰って、そうか、とうとう、来るべき日が来たか…、そんなにはやってなかったもんなぁとやってきてみた。
    f3971b72.jpegたしかにお店の前に白旗が2本立ってヒラヒラ揺れてる。
    それにしても閉店を「白旗立てて表現するとは」粋じゃないかと思ってお店の中をみたらば営業中で、これは一体、何たることぞ。
    旗の裏側に回って見れば、コカコーラー系の飲み物をブレンドして飲むことができるサービスの告知の旗が裏返しになっていたってコトに気づいた。
    それにしても見事に裏側になってしまって、お店の人も見れば分かりそうなもの、誰も気にせずボンヤリしてるのに笑ってしまう。

    783fbc0b.jpeg早速、お店に入って試す。
    ウェブで一時期、話題になったこともあるタッチパネルが内蔵されたディスペンサーがお店の中に置かれてて、それを自由に使えるのです。
    コカコーラだったりスプライト、ジンジャーエールにアクエリアススパークリングとベースになるのが10種類ほど。
    それにそれぞれチェリー、グレープ、オレンジ、ピーチとフルーツフレイバーが10種類ぐらい加えることができるから、これ一台で100種類を超えるソーダドリンクを作ることができるってモノ。

    うーん、たのしい。
    しかもボタンを押してる間だけソーダが流れ出してくるので、いろんなフレーバーをちょっとづつ加えていくとそれこそ無限大のメニュー数ができることになる。
    基本ベースはアクエリアススパークリングで未来的で不思議な味のサッパリソーダ。
    チェリーの味を足して香りと風味を明るくしたら、ジンジャエールにグレープ足して苦味と酸味を足してやる。
    いろんなモノをちょっとづつ足しくとなんだかわからない味になっていくんだけれど、何を混ぜても基本アメリカのジャンクなお菓子の香りと味になっていくのがオモシロイ。
    フロスティーをお供にゴクゴク…、このディスペンサーの効果でしょうか、混んでるって感じではないのだけれど以前よりもお客様の入りはよく、おじさんたちがコレを試してニコニコしてる、案外、ヒットなんじゃないかと思うなり。

    ちなみにこのディスペンサー…、コカ・コーラフリースタイルっていうシステムらしくて探してみたら動画があった。



    まさにボクが今日行った、ウェンディーズの表参道のお店で収録されたもの。
    実際使ってみると結構たのしくて、何人かできていろんな味を飲み比べしたりするとオモシロイんじゃないかと思う。
    お店の人のオススメブレンドだとか、ハンバーガーとのマッチングだとかの提案があったらもっといいのになぁ…、と思いもしました、オモシロイ。

    小諸そばでちょっと小腹を。

    2760caf2.jpegかき揚げ丼が食べたくってしょうがなく。
    丼たのんで、何を小腹を!って叱られそうでそれでミニ丼。
    けれどそれに蕎麦がセットでついているから結局、ほとんど一人前分の量をたのむコトになっちゃう(笑)。
    いつきても気持ちの良い店。
    しかもなぜだか、ボクが来るとちょうど蕎麦を茹で始めるというタイミング。
    今日はその上、かき揚げも「これから揚げますのでお待ちください」と、結局どちらも出来立てのモノを食べられる。
    先を急ぐ予定もなくて、待つのは歓迎。
    ちょっと待つ。

    ザブザブ蕎麦を冷たい水でしめる音。
    かき揚げがシュワシュワ揚がる音に、香りがやってきて、食べる前からおいしく感じる。
    そしてやってきたかき揚げの、色合いキレイでしかも油の匂いが鮮烈。
    玉ねぎの甘い香りが際立っている。
    揚げたての本来サクサクの衣をトップリ、丼つゆにつけしんなりさせる。
    なんて贅沢。
    余分な油がタレにおち、シットリとした衣の味わいやさしくなってく。
    とは言えサクッと衣の端は揚げたての味。
    噛むとジュワッと油がにじみ、ツルンと玉ねぎ飛び出して奥歯をすべって甘いジュースを吐き出していく。
    蕎麦屋のかき揚げと、天ぷら屋の天ぷらってまるで別の料理だなぁ…、って思ってウットリ、一口カプリと味わった。
    b6b7aa7c.jpeg蕎麦には七味をパラリとかけて、ズルンとすすると出汁がおいしい。
    麺もヌルンとなめらかで、そうだ、そうだ、今日はこれにかき揚げのっけてかき揚げ蕎麦にして味わおう。
    かき揚げが吸い込んだ甘い丼たれが、蕎麦の出汁にコクと旨みを与えてくれて、揚げた油がコッテリとした風味を添える…、絶対、おいしいに違いないって。
    やってみたらばたしかにそんな味がして、ついでにわさびをちょこんとのっける。
    ピリッと辛くてさわやかなわさびの風味が油のエグ味を中和して、なんともおいしい贅沢な味…、主をなくしてさみしげなタレ付きご飯を真っ赤な生姜の酸味をたよりにパクリパクリと食べながら、お腹を満たす、オモシロさ。
     

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