朝を青山にあるアンデルセンでニッコリと。
朝ご飯をときおり一緒にウッカリ食べる、遠くから来た友人と、今日はどこの朝にしようか…、とちょっと考え、そうだ、そうだと双方即答。
ココのゴキゲンな朝にしましょう…、とそう決め、店で待ち合わせ。
ソトアサ日和の朝であります…、気持ちウキウキ、ニッコリと。
明るい建物。
ガラスの箱を積み重ねたような構造で、中に入ると通りに面した部分が全部窓という、朝を迎えるにピッタリの場所。
しかも季節は秋のコト。
やさしく明るく、眩しいほどではない朝の陽に気持ちがパッと明るくなってく。
パンの焼ける甘い匂いで満たされている。
光と香りとそしてお店の人の笑顔で、朝がステキになっていく。
白いお皿に白いコーヒーカップ。
そして清潔なグラスが並ぶテーブルの上。
朝の光がキラキラかがやき、朝の気持ちも明るくなった。
さて朝ご飯と、ここで一番のオキニイリを選んでたのむ。
エッグベネディクトでございます。
イングリッシュマフィンの上にポーチドエッグ。
オランデーズソースをポッテリたらしてかけて、オーブンで焼きソースの表面がこんがり焦げてる。
ナイフを当ててサクッと切ったその断面。
あぁ、うつくしい…、さまざまな素材が層なし、色とりどりで鮮やかで。
下からマフィン、ほうれん草。
ハムにトマトにポーチドエッグ。
そこにソースがタランとかかり、これからそれらが口の中でひとつに混じりあっていくんだと思うと気持ちがもりあがる。
そしてパクリと一口食べる。
カチッと固いマフィンの食感。
プチュンとはじける玉子の白身。
ネットリとした黄身のなめらかと、食感さまざま。
前歯がおいしい部分があったり、奥歯を沈める硬さもあったりと、口のいろんな部分にもれなく働きかける、具材の妙にウットリします。
よく熱を通してくださいねとお願いしたら、何度も作りなおしてくれたのか、ちょっとボクの分だけ提供遅れてしまい、それでも玉子の状態が芯は若干トロンとしたまま、周りの部分がカチッとかたく仕上がっている。
それをソースと一緒に食べると、なんたるおいしさ…、コッテリヌンメリ、口の中があったかい卵サラダになっていくのにウットリします。
うれしいコトに焼きたてのパンが食べ放題。
バスケットに入れた10種類ほどのパンをどうぞと持ってきてくれ、全部食べたくなるところ、クロワッサンとデニッシュ・ペストリー、それからレザンを選んで食べる。
ココのクロワッサンはモッチリ感と表面のパリパリ感のバランスがよく、香ばしくって味わい深い。
塩の風味も鮮やかで、口の中でトロンとなっていくのがたのしい。
トーストブレッドをおいしく焼いてもらったモノで、ソースを拭って味わうと笑顔ほころびゴキゲンな朝になっていく。
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