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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    朝、出発準備でゴタゴタしちゃって、朝ご飯を食べ損なった。



    ビューンっと飛行機でひとっ飛び。羽田についてモノレールに乗り浜松町。時計をみたら有楽町に着く頃合いが飲食店がはじまる時間になりそうで、それで移動で有楽町。
    交通会館の地下にある「ひょっとこ」というお店に並ぶ。
    ボクの前に先客一人。時間は10時55分でそれから5分の間に10人程が並んでめでたく開店。開店同時に満席で、ボクがお店を出たときもまだ行列を更新中。
    塩ラーメンのお店でござる。



    考えてみれば一昨日の夜からラーメン続き。昨日の昼からずっとラーメンばかりを食べてる。そんなにラーメンが好きなわけじゃないのにね…、って笑ってしまう。
    暑くてチュルチュル、のどごしなめらかなモノを求めているのかも。
    それにしてもこの店。厨房の整然としてミニマルなコトにビックリします。
    右手に茹で場。そのすぐ横にスープがあって、小さな作業台の上に具材が並ぶ。
    ゆずラーメンが名物で、だから柚子の皮をすりおろした器が真ん中。叉焼、三つ葉に刻んだネギ。味付玉子にメンマに海苔。
    その組み合わせですべての料理ができるというのが、潔く、慎ましくもありいい感じ。



    働いている人はおじぃさまに、おばぁさま。作業はどうしてもゆったりで、お年寄りにもできる商品、できるサイズのお店でこうしていやっている。
    いいなぁ…、とってもやさしい感じ。
    和風柚子ラーメンに海苔を追加してたのむ。
    そのラーメンもやさしく、見事にうつくしい。透き通ったスープに漂う細い麺。口の小さな丼で、具材がみっちり、キレイに並ぶ。
    この丼。縁がちょっとだけかけていて、そこに沈金を施し使っているというのもすばらしく、これが日本の美学なんだよ…、とニッコリします。



    スープはスッキリ。おいしいモノに慣れてしまった舌にはひと味足りないくらいのやさしさで、麺をすすると麺の味。具材もそれぞれ具材の味が引き立つ邪魔せぬ味になってる。
    スープだけを飲むとくっきり、味わい鮮やかでおいしくてゴクゴク飲んでしまえるほど。海苔がスープを吸い込んでとろけていくと、その周辺はドッシリとした海の旨みになっていくのも、またオゴチソウ。
    とろとろとろける叉焼や、極太メンマもどれも上等。
    朝のお腹にピッタリの、さっぱり味で気持ちもあったか。満ち足りる。


    関連ランキング:ラーメン | 有楽町駅銀座一丁目駅銀座駅



    実はこの店のあるフロアーに「夫婦店」があるのです。



    「おかめ」という名の甘党の店。おかめ、ひょっとこで姉妹店でも兄弟店でもなくて夫婦のお店というのが気がきいている。
    せっかくだから食後の甘いモノでも食べるか…、とふらりと寄った。
    開店直後ということもあり、ボクが最初のお客様。
    明るく気持ちのよい空間で、ココもおばさまたちがニコヤカに働くお店で、笑顔もやさしく気持ちいい。



    豆かんもらった。甘味処の商品の中で一番好きなのがこの豆かん。
    豆に寒天、それから黒蜜だけというとてもシンプル。けれどそれぞれ素材の善し悪し、あるいは調理の丁寧が出来栄え決める、ごまかしようのない料理。
    コリッと硬く、なのにチュルリととろける寒天。ほのかに海藻の香りが後口ふくらませ、固めに炊いた豆がホロリと崩れて混じる。
    豆の塩味にさっぱりとした黒蜜が混じってなんとも味わい深い。
    ここのは甘さがやさしくて、しかも量がほどよくていい。午後から早速、仕事をします。がんばりましょうの元気をもらった。ありがたし。


    関連ランキング:甘味処 | 有楽町駅銀座一丁目駅銀座駅

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    羽田から徳島に来て昼をラーメン。



    三重県に本部を置いてる「一番亭」というお店。
    フランチャイズのお店のひとつで、同じシステム、同じメニューでやっててもやる経営者の考え方や、企業風土、あるいは働く人の気持ちでお店は独自のものになっていく。
    飲食店は人が作り出す環境なんだと、いつもこういうフランチャイズのお店に来ると再確認。もう20年近くもやっていて、それでもキレイでピカピカしていることにまずは頭が下がる。



    ココの売り物の担々麺を食べてみましょう…、と、中でも一番亭辛い商品。
    スーパー担々麺というのを作ってもらう。
    日本の人の辛さに対する耐性はココ10年ほどで随分変わった。韓国料理や四川料理、メキシコ料理とかつての日本にはなかった辛さが、次々ブームになって食卓にぎわせている。
    例えば担々麺なんてかつて一部の四川料理好きの人がひっそり食べてた料理だったのに、今ではカップ麺にすらあるほど一般的な料理になった。
    しかもどんどん辛さの基準に拍車がかかる。激辛系はどんなお店でも売れ筋で、それでちょっと試してみました。



    確かに辛い。ドッシリとした辛さが汗を誘ってくるような味ではあるけど、今ではもっと辛い料理がたくさんあって、だからなんだか物足りない。
    辛味以上にスープの旨みや、胡麻の香りや風味がおいしくそこに辛味が隠れこんでしまっているからかもしれない。
    それでキムチをもらってのっける。キムチ食べ放題というのがココの売りのひとつでもあり、それを乗っけて食べるとスキッと突き抜けるような辛さが発揮されるのですね。シャキシャキとした歯ざわりと、酸味がおいしく今日の日和にピッタリだって思ったりもした。オキニイリ。


    関連ランキング:ラーメン | 板野駅



    それから一旦ホテルにチェックイン。部屋に入ってボンヤリしてると、ピーヒャラチャンチャン音がする。



    音がしてくる方をみると、川端にある公園で踊りの稽古をしているじゃない。
    なるほど来月の第二週には阿波踊り。その練習をしているのでしょう。浮かれ気分を誘う音。けれどどこかしら憂かれた感じもするのがステキ。
    夏なんだなぁ…、って思って街にちょっとでる。

    徳島の駅前にあるラーメン屋。「堂の浦」というへんてこりんでゴキゲンな店。



    鯛のあらでとった出汁と塩で味を整える上等ラーメンが売り物で、半年ほど前、その塩出汁にアサリの旨みを煮だしたラーメンを偶然食べた。
    そのとき食べたいなぁ…、と思ったラーメンがあり、それを食べにとやってくる。
    ドアも壁も前面にはなくビニールシートがぶら下がっている。長いカウンターの中に厨房。働いている人の姿をみるとオシャレなバーのよう。
    けれどお店の中にはおいしい魚の出汁の匂いが漂っていて、なるほど確かにラーメン屋。
    「ウニラーメン」が目当ての料理。



    塩出汁にウニを潰してくわえたスープ。ポッテリとしてなめらかで、まるでポタージュのようなスープの中に生卵。
    おぉ、やられた!
    生卵がダメなボクにはちょっとつらいビジュアル。けれどスープが熱々で、ユックリ、けれど確実に玉子に熱が入ってチリチリ、玉子でとじたようになってく。
    焼いた粒うにがのっかってもいて、スルンと食べると、あぁ、ウニだ。みずみずしいウニのクリームパスタを食べてるような感覚。なのに味は和風味。
    不思議でおいしい。オモシロイ。


    関連ランキング:ラーメン | 徳島駅



    お店を出たら頭の上からお祭りばやし。見れば百貨店の空中通路で踊りの練習。



    男踊りのおじさんたちが、なかなか決めのポーズが決まらず、何度も何度もやり直し。そのたび鳴り物担当の人は嫌な顔もしないでニコニコ、景気をつけて付き合っている。
    街のそこここで祭りの準備をする音、気配。こういう夏も乙なもの。

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    今日から出張。羽田に向かうリムジンバスに乗る前に、軽く朝の腹ごしらえ。



    新宿駅のバスの乗り場近くの立ち蕎麦。「新和」に来ます。
    立ち食い蕎麦という業態も、今では座って食べるコトができるお店が結構増えて、セルフ蕎麦とかと言わなきゃいけないのだろうけれど、立ち食い蕎麦って呼ぶ方がなんかしっくりくるんですよね。
    勢いであるとか、気軽さとかが伝わってくる。
    ちなみにこの店は正真正銘の立って食べる立ち食い蕎麦で、通勤途中の人たちで朝からにぎやか。



    ココでは冷やしがオキニイリ。
    もっさりとした麺の食感。どっしりとした出汁の旨味と、スッキリあとを残さぬ甘み。
    ワサビがたっぷり付いてくるのもうれしくて、それに追加で七味をパラリ。大人の朝のオゴチソウ。
    今時あえて揚げたてなんかにこだわらぬ、衣まみれのかき揚げが、ジャンクなお菓子を食べてるような背徳感をかきたてる。
    程よくお腹を満たしてさてさて、移動開始といたします。


    関連ランキング:立ち食いそば | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅



    ちなみに昨夜、試食帰りに誘われて喜多方ラーメンを食べてしまった(笑)。



    これがなければスッキリお腹が手に入るのに…、と思いながらもちょっと気になるコトがあり、それでフラリと。
    餃子をちょっとつまみますか…、とたのんで分ける。
    たのむとテキパキやってくる。カリッと焼き色うつくしくビールを誘うよき餃子。
    ただ味は甘くて、甘さで旨味を補う魂胆。まぁ、しょうがない。それが今の料理のブーム。



    気になったのは味噌ラーメン。
    醤油ラーメンが売り物のチェーンであって、けれど最近、メニューに味噌がやってきた。
    案外おいしい味噌ラーメンの店というのが少なくて、あえてここに来て味噌を導入というコトは、売るだけの価値があるんだろうか?と、思って試す。



    よじれた中太平打ち麺は喜多方ラーメンそのもので、汁はポッテリ。味噌の風味とコクがどっしり。なかなかうまい。
    しかも生姜がたっぷり入って、一口ごとに体がポカポカ、あったかくなる。麺のツルツル感とスープが若干バランス良くないように思いもするけど、スープはうまい。
    昔、ブームになったときの味噌ラーメンのような風味がなつかしく、野菜もたっぷり食べられる。案外いいかも…、オキニイリ。



    友人は「中華風冷やしラーメン」というのをたのむ。
    冷やし中華じゃなくてラーメン。醤油味のラーメンスープをキリッと冷やして、そこにお酢を少々たらす。プリプリ麺にスープがからみ、咳き込むような酸っぱさがない。清涼感にあふれた料理で、暑気払いにはこれがぴったり。
    感心すべきはチャーシューが冷たくしても脂を感じぬ上等なコト。その角切りを高菜とあえた高菜ご飯もおいしゅうござる。そして寝た。

    ちなみにこの店、食べログでは閉店となっている。確かに一度閉店したけど、今は再開。アジアな人たちが初々しくも頑張っています。モッタイナイ。


    関連ランキング:ラーメン | 四谷三丁目駅曙橋駅新宿御苑前駅

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    つくばに移動で試食に仕事。アルゾーニイタリアというレストランの夜のメニューを改革中。



    日本のイタリア料理のお店はみんな、パスタをおいしくしようと一生懸命。たしかにおそらく世界で一番、日本のパスタのレベルは高い。
    けれどそのせいで、昼はいっぱい。夜はしんみりというお店が多いのも現実で、それは蕎麦屋やうどん屋を夜の食事の場所に選ばないというのと同じ。
    それで今回、パスタにたよらぬイタリア料理の楽しみ方を提案しましょうと、あれやこれやを試してる。



    前菜の盛り合わせに野菜のスープ。
    どれもきたるべきメインに備えてお腹をたのしく整えるための軽やかな味。
    ガスパチョ仕立ての冷たいスープに、トマトのジュとコンソメ混ぜて凍らせたグラニテ乗せて、涼しさ演出。
    発酵させたピザ生地にハーブを練り込み焼いたのを、パンの代わりにという趣向。
    ムチムチとした歯ごたえと、薪の香りが食欲誘う。



    メインディッシュは肉をメインにと多彩に揃える。特に豚のロースト、赤身の牛肉の炭焼きは定番料理にしようとちょっと力を入れる。
    だってどんなに手の込んだ料理よりも、おいしい素材をシンプルに味わうコトが今の贅沢。

    例えば海老もスティームしました。



    その海老と一緒に野菜もスティームし、オリーブオイルとおいしい塩で味わう提案。
    海老より野菜にビックリしました。
    つくばで取れるという黒ニンジン。濃い紫色で、焦げたニンジンのように見えるんだけど食べるとニンジン。
    青臭さがほとんどなくてとても甘くてひっくり返る(笑)。小さなカボチャやブロッコリ。路地のトマトと、多彩な食感、味わいにウットリしながら食べ進む。



    ちなみにサイドの料理をたくさん揃えた。
    それも野菜の料理がメインで例えばじゃがいも。塩と一緒にオーブンで焼いただけなのに、ホクホク甘い。
    地の空芯菜のペペロンチーノ仕立てであったり、フレッシュバジルのソースであえたニョッキであったり、それらを自分のお皿に移して、自分だけの料理のようにして食べる。
    おいしいコトよりたのしいコトが、大切なのさ!と思えばこういう提案になる。


    関連ランキング:イタリアン | 荒川沖駅



    ところで昨日、家で仕事をしながらhuluみていた。「ながら」のつもりでなのにすっかり見入ってしまった映画に出会う。



    「乾いた花」という作品で、1964年の公開。
    石原慎太郎の原作で、篠田正浩監督作品。1964年といえば東京オリンピックの年でもあって、日本中が憂かれ騒ぎの年のコト。にもかかわらずこの作品の、暗くて重たく、人のココロの闇をえぐってさらけ出すような激しさに、目は釘付けで仕事どころじゃなくなった。
    今となっては話題にできぬ階級観や麻薬に賭博。自分で自分を傷つけつつも、どこまで自分でいられることができるのか、そう、問いかけながら見るとなんだか生きていくのが怖くなるようなスゴさを秘めた見事な作品。



    こういう反体制の極みのような作品を若いときに書いた人が、後に体制の権化のような人になって老いていく。
    そんな皮肉を思いながら観るとこれまた感慨深い。
    それにしても主演の池部良の日本ばなれした表情、それに立ち居振る舞い。コレは一体、どこの国の物語…、って思ってしまうほど。加賀まりこのコケティッシュでうつくしいコト。廃退とは美のアクセントって思い知る。
    昔の日本の人たちは、これほど魅力的だったのかと今の自分を恥じる夜。

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    渋谷に移動。ゴリラコーヒーにやってくる。



    ブルックリンに本店があり、おいしいエスプレッソで連日人気をとるらしい。
    その本店にいったことはないから、「らしい」というしかないのだけれど、日本の人はこういう「らしい」が大好きで、だからこうして人気があるらしいお店が次々、海を渡ってまでやってくる。
    遠くにあるから「らしい」に価値が出るもので、近くにあると「らしい」はたちまち神秘を無くす。



    渋谷のメインストリートから外れた場所ではあるけど目立つ大きなお店。
    マス媒体にも適度に出てて、けれど案外のんびりしてる。
    居心地のいいお店。
    セルフサービスのスタイルで、だから程よき値段なんだけど、大抵座れる。だから待ち合わせをしてそこで仕事の話をするのにちょうどいい。
    特に2階のソファは、隣同士に座ってヒソヒソ、企み話をするのにピッタリ。
    密室で企み話をするとどんどん気持ちが沈んでくるけれど、開放的な場所で企む話は明るく、未来をたのしくしてくれる。



    とはいえココのコーヒー。案外おいしい。
    焦げ臭くなる寸前くらいまで、ギリギリ焼き切り仕上げた豆。それをたっぷり使って落としたエスプレッソは濃厚味で、鼻においしく感じるできばえ。
    砂糖を入れずとも甘く感じて、特にミルクと相性抜群。
    頭をスキッとさせながら、たのしい話に盛り上がる。


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    コーヒーお供の話があまりにたのしくて、次の約束があっという間に近づいた。



    さぁ、昼ご飯をと移動の途中の駅の中にて蕎麦、たぐる。
    秋葉原の駅ナカにある「田毎」という店。外から見ると普通の立ち食い蕎麦屋のようで、けれどビックリ。
    商品受け渡しのカウンターに、女性スタッフが立っている。
    食券販売機で買った食券を彼女が受け取り、厨房の中に通して、出来上がったら食券番号を読み上げお客様に料理を手渡すのです。



    交通量の多い交差点で交通整理をする人のよう。しかも彼女の笑顔がステキで、パッとお店が明るくなるよう。
    蕎麦も程よく、甘めのツユがボク好み。
    春菊天をトッピングとして選んだら、茎ごと春菊を揚げた天ぷら。繊維質ががっしり残って噛み切るコトに難儀した(笑)。
    おごちそうさまとお店を出たら、明るい声で「いってらっしゃい」と言われてニッコリ。たった5分で店を出るのがもったないほど。ありがたし。


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