渋谷に移動。ゴリラコーヒーにやってくる。
ブルックリンに本店があり、おいしいエスプレッソで連日人気をとるらしい。
その本店にいったことはないから、「らしい」というしかないのだけれど、日本の人はこういう「らしい」が大好きで、だからこうして人気があるらしいお店が次々、海を渡ってまでやってくる。
遠くにあるから「らしい」に価値が出るもので、近くにあると「らしい」はたちまち神秘を無くす。
渋谷のメインストリートから外れた場所ではあるけど目立つ大きなお店。
マス媒体にも適度に出てて、けれど案外のんびりしてる。
居心地のいいお店。
セルフサービスのスタイルで、だから程よき値段なんだけど、大抵座れる。だから待ち合わせをしてそこで仕事の話をするのにちょうどいい。
特に2階のソファは、隣同士に座ってヒソヒソ、企み話をするのにピッタリ。
密室で企み話をするとどんどん気持ちが沈んでくるけれど、開放的な場所で企む話は明るく、未来をたのしくしてくれる。
とはいえココのコーヒー。案外おいしい。
焦げ臭くなる寸前くらいまで、ギリギリ焼き切り仕上げた豆。それをたっぷり使って落としたエスプレッソは濃厚味で、鼻においしく感じるできばえ。
砂糖を入れずとも甘く感じて、特にミルクと相性抜群。
頭をスキッとさせながら、たのしい話に盛り上がる。
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コーヒーお供の話があまりにたのしくて、次の約束があっという間に近づいた。
さぁ、昼ご飯をと移動の途中の駅の中にて蕎麦、たぐる。
秋葉原の駅ナカにある「田毎」という店。外から見ると普通の立ち食い蕎麦屋のようで、けれどビックリ。
商品受け渡しのカウンターに、女性スタッフが立っている。
食券販売機で買った食券を彼女が受け取り、厨房の中に通して、出来上がったら食券番号を読み上げお客様に料理を手渡すのです。
交通量の多い交差点で交通整理をする人のよう。しかも彼女の笑顔がステキで、パッとお店が明るくなるよう。
蕎麦も程よく、甘めのツユがボク好み。
春菊天をトッピングとして選んだら、茎ごと春菊を揚げた天ぷら。繊維質ががっしり残って噛み切るコトに難儀した(笑)。
おごちそうさまとお店を出たら、明るい声で「いってらっしゃい」と言われてニッコリ。たった5分で店を出るのがもったないほど。ありがたし。
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