さて、話題のウィルキンソンの辛口ジンジャーエール。
春なのでしょう…、ソフトドリンク、それも発泡系のソフトドリンクの新商品の発売ラッシュのようであります。
数カ月前に、ウィルキンソンからソーダウォーターが出たのに続いてジンジャーエール。
生姜がブーム。
バーやレストランで大人が注文して恥ずかしくない数少い甘いソーダドリンクでもある。
レストランやカフェでは自家製ジンジャエールを売るのが流行りのようでもあって、けれどバーで売られるジンジャーエールの王様といえばウィルキンソン。
2歩下がってシェウェップス、10歩下がってサントリー。
それをコンビニで気軽にどうぞ…、ということなのでありましょう。
業務用と一般消費者向けの垣根がどんどんなくなっていく、そんな最近の傾向に沿った商品。
飲んでみると…、こりゃ、スゴイ。
力強さに圧倒されます。
まず、痛気持ちいい爽快感にビックリしました。
舌の上には貼り付かず、喉を直接襲ってくる力強くて頑丈な泡。
それがまずは痛気持ちいい。
次に生姜の辛さが口を突っつくようで、カーッと熱くなる痛気持ちよさ。
さっぱりとして後をひかぬ甘さに生姜の辛さと風味。
ココしばらくでてきた新たなソーダドリンクの中でも出色…、買い置きしたくなる出来栄えにウットリしました、オキニイリ。
ただそれにしてもこのパッケージデザインのあまりの出来の悪さにげんなり。
緑色したゴツゴツのガラスの瓶を模様にしているのでしょうけれど、バッタのお腹…、あるいはミュータントタートルズの緑のお腹にみえてしまって、コレって本当にありなのかなぁって。
中身がいいから容れ物のコトはおおめに見ましょう、笑っちゃう。
一日の〆をうどんで。
伊勢丹の地下食品売り場の真ん中にあるイベントコーナー。
ほぼ2週間単位で、次々、いろんな提案をしてくれるたのしい場所で、伊勢丹の地下に言ったらまずココを覗く。
毎回10店舗ほどのテナントが屋台風の店をだしてて、その店選びのテーマが毎回変わる。
例えば地域。
例えば食材。
ときになんでこの組み合わせっていうコトもあるけれど、まぁ、それもよし。
今回は九州四国というのがテーマ。
そこに一軒。
すんごくなつかしいお店を発見。
「日の出製麺所」って香川県の坂出にあるうどんのお店。
もともと小さな地元の人が茹でたうどんを買いに来るような製造直販店舗だった。
今ではお店の中でうどんを食べることもできるようになったけれども、やっぱりメインは麺の販売。
通信販売でも結構人気があるようで、けれどそれらは真空パックされたモノ。
長持ちさせるために本来のフレーバーや食感が生とは若干かわってる。
ところが伊勢丹の売り場では、売ったばかりの生の麺を売っている。
しかもそれと一緒に、ぶっかけうどん用の醤油も売っていたりして、こりゃ買わなくちゃと思ってかった。
麺を打ってるおじさんが一番おすすめと言っていたのが「八割研磨の生麺」で、小麦の芯の部分だけを使った喉越しなめらかな麺…、その口上を聞いてるだけでお腹がすいてくるようで、それを買って今日の〆。
茹でるとゆっくり膨らんでくる。
細かな水の泡で沸々、包まれながら茹で上がりそれを水でザブザブ洗うと、手にヌッタリとまとわりついてくるのにウットリ。
濃い飴色に変わった麺をお鉢にもって、辛味大根、すった生姜にエビのかき揚げ天ぷら崩して天かすがわりに入れてやる。
小麦の麺。
小麦の種類そのものによって麺の味は当然変わるのだけど、その磨き方。
あるいは熟成させ方や、水の硬さや状態でうどんの味や食感が変わっていく。
まるでお米を使って作る日本酒のよう。
そうした要素を熟知して、自分が思ったようなうどんを作れるようになるのがプロというコトなんでしょう。
その売り場にも、ムチムチしたのとかモッチリしたの、あるいはキリッとひきしまったのといろんな性格の麺が売られていたのだけれど、ボクがかった麺。
お店の人の言うとおり、スルッとすするとスベっと喉を通過する。
ちょっと固めで、粘り気がなく塩の味わい、小麦の風味がなんとも旨い。
一緒に買った醤油もこれまた讃岐味。
イリコのうま味がタップリ入って、甘くてけれどちょっとエグ味と酸味を感じる。
かなり多めに入れた生姜の香りに負けず、うどんのうま味を引き出してくる、地域の食の力強さと逞しさ。
一緒に野菜…、オクラと菜花、ブロッコリ。
緑の野菜をペーパーナプキンを濡らしてくるみ、それをジップロックで密閉し麺を茹でてる鍋に投入。
茹でると水に風味、栄養が逃げてしまう。
茹でた後の茹で汁が、ビックリするほど緑色になる。
あぁ、勿体ないって思いますもん。
蒸すといい。
けれど少量野菜のためにお湯をわかすことももったいなくて、そうだ、麺を茹でてるお湯を使って蒸し煮みたいにすることってできないかなぁ…、と。
ためしにやってみたのだけれど、残念、袋が沈まない。
アイディアとしてはいいと思ったんだけれどなぁ…、ってそれをそのまま取り出して電子レンジでチンして食べる。
思った以上に熱が入って、色が変わってしまったのがちょっと残念。
けれどオクラはトロンと粘り、うどんと一緒に食べるとまるでトロロを食べてるみたいな感じ。
菜花はおいしくほろ苦く、カリカリパラパラ、食感とても騒々しいブロッコリーは甘くて気持ちが明るくなった…、よき日曜日がゆっくり終わる、ニッコリしました、また明日。
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そういえば昨日終わったNHKの朝の連ドラ「カーネーション」。
最終回の見事なコトに、ビックリしました。
説明的なところが極端に少ない、演劇的なストーリー展開にグイグイ引きこまれ、しかもストーリーの終わりが、ドラマの始まりにつながっていくという不思議な展開。
特に、1回目で流れていた劇中歌を「二人の糸子」が歌うシーンにジーンと来ました。
http://youtu.be/uPUr9Eh2ggQ
↑動画リンクを直接貼り込むコトができない設定だったので、URLを貼っておきます。
とてもチャーミングな動画です。
明日からはカーネーションではじまらない一日がくるんだと思うと、ちょっとアンニュイ…、椎名林檎が歌う主題歌を歌いながら、今日は寝ましょう。
明日は4月に入って最初の月曜日…、忙しくなるのでしょうか…、ガンバロウ。
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