日本橋にいったついでに高島屋による。
ちょっとした目的があってデパ地下…、「赤とんぼ」の売り場がいまだ健在かどうかを知りたくそれでフラッとやってくる。
先日、新宿のタカシマヤにいって、あったはずのお店がなくてかなり凹んだ。
デパ地下っていうのはそこにしかない「上等な店」があってはじめて成立すると思っていたのに、上等な店がなくなりショッピングセンターブランドのチェーンストアが代わりにそこにやってくる…、なんて哀しいコトだろうと思ってガッカリ。
まさか日本橋の高島屋までそんな変なコトはしないに違いない…、と。
やってきたらば、まだ残っててホっとしました。
一口大のサンドイッチ。
4個でひとセットになってるものが20種類ほど。
ジップロックのようなパックに収められ、ズラッと並んで売られる様がケーキのようでうつくしい。
好みのモノを選んでたのむと、箱に入れ包装紙をかけ紐で結わえて手渡すところもお菓子のようで、まるで自分にご褒美買ってるような贅沢。
好きな具材を4つ選んだ。
ヒレかつサンド。
エビフライのサンドイッチにロースハム。
カニのベシャメルソースというのが今日のセレクション。
揚げ物具材はレタスときゅうりのサンドイッチと対を成して一揃え。
野菜がシャキシャキ、カツやフライのパン粉衣の食感ひきたてなんとも贅沢。
ロースハムはハムそのもののうま味と、ムッチリした食感がフックラとしたパンの食感と手に手をたずさえ口の中でひとつになってく。
素材自体がおいしければ、余計なモノも余計な手間も必要ない、潔いコトこの上もない。
中でも特筆すべき具材がカニのベシャメルソース。
その名の通りベシャメルソースであえた蟹肉がタップリ挟まってオレガノがさわやかな香りを添えて、冷たいグラタン?
あるいは揚げる前のコロッケみたいな食感がたのしくて、これをトースターに入れてこんがり焼いて食べるとサンドイッチとクリームコロッケの中間みたいな味がする。
あって良かった…、これは残ってほしい料理でござりますゆえ、ときおりこうして贔屓にしようと思ってシンミリ味わった。
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夕方、渋谷系のとある会社の忘年会に招かれて、いそいそ出かける。
若い会社で、しかも若い人たちをターゲットにした仕事をしている…、だから集まっている人たちも3分の2は若くて渋谷な感じの人たち。
残りの人は若い人たちを使って金儲けをしようとしているスーツ姿の人たちで、ひとつの場所に渋谷と丸の内が混在している感じがたのしい…、高みの見物たのしんだ。
若い人たちを喜ばせるためなのでしょうか…、ローストビーフが次から次へとカービングされ、それがなんともおいしくてローストビーフとシャンパンでお腹を満たすシアワセな夜。
とは言え、なにか熱いもの。
それもスープをタップリたたえた料理を〆で夜を終えたい。
そう思って、亜寿加に来ます。
排骨担々麺のおいしいお店。
昼には何度も来ていたけれど夜ははじめて。
ラーメン店って夜になかなか集客できずにいるものなんだけど、ここはビックリ。
ほぼ満席。
カウンターだけのお店で滞席時間が長いわけじゃない。
次から次へとお客様がきて、担々麺を食べて「またね」と立ち上がる。
しかも大人のお客様ばかりで渋谷らしからぬ店。
シュワシュワ排骨が揚がっていく音。
麺を湯がいてパシッと勢い良く湯を切る音。
カンカン勢い良く排骨が切り分けられる音がお店の中に響いて食欲かりたてる。
そしておまたせ!
浅めで口の広い丼にタップリ醤油ベースのスープを満たし胡麻のペースト、赤唐辛子、細かな肉味噌がタップリ浮かぶ。
麺は細めでユッタリとした縮れがあって、なめらかなのにモッチリとした粘り気がある。
他の担々麺にはない食べごたえがたのしくとても味わい深い…、サックリ揚がった排骨もサックリ味わいやさしくて、夜に食べても胃もたれしない、スッキリ味でありがたい。
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