昨日の夜、六本木から新宿駅に戻ってきて、それでお茶でものみましょうか…、と。
地下の深くにあるホームから、エスカレーターを乗り継いで地上に出る前…、ルミネの地下街が「いらっしゃいませ」と手招きをする。
なにしろ2フロアー分以上をぶちぬく長いエスカレーターを二つも使う。
まるで地底旅行から帰ったような、移動のはてにちょっと息でもつきましょう。
喫茶店でも良かったんだけど、そうだ、ベイカリーカフェにしてみましょうか…、と。
「ドミニクサブロン・マルシェエカフェ」っていうお店。
長ったらしい名前ですけど、その名の通りドミニク・サブロンがプロデュースしたパンの売店(マルシェ)が併設されてるカフェ。
セルフサービスでお茶が飲め、しかもお腹が空いたらパンを自由に選んでお茶のお供にすることかなう。
最初はお茶だけ…、そう思ったけど、甘いパンの香りを嗅いだら、そうだ、デザートしてなかったとそれでパンを二つ買う。
パン・オ・ショコラと、栗のブリオッシュ。
サクサクとしたクロワッサン生地が、ザクッと崩れてハラハラ溢れる。
バターの風味が口いっぱいに広がって、前歯がコツンとチョコの固まりをとらえて砕く。
ビターなチョコがパンと混じってとろけていって、カカオの香りがジンワリ広がる。
甘みのほどよいケーキを食べてる…、そんな感じがオモシロイ。
ブリオッシュ生地でマロングラッセを包んで焼いたという、季節のパン。
アイシングシュガーをタップリからめ、齧ると砂糖がジュワッととける。
溶けると同時に口の温度が上がっていって、気持ちも一緒に上がってく。
くちどけのよいざっくりとしたブリオッシュ。
そこにはタップリ、ラム酒の風味をつけたシロップが塗り込められてて乾いた「ババ」っていう感じ。
お茶がすすみます、会話も一緒にすすんでいきます…、昨日の夜の〆のコト。
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祝日の朝の、朝を自宅でご飯を焼いた。
炊いたご飯を凍らせといた。
それを電子レンジでチンと解凍。
冷蔵庫の中のありあわせのモノを使って炒めご飯を作るという趣向。
サルサソースが瓶に半分程度残ってて、それを味の基本にしようと企てる。
フレッシュトマト。
オニオン、パプリカ、ガーリック。
具材がタップリ入ってて、スッキリとした辛味ももってる。
ちょっと水気が多くって、そのまま使うとご飯をべったりさせるかも。
それでフライパンであらかじめ、炒めて水気を飛ばしておきます。
とは言えちょっと、ビシャっとしててパスタソースにするならこのまま使えるんだけど、でもしょうがない。
電子レンジがチンとなり、ほかほかご飯が出来上がり。
賽は既に投げられた…、というコトでござる、炒めご飯作りを続行いたします。
玉ねぎを切る。
ザクザク、大きめの正方形に切ってととのえシャキシャキとした歯ごたえ活かす。
少量油で軽く焼き、そこに鶏肉。
鶏胸肉をざく切りにして、それを炒めて塩と胡椒で下味とする。
ついでにそうだ、と青唐辛子を刻んで投入。
尖った辛味が出た頃合いで、ご飯をバサリと放り込む。
パラパラするまで菜箸使って鍋を動かす。
粘らぬように必死にパラパラ。
チョリソとピーマン。
どちらも1センチ大に切り、パラッと入れて火を通す。
さて仕上げです。
サルサソースをご飯の上にトロンと流す。
そしてザザッと、ご飯が粘らぬようにあえると、パラパラしてくる…、はずだった。
なのにソースがみずみずししすぎたに違いない。
ご飯がシットリ、まるでリゾットみたいになってく。
もうこうなったらばしょうがない…、瓶の中にまだ少々、残ってたサルサソースを全部入れみずみずしさを増してやり、焼きリゾットのようにする。
さて出来上がり、食べてみたらば朝のお腹にほどよいご飯のやわらかさ。
スッキリとした酸味と甘み、ミネストローネの味のするオジヤのようでかなりゴキゲン。
ムッチリとした歯ごたえの鶏のむな肉、ツルンとすべる玉ねぎにチョリソの辛味が味引き立てる…、食べてる間にどんどん汗をかいてくる。
災い転じて福となす的、朝のゴチソウ、いただきました。
今日は一日、家でユックリするつもり。
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