仕事を終えて家に帰る途中の東京駅の地下…、マンゴツリーカフェで夕食。
東京駅の地下ってまるで、ショッピングセンターみたいになってる。
しかもテナントのほぼ100%が食品関係…、お弁当やデリやケーキと、そのほとんどが「レディー・トゥー・イート」な状態なのが便利でたのしい。
基本的に、東京駅を起点に旅する人の便利のためにあるのだろうけど、家に向かって帰ってく途中のボクにもなかなか便利で使い勝手があっていい。
ただテイクアウトがメインのテナント。
イートインを持ってるお店は少数派。
ココも基本はテイクアウト。
お弁当として提供している料理を温め、若干アレンジくわえてお皿にもって出す。
ただそれだけではあるんだけれど、それでもおいしく専門料理を食べてる気持ちが盛り上がる。
料理は3種類。
ガパオライスにグリンカレー。
その日のスープのフォーが選べて、ガパオライスが一押しメニュー。
豚肉、鶏肉、野菜、それからシーフード。
四種類揃っているのがユニークで、エビとイカのガパオが一番オキニイリ。
ぶつ切りにしたエビ、そしてイカ。
それとは別にミンチ状にしたエビ、イカ、野菜をニュクマムに辛味スパイスで炒め煮したもの。
ジャスミンライスに目玉焼き。
サイドにサラダがついたワンプレートスタイルで、なにより海の幸の香りがフワッと湧いて鼻をくすぐりゴチソウ感が際立っている。
目玉焼きを固めに仕上げてくださいね…、ってお願いしたら、ちょっと困った顔になって「これでもよろしいでしょうか?」って言って、実物持ってやってきた。
電子レンジであたためたのでしょう。
黄身だけキレイに熱が入って、プクッと真ん中が盛り上がり中までキチンと熱が入ってハードボイルドになっていた。
「できない」と言わずにまずはやってみる。
これでダメならまた別の対処法を考えてみるつもりだったのでしょう…、その行動力と機転がステキと思って、これがいいよと味わった。
それにしてもココのガパオは容赦なく辛くて、舌が汗をかく。
ジャスミンライスと丁寧に混ぜて食べても辛さはかわらず、サイドの野菜を食べて口をリセット、背筋がシャンっと伸びる味。
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とは言えちょっと量が少ないレディースサイズで、小腹のためになにか買って帰りましょうと、こういう時にこのロケーションはかなりたのしい。
いろんな弁当が手に入る中、なつかしき一品選んで買った。
湘南鎌倉・大船軒の鯵の押し寿司というコレ。
「100年変わらぬ」というのが謳い文句の名前の通り、鯵の押し寿司がズラッとならんだ潔いさま…、駅弁ってこういう直球系がいいんだよねってシンミリ思う。
いたずらに味をつけずに、酢〆の鯵にのどかな酸味のシャリだけで作り出された素朴な味わい…、ひと味足りぬところが飽きずに食べられる良さなのでしょう。
過剰においしいモノが沢山溢れてて、こういう素直で素材の味を味わう料理が生き残ってるって、ステキなコトって思って味わう。
ただ、かつて葉山と逗子に住んでたボクにとって「大船軒」といえば大船駅ホームの立ち食いそばを思い浮かべてしまうのですね…、なんだか久しぶりに食べてみたいと思う夜。
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