ちょっと勉強…、「東京タンメン・トナリ」って店。
結構、人気があるようで東陽町を振りだしに、東京の東っ側に次々お店をだしはじめている…、丸の内の家賃の高そうなビルの中にできたときにはびっくりしたけど、そこがずっと行列状態なのにますますビックリします。
前から来たくて、上野で機会を得て今日のコト。
カウンターだけの小さなお店で15席もはないのでしょう…、食券販売機でチケットを買いお店の人にそれを手渡し、しばし待つ。
不思議なほどにスープの匂いがしてこない。
かわりにお店の中には野菜を炒める油の香りが充満してる。
匂いだけじゃなく、絶えずジャジャっと野菜を炒める音がしていて、食べる前からシズル効果がかなり強烈。
お腹がなります…、おいしい先味!
野菜を炒めて具材にすれば、ラーメンは絶対おいしく仕上がっていく。
野菜の旨味や油の甘みがスープに混じって奥行きがでる。
けれど、味にバラつきがでる。
炒める時間や炒め方、あるいは下味。
鍋の中で味をととのえていかなくちゃいけなくなるから、いつも同じに作ることがむつかしくなる…、だからチェーンストアはやりたがらない料理なんです。
ココはあくまでタンメン専門。
スゴイ勇気!って思って料理をまってコレ。
確かにタンメン。
野菜ドッサリ、炒めたばかりでツヤツヤしていて、おろした生姜が香りを添えてペロンと一枚かまぼこが彩り添えるうつくしき様。
炒めた野菜の香りも甘くてこうばしく、食欲そそるたのしい一品。
かなりの熱さでフウフウしながらズルンと食べると…、なるほどなるほど。
野菜炒めには味をつけずにただ炒めただけ…、コッテリとしたスープの味で食べさせようという工夫をしてる。
これならスープの味さえしっかり決めておけば味がブレることは最小限に抑えられるのでしょうネ…、平打ちの分厚い麺もコッテリスープに負けぬようにという配慮。
野菜だけを食べると少々物足りず、水っぽさを感じるのだけどスープと一緒になるとこれがなんとも言えずおいしくて、野菜不足が解消できそうでちょっとウレシイ。
「タンカラ」「タンギョウ」ってセットが売りで、唐揚げの「カラ」、餃子の「ギョウ」がそれぞれ付くという商品…、タンカラとって食べてみる。
味がシッカリ入った唐揚げ…、そのまま食べてもおいしいけれどコッテリスープに浸して食べるとしっとり、ムッチリ、ハマる味。
案外好きな味であります…、ただ食べて、しばらくしたらちょっとお腹が重たくなった、スープの油がお腹に悪さをしたのでしょうネ、それもマタヨシ、オキニイリ。
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