雨の池袋にて甘い食後のデザート食べる。
池袋で昼のご飯をニッコリ食べて、それから移動をバスでしようと運行スケジュール表をみるとちょっと時間があるではないの。
バスのりばの近所にある、「カフェデュモンド」にてベニエを食べる。
四角い揚げ菓子。
ドーナツの原型になったんだとも言われる小麦粉を膨らしながらフックラ揚げたものにシナモンシュガーをたっぷりかける。
噛むとジュワッと油がにじみ、シナモンシュガーがジャリッと潰れて生地と混じってトロンととける。
生地そのものは塩の風味がしっかりしてて、ドーナツというより軽い揚げパンみたいな感じ。
その食感もサクッと歯切れて、けれどモッチリしていてツルンとすべるような軽い食感、食べ心地…、案外好きなオキニイリ。
実はこの店、アメリカのニューオリンズに本店があり、そこの名物料理のひとつ。
1990年にダスキンがライセンスを買い日本につれてやってきて、一時期、日本中にかなりの数を作ったけれど、今では18店くらいしか残っていない。
「随分減ってしまったなぁ」って思うこともできるだろうけど、本場アメリカですら7店舗しかない…、なのに日本で18店もあるってビックリする方が、ふさわしいはず。
ハワイのパンケーキ屋さんだって、日本のお店の方がすっかり多くなって、どっちが本場かわかんない(笑)。
日本ってなんで舶来モノが好きなんだろう…、と思いもします、オモシロイ。
パクっと噛んだ断面の、空気をたっぷり含んだ姿が軽い食感を証明してる。
それからココのカフェオレを飲む。
チコリのフレーバーをつけたちょっと漢方薬っぽい香りがするのが、ココのコーヒーの特徴で日本に上陸した直後は「チコリコーヒー」ってワザワザ表記してたのに、今ではそんな表記はお店のどこにもなくて、ならばなんでこんなお店を、いまだにやっているんだろう…、って不思議に思う。
大人の事情にシンミリします…、さて仕事。
関連ランキング:カフェ | 池袋駅、東池袋駅、都電雑司ケ谷駅
あれやこれやと忙しく、仕事をしたり試食をしたりで部屋に戻ってくるのが遅くなり、お腹も中途半端に空いたまま。
何かを作って食べましょう…、とアベックラーメン引っ張りだした。
九州の友人から送ってもらった熊本名物の棒ラーメン。
九州の棒状のインスタントラーメンと言えば、博多のマルタイラーメンが有名だけど、ボクは五木のアベックラーメンの方が口にあう。
スープがスッキリ、後味がよく麺もこっちの方が頑丈、歯ざわりがいい。
それにしても、くまモンくんがこんなとこにも顔をだす…、よぉく見ればくまモンって目が座ってて何かしでかしそうな顔してるのネ、笑っちゃう(笑)。
麺をしっかり味わおうと。
それで具材はとってもシンプル。
豚もも肉の薄切りチャーシュー、刻んだネギに紅しょうが。
いわゆる九州風のシンプルレシピに仕立てます。
鍋に決まった量の水。
それを沸騰させたらパラリと麺を投入。
袋には3分茹でてと書いている。
けれど固めにキリッと仕上げて食べようと、1分半を過ぎたとこから10秒おきに一本づつ、つまんで食べる。
2分までは芯がネッチリ、貼り付くようでつまり生煮え。
2分過ぎると芯がなくなり、けれど小麦の粉の匂いが鼻から逃げる。
2分20秒をすぎる頃から、粉っぽさがなくなって、もう食べ頃の合図になった。
スープを溶かしてボウルに注ぎ、麺をユラリと、泳がすようにうつしたら、ネギとチャーシュー、紅しょうが。
彩りキレイに飾ってそこに胡麻をパラリで出来上がり。
ツルンと唇なでまわし、スベっと喉をかけおりていく麺の表面なめらかで、噛むとザクッと歯ぎれる食感…、これぞ九州ラーメンの醍醐味だねぇ…、ってニッコリ。
スープの湯気で脂がトロンととろけたチャーシューおじわいぶかく、ジャキジャキ、ネギが奥歯をひっかくように潰れて香りを放つ。
夜のお腹をあっためて、気持ちもポカリとあったまる。
[4回]
PR