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2025/05/06 (Tue)
オモテサンド
南青山でランチを食べる。
表参道交差点にある
「アンデルセン」
。
この界隈は小さなビルがギッシリ肩を並べる不思議なほどに下町っぽい雰囲気がある。
歩道から見上げる空はだからギザギザ。
お洒落すぎないお洒落がステキ。
カメラを向けると空にプッカリ、プリッツェル。
アンデルセンって店名の入った看板をあげるかわりに、鉄でできた店の売り物のフィギュアを飾る。
江戸時代の洒落看板。
あるいは中世ヨーロッパの吊り看板のようでなんだかカッコいい。
こうした粋な看板ばかりが並ぶ街角。
日本で作れば多分それだけで人を集めるコトができるにちがいない。
1Fはベーカリーショップ。
地下がカジュアルなサンドイッチショップで二階がちょっと上等なレストラン。
久しぶりの青山ランチを堪能しようと、レストランでユッタリ食べる。
二階にいても一階で焼けてるパンの甘い匂いがやってくる。
焼きたてのパンの匂いはなぜだか、人の気持ちをシアワセにする。
シンプルで座り心地の良い北欧家具。
明るい色のテーブルクロス、白くて実用的な食器とアンデルセンな国のイメージ。
大きな窓から陽の光。
その窓の反対側にはオープンキッチンがしつらえてあり、そこでサンドイッチや料理が次々、キビキビ出来上がっていく…、明るく清潔、気持ちいい。
青山のこの場所にアンデルセンがやってきてなんと今年が40周年。
それにちなんで40種類のオープンサンドイッチを食べませんか…、ってプロモーションをやっている。
好きなオープンサンドイッチをひとつ、あるいは二つ選んでそれにスープとパン。
飲み物、それからデザートがつくというセット。
サンドイッチがメインなのに、パンが食べ放題っていうのが不思議でステキなところ。
それをたのむと、まずパンが入った大きな籠がやってきて、お好きなモノをどうぞと言われる。
下の工房で焼かれたパン。
ライブレッドやヒースのパン。
レーズン、胚芽にナッツなどなどいろんな種類のパンがあれこれ。
いくつかもらって食べ比べ。
とうもろこし粉で作ったパンが顎においしく、しかもこんがり香ばしくパン屋のパンってやっぱり旨いって思ったりする。
野菜スープをコクっと飲んで、昼のお腹を全開させる。
サンドイッチを二種類選ぶことにして、最初の一皿。
スモークサーモンとボイルシュリンプのオープンサンド。
サンドイッチと言いながら、パンがすっかり隠れるほどに具材タップリ。
ネットリとしたスモークサーモン。
けれど脂が強くなく、スモーク具合も軽めで女性好みにできている。
茹でてプルンとした小エビ。
ホワイトブレッドにうっすらクリームチーズを塗りこんで、甘く炒めたオニオンソテをバルサミコ酢で風味をつけたソースをタランとたらして食べる。
そういえば、スモークサーモンとボイルシュリンプってアメリカのホテルのバフェの前菜メニューの花形料理。
その両方が一度にこうして食べられる。
サンドイッチと言いながら、これは立派な前菜料理。
二皿目にはローストビーフを具材に選ぶ。
大きな番手のサーロインをジックリローストしたモノをタップリ二枚。
脂が程良くのっていて、けれど赤みがキレイな肉は冷めても十分、おいしく感じる。
それにベーコン。
分厚いショルダーベーコンを脂が透き通るまでガリッと焼いたアメリカの卵料理のサイドに添えるベーコンみたいな焼き上がり。
脂がおいしく、ローストビーフがなくした肉の風味を添える。
茶色くなって甘みをタップリたくわえたオニオンフライに、薄切りポテト。
生クリームに酸味を持ったフレンチマスタード。
それにほんの少しのフォンドボーをくわえて作ったソースをかけて、パンにはうっすらマヨネーズ。
スモークサーモンにはホワイトブレッドを使っていたのにローストビーフの香りを引き立てるためなんでしょう。
これには全粒胚芽のライブレッドを使ってる。
オモシロイなぁ…、と思ったのが、ローストビーフをただそれだけで食べるより、薄切りパンと一緒に食べると歯ごたえ、風味がより良く感じる。
スモークサーモンもおんなじコトで、生の魚を刺身で食べるのとご飯と一緒に寿司に握ってもらって食べるではまるで味が違って感じる。
それとおんなじ、勉強になる。
料理もいいけどサービスがキビキビしてて的確で、いい店だなぁ…、って思いもします。
特にパンのお替りを、笑顔でとても頻繁に勧めてくれる。
お替りしないと悪いような、それほど自然で積極的で、今度はもっとお腹すかせてやってこうって思ったりした、良き昼のコト。
オゴチソウ。
[0回]
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2010/11/09 (Tue)
銀座ウェスト:洋
Comment(4)
ル・プレヴェール
ル・プレヴェール
。
原宿のジャイルって商業ビルの中にあるフレンチレストラン。
カフェっぽい雰囲気で、レストラン的端正な料理を供するたのしいお店。
こうしたフレンチのお店が多い場所をあげれば、多分、神楽坂から市ヶ谷あたりじゃないかと思う。
普段着的で気軽でフラッと立ち寄れる店が多い街。
原宿、青山、表参道にもそうしたお店が多くある。
けれど神楽坂的普段着と、表参道的普段着が異なるように、レストランの雰囲気もちょっとお洒落でよそよそしい。
けど、そのよそよそしさをたのしむコトができるなら背筋が伸びる。
心地良い緊張感は、エキサイティングな食事のためのステキなスパイス。
この街、ここにこなくちゃ得られぬ特別感が、この界隈のカジュアルなフレンチレストランの魅力のひとつ。
ココもそうした特別感があってとっても好きだった。
近所で仕事があることもあり、ひさしぶりにとやってきた。
ちょっとビックリ。
お店の面積が半分ほどに小さくなってた。
かつては窓が大きく取られたテラスカフェっぽい部分に、シットリ落ち着いたレストランが併設されてる感じだった。
けれどその、テラス風の部分が全部、別のお店になっていてレストラン的ところだけで営業している。
窓のない、ミッチリとした濃い空間。
悪くないな…、って直感します。
テーブルとテーブルの間も若干狭く、まさにビストロ。
隣の人と仲良くなる必要のない、テーブルごとに完結をした世界をたのしむレストラン。
隣の席の会話も含めて、お店全体の元気でおいしい雰囲気をみんなでたのしむビストロとどっちがこの街、この場所にふさわしいかって言ったら絶対、ビストロ的。
ミッチリ感がより濃厚な、今の店はかなり上出来。
聞けば今年の2月から。
お客様の反応は賛否両論というけれど、ボクはこっちの方が好き。
感心しながら写真を撮ってたらお店の人がやってきて、「フォトコンテストをやってますからいい写真を撮って投稿してくださいネ」って。
11月20日まで撮った画像をココ(Tokyo@lepreverre.co.jp)まで送るとエントリーができるっていう。
今の世の中。
レストランでどれだけ写真を撮ってもらって、それをブログにアップしてもらえるか?っていうのが口コミ作りに大切なトコ。
よくわかってる…、って思ったりした、さて、ランチ。
前菜にとった「豚肉の冷菜の盛り合わせ」。
一番右から、豚のリエット。
豚バラ肉のコンフィにそれから、レバーのパテ。
塩漬け子豚のパテとガーリック風味のテリーヌと全部で5種類。
所詮、パテやテリーヌはみんなおんなじ形で見栄えはしない。
けれど食べると、塩漬け子豚は繊細な脂の甘みがとてもやさしく、一方、ガーリック風味のパテはフンワリ、空気を含んでサラッと舌どけが良い。
脂がクチャっと奥歯で潰れる豚バラ肉のコンフィの、なんとも肉感的な味。
中でも、おっと感心したのがリエットで、煙の香りが噛むなり口中、満たしてく。
スモークしてからリエットにしたのでしょうか?
ネットリとした食感と、それを裏切る炭の風味に一体何が口の中に今いるのか?って、戸惑いながらも、そのおいしさのとりこにされる。
美味とは人を惑わせるもの…、痛感す。
メインディッシュに魚をとって、それを待つまで壁を見る。
ビストロによくありがちな、壁に大きな黒板があり、そこにメニューが書かれてる。
それをひとつ、そしてまたひとつ。
頭の中で読み上げながら、どんな料理か考える。
牛肉をグリルして、そこにガラムマサラの風味をくわえたメイン。
しかもそこにパセリのジュ。
エキゾチックなスパイスと、パセリの緑の香りが出会うって、いったいどんな感じなんだろう。
イマジネーションをステキな料理の名前でもてなす。
そうこうしてると、あっという間にメインの料理がやってきた。
魚の皮目をカリッと焼いて、リゾット敷いた上にのっける。
見た目からしてボリューム感がたっぷりの、典型的なビストロ料理。
皮にスパイスをびっしりつけて、それがカリカリすると同時にガリッガリッと奥歯で砕ける。
その度、いろんな香りがしてくる。
胡椒にアニス、それからクミン。
このシェフ、中近東系のスパイス使った料理作りが好きなのかなぁ…。
魚を支えるリゾットは、トロンとなめらか。
クリーミーなフランス風でクリにナッツにきのこのかけらと、食感にぎやか。
秋のリゾットって言う感じ。
パンの力を借りずとも、しっかりお腹が膨れるボリューム。
しかも飽きず、味の変化を愉しむコトができるメニューの構成力。
これはかなりの実力派。
普段着使いにピッタリだなぁ…、って思いながらコーヒーを飲む。
デザートいかが?って勧められたけど、実は仕事で甘い試食がある予定。
それでスキップ。
コーヒーだけで我慢する。
テーブルの上でお金を払う。
銀の小さなお皿の上に、おつりのお札とコイン、それからレシートが来る。
なんだか海外旅行にきている気持ちになって、しばしウットリ。
厨房の中はフランス語が飛び合うこの店。
ホールスタッフもフランス人が過半をしめる、パリな気分に浸れてステキ。
またまいりましょう…、来週からの10日ほど仔豚料理のフェアーがあるともいいます、なんだか今からヨダレがでる気分。
[0回]
2010/10/14 (Thu)
銀座ウェスト:洋
Comment(4)
ヴィロンの朝食、渋谷流
朝、ちょっとした打ち合わせをかねての朝食。
渋谷のヴィロンでパンの朝にしましょうよ…、と開店前に店頭集合。
朝の8時45分くらいの時間で、ボクらの前にもう二組が待っていた。
東京の盛り場の中でも一番朝が遅そうな、渋谷の街に明るい行列が朝からできるというのがなんだか不思議な光景。
その行列はどんどん長くなってゆき、開店直前には40人程がもう並んでた。
一階部分がパン屋工場とその小売り店。
2階にはビストロ風の気軽なレストランがあってそこで、朝食メニューが食べられる。
それを求めてのコトであります、人気店。
ここの朝食。
パンとジャムとそれからコーヒー。
いわゆる「コンチネンタル・ブレックファスト」と言う品揃え。
卵料理もベーコンもハムもつかないとても簡単なモノ。
…、なのだけれども、その簡単が粗末かというと決してそんなコトはない。
まず、ジャムがタップリつくのですね。
マーマレードにカシスにブルーベリーにリンゴ。
フルーツジャムが6種類ほど。
ミルクスプレッドや、チョコレートバターにはちみつ。
つまりパンのお供がテーブルの上にやってきて、好きなモノを好きなだけ。
お皿にうつして食べられる。
ジャムをタップリたのしむためにレトロドールっていうクラシックな作りのバゲット。
それから胚芽を含んでサクッと焼き上がった甘くないパンが何枚かつく。
ココのバゲット。
フランス産の小麦粉をフランスから運んで来た硬いお水で練ってタネを作ったモノで、ザクザクバリバリ。
その表面はまるで煎餅みたいにカリッと焼けあがってる。
なのに中身はシットリ、モッチリ。
焼けたお餅のようにテロンと伸びるような粘り気がある。
塩味ガツンと強めでそれだけ食べても充分、おいしく感じる。
それにタップリ、ジャムやスプレッドを置くようにして食べるたのしさ…、あぁ、ひさしぶり。
その甘くないパンの他に、甘いパンを10種類くらいの中から2つ選べる。
目移りする中、選んでとったのがパンオショコラとアプリコットカスタード。
どちらもバターをタップリ練り込み、サクサクにしたクロワッサン生地で作られている。
パンオショコラの中には一枚、ベルギー産の板チョコが。
アプリコットカスタードには、その名の通りフレッシュ杏をシロップで煮たモノは一個丸ごと分と、甘く仕上げたカスタードクリームが充填されてる。
噛むとハラッと儚く壊れてお皿を汚す。
バターの香りも甘くてたのしく、食べた直後に指を舐めると指までバターの味がする。
これにお替わり自由のコーヒーがついてくるのも、朝の時間をのんびりたのしく無駄遣いするのにピッタリ。
ありがたい。
一階のパンの売り場で買ったサンドイッチやパンをそのまま2階に持ち込んで、飲み物をつけ自分ならではの朝食セットにするコトもできる。
売り場に立つと、いつもどれにしようか迷ってしまう。
朝のお腹はほとんど空っぽ。
だからあれもこれもを食べたいばかりか、全部、食べてしまえるようなそんな気がしてなかなかコレッてしぼり込めない。
しばらく迷って結局3種。
ハムとチーズを挟んだジャンボンブランと、田舎風のパテを挟んだパテドカンパーニュ。
どちらもパンは細身のバゲット。
それからちょっとやわらかめにフックラ焼けたパンでツナのサラダを挟んだ「トン」っていうのを選んでたのむ。
どれも齧って食べるのに程よい長さに、ナイフを入れてくれたモノ。
手で掴みあげ噛むと顎にザクッとおいしい。
パンとパンで挟まれて、チーズやパテの豚の脂がジュワッと溶けて口に広がる。
動物性のたんぱく質や脂がパンに混ざって徐々に、トロリトロリとなめらかになる。
なんたるゴチソウ。
いつもながらにビックラこいた。
食事をしながらジックリ仕事の話をしていきます。
気づけばアッと言う間に2時間ほどが過ぎている。
手づかみできるサンドイッチやパンという食べ物は、ハナシを弾ませ笑いを誘ってくれる食べ物。
今日みたいな使い勝手にピッタリかなぁ…、って思ったりした。
お店をでたらまだ行列が出来ていた。
[0回]
2010/09/04 (Sat)
銀座ウェスト:洋
Comment(6)
新橋むさしや、ドライなバチバチ
新橋で昼。
新橋駅前のニュー新橋ビルの一階にある「むさしや」っていう店。
気軽でおいしいお店がたくさん入ってるビルで、他にもいくつか候補があった。
牛カツがおいしい「牛カツおか田」という店。
とんかつの「明石」や、あるいは四ツ谷の繁盛店が初めて支店をだした「エリーゼ」。
先の2軒は週末お休み。
さすがサラリーマンのための街であり、施設でありで…。
土曜日の昼はビル全体がたしかに閑散としていたりする…、しょうがない。
エリーゼは限定メニューがちょっと期待外れで、それでココ。
一階通路に面してカウンターだけが置かれた店で、壁を作ると客席後ろを通り抜けるコトができなくなっちゃう。
それほど狭くてだから布でつくったスダレを垂らして壁の代わりとする工夫。
いつも行列、今日も満席、いただきます。
ココの名物と言えばこれ。
オムライスが大人気にて、迷わず選んでたのんで食べる。
コンガリ焼けた薄焼き玉子でケチャップライスをくるんで作る、昔ながらのオーソドックスなオムライス。
トロトロに仕上げたオムレツをご飯の上にのっけて開くタイプのあれは、オムライスじゃなくオムレツライス。
ボクはあんまり好きじゃない。
表面カチッと。
中はフックラ仕上げた玉子の、風味と食感がくるんだご飯をひきたてる。
あくまでご飯が主役のこの作り方がボクは好き。
ここの中身のケチャップライス。
具材は刻んだタマネギ、ニンジン、そしてハム。
味はスッキリとした甘みのケチャップ、塩と胡椒とバターという、まるでホテルのコーヒーショップのケチャップライスのような上等。
しかもご飯はパラパラで、空気をタップリ含んでできてる。
だからフワッととても軽やか、味わい深い。
もう一つの名物がナポリタンで、それも一緒に。
太い麺。
ムッチリとして決してアルデンテではないのだけれど、伸びているわけじゃないオモシロサ。
麺そのものが違うのでしょう。
自分で家で作ろうとしても決してこんな具合にならない。
ムチムチしてて味の基本はもちろんケチャップ。
食べると口がシットリ濡れて、紙ナプキンで拭うとそれがオレンジ色に染まるほど、タップリケチャップ。
具材はハムとピーマン、タマネギ。
もうこれ以上シンプルにすること出来ぬほどのシンプル。
タバスコ、それから緑の筒の粉チーズをバシャバシャドサドサ、かけて味わう。
感心するのが、実はオムライスの横にもスパゲティーのケチャップ炒めが添えられている。
けれどそっちは茹でてケチャップで和えておいたのを鉄板の上に置きっぱなしで注文ごとに、フライパンでいため直してつくるのでしょう…、ちょっとカリッと乾いて焦げていたりする。
それはそれにておいしくて、けれど単品のナポリタンは注文ごとにいちいち作る。
本物じゃん…、って感心しちゃう。
それぞれの商品に、目玉焼きとかハンバーグとかのトッピングが選べるようにもなっていて、今日は奢ってハンバーグ。
トッピングとは言え別皿で、しかも単品、一人前ポーションそのままの大きなモノがやってくる。
中はフックラ。
みずみずしくて、まるで牛肉つくねのようなそんな味わい。
どれも手作り、ありがたい。
ところで…。
アサヒから出た「ドライスパークリング」って言う炭酸飲料。
もう、夢中です。
ジンジャーとトニックの爽快な味…、ってラベルに書かれている通り、色はちょっと薄めのジンジャーエール。
ビリッと辛味をまずは感じる。
トニックウォーター的なる苦味はほんの少々。
ジンジャエールにビターを足して、炭酸水で割ったみたいな味がする。
甘みはあるけど、甘すぎぬ。
サラッとしてて細かな泡が弾ける具合がまさに、絶妙。
口の中や舌の上ではじけて消えるかよわい泡じゃないのです。
喉の奥にまで細かな泡が泡のまんまで辿りつく。
頑丈な泡。
炭酸混じりの飲み物を味わうのじゃなく、炭酸そのものをたのしむようなこの潔さがオキニイリ。
そもそも日本の炭酸飲料はフレーバーや甘味が強くて、だから最近、炭酸水を別に買い、それで割って飲んでたりした。
これだとそんな面倒もなく、ソーダの旨みを味わえる。
カロリーゼロでもあるありがたさ…、飲んでたちまちオキニイリ!
[0回]
2010/07/17 (Sat)
銀座ウェスト:洋
Comment(6)
東京バーグ、渋谷にて…。
ちょっと気になるお店を一軒。
「東京バーグ」
というお店。
ハンバーグの専門店っていうのは結構、今、流行ってる。
かつてハンバーグはファミリーレストランのメイン商品。
けれど今では和食、洋食、アジア料理となんでもあるのがファミリーレストランの取り柄の一つ。
ハンバーグだけに手間をかけるコトができなくなった。
もっとおいしいハンバーグを、ハンバーグがおいしく感じるお店とサービスでたのしみたいって気持ちに応えるお店がだからこうして出来てくる。
必然なのだろう…、って思ったりする。
それでココ。
かつてカフェだった場所を居抜きで使ってハンバーグの専門店にしたお店。
これも時流って思ったりする。
でもってランチ。
ほとんどの商品が1000円という、今どきランチにはちょっと気合いのいる値段。
1000円ランチのバリエーションは、ステーキ、ハンバーグ、メンチカツでどれもが300gというのがおもしろい。
安く売るのが目的じゃない。
お客様にサプライズを売る。
ボリュームたっぷりでお腹いっぱいを売ることでお客様に喜んでもらおっていうサービス精神。
その分、ちょっと高いですけどよろしくネ…、って正直なトコが潔くってちょっと好き。
スープとライスとカレーにコーヒー。
デザートまでがついての値段というのがこれまたいい感じ。
しかもご飯とカレーはお替わり自由というのも太っ腹。
んでもってまたこのカレーがおいしい。
スパイシーでピリッとしてて甘味控え目、大人味。
だからメインの味を損なわない。
ジャガイモ、ニンジン、クワイやコンニャク…、具材がタップリで栄養バランスよさげでいいです。
ほとんどの人がまずはカレーをたのしんで、メインを待ってる。
前菜代わりのカレーっていうのもまたたのし。
そしてメイン。
まずは主力メニューの「自家挽き手こねハンバーグ」。
自家製じゃなく「自家挽き」というところが本物的で、オージービーフをキッチンの中で挽いてミンチにしているという。
ボクの母なんか絶対、肉屋でひき肉を買わない人で、肉のかたまりを買ってきて自分で挽いて使ってた。
その方が自分の好みの味になるというのが理由。
ココもおそらく同じ考え。
赤身がおいしいもも肉でだから肉汁ジュワッていう感じではないけれど、噛めば噛むほど旨みが滲んでおいしく感じる。
ちょっと粗目のひき肉も肉を食べてる気持ちになれる、オゴチソウ。
一緒にためしたステーキも、赤身のおいしいオージービーフ。
かなり分厚目の肉が三切れ。
モモとアウトサイドのところなんでしょう…、一切れごとに歯ごたえがちょっと違って食べ比べしてるみたいで結構たのしい。
顎にガシッと歯ごたえたのしく、300gがあっという間にお腹の中におさまっていく。
決して高級な肉ではないけれど、ステーキにするのにはピッタリとした身の程知った上等な肉。
すべてが程よい…、悪くない。
ただ日替わりソースという今日のソース。
トマトとハーブとガーリックというちょっとイタリア料理っぽい味付けで、まずくはないけどこうしたお肉はおいしい醤油でシンプルに食べたいモノ…、って思ったりする、ワガママに。
デザートはマンゴープリン。
なめらかで甘味控え目。
しかもジャスミンの風味がほんのり香って、お肉のあとには程よい感じ。
近所にオフィスがあったらば、結構、重宝するかなぁ…、って思うお店。
夜はワインとおつまみ、それからハンバーグというちょっと気取った使い方もできるようになっている。
渋谷とはいえ場所はかなり微妙な場所で、外観からしてレストランとは思えぬ控え目。
だから周囲のオフィスの人たちにまずはオナジミさんになってもらわなきゃいけないんでしょう。
そこでランチはお値打ちに…。
まずはハンバーグの味を覚えてもらうコトを目的にって言うことなのかもしれませぬ。
がんばって…、って思ったりした、そんな店。
ところで渋谷に「Sbarro(スバーロ)」がオープンしてた。
アメリカのショッピングセンターのフードコートに行くと必ずあるお店。
ピザとパスタのデリショップで、アメリカをはじめとして40カ国以上に1000店を越えて展開している大チェーン。
日本にも一度上陸したことがある。
1997年のコト。
ダイエーが提携して原宿なんかに店を作りはしたけど2001年にあえなく撤退。
その時は繁華街の路面店の出店が中心で、本来、ファミリー向けのコンセプトを活かす立地を選ばなくって失敗しちゃった。
今度はすでにイオンモールにテスト店を作ってたりして、今度はひょっとしたらひょっとするかもしれない予感。
でもねぇ…。
アメリカンスタイルのあの大味。
ホールで2000円近く、ワンピースでも500円を越えちゃう価格。
立地以外に乗り越えなくちゃいけないコトがかなりあるかも…、って思ったりもする。
どうだろう。
ちなみに今後20年間で1250店も作る計画があるんだそうな。
そんな時代じゃないだろうに。
なんだかちょっと笑っちゃう。
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2010/03/26 (Fri)
銀座ウェスト:洋
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