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2025/05/06 (Tue)
牛かつおかだ、新橋の昼
新橋で昼…、
「牛かつ おかだ」
ってお店に来ます。
新橋駅前のニューしんばしビルという古いビル。
場所柄、それにテナント柄…、サラリーマン万歳的なる昭和なビルの地下食堂街。
一時期、テナントがかなり弱ってシャッターが閉まりっぱなしなさみしい状況だった。
けれど最近。
新たな店子が次々はいって、かなりにぎやか。
お昼時にはおばさんたちがお店の表で元気な声で呼びこみをする。
愛嬌たっぷり、哀愁どっぷりの声をふりきりお店の前までやってきたらば、なんと行列。
11時半開店の直前というのに30人ほどが入店待ちでビックリします。
繁盛店。
この地下フロアを代表する有名店でもあっていつも混雑してる。
けれどこれほど早い時間から行列なんて、いまどき本当にめずらしい。
とはいえ料理が出るのが早い上、みんな状況しった人たち。
テキパキ食べてササッと表に出てくるので、お客様の入れ替わりは結構早くて、まってて決して疲れない。
いつ空くかわからぬ席を待つのはちょっと辛いけど、こうしたお店は安心をして待てるのがいい…、ほんの少し待ってどうぞとお店に入る。
ここの名物…、それが牛かつ。
関西で「カツ」と一言いえばイコール牛のカツ。
けれど関東、東京でただカツといえばそれは大抵トンカツで、だからここでは「牛かつ」と呼ぶ。
ほどよく分厚い牛ロース肉。
脂少なめの赤身のきれいな肉に、細かなパン粉をギッシリつけてカラッと揚げる。
豚と違って牛肉はレアで食べれる。
だからココではあっという間に揚がってどうぞとやってくる。
薔薇色をしたきれいな赤身が、ひやっと冷たくピトっと舌にまとわりついて、ああ、おいしい。
筋をキレイに掃除して噛むとネトっと歯にからみつく。
自家製ソースをつけてもうまい。
けれどワサビをタップリのっけて醤油につけて食べると、カツオの叩きにパン粉をつけて食べてるみたいな食感、味わい。
なんとも独特、オキニイリ。
今日はココのもう一つの名物料理の、牛かつ丼をはじめてためす。
丼ご飯の上にカツのせソースをマヨネーズをタップリかけて食べるつまりソースカツ丼。
カツは当然牛かつで、ただ定食のカツとくらべてちょっと熱が通ってる。
ご飯と一緒にかきこむのカツは、レアでフニャッとやわらかいよりほどよくカチッと噛みごたえがあった方がいいのでしょうネ。
ご飯とカツの間には、千切りキャベツと醤油であえた鰹節。
オモシロイのが、だからか食べると広島風のお好み焼きのような味わいがしてくるんですね。
ご飯の熱でしんなりとした千切りキャベツのシャクンとたのしい食感と、カツオの風味。
サクサクとしたカツの衣が、まるでイカのフライみたいで生地無しお好み焼きのよう。
ご飯の量もタップリで、これはこれにてクセになる。
シッカリ出汁がきいた味噌汁。
カウンターの上にはズラッとポットが並ぶ、壮観でさえある景色。
中には冷たい氷水。
グラスに自分で注いで飲むのがここの流儀で、お店の人は料理を作り、料理を運び、店からあふれるお客様の交通整理をするのが仕事。
忙しいけど、不思議とせわしない気がしない、やっぱりココはいいお店。
ところで、ココの店の隣にはワンコインで丼が食べられるお店ができてた。
けれどガラガラ、ノーゲスト。
1200円にはズラッと行列ができるという、安きゃいいってもんじゃないのよ…、ってなんだか気持ちが明るくなった。
これから自宅でまとめモノ。
[0回]
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2010/12/17 (Fri)
銀座ウェスト:洋
Comment(6)
フーターズ
朝食二回にスターバックスでコーヒーを飲み、お腹の中にかなりのモノを投入したのに時間が経てば腹は減る。
しかも今日はかなり歩いた。
築地に合羽橋の道具街。
テクテク歩いて、それでハイになったのでしょうか…、変わったコトをしたくなる。
道具街に店内デコレーション用のモールばかりを売ってるお店が一軒あって、店の軒下に吊り下げていたモールの中に体を埋めた。
まるでクリスマスツリーのようになった自分の姿を写真に撮ってもらって、へへへと笑う。
さぁ、昼ごはんをいかがいたそう…、と、ところでフーターズなんてどうですか?って。
今、いろんな意味で一番話題になっている店。
もしかしたらば今行っとかなくちゃ、状態がどうなっちゃうかわからぬ店でもあったりします。
それならばよし、そうしよう!と即座に決まって地下鉄でやってきたのが午後3時前。
にもかかわらずお店はほとんど満席で、ちょっと待ちます。
ちょうど入れ替わりの時間でもあったのでしょう、次々、お客様が表に出てくる。
みんなの顔がとても晴れやか、ニコニコ顔で満足気なのにまずはニッコリ。
常連の人なんでしょうネ。
サービスホステスと一緒にお店の外に出てきて、ByeByeってハグしあってた。
ここだけちょっとロサンゼルスな感じがしてくる。
フローズンマルガリータをまずは注文。
ロサンゼルスな気分をますます盛り上げて、まずは前菜。
フライドカラマリとケサディーア。
小さな水イカを小さく筒切りにしてそれに粉をはたいてカラッと揚げる。
アメリカのバーレストランのどこにでもある定番料理。
コレをつまみにビール、あるいはフローズンドリンクのような冷え冷えシュワシュワの飲み物を飲む。
これが正しいアメリカ的なるアフター5って言う感じ。
カラッと揚がった具合やフレーバー。
それは正しくアメリカ的で、けれど量がちと少ない。
ちょうどココの売り物のサービスホステスの胸とお尻の大きさが、アメリカ的より小さめなのとおんなじかもネ(笑)。
小麦粉で焼いたトルティーヤで蒸したチキンとチーズを挟んで焼いたケサディーア。
これはまさしくフローズンのマルガリータとピッタリのモノ。
歯ごたえ固めの頑丈な生地。
サックリとしたチキンブレスト。
ムッチリ、トロンとなめらかなチェダーチーズがとろけて一緒に、口の中へと入ってく。
乾いたピザって言う感じ。
アメリカにいた頃、一時期、これにハマったコトがあったのなんだか思い出す。
ココのお店のバーカウンター。
他のテーブルが混んでても、一人ならば待たずに座れる。
しかもココに座るとバーテンダーや、サービスホステスがずっと気を使ってくれるのですネ。
今日は二人。
一人は多分、おなじみさんなのでしょう…、バーテンダーとずっと話をしてた。
けれどもう一人は多分、はじめて。
どう話しかけていいのかわからず、じっと一人で食事に集中していたらサービスホステスが近づいてって、やさしく声をかけてそれからしばらくずっと話し込んでた。
お一人様にやさしいお店。
しかもこうしたバーの楽しみを教えてくれる、日本でとても珍しい店。
こうした気配りをしてくれると、一人でくるのもいいかなぁ…、って。
あるいは、このバーカウンターで待ち合わせをするのもいいかって思ったりもする。
それからココの名物料理…、フライ料理の盛り合わせ。
バッファローウィングとチキンブレスト。
シュリンプフライをちょっとづつ、盛り合わせたモノでこれがまたいいつまみ。
そもそもこの店。
謳い文句が「the Best Breasts and Wings in this City」。
表向きには「この街で一番おいしいチキンブレストとチキンウィングが食べられる店」。
けれど「ブレスト」には、当然、「胸」って意味があって、「この街で一番のおっぱいとチキンウィングがあるお店」ってなコトにもなるワケ。
気がきいていて、オモシロイ。
フライモノは、「素揚げ」と「パン粉をつけて揚げる」モノの二種類が用意されてて、好みで選べる。
味もレギュラーから、ホットスパイシーまで三種類。
パン粉をつけて激辛味にしてもらう。
タバスコベースのスキッと辛くて、ほんのり酸っぱいここのスパイシーソースは独特の味。
そのおいしさを心置きなくたのしむためにパン粉をつけて揚げてもらうのがボクは好き。
揚がったパン粉がソースをタップリ吸い込んで、衣だけでもおいしく感じる。
その分、指にソースが付いてベトベトになる。
実はすべてのテーブルに、ペーパーナプキンがロールごと用意されてて、だから心置きなく指を汚してチュバチュバ食べられるのがありがたい。
メインのかわりにハンバーガー。
4人で行って、一個ハンバーガーをたのんだら、4つに分けてお持ちしましょうか?って聞かれる。
気がきいていて、ありがたい。
バッスリとした、空気をタップリ含んだ乾いた感じの軽いバンズ。
赤身の肉を炭でガリッと焼き上げて、肉汁よりも肉そのもののうま味がおいしいパテを挟んでバーベキューソースと一緒に食べる。
アメリカの味。
プールサイドで作ってもらって食べるみたいな、肉祭り的味が好き。
そもそもこの店、料理は結構シッカリしてる。
アメリカ料理のおいしいところをそのままどうぞ…、って飾り気のないとこがいいかもしれない、オキニイリ。
それにしてもここ、女性だけのグループ客や女性を連れたお客様が増えてきている。
子供を連れたファミリー客も何組か。
健康的なお色気とステキな笑顔は人の気持ちを平和にさせる…、レストランとしての使い勝手が定着すれば、そこそこ行くんじゃないかと思う、また来よう。
[0回]
2010/12/11 (Sat)
銀座ウェスト:洋
Comment(4)
カフェドゥマゴ
渋谷でランチ。
「
カフェ・ドゥ・マゴ
」。
パリ、サンジェルマンの名物カフェの日本の支店。
パーシモン色した木の壁と深いオリーブ色の椅子。
カフェを併設したレストラン…、と言うパリ本店の雰囲気をなるべくそのまま。
普通だったら、カフェは通りに面してつくられる。
ところがココは劇場ビルの中庭の中にカフェがしつらえられてて、それそのものがレストランのための借景をなしている。
日本の路面に面したカフェのそのほとんど全部が、面した道路の風情のなさに損をしている。
けれどココは、日常的なる日本の景色と無縁で、だからパリ!と思いこもうと思えばそれも不可能じゃない。
おしゃれなカフェには、この上もなきロケーション。
吹き抜け状にしつらえられた中庭にあるテーブルもらって、遅い昼。
さすがに屋外。
寒くはあるけど、足下、頭上にヒーターがある。
何よりおしゃれなコートを脱がず、食事やお茶をたのしむステキなやせ我慢。
粋であります。
だからかほとんど満席状態。
ちょうど上のフロアの劇場では、マチネのはじまる時間なんでしょう…、開演待ちの人たちの声、ざわめきが、細かな泡をなすようにして空からサラサラ降ってくる。
フィッシュフリッツのランチをたのむ。
魚のフライになにかのソースがかかったものか?と、想像してたら、なんと魚のフライとフレンチフライがバスケットの中に入ってきました。
いわゆるフィッシュアンドチップスですな。
サフラン色の衣をまとった魚が、タラではなくってイトヨリである。
それでなんとかフランス料理のようになってる。
それにしてもこの料理。
ギネスかシャンパンと一緒に食べるべきモノだって、喉がゴックン。
とはいえこれからもひとつ打ち合わせ。
水を片手にしんみり食べる。
サックリとした揚げ衣。
ネロンと潰れるやわらかにしてちょっと水っぽい白身の魚。
いかにもフランス人が好みそうな魚の食感。
モルトビネガーの代わりに、小さなボウルにたっぷり一杯ついてくるタルタルソースをのっけるようにつけて食べると、たしかにこれはフランス料理。
ガツンと焼けた細身のバゲット。
塩味おいしく、噛めば噛むほど小麦のうま味が広がってくる。
食べても食べてもなくならない、聞けば大きなジャガイモ一個を使って作ったフレンチフライ。
全部食べるとかなりの満足、満腹感。
ココまで来てタルトタタンを食べずに帰るなんてできますまいに…、と食後の贅沢。
ドゥマゴと言えばタルトタタン。
タルトタタンと言えばドゥマゴって言う、そんな親密な関係を持っているここの名物。
リンゴを煮詰める。
煮て煮て、焦げる寸前まで煮ていくと、リンゴ自体がカラメルのようになっていく。
パイ生地を土台に、カラメルリンゴをこんもり盛ってまた焼いて、日やし休ませクリームかけてそしていただく。
アップルパイと同じ材料。
なのに食感、味わい、まるで異なるムッチリとした肉感的な食感たのしい、口の幸福。
オニオンソテもそうだけど、煮詰めてうま味を凝縮させるフランス人の執着心に感服せずにいられぬ料理。
ウットリします。
しかもとっても薄いパイ生地が実はものすごい存在感で、これはただのリンゴのマッシュじゃないんだよ!
ケーキなんだと叫んでる。
久しぶりに堪能す。
食後のコーヒー。
銀のトレーに、デミタスカップ。
ピッチャーの中にタップリ、コーヒー。
自らそれをカップに注ぎ、自分で自分をもてなす趣向。
ホッと一息、優雅な気持ちになれていい。
実は今日。
最初は近所のヴィロンでステックンフリッツを食べようとワザワザあるいてここまで来た。
けれど、ヴィロンはあまりの混雑。
ウェイティングがかなり出ていて、次の打ち合わせの時間にどうも間に合いそうになくってそれで、急遽、場所をココに変更。
結果、正解。
セカンドチョイスがこんなにステキで充実してる。
若くて雑な渋谷の街もここまでくると、大人の街になるんだなぁ…、って思ったりする。
オキニイリ。
[0回]
2010/12/09 (Thu)
銀座ウェスト:洋
Comment(2)
渋谷のカウベル、牛肉食堂
渋谷でランチ。
「
カウベル
」というお店にきます。
ちょっと背伸びした大人ランチをたのしめる場所って、渋谷の街には少なくて重宝するのがビストロの昼。
ワンプレートランチで有名なコンコンブルかカウベルという店。
どちらもフレンチ。
コンコンブルはオーセンティックはフレンチビストロ。
同じ経営ではあるのだけれど、このカウベルは牛肉をテーマ食材にしたお店。
場所はマークシティーの裏側あたりで、再開発がなされるまでは、渋谷の中でも町外れ感がかなり色濃く漂う通り。
今でも近所に目立つのは居酒屋、或いはラーメン屋。
渋谷というより、亀有だとか錦糸町の路地裏あたりって感じがする場所。
力のぬけた雑多な感じが決して嫌いじゃない場所なんだけど、フランス料理を食べに行きましょう…、ってそんな気持ちにはなかなかならぬところに出店。
かなり勇気がいったでしょうネ。
けれど、飲食店という商売。
特におなじみさんを相手にできる、ワザワザ行くのにふさわしい店にとって立地は二の次で、だからいつでもココはお客様でにぎわっている。
今日もほとんど満席で、ボクの席はカウンターの隅っこの席。
「牛肉食堂」と入り口脇に書かれてるとおり店の雰囲気はとっても気さくで気取り無い。
テーブル3つ。
あとはカウンターという店で、どこに座っても厨房の中の様子がわかる。
料理ができる気配と音と香りが渦巻く、おいしい空間…、悪くない。
料理もほとんど牛肉料理。
フランス料理で肉といえば仔牛や鴨が贅沢食材の代表で、牛肉といえばちょっと大衆的な位置づけ。
カフェのランチの定番のビーフステーキや、家庭料理のポトフや煮込み。
普段着使いの日常食の食材って感じがしちゃう。
けれど日本で牛肉といえば、やっぱり肉の王様で、期待感はかなり高まる。
夜はドッシリとした煮込みが中心。
昼は簡単にササッと炙った料理がメイン。
牛肉素材の料理が3つ…、魚の料理と今日の料理がひとつづつあり、それをメインに選んで定食にしてもらう。
もし懐と胃袋に余裕があれば、メインを二つ選んで贅沢に盛り合わせとしゃれることもできる仕組みで、今日は豪勢に盛り合わせ。
ミンチステーキのグリエという、ココの定番中の定番。
それにスズキのポワレをもらう。
メインの料理と付け合せをなす温野菜とサラダにピラフ。
それが銀のお皿にのっかり、スープとパンとデザートが大きな銀のトレーにのってやってくる。
ヨーロッパの昔の映画で、執事が朝をベッドの上にもってくるような恭しくもゴージャスなプレゼンテーションがなんだかステキ。
料理のひとつひとつは丁寧にして見事な出来栄え。
牛肉を包丁でタンタン叩いてミンチ状にしてそれをパテに固めて焼く。
ハンバーグのように見えるけれども、混ぜ物はゼロ。
肉と肉が互いに必死にしがみつき、パテの状態に形作ってて弾力、味わい、噛みごたえ。
どれをとってもステーキ的。
噛むとジンワリ、肉のうま味がにじみだしてきて顎がおいしく味わっていく。
酸味をほんのり利かせたソース。
塩は控え目、肉のうま味を邪魔せぬ程度の味付けが「肉を食べてる」って気持ちをかなり盛り上げる。
スズキのグリエはほどよい感じ。
どちらもフライパンじゃなくって鉄板で調理する。
だからカリッと表面こんがり仕上がっていて、中はフックラ…、味わい深い。
パラパラとしたピラフも上等。
最小限のドレッシングで口の油をぬぐってくれるサラダもちゃんとフランス料理。
定番デザートのパンペルデュ。
パンの中に玉子のうま味がタップリ染みこみシットリ、フルフル。
まさにパンで作ったプリンのような風合い。
料理を終えると、コーヒーカップをトレーの上においてくれ、コーヒー注いでくれるのがまるで機内食のようでたのしくていい。
そうそう、スープ。
今日のスープはニンジンのピュレで作ったポタージュ。
それそのものもとてもおいしく出来ていたけど、上にちらしたクルトンがシナモンブレッドを焼いて作ったもので香りがポワンとたのしい。
これはなかなか良い工夫…、どっかで真似してみようと思った、オゴチソウ。
ちなみにこの店。
まわりの人が「やめてください」と言ったら禁煙です、って書いた札がテーブルの上にさりげなく置かれているのに関心します。
これを「お店の人が判断をさけお客様の自由にさせた」と感じるか、それとも「この店には他人に迷惑をかけてまでタバコを吸う人に来てほしくない」というやわらかだけど力強いメッセージだって感じるか。
後者の人で満たされる、店ならタバコも煙くない…、というコトなんでしょう、勉強す。
[0回]
2010/12/01 (Wed)
銀座ウェスト:洋
Comment(4)
フーターズ
赤坂にきたら、ここにこなくちゃいかんでしょう…、と。
それで
「フーターズ」
を覗いてみます。
アメリカから鳴り物入りでやってきた、「健康的なお色気レストラン」。
セクシーダイナマイトなサービススタッフが売り物だ…、っていうのでニュースやワイドショーで報道されててだから富山の人たちも、興味津々。
開店当初は行列が出た。
だから今日はどうかなぁ…、と恐る恐るやってくるも、さすがに祝日。
しかもおやつの時間帯ということもあり、すんなり中に入れはしました。
けれど中はほとんど満席。
さすがに男性だけのグループ。
それも3人、4人というグループが多いようでみんなワクワク、ドキドキしながらやってくる。
一人じゃちょっと気恥ずかしいから…、ってコトなんでしょう。
お店にやってくるなり笑顔。
そしてキョロキョロ、お店の中を見回している。
狙いは的中というコトなのでありましょう。
アメリカ的にテーブルごとに担当ウェイトレスがつくのですネ。
ボクらのテーブルの担当は、イランと日本のハーフのサリーナ。
おそらく今日の一番人気のサービススタッフだったんじゃないのかなぁ…、周りのお客さんの視線が彼女に集中してる。
ボクらがオーダーしているときにも、彼女に視線が集まってまるでボクらまでもが見られているような気がしてなんだかオモシロイ。
お願いすれば気軽に撮影に応えてくれる。
カメラを向けると、腰に手を当て笑顔をつくり軽く胸をつきだすキメポーズ。
たまりませんなぁ…。
これほど店内で写真撮影をするのが当然って言う店は、今の日本になかなかないでしょ。
これをこえるピクチャレスクなレストランをつくろうとしたら、韓流美形のレストランを作る以外にないんじゃないか…、って思ったりした。
どうだろう。
おじさん、それからおにいさんたちの目が泳ぐ様をみるのがなんともたのしくて、一緒にいった仲間の記念撮影のさまを撮影したら、見事に虚ろな目がとれた(笑)。
商品も見事にアメリカ。
飲み物類は結構、キッチリ、アメリカのバーのクオリティー。
フローズンピニャコラーダをとったらば、大きなグラスにタップリの量。
マラスキーノチェリーにフレッシュフルーツというコンディメントもしっかりしていて、あぁ、アメリカだってニッコリなります。
ラムにパイナップルジュースにココナツミルク。
ちょっとラムは弱めでしょうか。
ストローでチュルチュル、ジュース感覚で飲める程度で、けれど徐々に頭がポンワリあったかくなる。
旨いねぇ…。
ココナツミルクの香りがちょっと、コパトーンみたいな匂いがしててハワイのビーチサイドにいるような、そんな感じになってくる。
アメリカ東部の人にとってピニャコラーダやマルガリータはフロリダの味。
けれど西海岸やアジアのボクらにとってこれらはハワイの思い出。
いいよなぁ…、って思ったりした。
お店の中にはかなり大きなバーカウンター。
そこにもスタイルのいい女性バーテンダーが入ってて、一人でやってきた白人おじさんがずっと彼女と話をしながらビールをグビグビ飲んでいた。
こうした景色もアメリカ的で、海外旅行に来たような感じがしてくる…、オモシロイ。
料理をいくつかとってみました。
酒のつまみのフライドミールがかなり充実。
中でもチキンウィングがここの名物で、まずはそれ。
鶏の手羽元と手羽先を使って作った鶏の揚げ物。
衣をつけぬ素揚げタイプと、パン粉を軽く叩いて作ったフライの二種類があり、ボクはパン粉をつけたのが好き。
そのパン粉揚げを大辛にしてもらい、しばらくまってやってきたのがこの料理。
熱々。
しかもすっぱい匂いがかなり強くて、かぶりついて息吸い込むと、ゲホッてしたたか咳き込むほど。
酸っぱい匂いの理由はタバスコ。
タバスコ使って辛味を作った、だからスキッと鋭い辛さで最初は辛いが徐々にそれがうま味に変わる。
骨の周りにタップリ肉がついてるジューシーな揚がり具合もなかなかの出来。
それと一緒にとったステーキサンドイッチ。
ステーキとはいえ、牛肉の端材をA-1ソースでカリッと仕上げた、韓国料理のプルコギみたいな作り方モノ。
それにタップリチーズをかけて、溶かしてパテ状にまとめたモノをソフトバゲットに挟んだもので、食べるとパスパス、口の唾液をすっかり吸い取る。
そこですかさず酒をグビッと飲むとトロンと肉味ペーストの出来上がり。
ハンバーガーもサラダもすべて、ビールやロングドリンクと一緒に食べて美味しいように、最適化されているのがいいところ。
ここのお店の売り物の一つがダンス。
女の子たちが歩く姿がまずウォークダンスのような感じでとてもセクシー。
しかもニコニコ、たのしげで、見てる方まで思わず体を揺すってしまう。
それだけでなく、1時間に1回のペースで音楽がクラブ系のモノに変わって、すると全員総出で踊りを始めるのです。
お店のいろんなところにたって、グイングインと腰ふりながら、たのしそうに踊るさまみて、みんなヒューヒュー、盛り上がること、盛り上がること。
お店の中が一つになっていく感じ。
ここのお店の開店当初。
世界中から選りすぐりのサービススタッフが集まって、さすがにその時はかなりの混雑。
彼女たちがいなくなったら、どうなるんだろう…、って言われてたけど、なんのなんの。
日本採用のスタッフたちもかなりのレベルでなによりカワイイ。
しかも一生懸命、お客様に喜んでもらおうって気持ちがひしひし伝わってきて、こりゃ、悪くない。
今のレベルが続いていけば、ここは本物になる気がします。
少なくとも、キャバクラっぽいお色気サービスを売り物にした居酒屋なんかにいくんだったら、ココでスパッと目の保養。
仲間同士でいけば結構、盛り上がるでしょ。
今日くるまではちょっと懐疑的だったけど、いやいやどうして、ちょっとハマってしまうかも。
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2010/11/23 (Tue)
銀座ウェスト:洋
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