虎ノ門でひさしぶりの店…、ハングリータイガーってレストランに来る。
湘南地方を中心に同じ名前のハンバーグレストランがあるけれどそことはまるで別の店。
ここはイタリアンレストランで、昼のスパゲティーが有名な虎ノ門って場所柄、ビジネスおじさんたちがランチタイムには行列をなす店であります。
朝ごはんが遅かったので、昼も遅めに…、ランチタイムの終わる直前。
それでもお店はほぼ満席。
当然のように相席をして、虎ノ門ランチの空気の中に身を置きました。
何にしようかちょっと迷います。
イタリア風ではなくて炒めて仕上げるタイプのスパゲティー。
売れ筋メニューはバジリコ風味のペスカトーレか、カルボナーラ風のダニエル。
どちらもココならではの味で、口も頭もグルグル迷う。
結局、ちょっと栄養付けたく、それでダニエル選んで食べる。
ベーコンとハム、玉ねぎ、それからマッシュルームをシンナリするまで塩で炒めて、そこに茹でたスパゲティー。
太くてしかも芯はないのに歯ごたえがある。
壁の穴的なる炒めて食べるのに適したパスタで、それを炒めて最後に玉子をくわえて、更に炒めて仕上げるレシピ。
ダニエルって、なんで言うかは分からないけど、メニュー表にも「カルボナーラ風のオジリナル」と書いてるようにこれは断じてカルボナーラじゃなくってダニエル。
その正直と、カルボナーラもおいしいけれどこれはこれで美味しいでしょう?って、誇らしそうなプライド感じるステキな名前。
小盛、中盛、大盛りとあり、中盛、大盛りはそれぞれ100円、150円増しになるシステム…、来る人、来る人、大抵中盛り。
このメニュー、もともと1000円でだからほとんどの人が1100円という虎ノ門的にはちょっと高額ランチで、でも満席。
おじさんたちは炒めパスタが大好きなのでございましょ!
いつもは大盛り、だけどさすがに今日は中盛り…、それでもかなりのボリューム感。
それにしても油がおいしい。
麺や具材をまとめあげてる油がドッシリしたガーリックオイル。
ベーコンやハムの風味が溶け出して、それらのうま味を玉子が全部吸い込んでいる。
一口目から、もうおいしくて食べはじめたときには、やっぱり大盛りたのめば良かったってちょっと後悔。
ムチムチした麺。
しかも奥歯にコツコツ当たるシッカリとした歯ごたえがあり、そこにスベスベ、炒め玉ねぎがスルンとからむ。
ハムやベーコンが奥歯で潰れて、脂とうま味がジュワッと滲み、油をタップリ含んだ玉子はフワフワ、とてもみずみずしくてやわらかなスクランブルエッグみたいな味わい。
モグモグ、最初の一口食べたら、テーブルの上にある調味料を駆使して自分の味にしていく。
粉チーズ。
丼みたいに大きなボウルにタップリ用意されていて、塩味控え目、乳のうま味がコッテリとしたそれをドサッと。
黒胡椒をガリガリ挽いて、タバスコ、パシャッとふりかける。
チーズが油を吸い込んで油っこさが一瞬消える。
けれどそのうちチーズがモサモサ、口に残ってまるでマカロニグラタンみたいな味になってくるのであります。
あぁ、これでご飯を食べるコトができたらどんなにシアワセ。
そんな気持ちをおさえつつ、醤油をタラッと一筋かけると醤油独特の香ばしい風味がチーズのクドさを押さえる…、グイグイ、お腹にタップリパスタが収まっていくという具合。
とてもたのしくお腹いっぱい、笑っちゃいます…、仕事です。
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ちなみにボクにとってダニエルといえばエルトンジョンの「Daniel」でして、動画を一枚貼っておきます。
1976年にエディンバラで開催されたライブ映像なんだそうけど…、エルトンジョンが若くてそれでも髪の毛がちょこっとすでに寂しいところにニッコリしました。
これから新橋に向かいます。
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