夜を新橋で仕事を終えて、ちょっと散歩の気分でテクリと有楽町。
焼売食べに小洞天にやってくる。
かつての有楽町そごうのビル。
今はビックカメラになっちゃったとこの地下一階にあるお店。
かなり昔からありまして、ボクが学生時代に三菱系の会社でバイトをしていた頃から確かあったような気がする。
昼は焼売にご飯にスープ、上海焼きそばがついた手軽なセットがあって、1000円くらいでたしかお腹が一杯になる。
夜はちょっとだけ上等な値段で、麺と焼売のディナーセットがあって、それを食べてみましょうと。
ココ数日間、麺が結構続いています。
ツルツルとしたモノが食べやすいから…、なのかもしれない。
担々麺に焼売、ご飯、それからザーサイが揃うセットをたのんでたべた。
ココの担々麺はとてもやわらか。
辛味はあまり強くなく、醤油スープの味がシッカリ、うま味を感じる。
すった胡麻とピーナツが直接的な栄養、滋養を体のすみずみ行き渡り元気をくれるような気がする。
一般的な担々麺はナッツにひき肉が具のほとんどで、けれどココは具だくさん。
かいわれ大根がタップリのってシャキシャキ、歯ざわりみずみずしくて、砕いたナッツがコツコツ食感にぎやかにする。
ひき肉の代わりに豚の角煮が二切れ。
豚バラ肉を中国醤油で煮込んだモノで、脂がトロンととろける仕上がり。
ホロッと肉の繊維がほぐれて、これがご飯のおかずにピッタリ。
それから焼売。
薄皮がよじれて中のひき肉が透けて見えるのがおいしげで、色っぽいほど。
ひき肉を皮でくるんだ点心類。
餃子。
ワンタン。
焼売とあり、もっとも肉々しいのが焼売。
餃子は皮の存在感を、ワンタンはスベスベとした皮のやさしさ味わう料理で、この焼売は皮が感じぬほどに薄くて肉の味わい邪魔せぬように仕上がってるのがおいしく感じる。
ホカホカ、シットリ。
プチュンと歯ぎれるひき肉のムッチリ感がどうにもこうにもおいしくて、たしかにココの名物料理の風格がある。
味がシッカリ入っているので醤油やお酢を必要とせぬ。
溶いた芥子をタップリつけて、肉の脂をすきっとさせればそれで十分。
この焼売でご飯を味わい、担々麺のスープをお汁のかわりにゴクリと、口のすみずみスッキリさせる。
今日は一日あたたかく、コートを着たままちょっと歩くと汗ばむほど。
これが春の始まりだったらいいのになぁ…、って思ったりする、家にゴーッ!
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お昼に食べた炒めスパゲティーの油が強く、晩ご飯を無理やり食べたらゲプっと苦しい。
体も決して本調子でなくお腹のメンテナンスをしましょうかってヨーグルト食べ、お腹の中をスベスベさせる。
スーパーマーケットで普通に手に入るヨーグルトの中で、一番好きなのがコレ。
小岩井生乳100%。
無糖でプレーン。
いろんなメーカーのヨーグルトがあるけれどスベスベとした舌触り。
喉をツルンとかけおりるようななめらかで自然な食感。
そして風味と、どこをとっても「小岩井製」のがオキニイリ。
…、というか他のメーカーのプレーンヨーグルトはモッサリしてて、しかも酸味が不自然で。
これしか食べる気にならない感じ。
しかも、一旦、封を切ると食べきってしまうまでスプーンがとまらぬ。
そんなかなりのオキニイリ。
青いラベルに緑のラベルと、成分、味によっていろんな種類がある中、中でも金色ラベルのこのタイプ。
生乳だけで作ったという、だから一層なめらかで、しかも口の中がミルクの匂いで満たされる。
ヨーグルトってミルクでできてる食品なんだ…、と。
当たり前のコトを思い出させてくれる、ステキな味わい。
自然なくせして、コッテリとした濃厚味で熱っぽかった夜のお腹がスッキリスベスベ、癒されじっくり動いてくるような気持ちがしてくるオゴチソウ。
とこで今日…、2月21日は「国際母語デー」って言う日なんだそうであります。
国際母語デー。
自分の国、あるいは民族、地域の言葉を大切にしましょうネ…、という国際デー。
1999年にユネスコが決めたのだという。
そう決まった理由が1952年に現バングラディシュ、当時の東パキスタンでおこった事件がキッカケだった。
それまでバングラディシュの人たちが使っていたベンガル語を使い続けたいという活動家と、そうはさせまいという軍隊が衝突した日がこの2月21日。
バングラディシュでは「言語殉教者の日」になってるらしい。
思わず姿勢を正してしまう。
言語殉教という言葉自体がとても重たい。
考えてみればボクら日本人。
遠い昔から連続性をもった日本の言葉をずっと使い続けるコトができている、世界的にもシアワセな民族の一つであります。
外来語が大好きな国民ではあるけれど、それも自ら日本語の中に持ち込んできたわけで決して他国から押し付けられたものではない。
そんなボクらもかつて日本の言葉を他国の人に押し付けた歴史もあった。
しかも最近、その日本語がへんてこりんなコトになりはじめていたりする。
うつくしく、人にシッカリ自分の思いをを伝えることにふさわしい、やさしい言葉を守りたい。
そんなコトを思ったりした今日のコト。
動画サイトのリンクをひとつ貼っておきます。
「鷹の爪団」っていうおとぼけGIFアニメでしかも眠眠打破なる眠気覚まし飲料のCM動画。
しかもニコ動のファイルですので環境によっては視聴ができぬかも…。
「国際母語デー」と言う格調高い今日を象徴するには、いささか不適切にも思えるのだけど、学校でかつて習った「アルフォンス・ドーデの最後の授業」を題材にした動画を探すと、結局、これしかなかったのです。
それで半ばしょうがなく、それと同時にこれほど日本語を普通に話せるというシアワセをワタクシたちが認識してはいないというのがわかりもしましょう…、そんな今日でございます。
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