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2025/03/04 (Tue)

スイカのジュースとスペインの鶏

朝はあんなに涼しかったのに、昼から空が夏の明るさ取り戻し日向に出るとジリジリ、頭が灼けるよう。
風は涼しくだから日陰に入るとなんとなくしのげる暑さが、そろそろ夏の終わりを準備しているようなうれしい予感。
それでも少し歩くと喉がやっぱり乾いてしまう…、それでジュースで体を潤す。

表参道と明治通りの交差点、明治通りに面したところにジューススタンドがひとつあり、前からちょっと気になっていて試しに何かを飲んでみようか…、と。
メニューをみると、なんとスイカのスムージーがあるではないの。
スイカにトマト、バジルにレモンをブレンダー・ミキサーでジャジャっとやったモノという。
果物としてのスイカは苦手で、けれどジュースとしてのスイカは大好き、だからそれをたのんでみます…、ジャジャって音を聞きながらちょっとだけ待ちやってきたのをみて、オー、マイガッ！

期待していたスイカ色した飲み物でなく、濃い紫色。
おいしそうというより、何かとんでもないことをしてくれそうなふてぶてしささえ漂う液体…、ゴクリと飲むと、なるほどたしかに香りがスイカ。
そこにバジルとトマトの緑の香りが混じって、スイカ以上にスイカな感じで、もしもキュウリをジュースにしたらこんな感じになるんじゃないかと思う。
やさしい甘みとレモンの酸味がキリッと味をひきしめて、お腹の中から体が涼しくなるような、ちょっとたのしいオキニイリ。

それにしても白髪がかなり目立ってきました、髭を短く刈らなくちゃ（笑）。

グリーンスムージースタンド

関連ランキング：ジュースバー | 明治神宮前駅、原宿駅、表参道駅

それから仕事…、明治通りの一本裏側、キャットストリートを渋谷の方に向かったところに今年のはじめに出来た「ポテチャオ」。

原宿バンブーが運営している小さな店で、作った当初は「鉄板で仕上げるバルの料理とポテトチップス」っていうのを料理のテーマにしてた。
けれど少々、テーマが希薄で名物料理がなかなかうまくできなくて、それで数日前からメインをローストチキンに変更したのネ。
厨房の中にロティセリオーブンを設置して４５分ほどかけてこんがり焼き上げる。
小笠原伯爵邸を立ち上げたとき料理長をお願いしていたスペインからきたシェフにも一度お願いをして、フレーバーを決めてもらってできたコレ。

焼いてる途中もずっとローズマリーの香りがするほど鶏の上にはタップリ、ギッシリ、ハーブソースがしがみつく。
そこにチャツネの甘みであったりバレンシアオレンジの皮の苦味や酸味に香りが混じってなんとも言えぬ深みのある味がする。
正直、鶏は苦手なボクも試しに食べたらもうとまらない…、手づかみにして皮もムシャムシャ、骨にむしゃぶりつきながらむさぼるように食べるおいしさ。
ただ、鶏をもっとシットリ、フックラさせる方法があるに違いないってみんなであれやこれやと話し込む。
もっとおいしくさせましょう…、とこれからしばらく試行錯誤をするつもり。

ところで先日、スタートレックの最新作を観て感動しました！って日記を書いたけど、スタートレックってやっぱりスゴい世界なんだなぁ…、って感心させられた動画を一本。

エンタープライズ号のフライ返しを作ってみましたけど、いかが？って内容。
確かにエンタープライズ号のあの造形って、どこかしら宇宙船離れしているなぁと思っていたら、なるほどフライ返しの形をしてたんだ…、ってちょっと納得。
ちなみに体にやさしいシリコン素材を使った極めて真面目た作りで、一個のお値段２５ドルという、高いか、安いか微妙な値段。
それにしてもこのCMフィルムに出てくるおっさん。
この商品が売りたかったのか、それともこの格好をして動画を作ってみたかっただけなのかわからぬほどにノリノリなのに笑っちゃう（笑）。

[2回]

2013/08/28 (Wed) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(2)

ポールにルポール

午前中に仕事をすませてお昼のちょっと前にもひとつ打ち合わせ…、四ツ谷駅で待ち合わせをしてそこで軽く食事をしながらというコトにする。
駅の上にある「ポール」でキッシュ。

いつもにぎわっているこのお店。
平日の朝には近所の有名私立学校にお子様送ったあとのご婦人、ランチ時には近所で働くゴキゲン女性…、夜には会社帰りの人たちと大きな店が今日も満席。
この界隈って外国の人が好んで住む場所になりはじめたよう。
それで明るい色の御髪の人たちがおされに食べる、おされな雰囲気。
まずはパンがやってきます。
バスケットの中にギッシリいろんな種類のパンが入ってやってきて、バターまでつきそれをバクバク食べながら、メインを待てば話もはずむ。

キッシュとサラダがワンプレートにのっかってくる。
サイドになぜだかフライドポテト…、しかもシューストリングのフレンチフライタイプじゃなくて、串切りにしたジャガイモを揚げたアメリカ式というのに笑う。
それだけみるとまるでハンバーガーのお店に見える。

まずはサラダをパクリと食べる。
みずみずしくて、ドレッシングを控えめにってお願いしたら油の量は控えめに酸味をきかしてサッパリ味にしてくれる。
それからキッシュをナイフでサクリ。
分厚いチーズの層がちぎれて、中からトロリと重たいフィリング…、パイの生地もかなりドッシリ、分量以上の食べごたえ。

フィリングの中身はメインがスモークサーモン。
キノコに厚切りベーコンに、オニオン、それからブロッコリと多彩で多様で味わい深い。
モッタリとしたフィリングとザクザク歯ぎれるバターまみれのパイ生地が、口の中でポッテリこってり、ひと噛みごとにとろけてクリームみたいになってく。
アイスコーヒーをコクリコクリとのみながら、お腹にそっとおさめてく。

ところでボクの周りをみると、ほとんどの人がキッシュのランチを食べている。
二番人気はショートパスタにスープのランチのように見え、けれど見た目の割合は「５ vs. １」って感じでしょうか…、日本の人っていつからキッシュがこんなに好きになったんだろうって思ったりした、オモシロイ。

PAUL アトレ四谷店

関連ランキング：パン | 四ツ谷駅、麹町駅、四谷三丁目駅

ところで、ボクにとって「ポール」といえば「ルポール」でして、ルポールと言えば「It's raining men」という曲…、なんと乱暴な連想ゲーム（笑）。

ウェザーガールズのハレルヤ・ハリケーンって曲をマーサウォルシュとカバーした１９９８年のヒット曲。
彼女…、っていうかドラァグクイーンだから彼って言った方がいいんだろうけどでも彼女（笑）、この曲以外にもゴキゲンなディスコチューンを結構出してて一時期ハマっておりまして、聞いてるうちに彼女の声とドナ・サマーの声が似ているコトに気づいて、ドナ・サマーももしかしたらドラァグクイーンかもしれないって、変な噂をたててしまった。
この場を借りてごめんなちゃいと謝ろう（笑）。

[2回]

2013/08/12 (Mon) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(0)

ハンズカフェ

渋谷の東急ハンズの一番上のフロアにカフェがある…、スキップフロアが迷路のような気持ちが上へ上へと決してあがっていかないビルの上にて、そんなに混んでないのがステキな、ステキなお店。
知育玩具を中心とした魅力的な雑貨に囲まれたこじんまりとした空間で、ぼんやり時間を過ごすのにいい。

渋谷の街のステキなところは、街のいろんなところにこういうカフェが溢れてて特に平日、たのしくぼんやりする場所に苦労しないのがうれしいところ。
例えばタワーレコードの旗艦店の中にもたのしいカフェがあったりと大型店が差別化のため、カフェを上手に利用するという傾向が顕著になっていたりもして、意外な場所に意外なテーマのカフェをが次々できたりするのもオモシロイ。

プレスサンドイッチが料理のメインというのがたのしい。
熱々を手づかみしながらたのしむパンの料理のといえば今ではハンバーガーが主流だけれど、かつてボクらはプレスサンドイッチに熱狂をしたコトがある。
喫茶店の花形料理。
家にもホットサンドイッチ用のプレス機が常備されてて、日曜の昼。お好み焼きでなければホットサンドを作りましょう…、って感じだったような気がする。

中に挟む具材でいくつか種類があって、中でも目を引くツナメルト。
プレスして焼くサンドイッチは中に具材をこれでもかって、タップリ挟むことができるのがいいのですよね…、家で作るときなんて、もうこれ以上挟むと蓋が閉まらなくなっちゃうってくらい、いろんなモノを挟んだりする。
ここのもタップリ。ツナに刻んだ玉ねぎに、チーズにトマトが入ってて手で持ち上げるとズッシリ重い。
パンはカサカサ、こんがり焼けて、カプリと噛むと中からトロンとチーズがとろけて口の中へとやってくる。

おいしいね…、コレはおいしい。
なによりパンの端っこ部分がガリガリおいしく、これって耳までおいしいナポリピザっと同じかもって訳のわからない感心をする。

モグモグ、サンドイッチの真ん中部分まで食べ進んでくと、ちょっとモッサリした食感に行き当たり、何かと思って舌に神経集中させると、茹でたじゃがいも！
お腹もたのしく満たされる。

しっかりしてると感心するのが、サイドの料理のおいしいところ。
皮付きのジャガイモのをフレッシュの状態から揚げて作ったフレンチフライは、ホクホク、塩もパキッときいてて、ビールが飲みたくなるような味。
フライドチキンは鶏胸肉を皮を外してさっくり揚げてる…、ボクの好みにピッタリでふっくらとした肉の食感が、プレッサーで押し付ける焼かれたパンの端っこ部分のバリバリとした歯ごたえを引き立ておいしくしてくれる。
こういうサンドイッチもおいしいなぁ、そろそろバルーのホットサンドイッチメーカーを買おうと誓う今日のコト…、さてさて、仕事に向かいます。

ハンズカフェ渋谷店

関連ランキング：カフェ | 渋谷駅、神泉駅、明治神宮前駅

ところで今、YouTubeでちょっと話題になってる動画がこれ…、ワコールがタイで放映しているテレビＣＭ、宣伝しているモノは「バストアップブラ」。
宣伝している人は一見美女にして、実は…、って内容。

ワコールと言えば日本の会社…、けれど本家本元の日本では絶対こういうＣＭを流さないだろうなぁって、タイならではの内容で、しかもバストアップブラって代物は、もしかしたら不可能を可能にできる魔法の道具なのかもしれないって、思わせてくれる見事な手際。
感心します。
このＣＭに出ている子のあんな程度の胸があんなになるんだったら、ボクならすんごい巨乳になれるに違いないって…、ちょっと試してみたくなる（笑）。
ボクの知らない世界がまだまだ沢山あるに、違いない…。

[7回]

2013/08/06 (Tue) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(2)

アンデルセン

南青山のアンデルセンでユッタリと朝。
南青山ってどことなくスペシャルな感じがする場所…、華やかナンダケド落ち着いていて、空気が軽くて気持ちが明るくほがらかになる。
特にこの店がある表参道お交差点を中心にしたエリアは格別。
渋谷、原宿、赤坂、西麻布と四方向からつながる道がどれもここまで坂道で、すべてがあがりきったところにある交差点。
見通しがよく、気持ちもフワッと上がっていくような豊かな気分にしてくれる。

北欧デザインの凛々しいお店。
パン工房が一番奥に、手前にキッチン、カウンター…、パンが焼ける匂いが始終ただよっていて、どんな時間にやってきても朝のような気持ちがしてくる。
小麦の焼ける甘い香りって、朝の香りにどうも似ている。
１２人がけほどの大きなテーブルが並んでて、大学の食堂を思いっきりおしゃれにデザインしなおした。そんな感じがボクは好き。

大テーブルのところどころにバッグや小物をひっかけるためのフックがついてる。
やさしい気配り。
白いマグを上においたら、お髭のようにフックが見える。テーブルトップの縁に目を描きコックさんに見せようか…、って思ったけれどさすがにやめる（笑）。

クロワッサンのサンドイッチの朝食セットをたのんで食べる。
お願いすると、お店の人がトレーを持ってタンタン階段上がって一階に行く。
そこでクロワッサンをもらってそれを使って作る。
いいなぁ…、のどかで。いろんなモノがスピード、スピードとせわしなくなってくなかで、こうしたユッタリしたリズム、風情はステキ。
こちらの気持ちもユッタリ、やさしくおだやかになる。

クロワッサンに横に深めのスリットを入れ、中にタップリ具材を詰め込む。
茹でた玉子にロースハム、レタスにタップリ、マヨネーズ…、塩と胡椒を別にほどこし一口目から塩のうま味と胡椒の香りで口の中がにぎやかになる。
サイドにイチゴにオレンジ、キウイそれからグレープフルーツ。柑橘類の苦味が酸味や甘みをひきしめて、口の中がスキッとさわやか。プレーンヨーグルトにブルーベリーのジャムをのっけてフルッと味わう。
いろんなものをちょっとづつ…、しかもフルーツのどれもがキチンと食べごろで香りも鮮やか。朝が明るくなってくる。

それにしてもなかなか手ごわいサンドイッチ。
具材がタップリ…、だからシッカリ、パンを掴んで食べないと、テロンと具材が飛び出してくる。
なのだけれどクロワッサン。
シッカリ掴むと潰れて崩れ、ボロボロ、かけらが落ちて散らかる。
指にバターがタップリにじむ。
そこに中から飛び出してきたマヨネーズがペトッと指を濡らして見事にベトベト。
それをぺろりと舐めながら、指までおいしいサンドイッチってやっぱりウレシイって、そんなコトを思って味わう。
お皿の上にはまるで枯れ葉がつもったように、クロワッサンの生地が砕けてパラリと散らかっていく…、おいしい名残にウットリしながら、さてさて今日をはじめましょう。

アンデルセン青山店

関連ランキング：欧風料理 | 表参道駅、外苑前駅、明治神宮前駅

[4回]

2013/08/05 (Mon) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(0)

コースト・トゥ・コースト

遅い朝、早い昼を一緒に食べる…、表参道の「コースト・トゥ・コースト」っていうお店にて。

もうちょっとで開業一周年を迎えるお店で、開業に際してちょっとお手伝いをさせてもらった…、バスケットボールが好きな人達が集まれる場所になればいいねと小さいながらも情熱タップリ盛り込んでたのしい店が出来上がった。
それほど宣伝したわけじゃなく、でもそういうお店が今までなかったからもあってでしょう…、たちまち人気のお店になった。
でもって突然、スラムダンクの作者、井上雄彦さんがやってきて壁に絵まで描いてくれたりしたのであります…、人と人とがつながるお店ってなんだかいいなぁって思う店。ひさしぶりの挨拶かねてホットドッグをつくってもらう。

まずはサラダをと、砕いたナッツやシリアルをアクセントにしたグリーンサラダをどうぞともらう。
ははは、野菜がおいしい朝であります。
ホットドッグはとてもシンプル…、フカっと歯ごたえやさしいパンにドッシリとしたソーセージ、タップリチーズをかけてこんがり焼き上げたもの。
大きく口を開けてカプリと味わって、口の中をソーセージから出る肉汁で満たすたのしさ。かなり充実した食べごたえ。
なによりフレンチフライがサクッと揚がり、なかなかおいしいオキニイリ。
お店の中に大型モニターが飾られてそこでアメリカのナショナルリーグの試合の様子が流れてる…、それを眺めてフレンチフライにビールを飲むのがココの正しいたのしみかたなのでありましょう。

カウンターにバスケットボールのファンなんでしょう…、おじさんが試合の様子を食い入るように見つめながら、ホットドッグに食らいついてる。
なんだかそこだけアメリカみたいな感じでニッコリ。
食後のデザートで、オレオクッキーのフリッタがあったんだけど、このあとすぐにランチの予定で、さすがにそれはスキップしました…、今度はそれを食べてやろ！
ちなみに店名のコースト・トゥ・コースト。
英語で書くとcoast to coastで、東海岸から西海岸って意味…、転じてバスケットボールのコートの端から端までワンパスで通したときとか、ドリブル突破をしたときのコトを言うんだそうな。いろんなコトが学べてたのしい仕事をさせていただきました…、今度は夜にまいりましょ。

ちなみにこれ…、アメリカ的でちょっと気になった飲み物のプロモーションビデオなのでありますけれど。

Cow Wow Cereal Milk from Chris Pouy on Vimeo.

「Cow Wow」っていうパックに入ったオーガニック低脂肪牛乳なのだけれど、味のついたシリアルを食べたときに器に残ったミルクの味を再現したモノ。

たしかにあのミルクはおいしい…、例えばチョコワを食べるのは、最後にズズッとチョコフレーバーのミルクを飲むのがたのしいから。
今はチョコレート味とフルーツ味の２種類があって、今度ラインアップがはちみつだったりピーナツバターだったりが増えるんだって。
小さめの飲みきりサイズで米国アマゾンで取り寄せるコトもできるみたい…、うーん、気になる！、どうしよう。

http://www.amazon.com/Cow-Wow-Cereal-Milk-Fruity/dp/B00BI3GAQG/

[4回]

2013/07/30 (Tue) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(0)

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