サカキノホトンブログアンデルセン

S	M	T	W	T	F	S
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

アンデルセン

南青山のアンデルセンでユッタリと朝。
南青山ってどことなくスペシャルな感じがする場所…、華やかナンダケド落ち着いていて、空気が軽くて気持ちが明るくほがらかになる。
特にこの店がある表参道お交差点を中心にしたエリアは格別。
渋谷、原宿、赤坂、西麻布と四方向からつながる道がどれもここまで坂道で、すべてがあがりきったところにある交差点。
見通しがよく、気持ちもフワッと上がっていくような豊かな気分にしてくれる。

北欧デザインの凛々しいお店。
パン工房が一番奥に、手前にキッチン、カウンター…、パンが焼ける匂いが始終ただよっていて、どんな時間にやってきても朝のような気持ちがしてくる。
小麦の焼ける甘い香りって、朝の香りにどうも似ている。
１２人がけほどの大きなテーブルが並んでて、大学の食堂を思いっきりおしゃれにデザインしなおした。そんな感じがボクは好き。

大テーブルのところどころにバッグや小物をひっかけるためのフックがついてる。
やさしい気配り。
白いマグを上においたら、お髭のようにフックが見える。テーブルトップの縁に目を描きコックさんに見せようか…、って思ったけれどさすがにやめる（笑）。

クロワッサンのサンドイッチの朝食セットをたのんで食べる。
お願いすると、お店の人がトレーを持ってタンタン階段上がって一階に行く。
そこでクロワッサンをもらってそれを使って作る。
いいなぁ…、のどかで。いろんなモノがスピード、スピードとせわしなくなってくなかで、こうしたユッタリしたリズム、風情はステキ。
こちらの気持ちもユッタリ、やさしくおだやかになる。

クロワッサンに横に深めのスリットを入れ、中にタップリ具材を詰め込む。
茹でた玉子にロースハム、レタスにタップリ、マヨネーズ…、塩と胡椒を別にほどこし一口目から塩のうま味と胡椒の香りで口の中がにぎやかになる。
サイドにイチゴにオレンジ、キウイそれからグレープフルーツ。柑橘類の苦味が酸味や甘みをひきしめて、口の中がスキッとさわやか。プレーンヨーグルトにブルーベリーのジャムをのっけてフルッと味わう。
いろんなものをちょっとづつ…、しかもフルーツのどれもがキチンと食べごろで香りも鮮やか。朝が明るくなってくる。

それにしてもなかなか手ごわいサンドイッチ。
具材がタップリ…、だからシッカリ、パンを掴んで食べないと、テロンと具材が飛び出してくる。
なのだけれどクロワッサン。
シッカリ掴むと潰れて崩れ、ボロボロ、かけらが落ちて散らかる。
指にバターがタップリにじむ。
そこに中から飛び出してきたマヨネーズがペトッと指を濡らして見事にベトベト。
それをぺろりと舐めながら、指までおいしいサンドイッチってやっぱりウレシイって、そんなコトを思って味わう。
お皿の上にはまるで枯れ葉がつもったように、クロワッサンの生地が砕けてパラリと散らかっていく…、おいしい名残にウットリしながら、さてさて今日をはじめましょう。

アンデルセン青山店

関連ランキング：欧風料理 | 表参道駅、外苑前駅、明治神宮前駅

[4回]

2013/08/05 (Mon) 銀座ウェスト：喫カバ Comment(0)

■ この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード

■ コメント一覧

サカキノホトンブログ

[PR]

アンデルセン