青山でランチをガッツリ!
「鳥政」という、焼鳥屋さんのランチを食べる。
青山通りから路地を入った小さなお店。
煙ボウボウで、だからいつも営業中は玄関があいているのがたのしい。
カウンターと座敷がちょっと。
昼はかなりの人気のお店で、いつも満タン。
今日もカウンターの隅に座って、いただきます!
ランチのメニューはとてもシンプル。
焼鳥をおかずにしご飯に汁がついた焼鳥定食と、焼鳥丼とラーメンがセットになったものの2種類。
セットの方が人気で多分、2:8くらいの比率じゃないかなぁ…。
ラーメンのスープが3種。
醤油と塩、それから味噌で、トッピングとしてバターが追加できるようになっている。
注文の仕方も単純。
定食ならばひとこと「定食!」。
セットだったら「塩」とか「醤油」とか、あるいは粋に「塩バターで固めでね」とかって麺に対する希望を言えばそれでおしまい。
さすがに寒さを感じる今の季節。
味噌ラーメンが人気のようで、そこにバターをのっけたモノを半分以上の人が食べてた。
でもボクはやっぱりここの醤油ラーメン、初志貫徹でそれにする。
ちょっと待ちます…、焼鳥を焼くおじさんは必死に汗をかきながら焼いてるんだけど、焼き場の大きさ以上に串を並べることはできないから、満席になると時間がかかる。
しかもちょっと遅目の時間で、だから満席状態がずっと続いていたからでしょう…、炭が発する遠赤外線で焼き手のおじさんの頬が真っ赤に焼けているのが申し訳なく思うほど。
まずは丼…、それからまもなくしてラーメンと時間差攻撃でやってくるので、それを受け取る食べ手のボクらも慌ただしい。
ランチはそんな元気と威勢がいいのであります…、さぁ、食べる!
焼鳥丼はご飯控えめ。
普通のお茶碗に多めに一膳程度の量のご飯の上に、焼いたばかりの焼鳥3串。
ひとつは胸の正肉をぶつ切りにしたのをタレ焼きにしたもの。
軟骨コリコリ入った歯ごたえたのしいつくねの塩焼き。
それにネギ巻き焼き。
もも肉の先の部分をパカッと開き、そこにネギをおしこみくるんで形を作る。
タレでこんがり焼いていくと、ネギはシャキシャキ、肉はムッチリ。
なによりどっしり大きくて、頬張る感じがとてもたのしい、オキニイリ。
ネギがクニュンと甘くって、香り鮮やかなシシトウがまるでハーブのようなおいしさ。
タレはサッパリ。
甘み控えめで醤油の香りが若々しい。
サラッとしていて、ご飯に自然に垂れ落ちそこをおいしくさせる。
ラーメンの方は典型的なる江戸前ラーメン。
鶏ガラスープがコッテリしていて、けれどスッキリあと口が良い。
醤油の風味が甘くてちょっとこうばしくって、具材はワカメとめんまにネギとシンプルで麺がツルンと歯ごたえのよい、食べはじめると丼食べるの忘れて、ズルズル食べ続けちゃう、結構ボクはオキニイリ。
うずらの玉子が1個入っているのもなんだか得した感じでオキニイリ。
ピクルスみたいに酸っぱいキュウリの漬物をボリボリ食べつつ、お腹をたのしく満たしてニッコリ、さてさて仕事に向かいます。
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