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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    赤坂の街にできたばかりの新しい店、「元祖神戸バイキング本舗」という店にくる。

    bi.jpg赤坂見附の駅から歩いて3分ほどの坂の上。
    ビルの一番奥に開店した店で、店に入るといきなりバイキングのカウンターがどん!
    食べ放題のお店ではある。
    けれど食べ放題の食堂ではなく、食べ放題の居酒屋というのが新しいとこ。
    食べ放題に飲み放題がつき90分で2000円。

    食べ放題のお店は結構あるけれど、そのほとんどが「お腹いっぱいになる」コトを目的にした仕掛けをもってる。
    けれどココ。
    あくまで居酒屋。
    だから「気持よく飲んでもらう」コトにすべての事柄が最適化されているのであります。
    食べ放題に飲み放題。
    しかも安くたのしんでもらうために、セルフサービス、バイキング。
    あたらしいし、分かりやすい。
    120分なら2500円。
    2時間半で2800円、3800円払ってしまえば時間無制限というシステムで、ほとんどの人が120分を買ってるみたい。
    お店に入ると、まずは希望の時間を告げてお金を払って、さぁ、どうぞ…、って趣向で今日は90分。

    086af4c6.jpegカウンターの端には飲み物。
    ビアサーバーにハイボールやチュウハイ用のソーダサーバー。
    焼酎、日本酒、ホッピー、割物と全部で20種類くらいが揃ってますか。
    四ツ谷にある「ウシカイ」って店のアルコールバーに発想似ていて、多分、参考にしたんだろうなぁ。
    ウシカイの圧倒的な品ぞろえにはかなわないけど、これはこれで結構たのしい。
    料理は全部で20種類ほど。
    メインは蒸し物。
    セイロがカウンターに置かれてて、そこで野菜や豚肉、点心などが蒸し上げられてる。
    湯気がずっと吹き出していて、バイキングにはあまり期待ができない「できたて感」があるのがステキ…、いい感じ。。
    おでんの鍋や、土鍋の中でクツクツ料理が煮えているのも食欲誘う。
    カウンターの中には刺身を引く場所があり、刺身やサラダがそこではできる。
    一番奥にはメイン厨房。
    料理の出方をみながら次々、指示がでて料理が絶えず補充されてる。
    3589a45a.jpeg蒸した豚肉に野菜をポン酢で食べる料理や、お刺身、手作りだし巻き卵。
    おでんの中には豆腐に竹輪、ウィンナー、うずら卵とあまり原価をかけずに出せる素材が沢山入ってて、けれどおいしく炊き上がってる。
    大根なんかかなり本格的でおいしく、出汁がいいのね…、ってそう思う。
    もともとココのお店は名前の通り、神戸で居酒屋チェーンをやってる人が作ったお店ということ…、だから出汁が関西風でスキッとしててけれどズッシリ、うま味が強い。
    チゲ鍋なんかも辛味やニンニク、フレーバーに負けないうま味がシッカリあって、もやしや韮をおいしく感じる。
    枝豆、唐揚げ、ひじき煮だったり漬物、サラダと決して手のこんだ料理じゃないけど、あるとうれしい惣菜的なる料理が沢山、揃っているのがオモシロイ。

    2ef8692c.jpeg一度に並ぶ料理の種類は決して多くはないのだけれど、それほど大きくないカウンターにギッシリ、料理がならんだ様はかなりゴージャス。
    エキサイティング。
    しかも絶えず料理が補充されながら、ときどき料理が入れ替わる。
    最初、サーモンとカツオがメインの刺身だったのが、いつの間にか、サバとまぐろのブツに変わっていたりして、料理をお替りするのがたのしい。
    お替りついでに飲み物作ってたのしんでると、厨房の中から声が出てくる。
    「ホタテのカルパッチョが仕上がりました!」。
    お替りしなくちゃって立ち上がりお替りねだるの繰り返し。
    そろそろ時間になりますからって、言われてそれから出てきた料理が、揚げた餃子や南瓜のサラダ。
    今日は冬至でかぼちゃを食べなきゃと思っていたから、ウレシくてそれを食べると、おいしくて。
    マヨネーズだけじゃなくヨーグルトと一緒にあえて合わせた茹でたかぼちゃに、くだいたナッツがホツホツ食感添えておいしい。
    思わず時間延長しようか…、って思わせるのが上手いとこ。

    345e6b3e.jpeg〆にカレーが用意されてて、まずは味見とご飯にカレーのルーかけ食べる。
    オモシロイほどサラサラの、スープカレーになる手前のようなカレーが独特の味。
    カレーうどんにそのままかけて食べられそうな、出汁のうま味がシッカリしてて、しかも牛筋煮込んだときの煮汁の味が後口になる。
    具材はなくて、なのに牛肉がタップリ入っているような錯覚をするオモシロさ。
    福神漬けだけのっけて食べると、パリパリ、福神漬けが壊れて食感たのしい。
    これはちょっとクセになるかも。

    折角だからボク流カレーを作ってやろうと大きなお皿にちょっとだけ、ご飯をのっけて回りにおかず。
    肉じゃがの肉、肉じゃがの中の飴色をした玉ねぎと、鶏の唐揚げ。
    大きめに揚がった唐揚げの中からひときわ、小さな肉を選んで並べる。
    カレールーをまわしかけ、福神漬けをのせてテーブルにまず運ぶ。
    事前に剥いた枝豆の実を、パラッとちらして色気をつける。
    ワシワシ、グチュグチュかきまぜて、ルーに具材にご飯を渾然一体にしてスプーンで食べると、うん、おいしい。
    こうした自分なりの料理を作ることができるところが、バフェなお店のたのしいところ。

    できたばかりでかなりの予約が入ってました。
    近所のオフィスのサラリーマンが部署単位の宴会でしょうか?
    偉いおじさんは座ったまんまで、ビールや料理を新人たちが必死にとってテーブルの上に並べてる。
    ジョッキやお皿を持つのが上手な人がいて、彼はかなり飲食店でのバイト経験があるに違いない…、他の人たちに教えてあげたり指示をだしたり頼もしい。
    こうした店でもてなすことを学ぶ機会もいいんじゃないの…、って思ったりした。

    この値段だから文句を言うのがはばかれるほど、コストパフォーマンスは高い上、あっという間に時間が過ぎる…、これはそこそこいいお店。

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    表参道にて野菜の料理の昼とする。

    ym.jpgひさしぶりに東京のおもしろい店を見てみたいという、父と一緒に表参道にやってきた。
    そしたら父。
    おい、ココは表参道じゃないんじゃないか?といぶかしげに空を見上げる。
    父にとっての表参道。
    それは同潤会アパートの蔦のからまるレンガな町並み。
    それがどこにでもあるガラスと鉄の箱になったというのが解せないよう。
    ボクもやっぱり昔の風情がいまだに好き。
    全フロアーが吹き抜け囲んだ回廊式の螺旋構造。
    このフロアーの傾きが、表参道の坂道の角度と同じにできてるんだよ…、って蘊蓄いっても「でもこりゃタダの箱だろう」って父の気持ちは収まらない。
    たしかにあの古い建物の風情を残した再開発を何故しなかったのか?って思いもします。
    なやましい。

    61012dfa.jpegガラスの箱の中の3階。
    「やさい家めい」というお店。
    「野菜をたのしむ」がテーマのレストランで、野菜のクオリティが高くて有名。
    珍しい野菜の提案もある。
    けれどみんなが知ってる普通の野菜を、厳選、吟味、しかも面白い調理方法、楽しみ方を提案してる来るたび勉強させてもらえる。

    たとえば「野菜の御膳」という、今日の仕入れの野菜のおいしいところをつかった目玉商品。
    名前の通り全部野菜。
    ナスの田楽をメインにし、アロエのヌタとかトマトのキムチ。
    ズッキーニのグリルであったりロマネスコのおひたしだったり。
    少量だけど、ひとつひとつが力強くて、野菜ばかりのはずなのに貧しいところがひとつもない。
    野菜の実力、しり尽くして作った料理…、っていう感じ。

    なにより中でも一番スゴイと思ったのが、ゴボウの味噌汁。
    輪切りの大根の甘味とホッコリとしたやさしい食感。
    それをしたたか突き放すような、ごりっと歯ごたえたくましく土の匂いがほのかに香るゴボウの風味が好対照。
    濃厚な出汁、コッテリとした味噌がふんだんに使われていて、トロンとまるでポタージュのよう。
    トロロに赤米、キャベツのピクルスとどれを食べても納得の味。

    0777b95d.jpegもひとつ、ココのランチの花形。
    野菜カレーをまずたのむ。
    ココでは外せぬお料理で、野菜カレーと言ってもカレーに野菜が混じっている訳じゃない。
    素揚げの野菜を五穀米の上に飾るように置く。
    それも普通、カレーの野菜にせぬ野菜。
    万願寺唐辛子であったりレンコンだったり。
    ナスやパプリカ、ゴーヤにカボチャと色とりどりで、食べる前から目においしい。
    食欲そそるというコトは、レストランの料理においてとても大切。
    色とりどりで美しく、思わず顔がほころぶ料理は心はずませ、会話もはずむ。
    笑顔と会話はアペリティフとして最高のモノ。
    しかめっ面で料理を眺めて格闘するのは、不機嫌が売りの評論家諸氏の専売特許。
    実は今日、業界視察の一環にての会食でだからテーブル囲んだ面子はおじさん。
    けれどみんなが一様に、目を見開いて「おや、キレイ」ってゴキゲンな声をあげたほど。

    さらさらとしたカレーをタランとかけ回す。
    カレーというよりカレー風味のソースのような…。
    だからかまるでホットサラダを食べてるみたいな、そんな感じがするのがステキ。
    揚げた野菜のひとつひとつが味を濃くしてズッシリ舌を掴んで魅せる。
    苦味、甘みに酸味に風味。
    多彩な味わい…、見事なり。

    ボクらをのぞいて100%女性がテーブル埋める店内。
    12時前にもう満席で、ウェイティングが出来ていた。
    おいしい野菜でおだやかに、笑顔のキレイなご婦人方に囲まれて昼のお腹をやさしく満たす、なかなか出来ぬ、良き体験。

    同じフロアーでもう一軒。

    e0770fac.jpegお菓子の老舗の両口屋是清さんがやってる「R」と言うお店。
    和菓子の新しい楽しみ方をおしゃれに提案いたしましょ…、というたのしいコンセプト。
    ここもご婦人方のお店にて、おじさんたちは肩身がせまし。

    一口大の小さなおはぎや、抹茶クリームで味わうトゥルンとなめらかなヨモギ餅などなど、見目麗しく舌にたのしいお菓子をあれこれ。
    中でもこれはたのしいね…、とみんながニコニコしながら食べたのが団子。
    白玉団子を自分で焼いて食べるモノ。
    石綿網を熱く焼き、そこに団子を置いて転がす。
    コンガリ焼き目が付いたところで、みたらしダレやあんこを付けて、さぁ召し上がれというモノで、アイディア単純。
    でもとてもウレシイおもてなし。

    それにしても表参道ヒルズのお店。
    スイーツ系か野菜系に集約されつつあるような。
    一階部分にあった普通のカフェが最近、オーガニックな野菜のカフェに衣替えした。
    そこそこ流行っているようで、表参道ってやっぱり浮世離れした街なのかもね…、ってそんなコトを思ったりした。
    さて、移動。

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    麻布十番経由の移動。
    そうだ、行きたかったお店を訪ねるチャンスだぞ…、と途中下車にて昼とする。

    fr.jpg十番商店街から一本入った小さな路地に面してポツンと、「フリフォレス」
    メキシコ的なるファストフードのブリトーとタコスのお店。
    数ヶ月前、コンビニのブリトーがあまりに貧しく本物のそれとはまるで別モノだね…、って感じの日記を書いたとき。
    麻布十番にこんなお店があるんですよ、と教えてもらってこなきゃとズッと思ってた。
    念願かなった今日のコト。

    お洒落な店に白人系のスタッフがニコニコ働く、麻布十番というよりも六本木ヒルズの入り口みたいな、そんな雰囲気。
    カリフォルニア的。
    しかもロサンゼルスのウエストハリウッド的なるスカシた感じ。
    決して嫌いじゃございません。

    入り口はいるとすぐキッチン。
    そこにカウンターがしつらえてあり、そこに食材。
    最初にメインの具材を「チキン・ポーク・ビーフあるいはベジタリアン」と4種類から選んでそれで値段が決まる。
    あとは好みの食材を自分で選んでトルティーヤで巻いてもらう…ってオーダーシステム。
    たのしくって、なかなかによい。

    93789af3.jpegグリルチキンをメインに選び、オーガニックライスとブラックビーンズ。
    ロメインレタスにトマトのサルサ。
    サワークリームとチーズを入れて巻いてもらったボクの一品。
    ゴロゴロンとしたかなりの太さで、もつとズッシリ。
    具材を包む前に、トルティーヤをプレッサーで温めてくれるので、ほんのりあったか。
    アルミフォイルをとると、中からドテンとでてくる、たしかにアメリカでブリトーと言えばこのサイズ。
    薄い皮。
    けれど丈夫に焼き上がった皮がタップリの具でビヨンと伸びて、中が透けて見えるというのが食欲そそる。
    カプっと齧る。
    モッチリとした皮がやさしく歯切れて中から具材がこぼれ出す。
    一番存在感のあるのはレタス。
    シャキシャキしてて、サルサトマトのみずみずしさとあいまって、口の中がサラダな感じにたちまちなってく。
    次にやってくるのはチキン。
    ハーブを使って焼き上げてメキシコ的なるスパイスで風味豊かで香り強烈。
    コリアンダーが適度に混じって、南カリフォルニアの熱い太陽、思い出す。

    15c2ef40.jpeg一緒にチップス。
    さすがにここはメキシコ料理のお店です。
    チップと言えばポテトチップスじゃなくって、かわりにコーンチップがやってくる。
    ガリッと固い。
    ポテトチップスと違ってサクッと崩れるコトをしないで奥歯の回りにずっと居座っている。
    トウモロコシの日なたの匂い。
    自然な甘さ。
    昔はこの青い匂いがかなり苦手で、だからメキシコ料理レストランは鬼門だった…、のだけれども不思議と今日は嫌じゃなかった。
    味覚が変わった?
    それともココのコーンチップがどこか特別でボクの口にあったのか?
    これと一緒についてくるサルサトマトもスキッと辛くてさわやかで、昼のお腹がニコリとなった。
    オキニイリ。

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