朝の打ち合わせを終えてそれからちょっとお茶…、次の仕事に備えて勉強。
渋谷のマメヒコにやってきました。
気持ちのいいお店です…、特に平日の空いている時間にくるとお茶が飲める図書館みたいな感じでおちつく。
長いテーブル、居心地の良い小さなテーブル、それらすべての客席を見渡すことができるカウンターと座る場所で景色や気持ちが違ってくるのがまたオモシロイ。
今日はカウンターにすわって仕事に打ち込みましょう…、と。
まずは空いてるお店の写真を撮らせてもらう。
三枚続きの写真の真ん中…、ちょっとうねった画面になってる、カウンターの前に置かれた吹きガラスの不規則にして自然な凸凹がぼんやりとした景色をくれるのどかな時間。
たのんだ飲み物。
ミルクファースト。
イギリスの人が、ミルクティーは最初にミルクをいれるべきか。
それとも同時か、いやいや、後からミルクを入れると、人それぞれにその飲み方にこだわりをもつ。
確かに紅茶とミルクを入れる順番で、味が変わるような気もするし。
中でも一番、典型的と呼ばれているのがミルクが最初。
つまり、ミルクファーストティーでありますネ。
それがこれ。
保温ポットにミルクをタップリ。
今の季節は冷たいミルク。
熱々にしたアッサムティーに、カップにそれからストレーナー。
カウンターの上が途端ににぎやかになり、磨き上げられたポットやスプーンがキラキラひかって気持ちがパッと明るくなります。
ここのミルクはとてもおいしい。
そのまま飲んでもうま味と甘みを感じるミルクに、熱い紅茶をちょっと入れると渋みが甘みをひきたてる。
ミルクの嫌な匂いが見事にきえて、飲みやすくなるのもステキなところ。
仕事がグイグイ、はかどった。
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それから仕事の待ち合わせをして、一緒にランチを食べましょう…、と。
昔の仲間と一緒に食事。
マメヒコにくる(笑)。
マメヒコではあるけれど、コーヒーのマメヒコさんから徒歩3分ほどのところにある「ハタケのマメヒコ飯店」で。
お茶のマメヒコも女性スタッフのやさしい笑顔がステキなお店。
ココも凛々しい女性が働くやさしい店で、けれど料理はかなりがっちり。
豚と野菜がテーマの料理で、今日は初夏の野菜の肉団子。
粗く刻んだ豚肉と、小さく切ったアスパラガスをギッシリむすぶ。
つなぎを使わず豚の脂をたよりに、丸く形を作って、表面に片栗粉だけをまぶして蒸してる。
その表面はトロンとなめらか。
箸で触るとボロッと崩れる。
ひとかたまりをそっと口に運ぶと豚の脂の匂いが濃密で、噛むとクチャっと豚特有の粘り気のある食感、とても味わい深い。
豆のご飯にヒジキの煮物。
そしてここの名物の、サッパリとしたドレッシングをほどよくかけて和えた千切りキャベツがおかず。
かつおの出汁で割った風味豊かなつめたい豆乳が、スープ替わりで体が潤う。
食事をすませてちょっと仕事の話をしようと、お茶をもらってユックリたのしむ。
梅山高山茶という中国緑茶で、それを農夫風にしてたのしく味わう。
大きなお椀をお皿で蓋して、蓋の上には杯ふたつ。
ひとつはスッと背の高い細い盃…、お茶の香りをたのしむための聞香杯で、もうひとつはお茶を注いで飲むための普通の杯。
蓋をとると中にはタップリお湯が注がれ、茶葉がフワフワゆれている。
本格的な中国のお茶をたのしむための道具に比べて単純で、けれど十分役目を果たす。
香りをたのしみ、徐々にお茶の味が変わっていくのをたのしみ、なにより小さな杯にお茶を注いで、さぁどうぞって仲間にすすめて共にたのしむ。
一つの時間、同じ空間を共有できる、ステキなはからい、おもてなし。
オキニイリなり、このお店。
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