夕方、友人と会うことがあり、何か甘いものでも食べましょうか…、と。
場所は銀座で「麒麟」ってお店にやってきました。
中国料理の上等な店。
間口は狭くも4階建てのビル一本がまるごとお店。
2階以上はレストラン。
かなり高級な料理をたのしむコトができるフロアーで、その一階部分。
エントランスにレセプション。
ロビーのような機能をなしてて、カフェが併設されている。
そのカフェで中国茶と中国風の甘味を食べるコトができるのですネ。
夏は氷が名物で、それを食べようとテクテクきまして、そしてコレ。
マンゴー練乳かき氷。
サラサラ氷に生のマンゴー。
マンゴーのピュレを煮詰めたシロップ。
タップリ練乳。
中にマンゴーアイスクリームを仕込んでる。
ピュレとマンゴーを氷と一緒にすくいあげ、口に入れるとシュワッと氷が口溶けて甘酸っぱいマンゴーピュレの香りが鼻からホワっと抜ける。
スッキリしてて味より香りがおいしいスイーツ。
中に隠れたアイスクリームと一緒にスプーンでシッカリ混ぜて食べるとなんと、マンゴー味のソフトクリームのように感じる。
日本の氷はシロップと氷のバランスの良さを味わう。
ところが台湾の氷はフルーツや具材の味や存在感をたのしむためにできているような気がします。
もうひとつ用意されてるかき氷。
6種類の豆の氷がまさにそうした具材をたのしむかき氷。
白くて大きなとら豆に、平べったくてまさにレンズの形をしているレンズ豆。
緑豆に小豆、黒豆、それからポッテリとした白花豆。
それがタップリ。
氷の上にのっかっている。
どれも見事な炊きあがり方。
大きな豆はふっくらやわらか。
小さな豆はほどよく芯を残してホツホツ、奥歯で壊れる食感を楽しむコトができるようになっている。
甘みも控えめ。
だから豆そのものの持ち味たのしく、そこにきな粉と黒蜜かけて味わう趣向。
黒蜜をタップリかけて食べるとまるで冷たいお汁粉みたいな味がする。
サクサクたべると、なんとコレの中にもマンゴーアイスクリーム。
甘みと酸味が出会っておいしい…、食物繊維をタップリこれから食べるんだと思うと気持ちももりあがる。
かき氷以外にもたのしいスイーツがたくさん揃う。
ゴマのアイスクリームはゴマの風味がドッシリしてて、中国にゴマのスープっていう甘くて温かいお菓子があるけど、それが冷たくなったような味わい、そして溶け心地。
焼きカスタードってお菓子があって、たのんでみればまさにフレンチトーストでした。
パンにタップリ玉子を飲ませて、それをこんがり焼き上げて黒糖かけてあじわうという、オモシロイのが焼いた油がごま油。
だからフレンチトーストとまるで風味が違って月餅みたいな香りがするのがたのしく、トロンととろけるその食感はなのにやっぱりフレンチトースト。
点心類の軽食をとることだってできるという…、この店結構、オキニイリ。
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