昨日に続いて交通会館…、今日は朝にちょっとよる。
ローヤルっていう喫茶店があり、そこで朝食セットをとろうと。
典型的なる喫茶店にて、なにより椅子が赤いビロード貼りの椅子…、それに合わせるテーブルは黒い人造大理石でできたカチッとしたモノでお料理よりも、コーヒーの方が断然似合う、つまり昭和な喫茶店。
真鍮色のシュガーポットや、お米の粒が入った塩の入れ物なども昔のままで、来るとなんだかホっとする。
実はボクが生まれて高校生になるまでずっと住んでいたのが商店街のど真ん中。
商業ビルの最上階にいたんだけれど、そこの2階に喫茶店がありそこもこんな感じのお店だった…、なんだかちょっとナツカシイ。
朝食セットをたのみます。
セットは一種類だけ。
トースト、茹でた玉子にサラダ。
それに飲み物がついたセットで、これまた典型的なる喫茶店のモーニング。
半分くらいの人がこれをたのみますか。
だって、これに飲み物がつき500円って値段ですから、コーヒーだけを飲むよりお得に感じるからかなぁ…。
お店のかたわらに置かれてる新聞片手に、足を組んでのんびりと。
当然のように全席喫煙席で、タバコをくゆらしコーヒーを飲む。
サラリーマンはかくあるべし的景色がそこらここらにあるのがステキ。
こんがり焼けた厚焼きトースト。
ふっくらとしてちょっと甘くて味そのものは苦手なパン。
けれど不思議と喫茶店でこれがやってくるとこれもいいかなぁ…、って思ったりする。
バターにいちごのジャムがついてて、それをタップリつけるとまるで菓子パンみたいな味になる。
コーヒーに砂糖をタップリいれて、一緒にミルクもドバッとくわえそこに浸して食べるとなんだか子供の頃を思い出す。
それにしてもエッグスタンド付きで茹でた玉子がくるのにウットリします。
エッグスタンドってあってもなくてもいい食器の代表的なモノで、だから飲食店でこうして提供されるとなんだか玉子そのものが高級になったみたいな気持ちがしてくる。
殻を剥き、エッグスタンドに戻してスプーンでわざわざすくって玉子を食べる。
プチュンと白身がスベスベしてて、黄身がトロリととろけて消える…、固茹で玉子であったのも今朝の気持ちをたのしくさせる、ありがたきかな、ボク好み。
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