サカキノホトンブログ豚！

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豚！

銀座で会食…、「豚肉創作料理やまと」という店。
やまと豚というプレミアム豚の生産者が経営しているレストランで、さすがに豚肉のコトを熟知した人がやっている…、って感心させられるメニューが売りのお店であります。

バナナ餃子で有名な中国料理の天龍の地下。
ジャズが流れるおしゃれ系のお店で、けれどメニューは鍋がメインという。
コースをたのむと前菜いくつか、それに続いてカルパッチョ…、生で食べることができぬ豚肉をどうカルパッチョにするかと言えば、燻製にしてベーコン状にしそれを薄切りにして食べる。
ネットリとした豚の脂のうま味がヒヤッと口いっぱいに広がっていくのがなんとも言えぬ肉感的なおゴチソウ。

熟成のきいた豚ロース肉を低温調理でしっとりしあげ、最後にカリッと焼き目をつけた料理も見事。
豚の味を上手に引き出すステキなレシピ。

なにより鍋です。
土鍋の中にあらかじめギッシリ具材を詰め込んでおく。
真っ赤なスープ。
とんこつ系のスープと甘めの中国醤油。
クコの実、山椒、肉桂などなど、漢方薬の原料にもなる中国スパイスを、タップリいれて作ったモノで、そこに野菜。
キャベツにネギ、かいわれ大根、きのこが入り、分厚いお揚げに車麸までもが入ってる。
蓋したまんま火をつけコトコト煮込んでいくと野菜の水気がスープにまじって、煮込んだ野菜のかさが減る。
そこで豚肉をシャブシャブしながら食べる趣向で、これが旨い。
スープのうま味が豚薄切り肉にシッカリのって、何もつけずにそのまま旨い。
豚のうま煮がスープにうつり、鍋の中にあるありとあらゆるモノがおいしくなっていくのがもうたのしくて、ふうふうハフハフ止まらない。

キャベツを食べると甘く感じて、油揚げ食べると辛味を帯びたスープが口の中を潤しキノコはシャキシャキ…、歯ごたえ、味わい、素材によってまるで印象変わっていくのがまたオモシロイ。

〆はラーメン。
中太の縮れ麺をあらかじめ茹で、水でしめたのをバサッと入れて、強火で煮込んで軽く沸騰したらばあとはズルズルと、一気呵成にたぐりこむだけ。
いろんな物のうま味がもれなく溶け込んだスープの旨さにもうウットリで、山椒のしびれと香りが鼻からフワッと抜けて、不思議なほどにお腹スッキリ。
汗をじんわりかくほどに、体が中から温まる…、体のゴチソウ、オキニイリ。

豚肉創作料理やまと銀座２丁目本店

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でもって、今日はひさしぶりにネクタイしめて会食に出た…、胸元がギュッとしまっているだけで気持ちがキリッとするのがうれしくて久しぶりの紳士気分をたのしんだ（笑）。

ところで、こんなネクタイがあるのですね！
「actualsf.com」で売ってる「ZIP Tie」って言う、一本の布生地にジッパーをつけて首に巻き、ジップと上げればネクタイ状になるというモノ。

オモシロイ。
カジュアルな装いのときに胸元がちょっとさみしくなったらコレでジップとおしゃれを気取る…、話題作りにもピッタリでしょう。
ただ、ネクタイっていうモノは細い布をねじって締めるという「行為」が「オトコのやる気をこぶさせる儀式めいた」特別感があるので、これは「やる気をあまり発揮させなくてもすむおしゃれ」ってコトになるかも。
同じ「布切れで股間を隠す」コトでも、「ふんどしを締める」と「タオルを巻き付ける」に大きな違いがあるように…、って思いもしました。
ボクは多分褌派（笑）！

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2013/03/14 (Thu) 銀座イースト：和 Comment(0)

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