朝をラインでニッコリと…。
水道橋の仕事ではじまる一日で、それでここで朝を食べよう…、ついこの前まで、寒々しかった駅前路地も朝の光りがあたたかで、もう春なんだなぁって気持ちも一緒にあたたかくなる。
お店に入るとうれしいコトにボク一人。
お店にとってみればウレシイことではないに違いないけど、空気がキレイで朝の気持ちがのどかになってく…、「独り占めですネ」って言ったら、ついさっきまで忙しかったんですよとニッコリされてホっとする。
アイスコーヒーを飲みたくなった。
手にひんやりと伝わってくる氷の気配がなんだかうれしい。
グラスをそっと持ち上げると、カランと凍った音がして、思わず喉がヒヤッと冷たくなった気がする、これも春。
いつもはハムとキュウリのサンドイッチをメインに選ぶ。
けれど今日はちょっと違ったモノを食べたくて、メニューをみたらピザトーストがある。
そういえば、ここでメニューを見ることなんてはじめてだったかもしれない。
「ピザトーストのセットにしてください」って言ったら、お店の人がビックリしてた。
そのビックリにボクもビックリ(笑)。
やってきたのは典型的なる喫茶店の喫茶店のピザトースト。
いつもはサンドイッチになるイギリスパン。
山だか、フックラ。
焼くとサクサクに仕上がるパンにちょっと甘めのピザソース。
ベーコン、玉ねぎ、ピーマンそれからコーンと具材を散らしてこんがり焼いてる。
とろけるチーズがかなりタップリ。
噛むとトロンとチーズが伸びて、ペトンと唇に張り付いてアチチとなって目が覚めるのが嬉しかったりするオゴチソウ。
サイドにサラダとゆで玉子がついてくるのはいつものサンドイッチと同じスタイル…、そのどちらもがキチンとしていてオキニイリ。
レタスとキュウリをメインに塩でもむように浸かったサラダは、まるでおひたし…、油をまるで感じさせないところが朝のお腹にたのしくアリガタイ。
ちょっと小さめのゆで玉子。
いつもあったか…、しかもスルンと大きく剥けてくれるのがうれしくって今日もそう、プチュンと割ると黄身もほどよく熱が入ってる。
それにしてもこのパン、サックリとした食感がとろけるチーズと相性抜群…、サンドイッチで食べるよりピザトーストの方が本領発揮かもって思ったりした、さぁ、仕事。
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ところでオモシロイ動画をひとつ…、アメリカの通信会社大手「AT&T」が1993年に作成したテレビコマーシャル。
こんな未来をAT&Tは作りますよという内容でちょっとビックリ。
だって20年後の今ってたしかにこのCMの通りですもん。
モニターを指でなぞって本のページをめくるようにしてテキストを読む…、であったり、自動車に搭載されているナビシステム、タブレットPCを彷彿とさせる情報端末。
液晶モニターじゃなくてCRTのディスプレーというところだけは、当時のテクノロジーの限界を感じさせたりしはするけれど、それ以外はまるで今のボクらの生活。
ただ、これらすべてを実現したのはAT&Tのライバル企業というのがなんだか皮肉なり。
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