水道橋で仕事を終えて、次の仕事に向かう途中の昼のコト。
向かう先は飯田橋。
ちょうどオフィスと飯田橋の間に一軒。
前からかなり気になっていたお店があって、それでテクリと散歩気分でそこに向かった。
「博多ラーメンセンター」という店。
その名の通り、博多ラーメンの専門店で、名前が「ラーメンセンター」というなんだか粋でオモシロそうで。
ちょっとわかりづらい路地裏にある。
撮った写真で見ると角地で目立ってるようにみえるのだけど、実はコレ。
表通りからみると裏側。
グルンと回ってそこに入り口という不思議な造り。
お店の中はカウンターだけ。
10人ほども座れば一杯。
時間はオープン直後というのに、続々、お客様がやってきてまたたく間にほどよく満席。
まず券売機で食券を買う。
メニューはとても潔く博多ラーメンにあとはトッピングを選ぶだけ。
おどろくべきが、とんこつラーメンのお店であるのに、獣臭がまるでしないのです…、本当にココは博多ラーメンの店なのか?って思うほどに空気がおいしい。
スタンダードの博多ラーメンにネギを大盛り、キクラゲくわえて注文します。
ほどなくチャッチャとやってくる、そのラーメンも潔い。
飾り気のないまさに博多のラーメンで、淡く白濁したスープ、薄切りチャーシューがペロンと2枚にドッサリ青い博多ネギ、そしてキクラゲ、それ以外のモノはなし。
麺は極細、ストレート…、ザックリ歯ぎれる歯ざわりと、スルンと喉を撫でつつすべりおちていく麺の食感、見事に上等。
スープの香りがおだやかで、だから小麦の風味がフワッと鼻から抜けていくのがなんともうれしくて、お腹の具合が悪くなければ絶対替え玉食べてるだろう…、って確信します!
それにしてもスープのおいしいコトにウットリ。
不必要なうま味や雑味がなくってスッキリ。
脂も控えめ。
ゴクゴク飲んでしまえるほどに癖なくけれどうま味は十分。
滋養に満ちた味とでもいいますか。
なにより後味がスッキリしていて、麺との馴染みも抜群によい。
辛子高菜や紅しょうが、ごまや胡椒と薬味ふんだん。
けれどそれらの味でスープを汚したくなくなるほどに素直なおいしさ。
それでご飯の上にのっける。
ランチタイムはご飯がサービスされるというのでそこに、辛子高菜をためしに乗っけて食べるとこれがまた旨い。
ピリッと辛くて、そんな高菜と一緒にご飯を頬張ってスープをゴクリ。
すると上等スープに辛味が混じってうま味に深みがでてくる…、オモシロイなぁと思いつつスープに浸かって若干しんなりしてきたネギも一緒にのせてご飯をハフハフ。
最初はちょっと物足りないかと思った味も、食べてるうちにどんどんおいしくなってく。
体が覚えるおいしさこそが、また食べたくなる味じゃないかと思ったりする。
食べてたちまち、オキニイリ!
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