昼を有楽町でやさしいランチ。
交通会館という有楽町駅前にある古いビル…、屋上に丸い帽子のような回転レストランを乗っけたビルで一階部分は最近、ご当地食品のショールーム化していてにぎわっているランドマーク的なるビルです。
そこの地下。
気軽な老舗レストランがかなり充実しているランチの殿堂的なる場所でもある。
その中のひとつ、「おかめ」っていう店にやってくる。
甘味のお店。
自家製のあんこがおいしく、おはぎだったりあんみつだったり。
年齢問わぬ、女子の殿堂のような店。
けれどこの店。
軽食類がおいしいのです。
特に焼きそば。
シットリしてて、ウスターソースの味がベースではある。
見た目もお祭り屋台の焼きそばみたいにみえるのだけど、まるで別物。
醤油の風味や出汁のうま味。
そこにソースの酸味が混じって、麺もシットリ。
細いクセしてバサバサ歯切れる歯ごたえもある。
具材はキャベツがほとんどで、つまり「麺をたのしむ」料理になってる。
それに茶飯。
出汁の風味がご飯にシッカリうつったご飯に、胡麻と塩でシッカリ味をととのえた赤飯が一緒に肩を並べた炭水化物的なる弁当。
どれが主食で、どれがおかずかわからぬほどに、どれもおいしく味わい深く、しかもどれもがお腹にたまる。
女子のお店にふさわしからぬほどに満腹もらえる弁当…、けれど決して下世話で大食い風にみえないところがステキ、オキニイリ。
基本的に赤飯は嫌い。
ムチムチしすぎて歯に貼りつくようなもち米の味が嫌いなのです。
けれどココの赤飯は不思議とOK。
何故なんだろう。
お豆の量が少ないから?
あるいはあずきがやわらかくなく、奥歯でグシャッと潰れないから?
塩が多めで味にメリハリついてるところももち米っぽい甘みを抑えておいしく感じる。
シットリとした焼きそばと、茶飯が触れるところのお米がコンガリ色になっていて、焼きそば風味がとてもおいしい。
焦げた香りがするのです。
疲れたお腹に食欲わかせる、おいしい香り。
それからおでん。
はんぺん、竹輪。
大根、こんにゃくと、どれも出汁をタップリ吸って、ふっくらとした食感のモノ。
特にはんぺん。
口に含むとジュワッと崩れる。
崩れて口に出汁をタップリ吐き出して、一緒に食べる御飯ややきそば、みずみずしくする。
なんておいしい組み合わせ。
お腹の中がシットリとして、体が中から癒される。
ココの雑煮やきしめんも、これまたおいしく次はそれ…、って思いながらもあとにする。
関連ランキング:甘味処 | 有楽町駅、銀座駅、日比谷駅
[0回]
PR