銀座でちょっと打ち合わせ…、喫茶店でお茶でも飲みつつとそれで「カフェーパウリスタ」を選んできました。
銀座8丁目の長崎センタービルの1F。
明治44年開業、日本ではじめてのカフェがこの店という由緒あるお店であります…、当時は銀座6丁目にて昭和になってから今の場所へと移転再会。
おそらくこの店を参考にして日本中に今の喫茶店が広まっていったのでしょう。
特別変わったところはないけど、おいしいコーヒーがたのしく飲める。
しかもお店の人のサービス的確…、おなじみさんの顔をシッカリ覚えて、声を明るくかける、飲食店っていいよなぁってウットリします、オキニイリ。
ちなみにこの店、正式名称「銀座カフェーパウリスタ」、住所も銀座8丁目なのに食べログのページでは「新橋」に分類されてる…、なんて理不尽、かわいそう。
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それから家に帰ろうと、有楽町の駅に向かう途中で前から気になってた店。
日比谷通りをまたぐ山手線のガード下…、日比谷と銀座をつなぐタイムマシンのような通路があってそこに昭和風情の飲食店が一軒ある。
朝早くから深夜まで営業している元気な店で、そういやココの漬け丼朝食はワンコインで旨いんだった…、長い間来てないなぁと思いながらも今日の目的はその隣にある店。
「慶屋」という名前の蕎麦とうどんのお店で中でも、カレーうどんが旨いという。
のれんたなびく、一見すると立ち食い蕎麦屋のように見える。
こういう気軽な風情の店でも、はじめて入るときにはいささか緊張するモノ。
のれんをパラッとめくって中に。
壁に小さな貼り紙がある。
当店は立ち食いの店ではございません。
手打ちの麺を使っています。
だから少々、お時間頂戴いたします…、と。
たしかに注文してから10分近くかかりましたか。
麺を茹で、ザブザブ洗ってキリッと〆て、再び温め、その傍らでカレー・スープを手鍋で作る。
お待たせしました、と出てきた料理がなんともステキ。
湯気と一緒にカレーと出汁の香りがホワリ。
うどんは細めで、ツルンと表面なめらかだけど歯ごたえのある独特の麺。
しかも塩の味がシッカリのっていて、うどん自体がそもそも旨い。
スープは辛味が控えめで、出汁の旨味とカレーの風味がとても鮮やか…、やさしい辛味が最後にどっしり舌に残って体をあたたかくする。
玉ねぎ、豚肉、そしてネギと具材は最小限にしてけれど麺とスープが旨いんだからそれで十分…、ご飯がついてたった550円という値段が申し訳なくなるほどの出来。
うどんを全部食べ終えて、カレースープをおかずにご飯を味わうと、見事、茶碗の中も丼の中も何も残らずお腹の中に収まった。
おごちそうさんとお店をでると、思わず笑顔になっていた!…、銀座界隈で飲んだらココで〆にしなくちゃモッタイナイ、って思ったりした、オキニイリ。
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