打ち合わせまでに時間があって、それでニッコリ、スタバに向かいジンジャーブレッドラテを飲む。
ホリデーシーズンの到来を告げる飲み物…、ジンジャーブレッドクッキーの味わい、風味にそれから香りをラテに移して再現したもの。
今の時期にアメリカのショッピングセンターに行くとこうした甘くてスパイシーな香りがしてくる…、どこからやってくるんだろう、と思って香りの方に向かうと、大抵そこにはクリスマスツリーが飾られていて、むせ返るような甘い匂いがそこから漂う。
大切な人へのプレゼントをそろそろ準備しなくちゃねぇ、って思い出させるこの香り…、今年は何をテーマにしてホリデーシーズンを迎えよう。
エスプレッソの苦味と一緒に口に広がるスティームミルクと生姜の香りにウットリしながら、シンミリ思う…、さてさて仕事といたします。
無性に食べたいものがあり、場所は銀座でお店も近い。
それで「はしご」にまいります。
ラーメンの店。
…、ではあるのだけれど、ちょっと上等な雰囲気とお店の人のキリッと働くさまに背筋が伸びる店。
凛とした空気が支配している店で、だから夜にくるのも悪くない。
だんだん排骨麺を選んでたのむ。
ココならではの排骨。
それからスープに麺をたのしむコトができるどうにもオキニイリ。
担々麺のお店はたくさんありはする。
サラサラ系とポッテリ系の二種類があり、どちらかといえばボクはポッテリ系の方が好きなのですね。
スープ麺というよりも水気の多いパスタのようなコッテリスープが麺にからみつく、その独特が大好きでけれどこの店。
サラッと系のスープでスッキリ。
担々麺といわず「だんだん麺」と自ら呼ぶのもその独特のスープ故じゃないかと思う。
ベースは素直なシッカリとした醤油味。
江戸前ラーメンのようなうま味をほどよくたたえたスープに辛みと胡麻の風味がドッシリからむ。
スープ自体に主張がないから、スパイシーなタレの特徴を思う存分引き出すのでしょう。
最初の一口は決して辛いと思わないのに、後から後から辛さがつのって頭のてっぺんから汗が吹き出す、なのに口が辛さに負けるかというと決してそんなコトはない。
ココロの余裕を保ったままで辛さを味わうコトができるのが見事なバランス。
カレーの風味がフワっと漂う、素性正しい排骨は肉の中にまでしっかりと醤油ダレの味が入ってて表面サクッと揚がってる。
噛みしめる楽しみがあり、しかも徐々にスープを吸い込み衣がトロンとなめらかになる。
どんどん食感がやさしく変容していくところがまたオモシロイ。
細くてザクッと歯ぎれる麺も上等で来て食べる度、あまりの完成度の高さにウットリしながら大盛りにすればよかったって後悔するほど。
ご飯をもらって柚子の風味のタクワンを乗っけて食べると、これが程よき口休めにて次の一口がピリッと辛さを取り戻す…、だから麺は控えめ量でという事なのでありましょう。
ゴチソウサマって立ち上がり、また来なくちゃって思ってニッコリ、また来よう。
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